1990年に建てられた、新・瑞暉亭の広間
スウェーデンのOさんからメールが届きました。
新・瑞暉亭のことを知りたい、日本にも紹介したい・・・という要望に応えて、
関連の記事を翻訳してくださっています(アリガトウ!)。
そんなOさんの近況を今日はお茶だよりとしてご紹介します。
瑞暉亭という茶室を中心にイキイキと活動されているOさんやスウェーデン淡交会のお仲間の様子が垣間見られ、
お茶仲間として心からエールを送ります。
スウェーデン民族博物館
Oさんからのメール
暁庵さまへ
暑さが和らぎ これからはいい季節ですね。
私は毎年10月から11月ごろ日本へ旅行するのですが、今年は帰ったばかりなのでちょっと残念です。
先日瑞暉亭を借りて、スウェーデン淡交会の仲間で茶箱の月点前をやりました。
残念ながらお天気がいまいちで満月はみれませんでしたが・・・。
私は和菓子をつくり好評でしたよ・・・。
お月見の菓子
遅くなりましたが1990年代の民族博物館長のウーラ・ワグナーさんの書いた記事を訳したので送ります。
あくまで私の訳だから、文章は先生の手で直してください。
何しろ翻訳したのは何年ぶりかで、日本語がちょと怪しいかもしれませんので、よろしくお願いします。
一応新瑞暉亭の建設について少しはわかると思います。
瑞暉亭についていろいろな方が書かれたのがあり、瑞暉亭のタイトルで一冊の本になり1996年出版されています。
今回のウーラさんの文はその中のものです。
その本の中にイーダさんのお孫さんが書かれた文があり訳してみますが、もう少し時間をください。
新・瑞暉亭の躙り口
去年(2015年)は瑞暉亭25周年記念で修復工事が行われました。
これもすべて寄贈金で行われ、京都から3人の職人さんがみえました。
この時のビデオが博物館のサイトにあるので見てみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=Y-UUBFf2YRY
旧瑞暉亭を寄贈した藤原銀次郎さんの親戚の方もスウェーデンへ来られて、この修復工事に力を注いで援助されました。
修復工事の案を出され、活動をした方が資金集めに今年「瑞暉亭の友の会」を発足されました。
Oさん宅の林檎の木
Yさんお稽古頑張ってらっしゃいますね。
それにお茶サロンの話や先生のブログをとても楽しみにしています。
こちらは日本の柿のように枝が垂れ下がった林檎の木をよく見かけます。
我が家も2本の林檎の木がありますが、年によっては取れすぎて困ることもあります。
自然の中で採れるブルーべりーはやはりスウェーデンならではでしょうね。
瑞暉亭 先生にこんなに興味を持っていただいて、訳した記事がお役に立てば嬉しいです。
では次はイーダ・トロツィグのお孫さんの記事を訳して送ります。 Oより
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