犬養万葉今昔―犬養孝先生著「万葉の旅」を訪ねて

犬養孝先生名著「万葉の旅」記載の万葉故地309箇所を訪ね、先生が撮られれたのと同じ場所に立った写真撮影を目指す紀行。

●犬養先生歌碑(明日香)

2007年10月28日 | 紀行お知らせ
明日香村にある犬養先生の歌碑15基です。
歌碑の字までは見えませんが、雰囲気を楽しんでください。
実物は ぜひ現地に足をお運びください。
■7 明日香風
    采女(うねめ)の 袖吹きかへす 明日香風
     都を遠み いたづらに吹く
■2 雷丘
    大君は 神にしあれば 天雲(あまくも)の
     雷(いかづち)の上に 廬(いほり)りせるかも
■6 明日香のかはづ
    今日もかも 明日香の川の 夕さらず
     かはづ鳴く瀬の 清(さや)けくあるらむ

■10 飛鳥新都
    大君は 神にしあれば 赤駒(あかごま)の
     はらばふ田居(たゐ)を 都となしつ
■18 山清水
    山吹の 立ちよそいたる 山清水
     汲(く)みに行かめど 道の知らなく
■11 大原の里
    わが里に 大雪(おおゆき)降れり 大原(おおはら)の
     古りにし里に 降らまくは後
    わが岡の おかみにいひて 降らしめし
     雪の摧(くだ)けし そこに散りけむ
■17 真神の原
    大口(おおくち)の 真神(まかみ)の原に 降る雪は
     いたくな降りそ 家もあらなくに



■24 檜隈川
    さ檜隈(ひのくま) 檜隈川の 瀬を速み
     君が手取らば 言(こと)寄せむかも
■21 川原寺
    世間(よのなか)の 繁き仮廬(かりほ)に 住み住みて
     至らむ国の たづき知らずも
■20 明日香川の玉藻
    明日香川 瀬々(せぜ)の玉藻の うちなびき
     情(こころ)は妹に 寄りにけるかも

■23 紅の赤裳
    立ちて思ひ ゐてもそ念(おも)ふ くれなゐの
     赤裳(あかも)裾引き 去(い)にし姿を
■26 嶋の宮
     嶋の宮 上(かみ)の池なる 放(はな)ち鳥
      荒(あら)びな行きそ 君いまさずとも
■29 明日香川七瀬の淀
     明日香川 七瀬(ななせ)の淀に 住む鳥も
      心あれこそ 波立てざらめ
■30 明日香川の石橋
     明日香川 明日も渡らむ 石橋(いははし)の
      遠き心は 思ほえぬかも
■28 南淵山
     御食(みけ)向かふ 南淵山の 巌(いはお)には
      降りしはだれか 消え残りたる

■060飛鳥・藤原京

2007年10月24日 | 今昔(2)飛鳥・藤原京
★万葉のメイン舞台、古代の息吹を感じてください
(歌碑は、甘樫丘にある犬養先生1号碑)



――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
<訳してみよう万葉集>へ

【万葉歌みじか物語】はこちら






■リンク先
      
      

■061飛鳥・藤原京

2007年10月24日 | 今昔(2)飛鳥・藤原京
★明日香に思いを馳せる人、明日香を逍遥した人、にとって懐かしい地図です
(歌碑は、飛鳥坐神社石段上のもの)



――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
<訳してみよう万葉集>へ

【万葉歌みじか物語】はこちら






■リンク先
      
      

■062剱の池

2007年10月24日 | 今昔(2)飛鳥・藤原京
★橿原神宮駅から東へ明日香方面を目指せば最初に出会う万葉故地。
右手の森は、孝元天皇陵。



――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
<訳してみよう万葉集>へ

【万葉歌みじか物語】はこちら






■リンク先
      
      

■063軽

2007年10月24日 | 今昔(2)飛鳥・藤原京
★こじんまりした集落中にある。いつ行っても道を間違う。



――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
<訳してみよう万葉集>へ

【万葉歌みじか物語】はこちら






■リンク先
      
      

■064桧隈川

2007年10月24日 | 今昔(2)飛鳥・藤原京
★川の角度、山の姿はここだが、於美阿志神社は中央に見えない。まさか、犬養先生が神社を見間違うとは考えられないが・・・。



――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
<訳してみよう万葉集>へ

【万葉歌みじか物語】はこちら






■リンク先
      
      

■065桧隈大内陵

2007年10月24日 | 今昔(2)飛鳥・藤原京
★壬申の乱を共に戦い、その後の古代国家の礎を築いた天武天皇と皇后(持統天皇)。



――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
<訳してみよう万葉集>へ

【万葉歌みじか物語】はこちら






■リンク先
      
      

■066桧隈大内陵

2007年10月24日 | 今昔(2)飛鳥・藤原京
★高松塚からの広い道に面して、
一昔前の田舎道の中の雰囲気はなくなったが。



――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
<訳してみよう万葉集>へ

【万葉歌みじか物語】はこちら






■リンク先
      
      

■067文武天皇陵

2007年10月24日 | 今昔(2)飛鳥・藤原京
★高松塚周辺のざわつきから離れて、静けさの中にしずもる小円墳。



――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
<訳してみよう万葉集>へ

【万葉歌みじか物語】はこちら






■リンク先
      
      

■070明日香川

2007年10月22日 | 今昔(2)飛鳥・藤原京
★小さな里川にすぎないが、読まれた歌からは生活に根ざした川だと分かる。



――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
<訳してみよう万葉集>へ

【万葉歌みじか物語】はこちら






■リンク先
      
      

■072南淵山

2007年10月22日 | 今昔(2)飛鳥・藤原京
★冬枯れの田を 雪の降ったあとに 撮りに来よう



――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
<訳してみよう万葉集>へ

【万葉歌みじか物語】はこちら






■リンク先
      
      

■073細川

2007年10月22日 | 今昔(2)飛鳥・藤原京
★多武峰から冬野川(細川)沿いに下りてくる道は楽しい



――――――――――――――――――――
【新しい試みです】
「歌心関西訳」の作成過程をご覧ください。
これなら あなたも 訳せますよ。
<訳してみよう万葉集>へ

【万葉歌みじか物語】はこちら






■リンク先