いつか、史観を含めたドキュメント畑の本を著す機会もあろうかと、
文体を変えつつ読者さんたちのご意見を伺ったら、圧倒的に「です・ます調」が
読みやすいということで、今の形に定着しています。
私は本来、性格からして「だ」という断言調が生理にはそぐわしかった
のですが、今ではこちらの文章に馴染んでしまいました。
「です・ます」で書いていると粗雑なもの言いが出来ないことも、利点の
1つです。時折「わたくし」という一人称を用いることもありますが、
「わたくし」と出ると、その後お行儀の良い文章でないとつながらなくなります。
粗野な文章へのブレーキともなり、今の文体に落ち着いているのですが、
ブログは発信ということの他に、文章の日々の練磨という目的もあるので、
時には「だ」と、言い切る文章も今後、試みてみようと思います。
おちゃらけ文も訓練という意味で、時に心がけるかもしれないので
面食らわないでくださいね。
粗雑な言葉と言えば「朝まで生テレビ！」が不得手です。論者が
時として口角泡を飛ばす様が見苦しく、他者の言葉を奪って
自分の意見をかぶせるさまが、ひどく「日本人離れ」していて
下品だからです。
それが、大晦日の昨夜、つい見てしまったというのが「生前退位」に
ついての論戦だったからですが・・・・・
見ていても、これといった意見は出ず、というのもメンバーが
予定調和的に1つの意見に偏った構成で、内閣の設けた
有識者会議に置ける櫻井よしこ氏や、渡部昇一氏のごとき、
明確な理由を掲げて、生前退位に反対する立場の人が
いなかったからです。
田原総一朗氏は「神武天皇などいない」と言ってのけ、この方なら格別
驚くほどの発言ではなかったにせよ、こういう中立でない人の
司会では、どのみちどの話題を取り上げようと、行き着く先は
ほぼ同じ方向でしょう。
神武天皇を否定するというのは、皇統の否定であり、皇室の
不要論なのです。
いかにも、唯物論者の結論ではありますが、となれば祭祀など
ややこしく人に苦役を強いるだけの迷信でしかありません。
ここで、皇室を肯定的に捉えるかどうかの分かれ道があります。
神道の祭祀王としての天皇を認めねば、天皇など誰でも
よくなってしまいます。そしてまさしく、田原総一朗氏に代表される
唯物主義の人たちは、皇統への尊崇は無く、神武天皇への
否定となり、これは薨去された三笠宮殿下もそうでいらっしゃいました。
また皇太子殿下のお父上、小和田恒氏も同様です。
だからこそ、彼らの口からは「人権」などという言葉が出されます。
およそ祭祀の何たるかを心得ず、となれば天皇の地位など
単に財力と権力でしかあり得ず、皇室の何たるかを見失います。
多少霊感があれば、それなりの格ある神社で感じる霊気、神気というものが
あります。なかんずく皇祖神の祀られた伊勢神宮で、何も感じないという人は
日本人ではありません。
いえ、それは正確な言い方ではなく、およそ神なるものをキャッチする
感性を備えた人々なら、「人間以上の何か」Somethig Greatの存在を
国籍にかかわらず、感知します。
神を感知する能力の欠けた人たちが、皇室を論じては恐ろしく的外れです。
それが、「朝まで」を見た改めての感想でした。
神武天皇という「神話」を足蹴にする人々に、神は姿を見せません。
神話こそが皇室の源泉なのであり、「ご公務」などと役人めく
仕事のために、その存在があるのではありません。
公務が出来なくなったから天皇を退く、というのは天皇をあたかも
会社組織における「役職」だという感性だからでしょう。
学習院時代の今上陛下はご学友に将来、天皇となった時の理想を
こう語られていた、と仄聞しています。
朝、仕事を始めたら五時には止めて、残りの時間は家庭を大切にしたい、と。
想像ですが、これはGHQ派遣の洗脳担当員、バイニング夫人に刷り込まれた感性であろうかと、私は思います。
おそらく今上陛下も、神武天皇の存在を信じてはいらっしゃらないのでしょう。
さればこそ、先祖の一人に半島出身の女性がいるなどとおっしゃり、
韓国では「皇室の先祖に韓国人」は定説となってしまっています。
およそ、日本人が何かことがあっても、一致団結して来たDNAの
基底には天皇陛下と皇室があり、日本人のDNAを辿ればすべからく、
神武天皇に行き着くという「一体感」が、日本という国をひとつにまとめ、
四方八方を海の要塞に護られていた島の中で、同族として身を寄せ合い心の防波堤を形成し特有の精神文化を花開かせて来ました。
昨今、それが急速に崩れ果てていて、敗戦時にGHQが仕掛けたままの
道筋を辿っているように、私には見えます。
天皇陛下が「平和憲法護持論」など、国民の意見を二分し、また現政権の
姿勢を批判するような立場を示されると、それは古来よりの一体感を
損ない「分離」を国民に強いてしまいます。
「生前退位」もお考え違いから来ている、と畏れながら私は思います。
明けて新年、いきなり「秋篠宮殿下が皇太子としての待遇に」という
報道で、いよいよ「始まったか」と頭から冷水を浴びせかけられた
思いでした。
というのは、生前退位がいよいよリアルに動き始めた、ということだからです。
秋篠宮殿下が皇位継承順位１位の扱いになられるということは、
現皇太子殿下が、天皇陛下に雅子妃が皇后陛下になられるという
ことではないのですか？
皇太子殿下は、祭祀がお出来になる身体状況にはおありでは
ございません。となれば、皇室から天皇親修の祭祀が廃絶になって
しまいます。もし雅子さまが皇后陛下にお成りになられるというのなら、
私も腹をくくり、それがいかに皇室と日本にとってリスキーなことか
具体的に述べねばならなくなります。
今のところ、報道の口調が現皇太子と皇太子妃になぜか向けられてなく、
歯切れがよろしくないので・・・・・なんともまだ断言ははばかられる
部分が残るのですが、あるいはしばらく天皇不在のまま上皇としての
今上陛下と、現皇太子と、皇太子扱いとなる秋篠宮殿下と
並列なさる状態・・・・・はよもやないとは、思うのですが。
もし、一代限りの特措法成立が先になるなら、現在実質的に
皇太子としての公務を一家でこなされている秋篠宮家に
対して、計上される予算増額というのはあり得るでしょう。
いかにも現在は予算が少なく、警備も信じられないくらいに手薄ですから。
実質的廃太子の上、秋篠宮殿下が皇位継承権
第一位？・・・・は、ほぼあり得ないと思われますが。
現情報だけでは、読みきれません。続報を待ちたいと思います。
はっきりしているのは、秋篠宮殿下が皇位継承権第一位になられるなら、
ずっと画策され続けてきた愛子さま天皇擁立論はひとまず、潰えたということ
なのでしょう。
次は本日の「神武天皇」から敷衍して、アマテラスオオミカミについて、そして女性天皇ありやなしやということを述べてみたいと思います。
＊誤変換その他、文章の瑕疵は後ほど推敲します。
＊皇室に関するコメントは、内容は自由ですが言葉遣いに敬意を
失わぬようお願いします。
昨年までは「かんむ天皇」だと思っていた恥ずかしさと情けなさ。
戦後自虐教育を受け小学生の時祖父に「象徴なんて良くわからない天皇はいらないでしょ？」などと言って「そんな事はない」と静かに反論していた祖父。
が、何故か母が子供時代に読んだ旧漢字仮名遣いの「古事記」を興味深く読んでもいました。
物語、ファンタジーが好きなせいだと思っていましたが。
先のコメントに霊感無しと書きましたが神社などにはいつも清々しい気を感じます。
somthing greatを自然や宇宙に感じる心は人種、宗教を越えて有りますよね。中韓は疑問符がつきますが。
太陽拝を続けてみます。
続きの記事を楽しみにしています。
10年前は、これでヨーロッパの王室のように王座が男女平等になってよかった！祭嗣も男系が続く意味も全くわかっていなかった。
教育も政府もメディアも教えようとも知らせようともしない。
まさか、天皇皇后がそれを願っているとは思っていませんでしたが。
GHQの仕掛けた陰謀を阻止したい！
ネットを知る前はGHQの占領政策に感謝していたのですから。
愛子さんへの継承は、ひとまず止まったのは
少しほっとしますが
皇太子が天皇となると、もう見ていられない状況になると思います。
ただ知らない人は、そこまで感心もないし
皇太子の体のことや、小和田氏の件もしらないと思います。
マスコミが伝えないものを、なんとか広げるしかないと感じています。
元旦から、暗い話題は投稿したくなかったのですが、早速、田原総一朗さんの見過ごせぬ発言・番組が本日元旦に放送。
大阪・MBS毎日放送ラジオ・14時からの新春特番のワンコーナーで、田原さんのインタビューと政権批判が繰り返されました。
｢ｳｲﾙ｣から分裂した花田紀凱さん責任編集の｢月刊Hanada｣２月号を、宜しければ皆様方に御覧頂ければ幸いです。
産経新聞の阿比留瑠比さんと元TBSの山口敬之さんによる対談｢希代の戦略家・安倍晋三｣が掲載されているのですが、これを田原さんが猛批判！
｢権力を非難しないジャーナリストはけしからん！｣
｢この毎日放送も安倍政権を批判出来ないタブーがあるでしょう？｣
｢最近のメディアは間違っている｣云々の趣旨。
問題の対談は如何にメディアが偏向し反日的な方向性に加担しているか・・、対して、かつての福田康夫総理には如何に記者クラブやメディアのトップが露骨に迎向し、無批判だったか、知られざる部分もきちんと指摘した有意義な対談だったのですが・・！
確かに田原さんの御意見にも一理はあるでしょうが、それこそタブー云々を言うのであれば、先日、けん様が御指摘されたような中韓の様々な問題こそ、メディアではタブーでしょう・・。
東京新聞の長谷川幸博さんも仰っていましたが、何でもかんでも、国や政府を非難するだけでは解決、より良い社会にはならず、まさに田原さん御自身もそれを信条とされている事は公言されていた筈なのに・・。
先生も｢朝まで生テレビ｣を御覧になったようですが、パネラーが毎度お馴染みの青木理氏、小林よしのり氏らで、魅力を感じず、見る気が失せましたが、いつも歯切れの良い三浦留衣さんも昨晩は精彩を欠いておられる印象で、小林さんが｢真の保守｣とテロップ・紹介されていたのには失笑・呆れました。
呆れたと申せば、私事ですが、先日、都内で大ファンの某ベテラン俳優兼歌手のお方のクリスマスディナーショーに関係者の方からお誘いを受けて出席させて頂いたのですが、前座にそのお方が可愛がっておられるマジシャンの方々によるマジックショーやお笑い芸人の方々によるコントが披露されたのですが、その内のお一人の無名芸人さんのお粗末な事・・。
自身で｢最近、フジテレビの関係者にネタを披露して、大好評でしたが、テレビでは放送出来ないと言われました｣旨、嬉々として語り、漫談開始。
曰く｢トランプ候補の当選に驚く事はありません！日本は安倍晋三なんですよ！｣
｢北朝鮮の核実験は地下でやっているのに、驚く事はありません、日本は地上で福島原発を爆発させてしまったんですよ！｣
｢ガラの悪い外国人に驚く事はありません、在特会みたいな方々が日本にいるんですから！｣云々。
会場は爆笑でしたが、小生、前座はどうでも良い感覚で、バイキング料理を皿にもりながら、背中を向けて拝聴していたのですが、何が面白いのか理解出来ず、｢こんな事が言える日本は平和で素晴らしいな・・｣と改めて失笑致しました。
会場に殆んど背中を向けていたので、聴衆の方々がどの程度好意的だったのか分かりませんが、北朝鮮や中国、シリアで政府批判なら命懸けでしょうが、日本のような民主国家で政府批判云々は只の平和ボケ・いい気になっているだけでしょう・・。
只、主役の俳優兼歌手のお方は普段政治的な事は一切仰る方ではないので、パトロン的に舞台に立たせてあげただけ・・と思いたいのですが・・。
逆に中国や韓国を馬鹿にしたようなコントや漫談はすぐさま、差別的と糾弾されるでしょうし、祖国を卑下するのが、リスクもなく簡単で、まるでかっこ良いと思うような日本の大衆芸能レベルは悲しい事です。
小生、先日申し上げたようにヘイトスピーチには反対ですが、けん様や皆様方が仰るように、余りにも日本国内・同胞にも敵が多いのは事実でしょうね・・。
井沢先生、読者の皆様、本年も宜しくお願い申し上げます。
神武天皇が祭られている橿原神宮に
何回か参拝いたしました。畝傍山を背後に控えた社殿は、雄大でとても素晴らしいです。 秋篠宮親王殿下、紀子妃殿下も
何回も参拝されておられます。この間は
佳子さまが御一人で参拝されました。
秋篠宮家の方達の血の中に皇祖である
神武天皇から続いているDNA(遺伝子)が
伝えられているからこそ、自然に数多く橿原神宮に参拝されておられるのだと想います。男系の遺伝子を辿れば皇祖である神武天皇に行きつき、更に神代の神々様まで行き着くのです。 日本人(大和人)であれば、自然と分かる事ではないでしょうか。
今の日本では 国も地方自治体も 議員・官僚・公務員すなわち あらゆる公職において 帰化人・在日朝鮮人が当然の如くに要職・中枢にまで浸食して居ます。この事実が証明して居る事は、既に日本国においては日本人による秩序ではなく、朝鮮人による秩序が形成され、更にそれが日々 拡大・増強されている事なのです。
公職に就く者が、法を制定し 法による秩序を形成して、「何人も」法に服従させる権力を直接に有するのです。
朝鮮人を 公職から排除しなければなりません。日本は日本人の国であり、 法による秩序の形成に 何よりも日本人の精神が体現されねばならないのです。
このままでは、日本の 法による秩序こそが、朝鮮人の無神論による弱肉強食の 劣悪なる朝鮮半島の劣悪なる秩序にまで日本を劣化させて行く事に成るでしょう。
朝鮮半島は 日本の統合による三十五年の「良き統治の経験」を得たにもかかわらず、その後から今日に至る七十余年間、朝鮮人自身には「良き統治」が不可能であった事を証明するだけの歴史しか無い。現在も韓国は国として崩壊しつつあり、軍事独裁者が君臨する歴史しか無い北朝鮮が 半島の支配を遂に果たすかという状況です。
このような朝鮮人に 日本の公職の すなわち法の権限を与えてはならないのです。日本が 法によって 朝鮮のレベルの 劣悪国に成り下がる事に成るからです。この危機感を 私は 皆様に 訴えたいのです。
そのような事を明確に知ったのもネットにおいて。つい昨年の事。
子供時代に読んだ旧漢字、仮名遣いの「古事記」
神話の物語として無邪気に読みましたが、本当であれば良いな、いや、本当かもしれないと感じたものです。
ギリシャローマ神話や他の地域の様々な神話、伝承。共通するものもあれば、その地域の民族の元となる精神が見事に反映されてもいる。
神代の神々は日本人の大和民族のご先祖様なのですね。