☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

28才の空白

2009-02-28 20:21:56 | Weblog
履歴書を書く回数が増えて、封印していた6ヵ月が蘇ってくる。

20代前半、「28才」という年齢に憧れていた。
キャピキャピした若さから卒業して、大人の印象。でもまだおばさんでもなく、一番カッコイイ年齢だと思っていた。
だから28才の自分は、その人生の中で一番輝いていると信じていた。

地図製作の仕事で身体を壊し、広告デザインの個人事務所で働いていた。
でも仕事に限界を感じていた27才。
知り合いの測量会社の社長に地図製作の個人事務所を紹介された。
「ああ、また地図の世界に戻れるのだ」と二つ返事で受け入れた事務所。

社長が一人で切り盛りしていた。
自宅に建て増しして作った事務所である。
働き始めて初めて知った。完璧セクハラおやじである。
当時まだ35才くらいだったが、来るお客さんと話すのは下ネタばかり。
いつも命令される男子トイレの掃除。
掃除は今までの会社でもやっていたけれど、こんなセクハラおやじの使うトイレを掃除するなんて、なんだか屈辱の気持ちだった。

毎日の言動が全て不愉快だった。
でも我慢した。

ある日、仕事のしすぎで腰痛になり、歩くことさえ苦痛になった。
昼休み、辛くて横になっていた。
それを見ていた社長が、午後から請負先に図面を届けろという。
帯広は地方都市だが、西の端から東の端の会社に図面を届けるのは、車でも1時間以上時間がかかる。社長は午後、腰痛で歩けない私に、二度も届けさせた。
血も涙もない奴だと悟った。

社長の父親は、私の車の雪を下ろしたりして親切にしてくれた。
でもそれは下心があったからだ。
社長は独身だった。何ヶ月か経った頃、私に結婚を迫ってきた。

このころ、もう一人アルバイトの男性と、3人で仕事をしていたのだが、社長は午後5時を過ぎると自宅に戻り、夕食を食べ、お風呂に入り、TVを見て、午後9時頃事務所に戻ってきて仕事を再開する。
でも雇われている私たちはその間ずーっと仕事をさせられ、社長が戻ってきてからも延々夜中まで仕事をするのだ。
私は女性だったから少し早めに帰宅できたが、もう一人の男性は、夜中の2時3時まで仕事をした。
その理不尽さに耐えられなくなり、彼はバイト代も貰わずに失踪した。
朝8時半から夜中の3時まで、毎日続くはずがない。
なのに、社長は彼を「ダメな男呼ばわり」していた。

あの頃、私の救いは劇団だった。
好きな芝居のことだけ考えていたかった。追い詰められた日は稽古にも行けなかった。
平日の夜実家に帰りTVを見て、帯広までまた戻る日だった。
実家に帰ると気が緩むのか、何を見ても泣いていた。

今でいう鬱状態になっていたのかな?
精神がボロボロだった。
劇団の代表が察してよく食事に呼んでくれた。
その頃の心のよりどころだった。

そして半年が経って、体調不良を理由にその事務所を辞めた。
先の見通しなど何もない。とにかく逃げ出したかった。
辞める日。後ろ髪など引かれるはずも無く、とにかく解放されたことが嬉しかった。

一番なりたかった28歳なのに、一番情けない28歳だった。
封印していたから思い出しもしなかったけれど、記憶が蘇ってくるとおんなじ私がいて泣きたくなる。

長い人生のたった半年なのに、封印したいということは、心の中にわだかまりが残っているということだ。
懐かしいと大人の目線で振り返ることもできない日々だった。

その後わたしは札幌に来た。
新しい人と出会い、新しい空気を吸い、前向きに生きる喜びを感じた。
もうあの頃の鬱鬱した自分に戻りたくない。
自ら道を切り開いて行きたい。

私にとって20代は悩んで悩んで修行していたなーと思う。
28歳のだめな私が、今の自分に教えてくれることは計り知れない。

今でも履歴書には半年の空白がある。
でももっと年をとり、28歳のわたしを「頑張っていたね」と思いやる私がいるのかもしれない。
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根性

2009-02-26 18:30:21 | 山・散歩・ジョギング
カラオケボックスでのフルートの練習は、値段も安いこともあって、お散歩の目的地としてはちょうどいい距離。
夏場は車で行ってたこともあって、譜面台を持って行っていた。
だが秋頃から歩き始めたので、重すぎて肩凝りがひどく、カラオケボックスの画面の上に楽譜を載せて練習した。

でも最近、部屋を覗く人が多く、モニターの場所によっては覗く人と目が合ったりしてなんだかちょっと怖い。

そこで、登山グッズのカラビナを使って後ろ側にぶら下げ、ウエストを固定するバンドでぶらぶらしないようにした。
これだと手に持たなくてもいいので、颯爽と歩ける。
カラオケボックスの部屋の、外からあまり見えない場所で、通路に背を向けて練習すれば、覗かれても気がつかない。

でもさー、帰ってきてこの荷物を見ると、ここまでやるかね、と思ってしまった。
不思議な荷物だよね。
釣り竿に見えないこともないね。
毎日同じ時間にもしかして出会っている人がいるかもしれないけれど、これからどこに行くのかねぇ、なんて思っているかも。

しかも最近は持ち歩く楽譜が多くなって(練習したい曲がみんなバラバラの冊子だから)毎日過酷な訓練をしに歩いているみたい。
やっぱり譜面台は置いて行こうかな。
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涙もろい日

2009-02-25 23:56:07 | Weblog
2/25はハローワークに行く日。
5等日で給料日、しかも除雪車が一斉に動いていて、東北通は大渋滞。
ある程度渋滞を覚悟しなくてはならない時間帯だったので、焦らず車の中でオペラを聴いていた。
何度も聴いたことのあるCDなのだが、「イタリア古典歌曲 Caro mio ben」が流れてきたら、涙がボロボロこぼれて来た。何故?自分自身でも戸惑うくらい不思議な感覚だった。

ハローワークから帰ってきてインターネットで歌の意味を調べると「愛する人よ、私を捨てないで」という内容の歌詞だという。
今の私の心境?いや違う(^_^;)
聴いたことのある曲だったが、タイトルを知ったのはこのCDだった。

そんな不思議な感覚な時間を過ごしたあとは、日常の普通の生活に戻るのだが・・・

夜、夕食も食べてTVを見ていた。
伊能忠敬や間宮林蔵の番組があった。後半うつらうつらしていた時、耳になじんだ曲が聴こえてきた。
アンジェラアキの「手紙」だった。
「songs」という特集番組。ハーフであることの苦しみ、アメリカで音楽を始めて認められなかった苦しみ、愛する人と過ごし別れてしまった苦しみ、そんな苦しみを抱えて生きてきた人なんだな、と思った。
シンプルで素直にメッセージを伝えられる才能と強さを持って生きている。
痛みの分かる人は、人の痛みを癒す力を持っているんだな、と思った。
最後に流れた「手紙」卒業バージョンだったっけ?
あの曲を聴いていて、また涙がボロボロこぼれてくる。
ああ、今日一日、涙で始まり涙で終わったのでありました。
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ハウス

2009-02-24 22:32:29 | ~パッチワークの丘便り~
予定を一日ずらして美瑛に行った。
美瑛ではセンターハウスの中の棚や換気口を設置する。
ギャラリーとガーデンの間に設けたセンターハウス。
ゆっくり寛ぐのにちょうどいい。

相変わらず鳥たちが賑やかだ。
アカゲラ、シジュウカラ、ゴジュウカラのほかにミヤマカケス、ムクドリなどの大きな鳥たちもやってくる。

雪解け前にできることはやっておこう。
春がますます楽しみな美瑛のガーデンでした。
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土曜日は大変でした

2009-02-23 18:32:45 | Weblog
土曜日2/21。
JR新札幌駅から9時17分の快速列車に乗ろうと思ったら、駅員さん総動員で上りは何分遅れ、下りは何分遅れと叫んでおりました。
札幌駅構内に9時45分に着こうと思っていたので、本当は余裕の時間のはず。
ところが列車は来ない。
9時40分ごろやっと各駅停車の普通列車がやってきて、ギュウギュウ詰め。
乗ったはいいけれど、のろのろ運転の上に、停まった駅でまた乗客が乗り込み、奥へ奥へと押しやられる。
なんだかお手洗いに行きたくなり、ピンチに・・・・(^_^;)
札幌駅直前の信号所でもしばらく止まり、やっとの思いで札幌駅に着き、駅構内のお手洗いに駆け込んだ。

んで、お出かけしようと思ったけれど、一日荒れそうなので、止めました。
温泉に入ってぬっくぬくしていた土曜日でした。
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飽きもせず続くウォーキング

2009-02-20 17:46:59 | 山・散歩・ジョギング
昨年11月からランニング、雪が降ってからはウォーキングが続いている。
平日は毎日。
続くものだねー、自分でもびっくり。
昔ランニングをしていた頃は、腰を痛めて長く続かなかったけれど、ウォーキングは続くものだなぁ。
さすがに先日の寒さは堪えたけれど、山登りウェアで歩けば、防寒対策もできる。

そして、最近は体重減少のスピードは衰えたものの、締まってきてジーンズはゆるくなり、鏡を見るのがちょっぴり楽しみになってきた。
今までの中で一番太っていたのが一昨年の秋くらいかな・・・・
洋服とか似合わなくなって、買い物も楽しくなくなっていた。
あの頃にはもう戻りたくないな。
特にダイエットってしたことがないけれど、このウォーキングがダイエットになったのだなぁと思う。

しかも歩くから夜早く眠くなってぐっすり眠れるし。

つらつら書いて見ました。
明日から大荒れらしい。実家のある十勝では60cmくらい降るらしい。
ドカ雪が降らないと春が来ないといわれ、毎年降る。
除雪してもしてもあとからあとから降り続ける。
これって、札幌や旭川とは違う、道東ならではの降り方なんだよね。
この雪が何度かやってきて解ける頃には、道東にも春が来るのである。
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降りましたね~

2009-02-17 22:51:23 | 中国語
朝は、普通のお天気。
午前中から雪が降りだす。でも手が離せなくて除雪は後回し。
午後からフルートの練習に出かけたいのに、ものすごい吹雪。
仕方なく地下鉄に乗る。
下りたら晴れ。ああ、お天気に振り回されるなぁ。
帰りは歩き。そして帰る頃吹雪。
帰ってきてから除雪。軽い雪だけど結構積もった。
もう降らないでーーーーーー。

今日は中国語。
大学でやっているせいか、あと3回。三月一週目で終わってしまう。
出かけるとき、吹雪。なんで出かけるとき吹雪くんだよ~。

今日は株の話(^_^;)
株の話なんていいよ。もっと日常的に使えるもの教えてほしい。
中国的株民fen狂了。
って、もっと日常的な会話したいよね。

そして4月から中国語講座の案内が回ってきた。
初級は木曜日だからもう無理。だって木曜日はフルートの日だもの。
中級が火曜日。どうしようかな?

いつも同じ方向に変えるsontianさん。
札幌孔子学園にも行っているそう。発音から厳しく直されたそうです。
孔子学園は札幌大学だからちょっと遠いんだよね。
もう少し長く中国語に通いたいのだけど、ちょっと悩んでしまう。
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成長の違い

2009-02-16 20:08:54 | 花・ガーデン
種を蒔いて少しづつ大きくなって行く花の苗。
しかし、この時期にきて成長の変化が見られる。
肥料が少なかったせいか、ビオラの成長が遅い。なのに、ペチュニアの成長だけが異常に速い。
異常に成長したペチュニアの種は、以前苗で購入して枯れてしまったペチュニアの土の上に蒔いたものだ。
もうじき花が咲きそうな勢いなのである。
それに比べて、ビオラの葉の小さいこと。
今日は夕方、ホームセンターに行って、肥料と土を買ってきた。
きっと栄養不足なのだと思う。
だって、土も肥料も100均で買ったものだから(大きな声じゃ言えないけど、安かったからね)


立春も過ぎて、太陽の恵みも多くなったこの時期、本格的に花苗の準備もしなくちゃ。
欲しかったピンクかすみ草(宿根)の種も売っていたし、パンジーもあった。
あと、発芽グッズもあった。
ちょっと試してみようかな?
雪解け直後、花畑にすぐ移植できるように、今から準備しておかないとね。
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鳥の性格

2009-02-15 21:30:12 | ~パッチワークの丘便り~

美瑛に行ってきました。
冬場でもいろいろと作業があるので、仕事をしました。

木の実が少ないこの季節、ひまわりの種や落花生を入れた鳥餌箱に鳥たちが集まってきます。
今日は、じっくり観察。
まず最初にやって来たのはシジュウカラ。


人懐っこい鳥で、人間の姿が見えても、至近距離まで寄らなければ、逃げない鳥。


そしてゴジュウカラ。シジュウカラに似ているけれど、ネクタイがない鳥。
この2種は、人懐っこいけれど、野生ゆえの警戒心は強く、餌を食べながらも、辺りを伺い、3秒位で交代しながら餌を食べる。

この餌台にはあまり来ない、スズメ。


シジュウカラと同じくらいの大きさ。
シジュウカラ、ゴジュウカラは短い時間で交代するのに、神経が図太いのか、長く居座る。しびれを切らしたゴジュウカラが威嚇するのに、へいちゃらでのんびり餌をついばむ。
へーーーーー。鳥にも性格が有るんだねーーー。

そしてそこに現るメタボアカゲラ。



このお腹、太っちょでしょ?
ガラス越しに人間が見ているのを警戒し、死角になるところからこっそり餌場を狙うも、見続ける人間に「あら、まだ見てるのね」と言いたげに、近くの桜の木に、ドラミングする振りをして様子伺い。


ほらほら桜の木に居たって見えてるよー。

なかなかユニークな動きのアカゲラちゃん。
ちょっと学習した。
小鳥のための止まり木、重すぎてアカゲラが乗っかると縦になる。
なので留めたネジの上あたりに止まり、餌を食べる方法に変えたようだ。


しかし、でっかいなぁーーー。

今日は、もう一羽小さめのアカゲラも目撃した。
メタボじゃないアカゲラは、なんだか別の鳥のよう。
小鳥たちのための餌台なのになぁ。
でもなんだか、賑やかな餌台は、ひっきりなしに鳥たちが集まって、じーーっと見ていても飽きないのです。

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骨密度

2009-02-11 18:31:57 | 健康
先日、姉から電話があり、ランチを一緒にすることになった。
姉は1ヶ月に一度ほど、婦人科の検診を受けている。
婦人科の病気があるので、ホルモン剤を服用しているため、骨密度を調べましょう、ということになったらしい。

病院から自家用車で私を迎えにきて、一緒に中華料理のお店に行った。
開口一番「私の骨密度どのくらいかわかる?」
「うーーん、もしかして高い?」
母が70才を過ぎても骨密度120%でびっくりした記憶が有ったから。
「うん、118%だって」と姉は笑う。
母は魚が好きで野菜が好きで、食べ物に気を付けているから高いのだと思っていたけど、姉も高いとなると、どうも遺伝的なものが大きいような気がする。

まこにゃん家の家族はみんな痩型なのだけど、骨格だけはしっかりしている。
だから、測ったことはないけれど、私も高いような気がする。
牛乳も毎日飲んでるし・・・・。

あまり高すぎると軟骨がすり減って良くないという話もあるが、特にそれらしき様子もないので、今のところいいのじゃないかと思う。
そういうことが気になるお年頃になってきました(^_^;)
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