バラ科のヤマブキです。互生です。これは一重のヤマブキです。太田道灌の「七重八重花はあれども山吹の蓑ひとつだになきぞ悲しき」のヤマブキは八重ですので実が生りません。昔は山振と言っていたそうです。枝がしなやかなことから来ているそうです。4月の雨5月の風が6月を作る。今はさわやかな風が吹きます。身体の中まで入ってくるような感じがします。
ゴマノハグサ科のムラサキサギゴケです。南郷公園で撮りました。似ている植物にトキワハゼ、シソ科のカキドオシがあります。昼間は暑いが朝は涼しい今日この頃です。一年で一番良い季節かもしれません。空気が乾燥しているのが清々しさを醸し出しています。風邪が肌を撫で通り過ぎます。100円ショップで携帯電話用のルーペをやっと探し当てました。
トウダイグサ科のナツトウダイです。有毒植物です。路傍や畑に見られます。裏山で撮りました。もったいないとは、全てのものに宿る命を大切にすることだそうです。心や物を大切に無駄にしないことかな。日本的な言葉です。
バラ科のミツバツチグリです。林縁に分布します。ヘビイチゴに似ています。三つ葉がやや細長いです。南郷公園で撮りました。台風一過の後のような天気になりそうです。日の出が4時34分とのこと大分早くなりました。一日が長くなったようです。
スミレ科のタチツボスミレです。日本全国に分布しています。春を代表とする植物です。一番最初に覚えるスミレです。路傍で見かける葉の長いスミレはビオラ・マンジュリカという学名の本当のスミレです。蟻がその種を運んで分布を広げて行きます。