森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

ボタンボウフウ

2011年01月31日 | Weblog

セリ科の「ボタンボウフウ」です。沖縄県では「長命草」と言われ青汁にして販売されています。栽培するときに海水を掛けると成長が良くなるそうです。海岸植物の特徴ですね。環境に合った生活をするようになるのでしょう。

観音崎の海岸で撮りました。葉がボタンのような形をしています。

下に見える細長い葉っぱの植物は「ハマボッス」です。冬なので花が咲いていないのが残念ですね。大雪が続いています。

これきりに 小道つきたり 芹の中(蕪村)

道がなくなっても戻ればいいのです。

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スイセン

2011年01月30日 | Weblog

ヒガンバナ科の「スイセン」です。水仙と書きます。学名は「ナルシサス」です。ナルシサスと言う美少年が泉に映った自分の姿に恋をしたという伝説です。ここからナルシストという言葉が生まれたそうです。観音崎で撮りました。花びらは6枚、雄しべは6個です。3個は見えますが、あとの3個は花の中にあります。雌しべの柱頭は3つに分かれているそうです。

中に雄しべが見えます。雌しべの柱頭は3つになっています。

水仙に 孤高を保つ 姿あり(遊仙)

寒中に咲く水仙の香もいいですね。アルカロイドが含まれているので有毒で食べられません。

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ハナオイアツバ

2011年01月29日 | Weblog

チョウ目ヤガ科の「ハナオイアツバ」です。逆光で真っ黒ですが、よくみると白い斑点が2個あります。久しぶりに観音崎で蛾を撮りました。この蛾には初めてお目にかかりました。「花追いアツバ」とはいい名前ですね。

この斑点は透きとおっているように見えます。頭部は上に盛り上がって尖っています。

懐手 寄せては返す 波の数(遊仙)

久しぶりにビーチコーミングをしてきました。「アマコブネガイ」を17個拾いました。生きたアサリもありました。今朝のラジオ深夜便、類人猿のチンパンジー、ゴリラ、オランウータンは尻尾がないので、猿ではなく人の仲間だそうです。人族人科で人と30億のDNAが1.2%しか違わないそうです。98.8%は同じだとのことです。600万年前に分かれたそうです。彼らは彼らなりの文化を持っています。

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ノスリ

2011年01月27日 | Weblog

タカ目タカ科の「ノスリ」です。横横高速道路の横須賀PAで撮りました。大きな2つ羽に黒い斑があります。

自然が残っています。三浦半島は鷹がよくみられます。オオタカも飛んでいます。

鷹一羽 見つけてうれし パーキング(遊仙)

鷹は冬の季語です。芭蕉も鷹を見つけて喜んでいます。今も昔も変わらぬ風景です。

アマチュア無線、昨日は北海道苫小牧市と交信できました。ようやく太陽の黒点が徐々にその数を増やしているようです。DX(遠距離通信)は電離層のF層のお陰ですので太陽の活動が活発になると電離層が発生しやすくなります。

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ミモザ(フサアカシア)

2011年01月26日 | Weblog

マメ科の「ミモザ」です。別名「フサアカシア」です。葉軸が長いのが特徴です。小さい葉が40対位並んでいます。よく似たのに「ギンヨウアカシア」と言うのがありますが、こちらは葉が20対位で葉軸も短いです。全体に葉が回転しているように見えます。

葉軸の長さは60mm以上あります。

黄色い花が咲きます。この種のものを皆「ミモザ」と言っていましたが、きょうからは区別したいと思います。昨日アンテナを調整し、初めて7MHz帯で岡山県瀬戸内の方と交信した。これから全国の方々とのQSO(交信)が出来るようになりました。コールサインはJH1FFLです。

書かざりし 日のあざやかに 日記果つ(田口紅子)

あえて書かなかった日記の一頁を詠んでいます。どんな日だったのでしょうか?

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ツルウメモドキ

2011年01月25日 | Weblog

ニシキギ科の「ツルウメモドキ」です。黄色と赤色のコントラストガ美しい木です。大船の観音寺で撮りました。

日あたりて 青あたたかき いぬふぐり(遊仙)

「おおいぬのふぐり」のブルーが鮮やかに輝いています。土手にはもう春が訪れています。

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マルバハギ

2011年01月24日 | Weblog

マメ科の「マルバハギ」の実です。スプーンを2つ合わせたような形をしています。この中に1個の種が入っています。枯れ葉になっていますので萩の種類は正確にはわかりませんがここでは「マルバハギ」ということにします。実の大きさも7-8mmですので。

先の尖った実です。おもしろい形です。高さは2m位の木です。川崎市黒川緑地保存地区で撮りました。冬は木や草の実がおもしろいです。

酔ふて寝た 日のかずかずや 古暦(几董)

久しぶりに酔いを体験しました。いくつも電車を乗り換えて家にたどり着きました。お酒は程々が大切です。

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サカキ

2011年01月23日 | Weblog

ツバキ科の「サカキ」です。関東以西に分布します。関東ではツバキ科の「ヒサカキ」を「サカキ」の代用としています。これは川崎市黒川の汁守神社で撮りました。黒い実は8mm位です。葉には鋸歯がありません。ヒサカキには鋸歯があります。葉には光沢があります。

 せせらぎの 音を残して 山眠る(善生)

という句碑がありました。黒川地区の地元俳句会の方の句です。里山の風景が目に浮かびます。自然観察をしながら費やす「時間を楽しむこと」はすばらしいことです。

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分倍河原合戦跡

2011年01月22日 | Weblog

多摩丘陵の「分倍河原合戦」に関係したところです。分倍河原は現在の府中市です。1333年のことです。北条義家が20万の兵をあつめて新田義貞を待ち伏せたところです。この戦いで鎌倉幕府は滅び、建武の中興がなり、室町時代に入ります。20万人の侍の食事や武具はどうやって用意したのでしょうか。この頃の日本の人口は2500万人位と言われていますが、もっと人口があったかも知れません。

川崎市黒川地区の自然観察会で見つけました。

日に痩せて 月に太りし 氷柱(つらら)かな(上野泰)

関東は連日快晴が続きます。氷柱には3月ごろお目にかかるかも。

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クサボケ

2011年01月21日 | Weblog

バラ科の「クサボケ」です。草木瓜と書きますが草ではなく低木です。高さ1m以下です。

日当たりの良い土手などで見ることが出来ます。

木枯らしや 目刺しにのこる 海のいろ(芥川龍之介)

命の輝きを表現しているようです。俳句は発見の文学とも言われています。

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