森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

ヒヨドリバナ

2008年08月31日 | Weblog
キク科の「ヒヨドリバナ」です。
葉は対生します。秋の七草の「フジバカマ」は葉が3裂します。
「ヨツバヒヨドリ」は葉が輪生します。いずれも花の形状はよく似ています。
日本全国に自生しているそうです。

雑木林 秋の七草 楽しめり(遊仙)

いよいよ、「はぎ、おばな、ききょう、なでしこ、おみなえし、くず、ふじばかま」の秋の七草の季節がやって参りました。


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イチゴノキ

2008年08月30日 | Weblog
ツツジ科の「イチゴノキ」です。
苺に良く似た実を稔らせます。花は秋に咲き夏に実をつけます。
大船フラワーセンターで撮りました。
神代植物園にもあるそうです。いづれにしても植物園でしかお目にかかれないようです。葉には鋸歯があります。
ツツジ科のドウダンツツジのような花が咲きます。
秋に花の写真を撮ってみたいです。
ヨーロッパ原産とのことです。
この樹の背丈は1m位です。

星月夜 金の実のある 風の中(遊仙)

星月夜とは、月の出てない、星だけが輝いている夜のことです。
金色のイチゴノキの実にそよ風が吹いています。


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ハスの実

2008年08月29日 | Weblog
ハス科のハスの実です。
「開いた開いた何の花が開いた 蓮華の花が開いた」の蓮華はこのハスの花のことだそうです。
今まで、マメ科の「レンゲソウ」のことかと思っていました。
鎌倉市大船フラワーセンターのハスの実です。
実の直径は一円玉と同じ2cm位です。
黒い玉です。

六角形ではないけど蜂の巣のようです。

花もいいけど実も面白い形をしています。


蓮の実や 食べて通いし 中学校(遊仙)

「清らに続く蓮の花」で始まる校歌の木更津第一中学校への行き帰り、蓮の実を摘まんで食べたものです。
千葉県の木更津は、その昔海苔の養殖と蓮根の栽培が盛んでした。今でも蓮畑は残っています。
 
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ブタクサ

2008年08月28日 | Weblog
キク科の「ブタクサ」です。
葉が細く人参の葉のようです。
黄色い花が下向きに咲いています。

川の中の桑のような大きな葉っぱの草は、「オオブタクサ」です。

この草をここまで観察したのは初めてです。
良く見ればいろいろな発見ができます。どのくらいセンシティブで居られるかということかもしれません。漫然と眺めるのではなく、五感を駆使して観察したいものです。第一印象と言うのも大切ですが。
この草は、「せいたかあわだちそう」と雌雄を競う花粉症の元凶です。

刈り払う 篠竹の中 虫の鳴く(遊仙)

篠竹(しのだけ)とは「アズマネザサ」のことです。笹の鞘の中で5mm位の細長い「コバノナガカメムシ」が鳴いています。
笹の鞘(さや)のことを竹皮、稈鞘(かんしょう)、たけのこの皮とも言います。
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オニスゲ

2008年08月27日 | Weblog
カヤツリグサ科の「オニスゲ」の仲間です。
仲間と書いたのは実が丸いからです。
「オニスゲ」の実はもう少し長細いと思ったからです。
大船のフラワーセンターでみました。

年取りて 今こそ生かん 草茂る(遊仙)

その年代それぞれに生きる喜び悲しみがあります。
若いときは若いなりに齢をとればそれなりに、こんなことを感じる齢になってきました。最近漢詩の意味がわかるようになりました。中学生、高校生の頃には、なんと年寄りじみた考えだと思っていましたが、今詠むと人生と心の変化について良く表現しているなと感心しています。

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キツネノマゴ

2008年08月25日 | Weblog
東京都小平霊園のキツネノマゴ科の「キツネノマゴ」です。
沖縄に小さい「キツネノヒマゴ」と言うのがあるそうです。
白い花もあります。
三浦半島の大楠山にもあります。全国に生えているそうです。
要するに何処でもみられる普通の植物です。


雨降りて 蝉鳴き止みぬ 布団中(遊仙)

いつもの、うるさい位のアブラゼミの声が聞こえません。
今日は朝から篠突く雨です。
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レディーズマントル

2008年08月24日 | Weblog
バラ科のハーブの「レディーズマントル」です。和名は「ハゴロモグサ」ともいいます。バラ科の高山植物だそうです。北岳や白馬岳でみられるそうです。
「レディーズマントル」とは「婦人のマント」ではなくて「マントのように婦人を守るもの」という意味だそうです。この植物が薬草だからです。
藤沢市辻堂駅前の車道に面した花壇に植えてあります。目立たないので見過ごすかもしれません。黄色い花が咲くそうです。
水滴が付いていますが、水を弾くことが大きな特徴です。
いろいろな花をいつも、楽しませて頂いています。この花壇を丹精されている方に感謝です。

大分前にも、この葉っぱを掲載したことがあるようですが、いつまでもこの花壇で咲き続けて欲しいものです。

片陰の 花壇に憩う 人の顔(遊仙)

おじいさん、おばあさんが振り向いて立ち止まって通り過ぎて行きます。
炎天下、一服の清涼剤です。
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アオギリ

2008年08月23日 | Weblog
アオギリ科のアオギリの実です。
木の幹が緑色である特徴があります。
成長の著しく早い木です。
今頃この木の実が生ります。舟型のさやに丸い実がついています。
さやは5枚あるので花びらの名残とも言われています。
これは辻堂の公園でみました。逗子インターチェンジの出口にも10m位のアオギリがあります。大きな葉っぱは夏の日陰を作ってくれます。

さやは、遠くへ実を飛ばす為の羽の役目を果たすのでしょうか。
強風で遠くへ運ばれるようにプログラムされているようです。
青桐は、挿し木で簡単に増やすことができます。生命力が強い木です。
従って、伐っても伐ってもまた芽がでてきます。

青桐の 青き実見上げる 木下闇(遊仙)

猛暑日、たわわに実った青桐の大木の下にいます。
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オオミズアオ

2008年08月21日 | Weblog
チョウ目ヤママユガ科の「オオミズアオ」です。
藤沢市辻堂のイヌエンジュの街路樹通りの塀にとまっていました。
以前からよく目にする蛾ですが、名前がわかりました。
これは、多分雄です。
桜や梅の葉を食べるそうです。大きさは10cm以上の大型の蛾です。

すこし羽が破けているようです。


青き蛾の 大山を背に 浮かびけり(遊仙)

ふわりとオオミズアオが飛んでいます。
背後に大山(雨降り山)を控えた湘南の街の中です。
昔からの大山詣での参道と鳥居があります。
 
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フヨウ

2008年08月20日 | Weblog
アオイ科の「フヨウ」です。
赤と白がありますが、これは手のひらよりも大きな赤い花です。

ハイビスカスの仲間で、黒潮に乗って全国に運ばれているそうです。
ハマボウ、スイフヨウ、ムクゲも仲間です。
この「フヨウ」は5裂した雌しべの下に雄しべがあります。

芙蓉咲く 誰にも優しく 声かけぬ(遊仙)

森羅万象の厳(おごそ)かさに心を打たれます。そんな雰囲気の品格をもつ「芙蓉」です。そんな花に出会うと世界が大きくみえてきます。大きく広く逞しい心を持ちたいものです。


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