MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

オオバンとバン(千駄堀池の水鳥)

2010年12月28日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

「21世紀の森と広場(松戸市)」にある千駄堀池には鴨などの渡り鳥が飛来している。
オオバンやカルガモなどを除けば、渡り鳥の数は少ないが
休日ともなると、野鳥を狙う三脚が立ち並ぶことも多い。

数年前は白鳥が飛来していたが(2006年1月29日付のブログにて紹介)、
その後、千駄堀池に飛来したという伝聞はない。


下の写真は「ハシビロガモ」の番い、嘴が広いことからこの名がある。
鴨などの野鳥は見たままの形で名前が付けられることが多く、
尾が長いので「オナガガモ」、体が小さいので「コガモ」、
目が金色で体が黒く羽が白い「キンクロハジロ」などなど・・・


下の写真は左が「バン」右が「オオバン」で、オオバンが縄張りを主張して威嚇しているところ。
嘴の一部が額につながっていてこれを「額板」と言うが、これが大きいから「オオバン」。


姿勢を低くして見ているとバンは岸辺の葦の新芽(一度刈られた後に芽吹いた)の中に入って、
その若い芽を啄ばんでいた。
若い芽の先端が千切れている理由がそれまで判らなかったが、バンや鴨の仕業だったのである。


姿勢を低くしたままシャッターチャンスをうかがっていると、
なぜかカルガモやオオバンが餌を食べながら近付いてきた。
時々シャッター音を出しているにも拘らずカルガモは2m近くまで寄ってきた。

しかし、私が立ち上がると危険を察知したかのように遠ざかって行った。
姿勢を低くすることで鴨達は「私の気配」を弱く感じたのかもしれない。
今後の「鴨」撮影には役立ちそうだ。


巻頭の写真、杭の上に乗っているのはすべて「カルガモ」でした。
他の種類も乗ることが多いのに・・・・珍しい出来事でした。
いつもは下のように色々な鳥が思い思いにとまっていることが多い。
コメント