たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

つくばねの みねに吹く恋風

2005-11-22 13:47:23 | Lyricism

筑波研究学園都市に住んでいる友人の「ケンキュウ虫」が、たにしのブログを見て、風を吹かしたいらしいのでと、写真を送ってくれた。

「風返峠」--日本百名山・筑波山の南東にあり、筑波山神社から八郷方面に抜ける峠だという。風も引返すくらい高い峠ということだという。

地図を見ると、八郷町から筑波山を背景に恋瀬川という川がある。

筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる 
(小倉百人一首・陽成院)

筑波おろしは冷たいのだろうな。
冬構えの田圃は寂しい。
たにしはアブクを噴いて、身を縮めた。