声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

リベンジ

2017-07-22 09:11:58 | 絵日記


山暮らしは、

虫が嫌いな人には向かない。


何がイヤって、

この時期、家の周りの至る所で張りめぐされるクモの巣…の多さには、ゲンナリする。


夜間の間に作られた、それは

私の朝の爽やかな気分を台無しにする…


目の悪い私にとって

いきなり頭や顔にへばりついてくるそれらを避けて、

ゴミを出しに行ったり、洗濯物を干したりしなければならず

うっかり、忘れてバリア攻撃を受けると

とんでもなく不快な気分を味わうことになるからだ。


今朝はウッドデッキで、クモの巣にかかって

もがき苦しむカナブンと出会った。





カナブンは、なんとか逃れようと必死にもがいているが、

もがけばもがくほど、

粘り気のあるクモの糸は体に絡まってくるようにも見える。

幸い、

まだ巣に引っかかってから、それほど時間が経っていないようだ。

( どうしようかな…助けてやろうかな )


ふと、

この巣の主のことを考えた。

ヤツは、どこかで巣に引っかかったカナブンを見ながら、

「シメシメ」

と思って、今頃はこの近くの軒下で安心して寝ているかもしれない…。


ちょっと、鼻を明かしてやろうじゃないか…。


私は、家の近くの竹藪から取ってきた“クモの巣払い用”の棒で、


ちょんちょんとカナブンの周りの糸を突っついてみた。

( まだ、なんとかなりそうだ…)


カナブンは後ろ向きで、よたよたしながらも必死になって私の差し出した棒にしがみついてきた。





同時に私は、周囲のクモの巣を一気に払った。


クモの糸から解き放たれたカナブンは、まだ飛び立てる気力はなさそうだが、

すぐさま、下に広がる草むらに帰って行った。



カナブンを助けてなんになるのか…


虫が嫌いな私には、カナブンの運命に同情する気はないが、


これは、何度、払っても同じ場所に巣を張るクモへの戒めなのだ。

クモよ思い知ったか!


それにしても…

絵がヘタすぎる。💦


しみずゆみ



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アンデルセン

2017-07-21 07:36:40 | 音楽
昨日は、劇団四季ミュージカル『アンデルセン』を昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)で観賞…


会場には、見るからに

( バレエをやっているのかな?)

と思えるような小学生の女の子グループもいて

バレエをふんだんに盛り込んだ、このミュージカルの人気ぶりをうかがわせました。

初めて観た『アンデルセン』は、

期待どおり、というより期待以上の内容でした。

特に大掛かりな大道具を使っての舞台転換は

さすが“四季”、

あっという間に場面が変わり…ドンデンの素早さに驚きつつ、

俳優たちのコミカルな演技に微笑み、バレエシーンの美しさにウットリ見惚れながら別世界を体験して参りました。

こんな体験は、

私はともかく夫の場合、

元レッスン生が出演していなければできないでしょう。

高校生の頃から、レッスンに通ってきていた彼女が出演するとあって、

今回の公演にも、

「オレも行く」と即答、

四季の事を私以上に知らない夫は

当初、バレエのシーンは、

四季の団員以外の人が演っているのかと勘違いしていたようでしたが、

幸いにも、

彼女の出演シーンだけは役柄の特徴でわかっていた様子、

彼女は、1人で五役をこなす大活躍でした。

カーテンコールは、5回…

鳴り止まぬ拍手と、余韻に酔いつつ…
とても満足して帰ってきたせいでしょうか、

いつになく、昨夜はよく眠れました。

『アンデルセン』は、

私たちのような大人にも忘れていた“夢”を思い出させてくれるミュージカルです。

ああ、そう言えば…

私、小学一年の時の学芸会で

『みにくいアヒルの子』の主役を演った事がありましたねぇ…。


しみずゆみ 🦆

























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愛の手紙

2017-07-19 21:01:59 | Diary


サブタイトルの

ー 文学者の様々な愛のかたち ー

…に、惹かれて観て参りました。


友人に宛てたもの、

妻に宛てたもの、

子供に宛てたもの、

愛人に宛てたもの…


「愛の手紙」とは言っても、様々です。


展示された手紙をじっと観ていると、

そこに書かれた文字からは精神状態が、

綴られた内容からは、経済状態や人間関係が、

作品を読むだけでは見えてこなかった文学者たちの“素顔”が、垣間見えます。



印象的だったのは、


芥川龍之介が家族に宛てた絵葉書…

茶目っ気たっぷりの文に、思わず顔が緩んでしまいました。

結婚式の写真などは、

いつもの龍之介さんとは別人のように若くて晴れやかな表情です。



夏目漱石の妻への手紙は、

毛筆で流れるような文字で、つらつらと綴られてはいましたが、

愚痴あり、自虐ネタありで、ウルサ型オヤジの典型?

( 奥様は、さぞかし大変だっただろうな…)

と、思いました。




与謝野鉄幹と晶子夫妻の子供に宛てた欧州からの絵葉書も、

晶子さんの几帳面で小さな字に比べると、

鉄幹さんのは大きくて癖字で…右肩上がりの不安定な形…。

小さな子供たちを日本に残して、夫婦で欧州旅行だなんて…
当時としては、期間も長くて費用もとんでもなくかかったでしょうに…。

( 淋しい思いをさせている子供たちに、負い目があるのかな?)

文字の印象が、どことなく暗いのですよね。


暗い、といえば、

太宰治が山崎富栄に送った鉛筆書きのメモのような手紙は、

その落書きのような乱れたカタカナ文字が当時の心境を物語っているようで、

(相当、追い詰められていたのかしら?)

と思わせ、その後の玉川上水での心中を予測させます。



極め付けは、

斎藤茂吉が愛人の永井ふさ子に宛てた手紙…

恋に狂った茂吉さんの肉声が生々しく赤裸々に綴られています。

手紙のやり取りは、

茂吉さんが53歳のとき、
(当時は初老と言われた年齢)

28歳も年下のふさ子さんに恋慕し、

互いに求めあい、深い関係にあったことを証明するような文面です。

手紙が公開されたのは、

茂吉さんが亡くなってから10年経った1963年だと言いますから、

半世紀以上も前のことなのですが、

生前の茂吉さんは、必ず手紙を焼いて処分するように、と言っていたとか…

それなのに、何故、ふさ子さんは公開したのでしょうね。

ふさ子さんと別れた経緯は、よくわかりませんが
その後、

別居中だった奥さんとのヨリを戻したところをみると、いろいろあったのかな…。


いずれにしても、

かつての文学者たちの手紙には、
今の時代なら

間違いなく週刊誌やワイドショーが飛びつくネタが満載です。


常設展の三十六歌人のコーナーの、“お人形”にもウットリ…こちらもお勧めです。














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日野原先生ご逝去

2017-07-18 14:50:49 | Diary



風が強くなってきました。

午後から晴れてきましたが、案の定、雷雲が出てきました。


ニュース速報で、
日野原先生が、亡くなられたことを知りました。


以前、先生が代表をされていた音楽療法の団体で勉強する機会があり、

また、講演会等でもお話を聴かせていただきましたが、

90歳を過ぎてからも

「私の将来の夢は…」

と、話されているのを聞き、

そのバイタリティに感服したことがありました。


年齢不問…の生き方を貫かれたのは、素晴らしいと思います。


ですが、

今の日本は、まだまだ先生が目指しておられた「老人活躍社会」には、程遠い…。

仕事したくても、定年の壁に阻まれ続けられないのが現状です。


また、

かつて先生が提唱された“音楽による病の癒し”を目的とする“音楽療法士”の普及も

思ったほど、進んでいないように思います。


ボランティアで高齢者施設を訪問する演奏者は多くても、

セッション(臨床)として、医学的見地から音楽の効果を実証するのは難しいのが現実です。



先ほどのニュースで、

最期を看取った病院関係者が

「(日野原先生)は、やり残した事はないでしょう」

とインタビューに答えていました。


105歳で亡くなったから、やり残した事がないと考える…

常識的に考えれば、確かにそう思いたくなりますが、

日野原先生の、これまでの言動からして

そこは一般人の考え方とは少し違い、

(やり残した事がないわけないのでは?)

と…

二重否定で、わかりにくいですが

日野原先生には、やり残した事があるはず…だと、

私は思っています。




ちなみに、

私の郷里の島根県は、昨年、100歳以上の人口が全国一になりました。


90歳を過ぎて亡くなった人のお葬式で

遺族に“大往生でしたね”と声かけする参列者も多いのですが、

実は、あれは“マナー違反”です。

“大往生”は、身内の方が使うときだけ許される言葉ですものね。














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勝手が違う

2017-07-16 18:43:38 | Diary
月夜野でのランチ後は

久しぶりの日帰り温泉へ…


体温より低めの34度の源泉掛け流し風呂があって

夏場でも、ゆっくり浸かれる…はず、

そのつもりで、

水上のとある温泉へ出かけたのですが、

今日は勝手が違っていました。


2時過ぎに入った時は、3人程度だったのに

30分過ぎた頃に、

若い女性のグループや釣りに飽きたファミリーが、ドヤドヤと入ってきたのです。


私が、ちょうど34度の源泉浴槽で

瞑想タイムに入っている時でした。


ドタバタと湯船に入ってきた女性グループが、

「きゃーっ!気持ちイイ‼︎ 」
「温水プールより冷たい‼︎」

と大はしゃぎ…。


瞑想から一気に冷めた私でしたが、

心の中で

“出ていけコール”を唱えると、

あ〜ら、不思議…

5分くらいで、外の露天風呂へ移動して行きました。



次に入ってきたのは

3歳くらいの男児を連れたオバアサン?


入って来るなり、

男の子が浴槽に飛び込み、バタ足の練習を始めたのです。


当然、オバアサンは

「ダメだよ!」と叱っていましたが、

その声が大き過ぎて、

瞑想どころではなく、再び中断…。


( まぁ、この温度じゃプールと間違えてもしかたないか…)

と諦めて再び目を閉じ、ひたすら耐えることに…

15分くらいして出て行った時はホッとしたものです。


が、

ホッとしたのもつかの間、

今度は、5歳くらいの女児を連れた若い母親が

入ってきたと思ったら、


いきなり

浴槽の壁に貼ってある『禁止事項』のところに行き、

女の子に読ませ始めたのです。


「 およぐ…もぐる…さわぐ 」

女の子は、漢字の横のカッコ内にあるひらがなを丁寧にゆっくり読んでいました。


そして、

「さわぐって、おおきなこえをだすこと?」

と、

「そうよ」

と答えた母親、


私は、目を瞑っているフリをして、

( 感心な親子だわね )

と思いましたが、


よかったのは、そこまで…。


再び目を瞑ってボーっとしていると


それまでは、

源泉の出口から流れ落ちる湯の緩やかな波動だけだったのに

一気に、怒涛のような波動が押し寄せてきたのです。


うす目をあけて見れば、

女の子が平泳ぎしているでは、ありませんか!

母親は、ニコニコ笑いながら

「ダメよ」

と小声で言っているだけ…。


( なぜ⁈ )


と、思った時に

私は気づきました。



『禁止事項』

の意味を、母親は説明していなかったのです。

禁止事項は、否定形で書きましょう。

😥




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気ままな一人旅

2017-07-16 13:34:25 | Diary


長男から届いた写メ…


どこかで見たような景色だけど、


詳しいことは何もなく





宇治川だったのか…


そう言えば、

KBS京都でお世話になったTさんも宇治だったなぁ…

お元気かしら?


思い出に浸っている間に次々と届く写メ





夫が横で

「送る相手が母親だけとは、情けない」

と、水を差す…


息子の旅先での“出逢い”を期待しましょう。

💦







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評判のお店

2017-07-16 13:21:50 | Diary

思いつきで出かけるのは、

いつものこと…


今日は、夫がネットで調べて


どうしても行きたいという月夜野の評判のお店へ…。


色とりどりの野菜が美しいオードブル、





ここは揚げ物がメインなのですね。



夫に、

「窓の外に見える沙羅の木がイイ感じだよ、席そこでいいの?」

と訊くと、

「いい」

とのこと…。



その理由がわかりました。


このお店 、

お店の女性スタッフが美人ぞろいなのだそうです。

後ろ向きの席にいる私には見えづらかったけれど


確かに、

お料理を運んできた女性もスラリとした美人さんでした。

夫も大満足の様子、


レジ正面の壁にユーミンさんご夫妻のサイン色紙が飾ってありましたが、

さすがにネットで評判のお店、

小一時間で満席になりました。


お料理も味、量の割にリーズナブルです。


ご馳走さまでした!










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役者の私生活

2017-07-16 11:34:29 | Diary
TVや映画で活躍中の俳優さんたちの

私生活がクローズアップされるたびにゲンナリしています。

プライバシーの問題が、どうこう言うのではありません。


観ている側の立場で考えたとき、

今後、その俳優さんが主演するドラマや映画では

どんなに彼らが役になり切ろうと努力しても

必ず“私生活のイメージ”が邪魔をするようになる…

件の俳優さんが出る映画もドラマも、見る気が失せてしまうだろう…


現実主義の私は、そう思っているからです。



今朝、有名俳優の記者会見をTVで見ながら

夫が、

「これほどの人が、なんでうまく隠せなかったんだろう…」

と言うのに対して、

「浮気じゃなかったからでしょ」

と、答えた私ですが、

昔と違い、

外国でこっそりデートしたところで、これほどの情報社会では、隠し通すことは難しい。

今後、

『沈まぬ太陽』のようなシリアスな役を演じていても…

スキャンダルのイメージが邪魔をしそうです。

それを払拭するほどの演技力があれば別でしょうが…。




もう1組の“サスペンスドラマの帝王”と言われた役者さんに関しては、

実生活の方がドラマを超える“サスペンス”ですから、

視聴者は、少々の刺激では満足しなくなるでしょう。

“事実は小説より奇なり”

です。



それにしても、

最近のワイドショーは、どこを回しても同じネタばかり…


もう、お腹いっぱいです。💦


写真は、家庭菜園のトマトとバジル…

お口直しにぴったり。











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パイレーツ・オブ・カリビアン

2017-07-11 17:54:54 | 映画・ドラマ
シリーズ5作目を、

この前の日曜日に観てきました。


ストーリーは相変わらずの娯楽的要素満載でしたが、


今回は、現実の世界での

ジョニー・デップの言動…

“例のトランプ氏批判”を思い出し、

そのことが頭から離れず、

映画の世界に入っていけない自分がいました。



エンディングロールで


ポール・マッカートニーが特別出演していたことに気づき、

隣の夫に

「 気がついてた?」

と訊くと

「檻の中にいたオジサン役じゃないか??顔が似ていたから…」

とのこと。

全く気づかないほど、役になりきっていたという事ですね!

(^^;;



終わってすぐにバタバタと席を立つカップルが多いのに驚きましたが、

エンディングロールが終わって最後の最後に

出てくる“謎の物体“は意味深です。


次もありそうな予感がしますが、ややマンネリ感も否めません。

☆3つ半といったところでしょうか…。



写真は、

入場口で、もらったポストカードですが


左下の白字、

“孤高の海賊”ジャック・スパロウ…って。


あのキャラクターに“孤高”という言葉が当てはまりますか? (^^;;

“孤高”の意味、ちゃんと調べてくださいね!


しみずゆみ















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7月のバラ

2017-07-10 18:35:46 | Diary


先日、ご近所のバラ園からいただいたバラ…

さすがにプロは違います。

このブルーがかった大輪のピンクのバラは、なんとも不思議な艶やかさです。





そのバラ園からいただいた水耕栽培用のミニバラも庭で、この暑さにめげず、まだ咲いています。





こっちはインフィニティ、
長持ちするバラならでは…。





今朝は、珍しく私が水やりをしました。

枯れないことを祈ります 💦


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