声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

茶道講演会

2016-10-30 16:42:53 | Diary
侘び寂びの世界とは、

凡そ縁の無い日々を過ごしておりますが、

邦楽協会定演のナレーションにしろ、

本日の茶道講演会の司会にしろ、

仕事とは言え「日本人の心」を知る貴重な経験をさせていただく機会がある事を

大変嬉しく思っております。


本日の講師・田中仙堂氏の

『千宗易が利休となるまで』と名打った講演会も、

先達ての大河ドラマの中の利休像とは全く異なった

“本能寺の変”より以前の

30代の始めから40代の中頃までの、

堺で暮らしていた“宗易”の生活の一端を想像することのできるお話しでした。


講演では、

当時の宗易が主宰したり招かれたりした茶会の
“覚え書き”、

いわゆるメモのようなものから
使用した茶道具を一つ一つ具体的に拾い上げ

それらの道具から、

当時の茶会の様子を想像する…というユニークなもので、

社会学を研究されている氏ならではの視点からの分析は、

私のような茶道とは縁の無い者にも大変興味深い内容でした。


決して豊かとは言えず、限られた少ない道具を工夫して使っていた、

花一輪を活けることで茶席に彩りを添え道具の見せ方を工夫していた、

そんな、宗易の質素でも豊かな発想力に

その後、

歴史に名を残すことになる偉大な茶人の類稀な才能を感じたものです。


田中仙堂氏は、現在、千利休の評伝を準備中とのこと、

上梓を楽しみに待ちたいと思います。












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ボブの逡巡

2016-10-29 15:53:42 | 最近の話題
やはり受け取ることにしたのですね、

ノーベル文学賞を。


巷では、一億くらいのお金なんぞボブ・ディランにとってはどうってことない?金額だろうし

名誉欲とは縁がないだろうから
受け取り拒否するのでは?

との憶測が飛び交っていましたし、

私個人的には、

( 喉から手が出そうなほど欲しくても貰えない人もいるのに…
このまま連絡が取れないなんてことになったらどうなるの?)

と半ば自分の事のように心配し、ヤキモキしていました。(^^;;

そして昨日、ご本人が

『名誉なことで、大変喜んでいる』

と言っているとのニュースを聞き、

( な〜んだ! )

と、ホッとしつつ、


なぜ、最初から

『ありがたく頂戴します』と言えなかったのだろう…

と考えました。

幾つかの事情を想像して

歌詞にしたらこんな感じかな??



♪喜び過ぎても、イメージダウン
ノーコメントなら無礼者

ダイナマイトで大儲けした奴が
罪滅ぼしに作った賞を

嬉しそうに貰う反戦歌手って
ナンセンスだとは思わないかい?

そんな奴がいたら会いたいもんだ

一億の賞金なんぞ俺にとっちゃ端金

そんな金にゃ興味はないが
くれるっていうならもらってやるさ♪

イェ〜イ!!

しみずゆみ 🎃










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人恋しくて

2016-10-29 14:37:16 | Diary
お二人さんお揃いで



遊びに来たん?

まぁ、ゆっくりして行きんさい!


あれま、今日はいつになく人懐こいじゃないの、

どうしたん?




もしかして、

飼い猫希望?








休憩は無料です。
どうぞお入りください。





あっ、もう飽きちゃった?



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明日は色無地

2016-10-29 10:40:15 | Diary


仕事で、色無地を着ることになり

この二日間は、二重太鼓を結ぶ練習をしておりました。


私の着物歴は、

実は小学校6年の頃、

実母の影響で

日舞を習っていた時代まで遡りますが、

着付けを正式に習った事はなく

全て母の着方を見よう見まねで覚えたもの…

“門前の小僧”ですね!

色無地も、嫁に行く娘にと実母が誂えてくれたピンク系のがありましたが、

一度も袖を通した事がなく

仕付け糸がついたままで“箪笥の肥”状態…

さすがに、

この歳ではもうムリ…(~_~;)


今回は、

もともと茶道を嗜んでいた義母の薄抹茶色の着物を着る事にしましたが、


帯との組み合わせが、よくわからず

一昨日、義母に選んでもらいました。


私も、いつの間にか

地味な着物が似合う?年齢になったものだと

つくづく思うこの頃です。

コメント (1)
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きみまろトーク

2016-10-26 18:02:00 | Diary
本日、太田市宝泉行政センターでのコンサートが終わりました。

今年で3回目とあって、
顔なじみの方々もいらしたせいでしょうか、

後半の“歌あそび”のコーナーでの

日本民謡vsロシア民謡の新しい試みも
大盛り上がりで、

皆様、楽しんでくださったようです。


主催者からの“御礼の言葉”では、


「綾小路きみまろ風トークで楽しませてくれてありがとう!来年もぜひよろしく!」


との、お言葉をいただきました。



一応、歌手のつもりですが…

(^_^;)

とりあえず楽しんでいただけたなら本望です。



“元祖・音楽隊の歌姫”は、

そろそろ返上し


来年は、


“ 上州の女版きみまろ”

で行きますか…。


(^^;;








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幻の歌姫♪

2016-10-23 13:29:27 | Diary
どこかの温泉まんじゅうのキャッチコピーじゃないけれど、


元祖とか本家とか色々ございまして

確証はないのですが…


航空自衛隊にも、

どうやら「元祖・歌姫」がいらしたようです。


…でも、たぶん

声楽科出身としては私の方が先??


WAC24期って、

女性自衛官制度ができてから10年目の隊員なんです。

音楽隊採用のワクがない時代のWACですので

古さから言えば、

私の方が古い!!

( 年寄り自慢をしてど〜する⁈)


ですが、一任期で辞めたし、

同期や、その時代の音楽隊員の方々くらいしか証明してくれる人がいないので

次からは、


『陸自音楽隊伝説〜幻の歌姫』

というキャッチコピーを使おうかと思いましたが、(^^;;


間に合いませんでした!


太田市の宝泉行政センターでの

「音楽鑑賞会」

〜元祖・音楽隊の歌姫がうたう〜

も今年で3回目、

いよいよ26日です。


会員の方のみの参加だそうです。

PRしておきながらスミマセン💦🙇🏻🙇🏻











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まいど!

2016-10-22 20:56:32 | Diary
現役の“音楽隊の歌姫”が表紙を飾っている

陸上自衛隊音楽隊の機関紙です。


これ、たぶん駐屯地の練習場だと思うけど…

この樹の下で私も写真を撮った事がありました。





どこかに写真があったと思うけど、

…と探してみたら


ありました。




時代感が出てますねぇ…、

しかもモノクロ。



誰の赤ちゃんだろう…

木の幹の太さが違いますね!

30年以上も経てば樹も育つという事です。


元祖・歌姫も、がんばりま〜す♪


たくさんの差し入れ、

ありがとうございました!!




コメント (2)
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音楽隊OB楽団「楽悠」

2016-10-22 18:24:33 | Diary
昨夜は首相官邸の近くに宿を取り、
今朝は8:30過ぎチェックアウト…


向かった先は虎ノ門にあるニッショーホールという会館です。

本番10分前までみっちりリハがありましたので、

自分が載っているプログラムを貰い忘れてしまいましたが、

自衛隊OB音楽団の伴奏で歌手を演って参りました。

かれこれ、20年ほど前に陸軍士官学校OBの方々の式典が九州であり、
その時に西部方面音楽隊をバックに数曲歌わせて頂いて以来ですので、

音楽隊の演奏で歌うのは本当に久しぶりの事でしたが、

不思議なものですね…

ステージに立つと、自然に背筋が伸び、

歌い終わると、お辞儀が脱帽時の敬礼になっていたり、

思わず、回れ右して舞台袖に入っていく自分がいました。(^^;;

今回の演奏会は、自衛官時代の音楽隊の先輩から声をかけていただいたものですが、

演奏会にも、観客としてわざわざ来場くださった大先輩もあって、
歌っているうちに懐かしさが込み上げて来ました。

楽団には、WACの後輩も数人プレイヤーとして参加していて、

楽屋では共通の話題で大盛り上がり…、本当に楽しかったです。

良いご縁ができ感謝です。
ありがとうございました!
m(_ _)m








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ダイアログ・イン・ザ・ダーク

2016-10-21 20:38:08 | Diary


メトロを外苑前で降りて、

道に迷ってタクシーを拾い
近くまで行って、ようやく看板を見つけ





ビルの地下に走り降り

17時40分スタートの回に、滑り込みセーフで間に合いました。




暗闇体験ができるテーマパーク

ダイアログ・イン・ザ・ダークです。

私を含めて、見ず知らずの8人のメンバーでグループを組んで、

真っ暗なコースを、視覚に障がいを持つスタッフのナビゲーションで白杖を持って、ゆっくり歩きました。

初対面の人同士の暗闇でのコミュニケーションは、

最初のうちはオドオドしながら、

互いの声で位置や距離を測ったり、

たまには肩や腕を持たせて貰ったり…。

視覚以外の聴覚と触覚、嗅覚を使いながら暗闇のカフェに辿り着きました。

8人でテーブルを囲んだ時、
なんとも言えない安堵感があり

同時に、暗闇だというのに不思議なほど落ち着いて和んでいる自分がいました。

カフェで飲んだビールの美味しかったこと!

外ではお酒を飲まない私が、ビールを注文したのです。

何がそうさせたのか…


90分のコースは、思いのほかあっという間で、暗闇では時間の概念も変わるようです。


生まれて初めての異空間の体験は、

視覚以外の“目”が人間の本能にはあることを実感させてくれました。


みんなで最後に共作した
ダイアログ・インザ・ダークのイメージ作品は

最年長の私が戴いて帰りますね!


ヒビキくん
シンプソンさん
ママさん
ショウちゃん
ヤナギさん
トモコさん
サッサさん


ありがとうございました!


by ぐんまちゃん




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お棚上げ

2016-10-20 09:56:22 | Diary
昨日の朝、

いきなりの電話で

「オタクは隣保班の班長ですよね!
来月の3日に、“お棚上げ”やりますので全戸の出欠を調べて連絡してください」

…と、先月、亡くなった同じ班のKさんの親戚の方からの依頼がありました。


(えっ⁈、“お棚上げ”って、
四十九日まで班で手伝うの?)

…とも思いましたが、


言われるがままに、

班内の住民に連絡しなければと思い、

個人情報の関係で電話番号がわからないので

とりあえず、

『お棚上げ』のご案内に出欠を⭕️で囲む用紙を作って、

プリントして各戸に配る事にしましたが…


途中で、


( これって…ちょっとヘン??)


と思い始めたのです。



冠婚葬祭は、昔の隣保班の慣習の残る田舎では

重要な行事だったのかもしれませんが、

四十九日って…どうなの??


我が家のある地域は、

元からの農家が半数で、

半数は別荘地です。



学校の先生を退職して移り住んだご夫婦や
他の町から来て喫茶店をやっている方や

我が家のように、夫の意向で園芸や音楽の趣味をやりたくて

移ってきた者もいるワケで、


我が家を含めて亡くなったKさんとのお付き合いのない人が半数いるのに、

葬儀は、ともあれ、“お棚上げ”まで班で出欠を取る必要があるのだろうか??

…と。


そう、思いながら

ご近所の昔からこの地域で農家を営んでいるに案内チラシを持って行った夫…


帰ってくるなり

ご近所農家のAさんから

「普通は行かないですよね?って言われた」


とのこと。

ちなみにAさんは昨年の班長で、

地域の“お祭り男”の異名を持つ方です。


そのAさんが言うのだから、


もしかしたら、

コレは班長として受ける仕事じゃなかったのかも…。

(~_~;)


そんなこんなで

我が家のコピー用紙もインクも

ここ半年で昨年の倍以上も消費しています。

ハァ…

(ため息)










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