声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

年齢とヒールの高さは反比例する

2022-12-31 08:35:00 | Diary
大晦日だけれど、大掃除は手抜き。

先々週の出張から帰ってきて以来、右後ろの腰あたりが鈍く痛む。

やはり長時間の立ち仕事のせいか?

仕事で履く靴はヒールがあるパンプスが基本だが、
5、6cmのヒールでさえもキツくなってきた。

ペタンコ靴だと姿勢が悪くなるし、
第一、仕事着でもあるパンツスーツが似合わない。

以前は颯爽とパンツスーツを着て教壇に立っていた先輩講師でも年齢には勝てないらしく、
年齢が高くなる程に靴のヒールは低くなって行く。

但し、ヒールの低い靴を履いたためパンツスーツの裾が地面に擦れているような、
だらしない印象だけは避けたいものだ。

都知事の推奨するタートルネックもカジュアル過ぎるのか、

「スーツのインナーはブラウスにしてください」とも言われている。


そもそも私自身は、

『自分が思う程、人は自分を見てはいないものだ』
…と思っているが、

講師業の場合は別で、
服装に気を遣うのが習慣になっている。

以前、研修終了後に
「ジャケットの裾から糸が出ていますよ」
と、
受講者から指摘されたこともあった。

最近は、Halの毛が付いていることも多いので、
出かける際にはガムテープでチェックしてから着用するようにしている。

靴も当然、踵がすり減っていたり汚れているのはマズいわけだが、

腰痛の原因だと思えるパンプスは、
3年くらい前から履いているREGALの黒の革製で、一見ローファーのようなデザイン、

メンズライクなダークスーツには無難な印象で気に入っていた。

車で出かける場合は、いつも持って行き、会場入りする直前に履き替えるのに、

この前の都内出張では、荷物を少しでも減らすために、
最初から仕事用の靴を履いて出かけた。

そのせいか、1日目終了後の脚の疲れが尋常ではなかった。


仕事用のパンプスと言えば、忘れられない思い出がある。

先ごろ亡くなったデザイナーの花井幸子さんと、トークショーでご一緒した10年以上前の事だ。

呉服屋さんが主宰するトークショーだったが、見るからに高級そうなご自身デザインのスーツにヒールが高めのパンプスで登場された。

美へのこだわりを語っていただいたが、
トークショーの最後に笑顔で

「私は70を過ぎても10cmヒールを履き続けます!」

とコメントされた際、

会場のほぼ100%女性の参加者から、
ため息のような深いどよめきと、大きな拍手が沸き起こった。

華やかでスラーっとした立ち姿の美しい方だった。

美を追求するためには、
ある程度の苦痛を我慢するのが当たり前と言うことなのだ。


私には、たぶんムリだ…。

Halの介護のためにも、この腰痛はマズい。


昨日のHalだが、
午後3時の散歩に出るまで窓際で日向ぼっこしながら寝ていた。

朝は7時すぎに起きて擦りリンゴを食べ、
直後にたくさん水を飲んだ後で、また戻してしまった。
空きっ腹にリンゴの酸味が強すぎたのだろうか?

元気はないが、夕方までに白米のお粥を軽く茶碗一杯、
腎臓サポート用のドライフードを100gほど食べた。

夜も10時過ぎに用足しに行ってから一度も起きずに寝ていたが、

今朝3時にいきなり起き上がり、
昨日の3時に食べたドライフードを半分くらい嘔吐して、横向きに倒れて痙攣した。

動物病院で貰って飲ませているミカルディスの副作用に、
《嘔吐、痙攣》というのがあったが、この症状は今回で2度目だ。

身体をさすってやったら落ち着いたようだが、
今朝はまだ、目を開けたり閉じたり…
ウトウトしていて起きてこない。

Amazonで身体を支えるための、介護用ハーネスを注文した。


どうぞ良いお年を!










  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪に埋もれた菜園

2022-12-29 21:58:00 | Diary
先週土曜に積もった雪で
我が家の裏庭に作った小さな菜園は雪に埋もれた。

そのうち溶けるだろうと思っていたが今日になっても解けるどころか、
雪が岩のように硬くなってしまっていた。

もうしばらくはケールもブロッコリーもキャベツも食べられないというワケだ。

こうなる事がわかっていれば、
もっと早く収穫したのに…。

トップ写真は、この場所に越してきてから一番雪が多く積もった日のもので、2018年2月2日と記録されていた。

あの時はHalもいなくて、ヒマで、
夫から留守中に雪かきをしておくように言われ、
最初は真面目に雪かきしていたけれど
途中で飽きて、

どうせなら楽しもうと、自分の背丈程あるゴジラを作ったのだった。




作り始めると止まらなくなって汗をかきながら背ビレまで作って写真を撮った。



このまま解けてしまうのはもったいないとFacebookに載せたら、
見てくれた人からたくさん「イイね」をもらった。

考えてみると当時の私は今より元気だった。
今はもうこんな大物を作る体力は残っていない。


今日は天気が良かったので夫とHalを連れてドライブに出かけた。

腎臓サポートのフードがよほどマズいのかなかなか食べてくれないが、

不思議な事に、
ドライブに行くと、何故がおやつ代わりにポリポリと音を立てて食べてくれる。

水も飲んでいるし、今日は調子が良さそうだった。




夕方、家に帰ると郵便受けに欠礼のハガキが届いていた。

宛名書きの文字は見覚えのある従妹の自筆だったが、
細いボールペンの文字が淋しさを表しているようで痛々しい。

明日は従妹に電話しよう。




  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

らしくない年末

2022-12-29 02:30:00 | Diary
我が家の場合、
今年は気分的にお正月どころではないな、
と思う…

夫は「な〜んだ、椎名林檎が出ないんじゃ紅白は見る気しないな」
と言うし、

私は私で、
従弟の急死、それにHalの病気で気分が重く、
おめでたい紅白は見る気にならない。

夫は、そんな私に
「遅かれ早かれ別れは来るんだから、どこかで吹っ切らないとダメだ」と言う。

理屈ではわかっているが、感情ではなかなか理解できない…

今日は、ふとその理由を考えてみた。

まず、
従弟にしろ、Halにしろ、自分にとって嫌な思い出が全くない…。

比較するのは申し訳ないが、
3年前に92歳で死去した実父は脳血管障害による認知症で人格が変わってしまったせいで、
悲しみの感情が湧いてこなかった。

10年前に検査入院の翌朝、83歳で死去した実母の場合もアルツハイマーを患っていて娘の私のこともわからなくなっていた。

悲しくはあったが、死を受け入れるのに時間はかからなかった。

まさに《呆け》は親との別れの悲しさを軽減させてくれる神様からのプレゼントであった…。

どこかで別れの準備ができていた場合と、
そうでない場合の違いなのかもしれない。

…で、
どう自分を納得させるかだが、
従弟の場合は、多分もう少し時間がかかる。

Halに関しては、最期までとことん介護をやり切ることだと思う。

これは里親として引き取った以上、自分に課した仕事でもある。

Halが最期に、ここに来てよかったと思ってくれる事が何よりなのだ。
(自己満足かもしれないが…)

実は今朝、
私はガラにもなく、一瞬取り乱してしまった…

散歩中に胃液を吐いたHalが、その直後、いきなりパタンと倒れて痙攣を起こしたのだ。

すぐに身体をさすってやって抱き起こし
重い身体をハーネスで支えてやりながら30メートルほどの距離をゆっくり歩いて連れ帰ったが、

道端でそのまま死んでしまうのではないかと思って動揺した。

いよいよ尿毒症か…とも思ったが、

そのあとは、いつものように窓際で日向ぼっこをして、昼過ぎまでよく眠り

午後からはいつものようにドライブ散歩に行って気分転換ができたせいか、
少なめの量ではあるがドライフードを食べ、水も飲んでいる。

好物の擦りリンゴとお粥も喜んで食べた。

今日は深夜1時に、ちゃんと起きて庭先で大小ともに排泄してきた。

なんとか今日も無事に過ごせた。
まだ、大丈夫そうだ。

夕方、息子から電話あり、
年末年始は休みなのに家で仕事すると言う。
スタッフが辞めたせいで仕事が間に合わない…と言いながら、
カチャカチャとPCで作業しながら話す。

本人いわく
「リモートワークでは間に合わない仕事もある」らしい。

「もともとリモワになって以来、毎日が休みのような感覚もあるから正月休みと言われてもなぁ…仕事終わんなきゃ休めないし」とも…。

どこもかしこも
《らしくない》年末だ。





















  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空の一画がはがれた

2022-12-27 23:50:00 | Diary

毎日Halは窓際で日向ぼっこする。

それから外に出て徘徊する。

昨夜と今日の午前中は30分以上も敷地内をウロウロ歩き回った。

ときどき、
立ち止まって、遠い目をしてジッとしている。

夫は
「自分の居る場所がわからなくなっているんじゃないかな」というが、

病気というより、これは老化のせいなのかもしれない。

1つ大事な発見があった。

ドライフードを食べた直後、2日続けて吐いたのは、
どうやら冷たい水をガブガブ飲みすぎたのが原因のようだ。

この時期、水道水では冷たすぎるのだ。

試しにお湯を混ぜて室温に近い水を用意したら、吐かなくなった。

そのせいか今日は食欲も戻って、腎臓サポート用のドライフードをよく食べてくれた。

同じく腎臓サポートの缶詰めも与えてみたが、これには匂いを嗅ぐだけで口をつけない。

Halが食べたものを吐かないだけで安心したのか、私も気持ちに余裕ができた。

ここ数日は都内出張の疲れも出て、食欲もゼロで食べたいものがなかったのだが、

昨夜は急に、お寿司が食べたくなり、
夫とささやかな手巻き寿司の夕餉を楽しんだ。

食後は、Amazonで観たばかりの映画《インターステラ-》や、
この前読んだばかりの量子科学研究者の著書《死は存在しない》について感想を話し合ったが、

夫の話の中で、
ちょっと気になる事があった。

「オマエには話してなかったが、実は、とんでもないモノを見てしまったんだ」

オバケでもみたのかと思いきや、そうではなさそうだ…。


「仕事からの帰り道に、ふと左手の山の方を見たら、空の一画が剥がれて、そこから極彩色の何かが、覗いていたんだ」

まるで、サルバドール・ダリの世界ではないか…

それで、どうしたのかと訊けば、

「次に見た時は消えていた…」
のだそう…。

まぁ、今ハマっているゼロポイントフィールドの概念から考えれば、

夫が見たと言うのは、時空の歪みのようなものなのかなと思うが、

もしかしたら、
脳の病気とか、目の病気の可能性もあるのではないかしら…と私は疑っている。

もしくは、
光線の加減でフロントガラスに何かが反射して見えたとか…?

今度、どの辺りで見たのか訊いてみよう、
シラフのときに。

(^_^;)


明日は2022年の仕事納め。

今日は出張研修の報告書を送り、
昨年度は延期になったセミナーの資料を作り直して提出した。

あとは来月早々の講座の投影資料を作成して、配布資料を準備しておけば、今年の仕事は終わりだ。

もう一踏ん張り。







  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスの祈り

2022-12-26 03:26:00 | 大型犬との生活
先週は仕事で家を留守にしたので
ここ数日はHalとずっと一緒にいる。

留守中は夫が夜間はHalを看てくれていたが、
「オマエのベッドに向かって吠えるんだよ」と笑っていた。


腎不全の診断を受けたHalだが、

ここ数日は食欲も少しずつ落ちているし、寝ている時間が長くなった。

腎臓サポートのドライフードと缶詰を食べさせているが、
調子よく食べてくれるかと思うと、水を飲んだ途端に食べた物を全て吐き出してしまうこともある。


毎日、Halの額に自分のこと額をくっつけて
(元気にな〜れ!)

とテレパシーを送っているが、

この《おまじない》は、けっこう効果があるらしく、

夕方近くになると急に立ち上がって散歩をせがんだり、
ドライブに行きたがったり、
「お腹が空いた」とでも言うように舌をペロペロと出すこともある。

この時のHalは、元気な頃と変わらない。

腎臓サポートのフードもHal専用の食器では食べないのに、
私の手に入れて少しずつ食べさせると美味しそうに食べてくれる…

昔、末期ガンで何も受け付けなくなった義姉の愛犬に犬用ゴートミルクを飲ませるとき、
手をミルクに浸して舐めさせるようにしたら美味しそうにペロペロ舐めてくれた事があった…

それと似ているようで、少し複雑な気持ちにはなるが、

少なくても食べられるのなら、まだ何とかなる…と私は思っている。

夫とは、
「Halと過ごすクリスマスは今年が最後になるかも知れないね」と話したが、

そもそも、引き取った時が7才〜9才と言われていたわけで、
推定年齢、11才〜13才の大型犬となれば、いつどうなってもおかしくはないのだ。

そう思いつつも
今ここにHalが居ることの《幸せ》をしみじみ噛みしめている…。

今日は午前1時に、
用足し散歩に起きてきたHalを連れて庭に出た。

懐中電灯を持たなくても雪あかりで照らされた辺りは不思議なほど明るかった。

毎回、排泄物を確認して始末しているが、オシッコも普通に出ているし、ウンチもフードを十分に消化している色と形だ。

安心した。

獣医が処方してくれた薬が効いているのだろうか?

どうか、
この時間が長く続いてくれますように…。


道沿いで不思議な道祖神?を見つけた。
コレを飾った人と会ってみたいものだ。








  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ただいま東京キャンペーン

2022-12-25 18:58:00 | Diary
全国旅行割りキャンペーンで

出張宿泊費が3,000円浮いて、
クーポン3,000円分もらったけれど、

キャンペーンが始まった途端にホテル代が3,000円以上高くなっていた。

ちなみにクーポンは24時間以内限定だったので、
仕事の合間に近くのコンビニで、消せるボールペンの芯とチョコを買っただけで全部は使いきれなかった。

ありがたいような、ありがたくないような…

いやいや、コレはありがたいキャンペーンです。
スミマセン💦

来月の出張も、どうやらキャンペーン適用期間に入りそうだけれど、

予約サイトを見ると、また通常より3,000円以上高くなっている。

現在の予約取り消して、予約し直してクーポンもらった方がいいのか、

それともこのままにしてクーポンを諦めるか…

ただいま思案中。🙄









  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝から陸の孤島状態

2022-12-24 13:17:00 | Diary
今朝8時にHalと散歩に出た時は2、3cm程度だったのが、
わずか1時間で10cmを超えた。

あっという間に積もった印象だ。

夫が慌てて車を動かしに行ったが、スタッドレスタイヤでも雪かきをしていない道路では危険だと判断し、
午前中の買い物を諦めた。

この判断は正解だったようだ。


その道沿いで、大型車が側溝にはまったり、
車同士がスリップして接触したり、
立ち往生したりなどの事故が多発しており、
もし買い物に出かけていたら、しばらく帰って来られなかったかもしれない。






少しでも高速代を安く上げようとして、
この先15分の所にあるスマートインターチェンジに向かっていたのかもしれないが、
ドライバーさんも大変だ。

毎年、この辺りの道は凍結しやすく大型車が立ち往生する事故が発生している。

天気予報では午後から晴れるとあったが
積雪と事故による通行止めで
現在、我が家は陸の孤島状態だ。

今日は右腰も痛いし、
無理して雪かきするのはやめよう。

ホワイトクリスマスも、
多過ぎる雪には困ったものだ。

ちなみに我が家はケーキもチキンも用意していない。

雪が止むのを待とう。















  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あっさりした死生観

2022-12-23 05:07:00 | Diary
この数日間、
仕事に打ち込むことで気を紛らわせた。

私の死生観は随分と変わったようだ。

実母の死から10年経ち、自分も病気を経験して歳をとったせいか、

子供の頃から祖母のもとで兄弟のように育てられた従弟の死についても、

まだ実感がないけれど、
それはそれで受け入れなくては…という思いで、この数日間を過ごしている。

60代で死を迎えることが早いか遅いか…と言えば早いには違いないが、
人生の長さは時間の尺度だけでは測りきれないものがある…

従弟の場合も十分に仕事して家を守り、趣味を楽しみ人生を全うしたのだ。

ギュッと凝縮した中身の濃い充実した人生だったに違いない…

自分はどうだろうか?

できれば自分自身で十分に納得して、その時を迎えたいと思う。





タイトルに惹かれ、衝動的に買ってはみたものの、

出張先で読むつもりだったが、
ペラペラ捲った程度で、まだじっくりと読んでいない。

《ゼロポイントフィールド仮説》云々を説く、この学者も、
結局は出版社の狙い通りに書かされている?

以前読んだ元東大病院医師の仮説とは違う観点から述べておられるのは面白いが、

私のアタマで理解するには、もう少し時間がかかりそうだ。


さてと、
これから自分はどう残りの時間を過ごせば良いだろう。

実にあっさりとした考え方だが、
人は早かれ遅かれ確実に死ぬのだ。

まずは目の前の仕事を片付けよう…

それから後は、
また時間の余裕のある時に考えよう。

時間がどれだけ残っているかは自分にもわからないけれど…。









  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

従弟が人生を終えた日

2022-12-17 12:00:00 | Diary
朝8:35に郷里の親戚から電話があって
従弟が亡くなった事を知った。

一瞬、何のことか理解できずに頭が混乱したのは、

従弟が肺を患っていた事を知らなかったからだ。

本人は「誰にも言うな」と言っていたらしい…。

最後に会ったのは今年9月24日。
広島の甥っ子の結婚式でだった。

結婚式だけに出て披露宴には出ずに帰るという従弟と、
結婚式には間に合わず遅れて会場入りした私たち夫婦と、廊下で軽く会話を交わした。

今考えれば披露宴に出席しなかったのは、体調がすぐれなかったからだ。

車で2時間かけて無理をして駆けつけたのだろう…

従弟は関西の公立大学を出た後、
大手の事務機器メーカーに務めたが、
親の介護を機に地元に戻って地域のホームセンターに就職し定年まで勤めた。

そもそもは、長男が結婚して別の場所に家を建てたことで、

真面目で優しい次男である従弟は、
親と同居する妹の介護の負担を少しでも軽くしてやろうとしたのかもしれない。

相次ぐ伯父伯母の葬儀でも立派に喪主としての役目を果たした。

責任感の強い人だった。

飲むと饒舌で車が好き。
通勤にはエコカーで、それとは別に趣味で田舎には珍しいポルシェに乗っていた。

ピカピカに磨いた黒光りする愛車を、
「近所迷惑にならない時間帯を選んで乗るんだ」と笑っていた。

穏やかで優しい従弟には意外だと私は思ったが、

かと思えば、
家庭菜園でキュウリやトマト、キャベツにピーマン…ありとあらゆる野菜作りに没頭して、
家の横に作業小屋まで造った。

何でもとことん真面目に取り組む姿勢は相変わらずだった。

何も知らせてくれなかった事を最初は悲しいと思ったが、

彼には彼なりの美学があったのだと思う。

騒がれず、静かに自分の人生に幕を引いたのだ。

もう二度と会えない…そう思うとやはり悲しいが、

今は静かに生前の従弟の姿を偲ぼう…。

お疲れさま!

それにしても、早すぎるよ。

(T ^ T)






  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この時期、犬も人間も

2022-12-16 10:43:00 | Diary
昨日は私の術後4年目の大腸内視鏡検査と
全身の CT検査。昼頃から夕方5時前まで病院で過ごした。

夫が帰ってくる2時ごろまでHalは留守番だったが、
出かける際に、とても気持ちよさそうに寝ていたので起こさずに出てきた。

早めに着いたので血液検査もCTも内視鏡もスムーズに終わったが、

相変わらず大腸内視鏡検査は痛い。
私の場合はS字結腸が長いらしい。

長さと痛みとどういう関係があるのかわからないが、痛みをこらえるストレスがハンパないので、
年に一度とは言え、この検査が一番苦手だ。

主治医は、来年で丸5年になるので
「あと1回ですね」
と言うが、まぁ、転移とか再発しなければそれでしばらくはokということかな。

消化器外科は血液検査もCTも大腸内視鏡検査も異常が認められなかったが、

月曜日に受けた血液内科の血液検査と尿検査で異常が出た。

CRP値が高かったらしい。

このCPRと言うのは、身体のどこかに炎症がある場合は高くなるものらしいが、

調べてみると、

《疑われる病気の例》として
炎症性疾患、細菌感染症、ウイルス感染症による臓器障害、悪性腫瘍、心筋梗塞、熱傷、外傷、手術後、膠原病(関節リウマチなど)

…とある。

で、
ドクターが言うには

「ワクチン接種後3日だったせいかもしれないですね」

とのこと。

尿検査でも昨年は問題なかった箇所に異常が認められるとの事で、
念のため次回の定期通院時に腹部のCTを撮ることになった。

たまに腹痛があるのは、消化器ではなかったのかもしれないが、
CTも3ヶ月後でokって事は、急ぎではなさそうだ。

ワクチン接種後、頭痛がずっと続いていたが、
今日は少し楽になった。

Halは、朝のうち左眼に瞬膜が出ていたが夕方見ると元に戻っていた。

犬の腎不全にはリンを多く含むものはNGとのこと、
ヨーグルトとバナナはNGだがリンゴは問題ないらしい。

今朝はひと切れ分の擦りリンゴを少し食べさせてから
ドライフードを1カップ食べさせた。

最近は器からは食べないので、手にとって少しずつ食べさせている。

今日からHalのお腹のマッサージを始めた。
1時間くらい腹部を丁寧にマッサージしてやると気持ちよさそうにジッとしている。

これをやると私の気持ちも楽になってくる。

Halが少しでも、
この家に来て幸せだと思ってくれるように…

双子座流星群は見られなかったが、

私のできる事をやってやりたい。





  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする