声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

黙浴なんて関係ない

2023-02-27 14:00:45 | Diary
この前の日曜日。
あまりの寒さに耐えきれず夕方6時前に近所の日帰り温泉に出かけた。

夫から掛け流しの露天風呂の方が泉質が良いとは聞いていたが、
案の定、少しぬるめの露天風呂は「スミマセン」と声をかけなければ入れないほど賑わっていた… 

ほんの10畳程度の小さな露天風呂に20人以上…
石造りの湯船の縁に、ほぼ隙間なく陣取っている。

しかも、
その中でも大声で話し込んでいるグループが2つもいて、
うるさいのなんのって…

ゆったりのんびりと静かに温泉を楽しもうなんて、そもそもココは不可能なのだ。

「あれ誰だっけ?イマイノブコちゃん?
違ったっけ?嫁に行ってシモダになったんだっけ?」

「違うよ、ノブコちゃんは歌手になったんだよ!」

「エッ⁈あのおとなしい子が?」

「そうだよ、芸名は◯サクラだったよ、CD買わされたもん」

個人情報もダダ漏れ、私を含む他の人が聞いているのに一向に噂話は終わらない。

(この人たち、幾つぐらいだろう…)

身体のラインからすると、70代?

「私って骨密度が130%なんだって」

「ヘェ、すごいね!何食べてんの?」

「牛乳もチーズもヨーグルトも好きだよ」

「私も好きだけど65%だよ」

「温泉がいいんだって、カルシウムの多い温泉に入ると骨密度が高くなるんだってさ」

「そうなんだ!」


(ウソだ、皮膚からカルシウム吸収するなんてありえない!)

私は、心の中でつぶやく。

浴場の壁という壁に《黙浴》と貼られているステッカーが目に入らないのだろうか?

同窓生と偶然お風呂で会って嬉しくなったのか、それともこの温泉の常連さん?

時刻は18:30。

この時間にいるという事は…家族に夕飯を作る必要のない人たちなのかな?

2グループのおしゃべりは、1時間も続き、
静かに温泉に浸りたい私の願いがようやく叶ったのが温泉終了30分前の7:30…

おかげで、のぼせてしまった。

なんだかねぇ…。

(−_−;)







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何度も生まれ変わる

2023-02-26 16:19:00 | 映画・ドラマ



このところ立て続けにAmazonプライムで映画をみている。

星の数が4つ以上のものを選んではいるが、途中でツマラナイと思ってやめることもあるのは、
私自身の集中力が続かないからだ。

好きなタイプの映画はファンタジーだが、
最近は雑食で、話題作はとりあえず見ておこうと思う。

一昨日みた『新聞記者』は後味の悪さだけが残った。
現実と重なる場面も多く生々し過ぎてしんどい。

昨夜は、犬の映画で大泣きした。

邦題がイマイチなので、最初は見るのをやめようかと思ったが、
出てくる犬達の演技に惹き込まれた。

ひと言でいえば、最初の飼い主に会いたくて3度も転生する犬の話だ。

最初から予想はしていたが、予想を上回るほど泣けた。

息子にメールしたら、ラジオで伊集院光さんも大泣きした映画だと言っていたとか。

主人公の犬の気持ちを上手く表していて笑える場面も多いし、
改めて犬の目線って、そうだったのか…と驚かされる。

犬の生態をよく研究して脚本にしているのも頷ける。


Halが旅立って1か月、
私はいつかHalが他の犬に生まれ変わって、
また私たちのもとにやってくるのではないかと思っている…

この映画『僕のワンダフルライフ』によれば、
ダルメシアンとは違う犬種になっている可能性大だが、

きっと私には、わかる。

それまでは、がんばって長生きしたいものだ。
(^_^;)

画像はHalとよく散歩した敷地内の竹藪。

むかし話のように、竹から出てこないかな…
竹取の翁でなく媼は大喜びするのだが…。

3年前に作った動画。↓




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PLAN75

2023-02-25 07:39:00 | 映画・ドラマ
ツラいな。
こう言うのを擬似体験というのだろうか…

ますます落ち込みそうで、
途中でみるのをやめようか…とも思ったが、
78歳の独居の主人公、倍賞千恵子さんと一緒に悩み、絶望し、諦めの境地を体験した。

(日本のために…ねぇ)

それも選択肢の一つなのかなぁ…

年寄りは邪魔者か?
酷いなぁ…

お荷物にはなりたくない…。

だけど、まだ生きることへの希望を捨てずにいたい…
最後は、そんな思いで見終わった。


高齢化率が加速度的に進んでいる日本の近未来を予想して作られた?
とても重いテーマだ。

そういえば、かの有名な若手研究者が「年寄りは集団自決をすればいい」と言ったとか…で物議を醸しているが、

まさにその過激な発言を、ソフトに言い換えてみれば《安楽死の選択》になるのだろうか。

救われるのは、
《PLAN75》を選択する高齢者を時に淡々と手続きする一方で、
親身になって世話をする若いスタッフ達の姿だ。

いくら世の中が変わっても変えられないものもある。


高齢者が社会保障費を圧迫する2025年問題が迫っている事を考えれば、

度々出てくる『日本の未来のために』というキャッチコピーは、決して皮肉ではないが、

分け隔てせずに国民を守ることが国家を守ることではないのかな…


認知症で家族に迷惑かけたり、病気で苦しむのなら、安楽死を選ぶこともあるかもしれないが…。

75歳からの命の選択…

本当にそんな事になったら、私はどうするかな。






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初めてみた映画は…

2023-02-25 07:35:00 | 映画・ドラマ
咲夜のこと、
息子からの着信に気づいてかけ直すと

「ちょっと聞きたいことがあって」
と言うので、

何かと訊けば

「オレが初めてみた映画って何だっけ?」
と言う。

「たぶん、ゴジラ映画だったような…」

そうだ、90年代に作られたゴジラvsキングギドラとかの怪獣映画だ。

その後はエヴァンゲリオンだっけなぁ…。

なぜ、そんな事を知りたいのかと訊けば

「仕事関係で映画ネタを話すことがあるので」…なのだとか。

そういえば息子は昨年、ゲーム部門からアニメ部門に異動になったと言っていたが、

映画に関わる仕事でもしているのだろうか…。

フリーター時代に川崎の映画館で映写技師のバイトをしていた息子にとって、
たぶん映画は1番やりたい仕事だったはず…。

ゲーム部門にいた時よりストレスも多少は減っているようだし、
以前よりは体調も良さそうだ。

で、どうせ興味はないだろうと思いながらも
「母が最初にみた映画はね…」
と話し始めると、

「えっ?あんな田舎に映画館あったの?」
と訊いてきた。

たぶん、3歳の頃にみたと記憶しているが
東海道四谷怪談…お岩さんだ。

「椅子じゃなくシートが敷かれてある映画館で、お岩さんが出てくるシーンが怖くて近所のオバサンの背中に隠れながらソッとみたんだよ」

「で、その次にみた映画がね、森鴎外の山椒大夫を原作にした安寿と厨子王ってアニメだったかな…当時はカラーの事を天然色って言っていたんだよ…」

その次は、
父に連れられて見に行ったウィーン少年合唱団の『のばら』だ。

美しい映画だったなぁ…

あぁ、私も映画が好きだ…映画の話をするとキリがないんだ。

結局、この日の電話も1時間くらい映画談義に花が咲いた。

top画像は、この前、民家カフェでランチした時のもの。

デザートの抹茶ケーキとピスタチオのモンブラン…、

糖質依存かな。

(−_−;)






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発表会で歌う曲

2023-02-24 10:45:28 | 音楽


生姜ダレのハンバーグランチの画像は、
甘口で万人にウケる味付け…

友人と近所の民家カフェで、久々にランチした。

彼女とはコロナ前まで月に1度、高齢者施設で演奏ボランティアをしていたが、
コロナのせいでパッタリと活動が途絶えてしまっていた。

5月に彼女主催の発表会があって、
私は司会と歌を1曲だけ歌わせてもらうことになった。

当初、彼女からはシューベルトのアベマリアを提案されたが、
今の私には声量的に、かなりツラい。

あれこれ考えた結果、ポピュラーソングからパブリックドメインの曲を選ぶことにした。

市販の譜面には著作権があるので使えない。

調べてみると、童謡や唱歌にも「著作権切れ」かと思いきや、実は「著作権」がある曲は多い。

例えば「うみ」は、作曲者である井上武士先生が亡くなってから50年経っていないので著作権が発生する。

著作権がある曲の場合、
身内だけの無料の発表会とはいえ、レッスン生でない私は迂闊に歌えないわけだ。

そこで選んだのが、
以前、ガレージバンドで伴奏を作って原語で歌ってyoutubeにアップした事のあるスタンダードナンバーだ。

日本語歌詞では著作権が発生するが、JASRACで検索してみると原曲の作詞、作曲はすでに著作権切れだとなっている。

譜面はないので、コード譜と適当にアレンジして貰えば何とかなる?

そんなわけで、

5月にオリジナルのピアノ伴奏で歌うことになりました。









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お茶汲みと付き人

2023-02-22 22:21:00 | 報道 ニュース ワイドショー




考えて見れば、不思議な出会いだ…

ナレーターとして雇われていた番組なのに、私の出番は最後の数分間。

毎回同じコメントだし別に録音でもよさそうなものだけれど、
今思えば、なぜ数分のために通っていたのか…

たぶん、ナレーションの数分は巻いたり延ばしたりできるようなクッション的な扱いだったのかもしれない。

とにかく、その当時
私は極々地味な視聴者プレゼントのナレーターとして、大阪市内の某所にあるそのスタジオに通っていた。

局アナを辞めて1年目だったか…
もちろん自分専用の楽屋などはなく、

2時間くらい前から収録スタジオのすぐそばにある控え室に詰めていた。

そこに入ってくる人は自己紹介をするわけでもなく、
関係者である事以外に何も情報がない。
どこの誰であるかなんて最後までわからないのが普通だった。

その控え室で、私はいつの間にか出入りするゲストやスタッフのためにお茶汲みをしていたのだ。

恐らく誰も私の事をプロのナレーターだなんて思わなかっただろう。

鶴瓶さんの収録の様子を見に松鶴師匠が奥様と一緒に来られる時だって、
誰からも「お茶!」なんて言われた事はないが、

隅にケータリングのセットが一式置かれているのに誰ひとりお茶を淹れる気配がないのが気になって、

手の空いている私が自主的に動く羽目になった…

たったそれだけの事なのだが、

40年近く経つのに当時の記憶が鮮明なのは、
地味なナレーターの私に負けないくらい
《その人》の存在が地味だったからだ。

当時は普通の黒縁メガネで黒髪…
最初のうちスポンサーか広告代理店のスタッフだと思っていた。

ある時、たまたま鶴瓶さんの着替えを手伝っているのを見かけて、
初めて付き人である事を知った。

ほとんど喋らないし、邪魔しないように気を遣ってか、
いつも隅っこの方でジッと鶴瓶さんと松鶴師匠のやりとりを聞いている…

当時は、それほど控えめな印象だった。

それが、いつの間にか、あれよあれよ言う間に売れて、
『噂の東京マガジン』などでレギュラー出演しメディアの常連になってからは、

当たり前だが、私の知る《控えめな人》は、もうどこにも居なかった。

無理もされていたのではないかな…。

66歳は早いが、恐らく濃い人生を送られたのだろう…

笑瓶さん、お疲れさまでした。









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春遠からじ

2023-02-21 12:33:00 | Diary
先週のAこども園発表会は本当に楽しかった。

ステージに呼ばれ、
カミカミで挨拶してから、3、4、5才のクラスごとの発表を聴いて、

来月卒園していく5歳児クラスと一緒に写真を撮ってもらった。

気分よく帰ってきて、お土産のお弁当を食べた。




毎年、悪戦苦闘していた確定申告もマイナポータルを使ってデータ読込みをしたら、
あっという間に終わった。

医療費データが簡単に呼び込めるのは特にありがたい。

時間が余ったので、読書に充てるつもりだったが、
急な気温の変化で体調がイマイチなのか、本を読み始めると10分程度で眠くなる。

夜間の眠りが浅いのは相変わらずだが、
寝覚めの直前に見た夢が気になって仕方ない。

今朝は、
母の骨を拾う夢を見た…

起きてからも、ものすごい喪失感が襲ってきて、しばらく何も手につかなかった。

気分転換が必要だな。







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梅林の梅干しを買いに

2023-02-12 20:53:13 | Diary
暖かな休日。

朝5時に目が覚めて再び寝て起きたのが7:30。

いつものことだが、妙な夢を見た。

あれは、子供の頃暮らしていた家だ。

家の中に蜂の大群が蠢いていて、

私は平気な顔をして(刺さないから大丈夫)と、
手で蜂たちを追い払っていた。

蜂たちは手や腕にまとわりつき、
なかなか出ていかない。

早く追い出したくて、掃除機で吸い取ることにした。

(吸い取ったら外に放してやろう)

近くに母がいたように思う。

何を話したかは覚えていないが、

(このまま一緒に暮らせるといいな)
そう思った途端に、

(あれ?母は、もういないんじゃ…)

と現実を思い出したら、
急に悲しくなって目が覚めた。

私の夢は、いつもそうだ…

何かの暗示だろうかと考えていると、

階下から「梅干しを買いに行くぞ!」
という夫の声が聞こえた。

梅林に行くと言う。
そろそろ梅の花が見ごろを迎える時期だ。

目的地までの車中、

夫に夢の話をすると案の定、つまんなさそうに欠伸した。

人の夢の話なんて面白くも何ともないものだ。

夫は夫でイヤな夢を見たらしい。

「オレは助手席に座っているんだけど、運転しているのがオマエか誰かわからないが前から来た車とぶつかるんだよ」

(正夢にならないよう気をつけろということだな)

車の運転=事故を起こす可能性

コレは否めない。
夢の暗示をしっかり刻んでおこう。


ナビをあてにして進むこと1時間弱、

青い看板は《普通車、頂上方面》
赤い看板は《大型車、普通車》と二つに道が分かれている場所で、

迷わずに赤い看板方面に進んで行くが、なかなか目的地に着かない。

最初から青い看板の方に行けばよかったのだと気づいた時は、
到着予定時間を30分近くオーバしていた。

しかも梅林の梅の花は三分咲き…まだ早すぎた。

お土産物店も1、2軒しか開いてない。
そのうちの一店に入ると女性店主がインスタントコーヒーを入れて自家製の白菜づけでもてなしてくれた。

店を開けるのは2、3月の二ヶ月間だけだという。
「それ以外は何をされているんですか?」
と訊けば、

「夫が9年前に死んじゃってね、けっこう忙しいのよ。清掃の仕事したり、食堂の仕事したり畑仕事したり、やることがいっぱい。全部並行して仕事してるんで休む暇もないのよ」

と笑った。

「あとどのくらいできるかわからないけれど、ここも私がいなくなったら、息子に売るように言ってるんよ」
という女性店主に、

「せっかくこんなにいい場所でやっているのにもったいないなぁ」
と夫。

そういえば、ここも昔はもっと賑やかだったなぁ…。


帰り際の道沿いにあった土産物屋の軒先には
《店主の体調不良のため閉店します》
という張り紙が無造作に貼られていた。

沿道の家々からは、地域の住民が出てきて道の整備やライトアップの配線などに余念がない様子、

来週末からの梅林祭の準備で忙しそうだ。

また来よう。

それにしても、
今朝の蜂の夢は何の暗示だろう…

気になる。















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今朝からの雪で

2023-02-10 16:23:00 | Diary

予報どおりの雪。

おかげで夫は仕事先からキャンセルの連絡があり、
朝からダラダラとTVを見ている。

私は仕事に没頭…というと、
ややカッコつけているようだが、
春からの講座ご案内のTwitter用PR画像を作っている。

目は疲れるが、
画像編集やイラストを描いている時間が、
今は1番没頭できる自分らしい時間だと思う。

今日でHalが虹の橋を渡って17日。

スマホには撮りためたHalの写真が日付順に並んでいるが、

3ヶ月前は、まだフードも普通に食べていたとか、
半年前は自分で車に飛び乗っていたとか、
1年前は、まだ走ることもできていたとか…

振り返りながら
犬の1年は、人間の4年に当たると言う理由に納得している。
病気の進行も早いわけだ。

寿命だったのかも…とも思う。

我が家に来くる前に、保健所に収容されたHalの写真を見たが、
異様な太り方をしていて栄養状態が悪いと記載されていた。

レスキューの担当者によれば歯も悪くなっていたらしい。

我が家に来た時にはすでにシニア犬だったが、
そもそも階段が登れないダルメシアンって事自体が普通ではなかったのだ。

もっと早くHalを引き取っていたら、
もっと長生きさせてやれたものを…

そう思うと悔しい。
そんな思いで日々を過ごしている。

この17日間で、
読みかけの本を読み終えた。

蝦夷地別件の下巻。
ライフ・アンド・デス。

どちらもドラマ化すると面白そうだ。

ビデオは、4、5本見ただろうか。

キャッチミーイフユーキャン
日々是好日
ルームロンダリング
リピーテッド
アンフェイスフル

このうち、
アンフェイスフルは以前見たことを
思い出して途中でやめた。

不快感極まりない映画だったことを思い出したのだ。

最近は1度みた映画だということを忘れている事が多い。
題名だけでもどこかに記録しないと…。

上記の中では、《日々是好日》が1番よかった。
共感できる場面が多かったせいだな…
きっと。

さてと、
雪かき…どうするかな。

腰悪くなりそうだし、解けるのを待つかな。

雪に埋もれたT Rexのフィギュア









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変えられない生活

2023-02-03 01:31:22 | 大型犬との生活
Halがいなくなって10日が経った。

昨日は夫の提案で
動物保護団体に、未開封の腎臓サポートのドッグフードや缶詰め、ワンチュールなどのおやつを届けに行った。

少しずつ気持ちの整理をしている…つもりだが、
哀しいかな…そう簡単に整理できないこともある。

Halの首輪やハーネス、ベッドに毛布などの遺品は、
まだ処分できない。

時どき、何処かにHalの存在を感じるし、鳴き声が聞こえたような気がする事もある。

「Halおはよう!」
「Halおやすみ!」

と、

夫も私も毎朝毎晩Halの遺影に話しかけている。

いきなり生活を変えられない…

が、
(あぁ、もういないのだ)
と感じるのは仕事が終わって帰宅する車の中だ…

いつも大急ぎで帰る習慣が身についていたせいか、
(もう急がなくてもいいのだ)

と思った瞬間に、猛烈な喪失感が襲ってくる。

先代犬のウォーリーやロメオの時は
どうだったか…

ウォーリーの時は子育て中だったし、
ロメオの時は実母の介護などで忙しくしていたせいで、

立ち直りも早かったように思う…

今回は、これまでに感じた事がないような虚無感にも苛まれている。

いきなり居なくなった…
そんな印象がある。

それは昨年末に急死した従弟に対しても同じだ。

身近な存在の誰かが亡くなると、つい生と死について考える。

なぜ自分は生きているのだろうかと…。

Halは、私の生き甲斐だった。

子供が巣立った後で、
Halを我が子同然のように思い、世話をする事が喜びだった。

3年9ヶ月…思えば短い間だったが、
人生の中で最高に楽しい時間を過ごした。

コロナ禍で仕事のキャンセルが続いた時も
精神的にも落ち込む事なく楽しく過ごせたのはHalのおかげだし、

それは、きっと夫も同じだろう。

我が家の元気の源だった。

その子がいなくなると言う事がどれほどのダメージなのか、
覚悟して引き取った時から想像はしていたが…

現実となった時、
これほどまでにポッカリと心に穴が空いてしまうとは…。

年取ってからのペットロスは、
予想以上だった…。































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