声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

二人三脚のコツ

2018-11-29 08:31:30 | Diary
二人三脚という言葉がある…

夫婦で支えあっている場合や、

仕事のパートナーとして、2人で協力し合う場合によく使う…

どちらが欠けても成り立たない。

相撲部屋の場合、
親方とおかみさんは、まさにそういうものなのだろう…。

二人三脚に必要なのは、
まず

①同じ方向を向くことだ。

そして、

②呼吸のタイミングを合わせること、

次に、
③歩幅と歩調を合わせること



二人三脚がうまくいかなくなる理由は、

①〜③が、合わなくなるからだ。

特に
①の進む方向が違うと、

すぐに紐は解けて、転んでしまう…


「困難を乗り換えてきた自負がある」

という元おかみさんの言葉に次のステージへの強い気持ちを感じるが、

元親方には、
そんな強さは感じられない…。


円満な離婚だというが…

それを“卒婚”という言葉で語るのも無理がある…。

ホンネで話し合ったのだろうか…

正直な気持ちを、伝えたのだろうか…。


遡れば、
婚約が公になった時、

TVのワイドショーで

九州の実家に帰っていた景子さんが、TVの画面に向かって、
綱取りに臨む貴乃花を必死で応援する姿が映し出されたことがあった。

8つ歳上の姉さん女房で、美人でしっかり者、

角界のサラブレッドでもある若い横綱には、ぴったりだというコメンテーターの言葉が印象に残った。

あれから23年だそうだ…

“苦難を乗り越えてきた“
とは言うけれど、

過激な障害物競争より、

二人三脚のほうが、

緩く長く続けられるものだと…私は思う。


時々、紐の結び目が緩んでないかを点検する余裕は、

なかったのだろうか?



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来年の11月22日

2018-11-28 21:27:05 | Diary
目下の悩みは、仕事のことだ。

私たちの仕事は、一度受けたらキャンセルはできないのが当たり前で、

大阪で仕事していた頃は、よく
「親が死んでも帰れないと思え」

と事務所のマネージャーから言われていた。


KBS京都ラジオでパーソナリティをやっていた頃、正月特番の元日に風邪で発熱。

なんとか本番を終えたが、

阪急京都線の電車内で具合が悪くなり、
途中下車して救急病院に飛び込んで点滴してもらい、翌日も普通に本番をこなした。



結婚後も、長男の場合は8カ月、
早産だった次男の場合は7カ月までTVレポーターをやっていた。

次男の出産後に番組ディレクターに電話すると、

「危なかったね!出産シーンを実況するところだったね!」

と、笑われた。


次男の幼稚園入園と同時にラジオで復帰してからは、
司会業、講師業も含めてこれまで27年間、仕事を続けさせてもらっている。


健康には自信があったが、
体調に変化が現れはじめたのは、更年期の症状が出はじめた頃からだ。

特に、夏の終わりから秋にかけてが体調を崩しやすい。


六年前の今頃も、病気が発覚し入院、3日程度で退院したが、
その後も病院との縁は切れずに、仕事しながら通院した。

前後して不注意からの腰痛圧迫骨折や、
温泉で転んで手首を骨折するなどの怪我も絶えなかったが、
この時も全国16カ所の出張をコルセットとギプスをして乗り切った。


一昨年だって、めまい症で何度か具合が悪くなったりもしたが、県外出張も気合いでこなした。

無理しているわけではなく、

仕事していると、病気や怪我のことも忘れるし、シャキッとして自分らしくいられる。

私の唯一の自慢は、仕事に穴を開けない事だけだった。


でも、
今回の入院で少し考え方が変わった…

急な入院で、講師仲間が私のいなくなった穴を埋めてくれている。

仕事に穴を開ける事を極端に怖れていた私にとっては、
とても、ありがたい事だが、

クライアントや発注先の担当者は、

もう、私に仕事を依頼することはないだろう…と落ち込む。


1カ月間、痛みを我慢した。
でも、どうしても我慢できない時もある。
たぶん、
無理してはいけない時が、今だと思う。

なので、医者の言葉に従った。


それに考えてみれば、
大正時代なら、とっくに死んでる齢だもの…


そうは言っても、
まだ仕事は続けたいのがホンネだ。

そんな事を病室の白い天井を見上げながら考える。

( あぁ、早く仕事復帰したい!)

心の中で叫んでいる…と、

夕方、夫が
昨日、クライアントから届いたらしい封筒を持って来た。

中を見ると、
礼状と、来年のイベント予定が記載され、
「来年度は11月22日です。よろしくお願いします」
と書かれていた。

入院前日に終えた司会の仕事の
窓口担当者からだった…。

嬉しかった。

私を必要としてくれるクライアントがいる…。

これが、
偽りない今の気持ちです。
(~_~;)



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患者のきもち

2018-11-28 19:18:42 | Diary
毎日1000ℓの栄養点滴が、今の私の主食だ。

そんな生活にも慣れて、

入院生活も7日が過ぎ、
ヒマでヒマでどうしようもないと思っていたら、

大学で看護の勉強をしている元気な実習生が
毎日、病室に来るようになって、

ここ数日はヒマを持て余すことがなくなった。
(^_^)


初日、緊張で汗ダクになりながら血圧を測っていた彼女もだんだんと慣れてきたとみえて、

根掘り葉掘り訊いてくる。

私は私で、娘のような年齢の彼女に

入院生活で気づいたことや、体調のこと、患者の心境を遠慮なく話している。

いい話し相手ができた。(^.^)



今日の午後は、

「足腰の筋肉が衰えないよう散歩したほうがいいですよ、一緒に行きませんか?」

と、誘ってくれて、

病室の前の廊下を歩いたら、
思いのほか、いい気分転換ができた。

病室にいると気が滅入ってくることを
彼女は彼女なりに察してくれたのだろう…

患者の気持ちに寄り添える…

そんな看護師さんになってもらいたいな…。





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『女性の方』ですが…

2018-11-26 09:58:04 | Diary
問診表に記入するとき、

いつも迷うことがある…


『女性の方のみお答えください。
現在、妊娠していますか?
いいえ・はい 』

という項目だ。


私は、一応、『女性』には間違いないが、

常識的に考えると『妊娠』は、あり得ない。

それに、

わざわざ『いいえ』を◯で囲むのも、ヘンだ!


なので、どちらにも◯をつけずスルーしている。


質問された事には、
きちんと答えたいが、

答えづらい質問だと感じている。



そこで、

全ての医療機関の皆さまに提案したい。


『女性の方』という表記を、やめてみたらどうだろう…。


『該当する方のみ、お答えください。
現在、妊娠していますか? いいえ・はい』

…だけで、

良いのではないかと思う。


ちなみに、
かかりつけの歯科医は、

レントゲンの時に

まったく、この質問をしなくなって久しい…

それは、それで

淋しいものだが…。(−_−;)



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メヌエット ト長調

2018-11-25 06:39:21 | 音楽
夜通し聞こえてくるナースコールは、バッハのメヌエット…

それも4小節程度で終わるものだから、

次に行きたくても行けないフラストレーションが溜まって来る…

しかも、
本来は、“d”から始まっているはずなのに、

ナースコールの電子音のソレは、“c♯”くらい?で始まっている…

これは、どういう事なんだろう?


この曲は、ピアノでもよく演奏される曲だが、

原曲のト長調は守って貰わないと…
絶対音感を身につけたい子供には困るのでは??


いや、待てよ…

この曲は、古楽だからピッチが今よりずっと低いわけだ…


少なくとも442hzではないはず…

バロックの頃は、415hzくらいだから、

ある意味、原曲に忠実と考えるべきか…。



う…む、

今朝は、そんな事を考えながら目が覚めた。

やっぱりヒマだ…

(−_−;)








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猫のしっぽカエルの手

2018-11-25 05:54:54 | Diary
病気になると、ものの見方が変わるらしく、

ここ数日は、民放TVのCMが煩く感じる事が多い。


そんな時は、即、Eテレに切りかえる。


昨日は、偶然みた番組でベニシアさんが出ていた。

住まいの京都の古民家で、

年季の入った箪笥を自家製ワックス?で磨きながら、

今でも、それを作っている東北の箪笥職人を訪ねることを思いつくという設定…。


実際に岩手の箪笥職人を訪ね、
その手の込んだ芸術的な箪笥の製作過程を見る…

丁寧に作った箪笥の美しさと、

伝統を受け継ぐ若い職人たちの技術には、

ベニシアさんだけでなく、TVを観ているこちら側も魅了される。


その後、遠野を訪れ1組の夫婦の生活を紹介するのだが、

見ているうちに私は、

その夫婦の自然の中での暮らしぶりに甚く感動した。


古い着物を割いてひも状にし、
それを織ってジャケットを作る妻、

木の皮を乾燥させ短冊状に切り、
それを組み合わせて手作りのカゴを作る夫、


日々の食事の材料は、自分たちの山を散策しながら探す…

夫婦仲良く出かけた先には、大きな原木シイタケ…


それらを使って作る地元の素朴な“すいとん風”の郷土料理に、

ベニシアさんは舌鼓を打つ…

( 美味しそうだ… )


まさに、

「お金をかけず、日々を丁寧に暮らしている」のだ。


世の中には、

財力にものを言わせてベルサイユ宮殿を貸し切り結婚式を挙げる夫婦もいる…

何十億もの蓄財があっても足りず、
貪欲にガツガツと忙しく世界中を飛び回る人間と、

田舎で自然に囲まれて、ゆったりした時の流れの中で生きる人たちと、

どれ程の差があるのか…と考える。


少なくとも、遠野で暮らす夫婦の顔には、
人を裏切るような邪悪さは感じられない…


“生き方は顔に出る”

と、改めて思う…


退院したら、

あの遠野のご夫婦を見習って

心豊かに、日々を丁寧に暮らしたいものだ…。

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まんぷく

2018-11-24 11:48:05 | 映画・ドラマ
このところ、

朝ドラ「まんぷく」を、

ほぼ毎日見るようになった。


特に、世良の“裏切り”がわかっていながら、

それを責めずに、

利用し“味方につける”福子の才能には、

凄いなぁ…と感心しながら見た。




昨日は、

“源ちゃん”の名前を決めるときの萬平の話し方がまどろっこしいので、

福子同様に、

( 理由はいいから、先に結論から話さんかいっ!)

とイラついた。



平賀源内の“源内”という名前を出すまでに、

長々と以下のような会話があった。



萬平 「福子に会った時、僕が作っていたのは幻灯機だった。
次に会った時は根菜切断機を作ってた。
そのあとは飲料水製造機はんこ、そして鉄板を使っての塩作り。
自分で言うのもあれだけど、僕は人からは発明家だといわれている。」

福子「そうですね。」

萬平「ああ、これからも世の中の役に立つようなものを作っていきたいと思ってる」

福子「名前の話や…」

萬平「ところで、発明といえば、日本には偉大な発明家がいた。平賀源内だ。江戸時代にエレキテルを発明した偉大な発明家だ」

福子「もしかして…」

萬平「源内は、どうだ」

福子「源内…」



会話の流れは、以上のようになるが、


いちいち、長々と萬平自身がナニを作っただの、
を話す必要はないと思うのだ。


ここで、

福子が期待した回答は、私が思うに…


萬平「源内はどうだ?」

福子「源内?」

萬平「そうだ、江戸時代の発明家、平賀源内だ」

福子「なんで?」

萬平「福子もわかっているように僕は、これまでにも人に役立つものを作ってきた。
人からは発明家だとも言われている。
その僕が目指すのは、江戸時代にエレキテルを発明した平賀源内のような発明家だ。なので、息子にもそんな思いを継いでもらいたい」

…と、なる。


要は、

結論→理由の順番で話す方が、わかりやすいと言うことだ。

ちなみに、産後の肥立ちが悪い理由は、ドラマでは、

栄養不足だと行っていたが、

それだけとは限らない。


“マタニティブルー”という言葉がなかった当時の話しだから、仕方ないけれど…。


ああ、ヒマだわ。

(−_−;)



しみずゆみ 🖥🔋










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成功の陰に

2018-11-24 10:27:58 | Diary
「ゴーンさんは、成功して来られたが、その成功の陰には失敗が内在していることをお忘れになったのではないか…」

と、

下請け工場の経営者がTVのインタビューに答えていた。


なるほど…深いなぁ。
成功の陰には必ず失敗がある…。


思い切った工場閉鎖やリストラ、

下請け業者に原材料費のコストカットを強いること等で、

業績回復を成し遂げようとすると

その陰で、大きな犠牲を払う事になる。


数字上で大きな黒字が出れば、それは「成功」という事なのかもしれないが、
「失敗」のない「成功」は、ありえない。


それなのに、

私などは

ゴーン氏のその思い切った手腕に驚嘆し、

改革の中にあっても、
フェアレディZの復活に取り組んだ氏の姿勢を賞賛した。

そして、

( やっぱり思い切った改革は日本人じゃダメなんだわ)

と、思い至ったワケだった。



では、

下請け業者の言う、

大きな成功の陰の“内在した失敗”とは、何だったか…。


今朝のTV番組でアナウンサーが、

新入社員を前にしたゴーン氏の訓示を紹介していたが、

「透明性と誠意を忘れなければ必ず会社に貢献できる」


このゴーン氏自らの言葉に、
失敗の要因がすべて集約されているではないか。



「我田引水」と「因果応報」

この言葉は、

やはり金言だな。


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ただ今、休養中

2018-11-24 05:55:51 | Diary
仕事を休み、

22日に入院。


現在、禁食のため高カロリーの栄養点滴を1日に1本補給中。

そのためか、空腹感はなくなった。


「水、お茶、ジュースは、とりあえずOK」

とのことで、口からは水分のみ。

「あめ玉や◯ーソンのスムージーはダメですか?」

と訊くと、

「ギリギリOK」との許可が出た。

…が、

甘いものは、どうも欲しくない。


こういう時、

例えば、口の中で溶けるコンソメスープ味や餃子味、カレー味のキャンディでもあれば…と思う。


ヒマでヒマで、

この2日は、

短編小説を1日に2、3編読んだり

TVを見たり、友人たちとメールやラインをやったりしているが、


そんな最中にも、

契約しているケータイ会社から

『残り200MBで通信速度を低速にします』

という非情なお知らせが来る。


残り6日もあるのに…


しかも今月は、グーグルマップも短時間しか使っていないし、

ほぼwifi環境のあるところのみで使っていたのに…

と、

私は、ケータイ会社に疑いの目を向ける。




昨夜は滅多に見ない『金スマ』を見ながら

グルメ番組って、

タレントが美味しいものを「うまい!」と言って食べているだけで、何が面白いのだろう…と

思っていた認識が少し変わった。

なるほど、

日本の農業を守るためには、こういう番組も必要なんだな…と。

昨夜の放送では、細々と“ひとり農業”をやっている男性の田んぼがイノシシに荒らされ、

せっかくの美味しい米が売り物にならない…等々のため、

その稲の米を炊いて、食べるシーンがあったが、

その米が“獣臭い”か臭くないか…は、個人的な主観のようだ。


そういえば、
来年の干支は、亥…なんだよなぁ。








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食事制限中につき

2018-11-22 07:09:27 | Diary
TVをつければグルメ番組、


街を歩けばラーメン屋に回転寿司…



世の中、

こんなにも食べ物で溢れているとは…。


あぁ、食べたい!


でも、食べられない!


消化の悪いものはNG、

当分の間、固形物もNG、


では、何を食べれば良いのか…?


「なるべく流動食を…」


と医師から言われて、今日で一週間。


胃ろうの患者さんが栄養補給のために使うドリンクを7日分、一袋200kcalを

「朝晩、コップに入れて飲んでください」

と薬局で言われ、

続けたのは最初の2日だけ、


ミルク味の妙な甘さに、ギブアップ…。(・_・;


仕方ないので、

インスタントのポテトスープやコーンスープを
温めて飲んだり、

絹ごし豆腐だけのお味噌汁を作って飲んだりしたけれど

それでも、満たされない…。



玉子と豆腐だけの茶碗蒸し、

柚子豆腐の餡掛け、

大根おろしと紅葉おろしを少しずつ…


普段、ご飯に混ぜてササっと食べていた納豆も


ご飯抜きの今は、

納豆だけを5粒ずつ口に含み、

豆の形がなくなるまで、よく噛みゆっくり食べる…


( あぁ、納豆ってこんなに美味しかったんだ …)


と、

今になって、感動…。


普通のご飯が食べられなくなって、かれこれ4週間…

食べ物のありがたみを、ひしひしと感じるこの頃であります。


ただ今、お腹の修復中…。

(~_~;)








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