声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

バエないイモ

2023-11-26 14:37:00 | 大型犬との生活
バエないサツマイモは我が家の裏庭産である。

ようやくサツマイモを掘ったのが先々週の土曜日。

それから干して、蒸して、切って…

昨日は手づくりの干し芋をM嬢に食べさせた。

以前は市販の犬用オヤツとして売られている干し芋を食べさせていたが、
何を食べても平気なM嬢が消化不良を起こした事があった。

外国産のイモだし、添加物などが混ざっている可能性もあるし、
それならと自家製の干し芋を作る事にしたのだ。






よほど美味しかったと見えて、今日もオヤツの時間になると、袋から出すや否や飛びついてくる。

都会育ちでセレブに飼われていたM嬢には、どうかなぁ…と思いながら食べさせてみたが、
意外と好評のようだ。

大型犬用のフードもオヤツもこのところの原材料費の高騰のせいか、
以前の1.5倍に値上がりしている。

一昨日、里親バカの夫が通りがかりのペットショップで買ってきた干した牛肉は、4枚入りで2,000円もしたらしい。






本人も驚いたらしく

「800円くらいかと思ってたんだよ」
とボヤく。

見えないのは老眼のせいだというが、
だいたい値段も見ずに買ってくるほうがどうかしてる…

「これならスーパーで1枚500円の肉買ってきて手づくりで干し肉にしたほうが安くつくな」

と言いながら、
iPadで干し肉の作り方を検索していた。


流石に干し肉は干し芋のように簡単ではなさそうだが、

当分、我が家ではM嬢のための手作りオヤツがマイブームになりそうだ。











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無意味な優越感

2023-11-18 09:21:00 | Diary
一昨日のことだ。

新宿に行くのに大宮から湘南新宿ラインに乗った。

東京駅経由にしなかったのは、東京駅での混雑を避けたいのと単に中央線を使いたくなかったから…
それだけの理由だったが、乗った途端に後悔した。

快速電車で新宿は4つ目だが、
衣装の入ったガーメントバックを持ったまま30分間、
立ちっぱなしを覚悟しなければならないほど混んでいたのだ。

(こんな事なら、ちゃんと着けてくればよかった)

装着の面倒くさい圧迫骨折用のコルセットを家に置いてきた事を後悔した。

とりあえず吊り革に捕まって背伸びの運動がてら、片手づつ全体重をかけながら背筋を伸ばし、姿勢だけは保つことにした。


何気なく外を見ると、真向かいを東海道線直通の熱海行きが並走していた。

通勤時間帯で車内が混んでいるのは同じだが、

熱海行きの車輌より、自分が乗ってる湘南新宿ラインの方が若干速度が速いようだ。

(…10、9、8、7…)

1輌ずつゆっくりとだけれど

向かい側に見える車輌がどんどん遅れて行くのを見るのは痛快だった…

5輌め4輛めのグリーン車が見えた。

座って単行本を読んでいる人,
テーブルにコーヒーだろうか紙コップを置いている男性客も見える。

コーヒーといえば、
大宮までの新幹線車内にもいたっけ…

熊谷から乗り込んで来た40代くらいのビジネススーツ姿の男性客が手に白くて小さな紙コップを持ったまま入ってきたのだが、

その紙コップの持ち方が、まるで汚い物を持つかのような…

よく病院でみる検尿済みのコップを持って歩くオジサンと同じだった。

( あの持ち方はないなぁ…)

思い出すと、気分が悪くなった。


(こんな事なら最初からグリーン車に乗ればよかった)

またまた後悔したが、
向かいが満席と言うことはコッチの電車も満席に違いない、

グリーン車では座れなくてもグリーン料金を払わなければならない事を思い出した。

立ちっぱなしの自分から見れば、向かいのグリーン車内の客は勝者で、みんな満足そうな顔で寛いでいる、

それに比べて、今の自分は完全に敗者である。


唯一の救いは、こっちの電車の方が少しスピードが速いという事、

(このまま行けば先頭車輌を追い抜けるぞ)

とニンマリ笑った頃に、ほぼ同時に赤羽駅に滑り込んだ。

停車するとコッチもアッチも13輌目でピッタリ申し合わせたように並んで止まっていた。

(なーんだ、結局おんなじじゃないか!)

(−_−;)

ようやく新作をUPしました。↓



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心を鷲掴みにする歌

2023-11-16 21:51:00 | 音楽
リハが終わった後で、
コリャ、場違いにも程がある…と思った。

シャンソンは表現力の世界だとは思っていたが、
レベルが違った。

前半の出場者の歌を客席で聴きながら、

歌の世界観を独自の解釈で表現する出場者の迫力に圧倒されてしまった…

まさに、心を鷲掴みにするガツンとくる歌唱ばかりで、
3分30秒の中に凝縮された物語の余韻が
聴き終わったと同時にジワジワと湧いてくる…

歌というよりオムニバスドラマを見ているような不思議な体験だった。

同じ曲を歌っても、歌い手によって全く表現方法が異なる…
特に前半は、どの人がグランプリを獲ってもおかしくないほどハイレベルだった。


実際、同コンクールに出場経験を持つ人たちが口を揃えて
「今年はレベルが高すぎる」

と言うくらいだから、相当なものなのだろう…

私のように思いつきで応募したような者は、ほぼ皆無に近いのではなかろうか。

(歌詞間違えずに歌えるかな)

なんて思っているようではダメなのだ。
(^_^;)

とは言え、
思いつきではあったけれど自分なりに楽しく歌えたのが何よりで、

終演後にロビーで見ず知らずの観客の女性2人が私を呼び止めて、

「あなた、とても良かったですよ、シャンソンらしくって…私はあなたの歌に◎を付けました」

と言ってくださった。

(私の歌を聞いて楽しんでくれた方がいたなんて…)

参加して良かった…と心底思った瞬間だった。

『箸休め』の目的を果たせたと思って良いのかな。


とは言え、疲れた。

自宅を出たのが朝7時過ぎ、

在来線と新幹線、
新宿から小田急線に乗り継ぎ、
会場がある代々木上原に着いたのが10時。

会場のけやきホールがある古賀政男記念館は代々木上原駅から徒歩で3分、JASRACの隣だった。

11:00受付、
12:00〜14:00出場者リハ(公式伴奏者との打合せ)
16:00開演、
19:30終演

丸1日をコンクール会場で過ごしたが、その分、収穫も多かった。

私と同じく後半の部に出場し、
長年シャンソンを歌われていてCDも作っていると言うTさんが、

「あなたのように面白くって楽しい方とご一緒できて本当に良かったわ」

と言ってくださった。

別世界だと思っていた場所に知り合いができた事も大きな収穫だ。

ちなみに今回のコンクールには全国から200人もの応募があって、
音源審査に合格したのは40名、

その中にはプロとして活動中の方や、
内幸町、軽井沢などのシャンソンコンクールで入賞した人たちも多く含まれていたらしい。

私の稚拙な伴奏譜を、とても素敵に弾いてくださった公式伴奏者の江口さんに感謝しつつ、

流暢なフランス語でゲスト紹介をしていたベテラン司会者、青木氏にも大いなる刺激を受け、

私のシャンソンコンクール初挑戦は終わった。


さてと、次は何に挑戦しようか…

その前に明日の仕事、がんばろう。
(^_^;)












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箸休めの歌

2023-11-11 10:52:00 | 音楽
来週木曜、
都内で開かれるコンクールに出場する予定なのに、
ここ数日は、仕事に追われ練習ができていない。

気持ちよく歌うことを目標にしているのに
疲れからか声はガラガラだし、

目の前の仕事の〆切がコンクール前日というタイミングの悪さ。

やっぱり私は「持って』いない。

(−_−;)







シャンソンはポピュラーソングの中でも最も表現力が求められるジャンルでもある。


そもそも、振り返ってみると自衛官時代に歌っていた『サントワマミー』も『恋心』も『愛の讃歌』も

吹奏楽をバックに私が歌うと、
シャンソンとは程遠いものになった…


そのせいか、長い間チャレンジしようとも思わなかったが、
この歳になってようやく語りたくなった。


歌いあげる曲とは違って、
さりげなく表現できる曲を選んだ。

歌詞をもう一度見直したが、
心情描写が巧みな詞がついている…

戦場で戦っている兵士が帰ってくるのを待っている妻や恋人の思いを詞にした曲だ。

日本では、
最近の朝ドラでモデルにもなっている淡谷のり子さんが歌ったらしい。

表現するには当然、日本語のほうがいいのだが、
もう間に合わない。

訳詞で歌うことを推奨されているコンクールで
原語で歌う人は、たぶん少ない。


私が音源審査に合格できたのは、
たぶん演出上の意図があるに違いないと思っている。

40人が前半と後半に分けて出場するコンクールでは、聞く方も疲れる。

審査員は大変だろう…

私は最後から6番目だから、
もういい加減、耳が疲れてくる頃だ。

そこで、
審査員の方々や聴衆の皆さまに、耳を休めて貰おう…
という事だと思う。


料理で言えば『箸休め』である。


箸休めには箸休めの役割がある。

「箸休め」は、他の料理を邪魔してはいけないのだ。

目立たずに、さりげなく、次の料理を引き立てなくてはいけない。

美味しい料理を引き立てる箸休めの役目を無事に担えるだろうか…

ステージで緊張して転んだりしたらどうしよう…

まぁ、それはそれで笑って貰えばいいわけだが…
(^^;;


だんだん心配になってきた。




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故郷の話をしよう

2023-11-05 15:22:00 | Diary
羽田から朝の便で行き、翌日の朝の便で帰ってきた。

慌ただしい2日間だったが、充実した時間を過ごすことができた。

4日は従姉とランチとお茶をしてゆっくり話し、
夕方から母校へ向かった。

母校の鉄筋校舎に入るのは、何十年ぶりだろう…

毎年お盆の時期に開催されていた合唱部OBと現役生の定期演奏会で練習に来たのが最後だから、

ゆうに40年以上は経っている。





音楽室の絨毯敷きの床には穴が空き、

かつて整然として広く思えた音楽準備室や練習室には、モノが増えた。






懐かしい校舎を見学した後、
ぞろぞろと歩いて近くの宴会場に向かう間、
むかし話に花が咲き、うっかり場所を間違えたり、

宴会スタート前のインターバルに合唱コンクール当時のアルバムを開いて、

自分の姿を見つけては、当時のエピソードを思い出したりで、

宴会前の時間も持て余す事がないほど、よく話した。


恩師を囲んでの会は、実に楽しかった。

今でも3つの合唱団を指導していると言う恩師は78歳。

コロナ禍を機に、若い頃から抱えていた持病の心臓疾患を手術したと言う。

そのせいか、以前よりも元気そうに見えた。

それにしても、歌好きな者の集まりというのは、(私もだが)
どうしてこうも話好きが多いのか、

年代別に高校時代の部活エピソードを披露して、参加者に配られた校歌と『あの素晴らしい愛をもう一度』を合唱しただけで、

あっという間に一次会は終わった。




駅前のスナックを貸切にして開かれた二次会では、
横に座った2学年下の後輩たちと世間話に花が咲いた。

《グラントワカンタート》をはじめとするイベントや、

《柴犬発祥の地》を売り込むための空港での『柴犬さんお迎えイベント』

1日2便しかないローカル空港だからこそできる《空港マラソン》

これらの《売り》をもっとアピールする方法はないか…と、あれこれ考えた。

特に、愛犬家の1人としては、

やや地味すぎる「柴犬さんのお迎えイベント」をもっと盛り上げるため、

「全国の柴犬愛好家を呼び込むために、
柴犬ドッグレースと空港マラソンをドッキングさせて《柴犬と走ろうマラソン大会》はどうだろう」

と提案してみた…が、

後輩たち曰く、
「元市役所職員のFさんを巻き込まないと」
との事。

しっかし、
残念ながらF君が、こちらのテーブルに来たころには、
二次会もタイムオーバーの時間。

結局、全員で『大地讃頌』をカラオケで歌い、
恩師のアイデアでまたもや校歌と『あの素晴らしい愛をもう一度』を歌い締めして解散となった。

そのせいか、
今朝は声がガラガラだ。

(−_−;)
























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不安症は中程度

2023-11-02 13:03:26 | 報道 ニュース ワイドショー

NHKの朝イチで不安症について取り上げていた…

今、日本中で不安症の人が増えているらしい…
私のようにネガティヴ思考に陥りやすい性格のせいばかりではないらしい。

自己チェックしてみると
私の場合は中程度の不安症という判定が出た。

まぁ、こう言うのは、
その日の気分によって変わってくるもの…
明日やれば、また別の結果が出るだろう。

連休中の帰省を前に、
大急ぎで残りの仕事に取りかかったのはいいが、
いつものようにM嬢に邪魔された。

彼女は、私の横にピタッとくっついて、いきなりPCのキーボードを右前脚でバンッと叩く。

「遊んで」というサインだ。

撫でて欲しいときは、そっと私の左腕に肉球を乗せてくるが、

このバンッをやられると中断せざるを得ない。

結局、連休前に片付ける予定の半分しか終わらなかった。

残りは帰ってきてから片付けよう…と思ったが、
そこでふと何かを忘れている事に気づいた。

そうだ!
もうずいぶん長いこと更新していない…

以前から自分のPCに入れている《遺言フォルダ》のことだ。


万が一を想定して、
後で家族が困らないよう、生命保険会社などの連絡先や金融機関の情報などを記してあるが、

2ヶ月前、出張中に電車内でバッグを置き忘れた際、全てのクレカやキャッシュカードを再発行してもらったことを思い出した。

まずは、更新しておかなければ…。

ついでに、
一応、家族へのメッセージも遺しておこう。

息子と夫、
広島の実妹への短い感謝の言葉を記した。

書いているうちに、
なにやら妙な気持ちになった。

(これで何があっても思い残すことはないなぁ)

不思議なほど清々しい気分になったのだ。

たまには、
遺言を書くのもいいものだ…

冷静に自分の人生を俯瞰で見ることに繋がる。

次も更新できるよう平穏無事に過ごしたい。
(^^;;
















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11月1日は犬の日

2023-11-01 15:11:00 | 大型犬との生活
夫がM嬢のために御節料理を注文しようかと言い始めたのが先週末。

どこかのペットショップで貰ってきたパンフを開いてはアレコレ呟いている。

値段を見ると一重だけで4、5千円はする。

「こんなの、ふた口で食べちゃうよ!」

と言うと、

「確かに」

と言いながら、再びジッとみつめている…

「人間のは?」と訊くと、

「ない!」

と即答した。

「初めての女の子だからなぁ」

とM嬢を見ながら目を細める。

「服も買ってやりたいんだ」

と言ってサイズを測ったのが2、3週間前。

それ以来、市内のペットショップを探しまわっているらしい…

それなのに、
「可愛いのが見つからないんだ…」と
肩を落とす。

昨日、何を思ったか

「やっぱりオレが作ったほうがいいな」

と言いはじめた。

(マジか!)

それでなくても、夫は服のセンスが昔から悪い。

頼むからやめてくれ‼︎


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