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YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

PZ26も面白い

2018年02月25日 | YB125SP改造

 今日はどんより曇り空だったので遠出をせずに宿題にしていた
キャブレターPZ26の燃調を追い込んでみたよ。

PZ27とほぼ寸法互換なので10分程度で換装できた。

タオバオ輸入したジェット類がそろったので実行。

手持ちの物と合わせてかなり細かい調整ができるようになった。

一番難しかったのがパイロットスクリューの調整だった。

パイロットスクリューがこんな場所なので愛用の自作ツール登場。

ドライバービットに油性ペン「マッキー極細」のキャップを
付けただけだ。

印もつけて回転数を分かりやすくしている。

色々なジェット番数を試した結果

・MJ:#90
・PJ:#35
・PS: 5/8回転開け
・JN:上から3段(中間)または
   上から2.5段(2段+0.5mmシム)

以上で下から上までスンナリ上昇するセッティングになった。
ジェットニードル段数(JN)については微妙な加減で、3段
だと全体的に力強くて登坂も純正BS25キャブよりも優れてる。

JNを2段にすると一気に薄くなったので2.5段にしてみたら、これ
がまあ良い感じにふけ上がる。電気モーターみたいにヒューンと
回転上昇するので面白い。
結局最後は好みの問題になってしまった。
最後の微調整はPSで行えば良いだろう。

PS回転数が少ないのが気になるけれど、PJを#33に下げたところで
MJを#92に上げないとバランスが崩れると思うから、このままで
行こうと思うよ。
また海外のPZ26資料のデータを参照したらPS基準が1回転で、
1/4~2・1/2の範囲外ならPJ交換を指示しているので、まあまあ
の燃調になったようだ。

PZ26は結果的にアクセルワークに対して純正キャブBS25よりもキビ
キビした反応になって面白い。
PZ27よりは力強さは減ったけれど、市街地でのストレスはかなり
減る感じになった。

PZ26
・軽い吹け上がり
・再加速がスムーズ
PZ27
・力強い
・登坂が楽になる
・再加速の瞬発力が高い
・切り返しが楽
・タンデム走行や大積載条件に有利

こんな差を感じた今回のキャブレターいじりであった。



2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (超 YBゴッド)
2018-03-02 09:58:47
自分がまだYBオーナーだったら PZ27 キャブを装着してみたかったです。そんなに走りの内容がキャブひとつで変わるんもんなんですかね。試してみたかったです。いつもながら参考になります。
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Unknown (雷太)
2018-03-02 19:13:53
キャブ車はセッティングさえ出てしまえばかなり走りの印象が変わります。
この燃調を追い込むまでが大変なので、前例が無い限り安易に手を出さな
い方が良いでしょう。
でも、この過程が実は面白いんです。
もちろん純正キャブを完調に仕上げるのも楽しみのひとつであります。

FI車の場合は専用治具とある程度の理論や経験で少しは変える事が可能ですが
そのまま乗るのが一番だと思います。
なにかその車種にこだわりが無いかぎり、パワーなどに不満が出たらさっさと
乗り換えるのが得策でしょう。
もう国内車はFIに移行してますので、これからはそのまま乗るのが楽で賢い
運用方法だと思います。
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