YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

松田町と山北町の様子

2023年02月28日 | YB125SPツーリング

 今日は朝から気温が上がるとの天気予報だった。
関東では19℃を予想されてて春の陽気になるらしい。
そこでギリギリ間に合いそうな松田町の(河津)桜祭り
へ行く事にした。

 会場近くから富士ちゃんがコンニワ!

東名高速道路の側道から良い眺め。
ところが会場周辺は渋滞がひどくて近づけない。w


辛うじて河津桜が咲く側道で一息。

 山北町へ進路変更。

毎回通ってる梅林は満開だった。


YBR125時代に見つけた場所なのだ。

東名高速道路の斜面。

毎年この季節に菜の花が咲く。


探せばこんな風景がある。

 お腹が空いたので酒匂川の土手道を南下した。

ここにも河津桜が植えられていたのだ。

 やって来たのは中華食堂の黄金(こがね)小田原店。



はらぺこさんに人気のから揚げ定食580円。
近年この量を食べきるのがきつくなってきた。
次回は牛どん屋の並にしよう・・・

 帰路の途中、桜祭り会場を遠方から観覧。

こりゃ混むわけだ。w

風は強かったけれど予報通りに日中は暖かい一日であった。
久しぶりのちょっと遠出な神奈川西部ツーリングは良い気晴らしになったよ。
次回は山北町の桜と新緑が綺麗な時期に来ようと思う。


アクセルワイヤーに注油した

2023年02月23日 | YB125SP整備

 相変わらず寒い日が続くね。
さて、ちょっとした理由でYB号のアクセルワイヤーに
注油をした。

主に曲がり部分の摩擦によってグリップの開閉抵抗が生
じるから時々潤滑油を注油したほうが良いんだけど、こ
こを整備する人はめったに居ない。
俺でさえ約3年前にやった程度である。
リンク→各部注油とバッテリー充電

 なぜ急に注油をする気になったのか?

実は先日読者様のアクセルワイヤーが自宅から60㎞離れた
場所で切れてしまったのだ。
丁度曲がり部分付近である。
この写真を見た瞬間、背筋がゾッとしたね。

 翌日、我がYB号のアクセルワイヤーを整備する事にした。

・キャブレター側の引きアクセルワイヤーを外す。
・スロットルケースを分解し、アクセルワイヤーを外す。
・防塵用のゴムキャップをずらして注油できるようにする。

 今回はこんな物を用意した。

適当なビニール袋、ハサミ、養生テープ。

 ビニール袋をコーヒードリップフィルターの様な形に
切り出す。

先端も少し切る。

 スロットル端のアクセルワイヤーに通してテープ止め
する。

テープはしっかり巻き付けて液体が漏れないようにする。

 潤滑オイルを少し溜める。

オイルの種類はエンジンオイル、スピンドルオイル、油圧
ジャッキオイルなど流動性がある物なら何でも良い。
俺は余ってたチェーンソーオイルを使った。
もちろんワイヤー専用のワイヤーオイルでも良いし手元に
都合の良い物が無ければ、普段愛用の浸透潤滑オイルでも
かまわない。
何もしないよりマシなのだ。w

オイルを溜めたらインナーワイヤーを上下させて浸透を
促す。

曲がり部分程度の浸透潤滑なら少量でかまわないし、全体
に行き渡らせたいなら注油と促しを数回繰り返せば良い。

 気が済んだら防塵ゴムキャップを元に戻す。

そして各部を元通りに組み立ててアクセルの動きを確認する。
もしも軽くなったなら、今まで潤滑不足だったってわけだ。

 注油後、動きが少し滑らかになった感触が起きた。

曲がり部分の潤滑が効いたんだろう。
町内を一周して、この日はおしまいにした。

 天皇誕生日の今日、ちょっと徘徊ツーリングに出かけた。

梅の花はまだ満開とならず、木々はまだ芽吹いていない。
チェーン店のそば屋で昼食をとり、買い物をしなから
帰宅した。
アクセルの感触は実によくなったよ。

さて、例の読者様のその後はどうなったか?

なんとインナーワイヤーだけ引っ張り出してスライダーに
結び、どうにか引っ張りながら自宅までの道のり60㎞を
走行して帰ったそうだ。
どんな姿勢と動きなのか想像できないけど、なんという
サバイバル術!
さすが我がブログの読者。
転んでもタダでは起きない。w

こんな感じで運が良ければ乗り換えや廃車まで切れない
アクセルワイヤーだけど、実際に切れる例は有るのだ。

暇つぶしや春からのオートバイシーズン前に一度くらい
注油整備をしておく事をお勧めします。


排気のスタッドボルト整備

2023年02月18日 | YB125SP整備

 気軽にオートバイで出かけるにはまだ寒い。
しかし何かやらないと気が済まないのでYB号のエンジン整備
をしてみたよ。
普通はやらない排気のスタッドボルトの整備。
実はかなり重要な整備箇所なのだ。
マフラーのエキパイを固定している排気ポートのスタッド
ボルトの固着防止処理なのだ。

 早速スタッドボルトを抜いてみる。
YB125SPの純正スタッドボルトはM6の六角穴付きボルト
なんだけど、我がYB号は写真のような両切りスタッドボル
トと袋ナットに変更している。

そしてナットを緩めたらボルトも供回りして抜けてきた。
ボルトとナットが固着していたのだ。
ボルトにM6ナットを二個噛ませてロック状態にしてから、
袋ナットを外した。
少し固着していた程度で大事には至らなかったよ。

 もう一方の袋ナットは素直に抜けて、スタッドボルトは
ダブルナットで抜いた。

抜けたボルトの山はワイヤーブラシで掃除する。

 袋ナットの穴の中のネジ山はM6×1.0のタップで錆落とし
とネジ山修正をする。

ゴリゴリしてて固着の原因が錆だと分かる。

 穴はパーツクリーナーで切り粉を排出する。

面倒でもちゃんと処理するのだ。

 スタッドボルトのネジ山はM6×1.0のダイスで掃除。

綺麗なネジ山は固着防止になる。

 エンジンヘッド側のネジ穴もタップで掃除。

本当はマフラーを外した方が作業が楽なんだけど、軽く
回ったので指先でタップを回して作業した。
もちろんパーツクリーナーで汚れを追い出す。

 焼き付き固着防止グリスのスレッドコンパウンドをネジ
山に薄く塗る。

ちょっとした処理なんだけど、これが長年に渡って固着防
止になるのだ。

 スタッドボルトのネジ込みは指先トルクのみ。

ここは下手に工具で締めるより軽い固定の方が後々噛み込
まなくて都合が良い。

 ネジ山にスレッドコンパウンドを塗る。

少量で十分なのだ。

 袋ナットを左右交互に少しずつ締め込む。

これも軽く硬くなったら深追いせずに締め付け終了にし
た方が良い。

出来ればスタッドボルトはその都度新品交換が良い。

以上、たった二本のスタッドボルトなんだけど、ここを
整備する人はめったに居ない。
そして何年も経って噛み込みや錆で固着しているのに気づい
た時は手遅れなのだ。
固着するとどれだけ大変なのかは以下の動画を見れば分かる。

Broken & Siezed Bolt Removal, DR 650 Cylinder Head

ショップに頼むと数万円は下らない。

暇つぶしやマフラー交換時にネジ山整備やボルト交換で
固着を未然に防ぐ事をお勧めする。
車体の掃除よりもよっぽど大切なのだ。w


茶碗蒸し容器のワイパースタンド

2023年02月11日 | 雑記

 昨日2/10日(金)は天気予報通りに関東地方でも雪が
降った。
前回肩透かしを食らった降雪予報だったが、今回は本当に
降ったよ。
前日の夜に軽四号のワイパーに張り付き防止のワイパース
タンドをセットしておいたので、密かな楽しみでもある。w

 当日は朝から本当に雪が降り始めた。

茶碗蒸し容器をアームの下に敷いて浮かせたのでワイパー
ブレードは浮いたまま。

 約3時間後。

いい仕事をしている。

 約6時間後。

すっかり埋もれたけどワイパーブレードの下は埋まって
いない。

 そして雪は雨に変わってしばらくして、ボンネットの
雪が自然落下した。

春の雪崩や大雨後の地滑り、危険盛り土や埋め立て地の
崩落事故の原因がよく分かる。
水の層が滑り台になるんだね。

 YB号にも雪は積もるが、避難してたので埋もれる事は
無かった。


 翌朝の様子。


 最後まで効果を発揮した茶碗蒸し容器。

えらいぞ!

 雪はブラシで簡単に掃えた。

ご近所さんは除雪に苦労してた。

JAFやカーライフ情報サイトでも大雪の時のワイパーに
ついて、立てるか立てないかの話題をしていたけれど、
豪雪地方なのかめったに降らないか、根雪になるか
すぐに融ける気温なのかで色々な話が出ていたね。

以上、食べ終わった茶碗蒸し容器を使った降雪時のワイ
パースタンドの一例でした。


1ヶ月放置後の状態確認

2023年02月05日 | YB125SP整備

 もう令和5年も2月になってしまった。
久しぶりにオートバイの話。
YB号を放置して1か月近くが経ってしまったよ。
そこで厳冬期での1か月放置後の状態確認を昨日してみた。

 タイヤの空気圧を確認。

フロントタイヤの空気圧は175KPaだった。
最後に補充した時は180KPaだったから、予想よりも減りは
少ない。
メーカー指定値は175KPaなので安心だ。

 リアタイヤの空気圧も確認。

片手撮影なので測定状態では無いけど結果は225KPa。
これも指定範囲内で問題無し。

厳冬期1か月放置でも意外と減りは少ないんだな。
久しぶりの確認だったけど安心した。

 ドライブチェーンの遊び幅確認。

最後の調整の記憶が薄れてるから自作の振り幅確認棒で
測ってみた。
20mmで問題無し。

 念のためにチェーンオイルを注油。

記憶が定かで無い時はオイルを注しておけば不安は無くなる。

 バッテリーの電圧を測ったみた。

少し減ってはいたが、まだ12Vを越えている。

一月ぶりのエンジン始動を試みたがクシュンクシュンと
ゆっくり回って初爆が起きない。

 バッテリーの回復を待って電圧を測る。

かなり減った。
約8年目のご老体バッテリーでメンテ充電はしていたものの、
流石に放置期間が長いと厳しいのかな。

 再度エンジン始動を試みたらかかった。

アイドリングで充電電圧に上昇した。

何とか始動できたが真冬の1か月放置はギリギリな感じ。
世間一般が良くやるバイクやスクーターの厳冬期2~3
ヵ月放置だと、なかなか始動できないんだろうな。
春先に手放す人が多い理由はこんなところか。

 確認して一晩経って走行確認に出かけた。
発進してから5~10分程度はエンジンの回転が不安定で
加速も悪かったけど、温まるうちに調子が戻って来た。
キャブレター内の放置劣化したガソリンを使い切って、
新鮮なタンク内ガソリンに替わったおかげだと思う。

 久しぶりに相模川まで行ってみる。

空気が澄んでて丹沢山系が良く見える。

 水田地域はまだ休耕状態。

青空が綺麗だけどまだ寒い。
エンジンは調子良くて今年も大型整備をしなくて済みそ
うだ。
約2時間ほど徘徊して帰宅する。

 帰宅後にバッテリー電圧を測った。

2時間程度の走行充電で実用域まで回復した感じ。
後日、メンテナンスモードで追い充電してあげよう。

こんな感じに久しぶりのYB号運転となった。