YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

YB号、今年最後の整備

2021年12月25日 | YB125SP整備

 世間はXマスで浮かれているけれど、我が家は大掃除な
どで忙しい。
その合間を縫って我がYB号こと運用5年目のYBR125SPの
今年最後の整備をしたよ。

 掃除してたら部品箱の中から行方不明だった新品のLED
ウインカー球を発見した。

点灯試験をすると全部正常に光る。

 先日修理でフィラメント球に交換した右前のウインカー
を「出土したLED」に変えた。

ちゃんと光り、面発光のおかげで視認性が良い。

 次にリア周辺の分解・清掃・整備を行う。

 リアブレーキ機構を確認。

ブレーキダストでかなり汚れていた。

 刷毛やブラシなどを使ってダストを掻き出す。

最後にパーツクリーナーとウエスで拭き掃除した。

 ブレーキパネルの部品も分解整備。

実はブレーキアームが付くブレーキカムまで外すのが重要
なのだ。

 ブレーキカムの軸を清掃してからグリスを塗布する。

これでブレーキ操作が滑らかになるのだ。

 各部品を掃除してから組み立てる。

これらの整備は半年毎に行うのが理想的。
6月と12月が良いと思うよ。

 ハブダンパーを確認する。

劣化していてヒビ割れも見える。

 実はリア周辺のメンテナンスを行おうと思い立ったのは、
加減速時に後ろから「コン」と異音が聞こえるようになっ
てたので、もしかしたらハブダンパーが劣化して隙間が出
来ているのかと思ったのだ。

 新品と比較すると一目瞭然。

丁度よい交換時期であった。

 新しいハブダンパーに交換する。

シリコンスプレーを少し吹いてから挿入するとはまりや
すい。

 ドリブンスプロケット周辺も清掃してから組み付ける。

そしてリアホイールを車体に組み付けてからチェーンの
引き具合を入念に調整した。
YB/YBRは遊び幅20~30mmが指定値だ。

 ドライブスプロケットカバーを外して周辺の様子を見る。

チェーンオイルや埃などで泥化した汚れがある。

 割り箸にウエスを巻きつけて隙間を拭き掃除した。

これでスッキリ。w

 次はチェーン自体のメンテナンス。

いつものようにダンボールでホイールを養生し、安い潤滑
オイルスプレーを吹いてからウエスで汚れを拭き掃除する。
次にパーツクリーナーで隙間の汚れを吹き飛ばし、ウエス
で残った汚れを拭く。

 潤滑油としてAZのチェーンルブを一コマずつ丁寧に塗
布し、ホイールを10周くらい回してチェーンになじませる。

最後に軽くウエス拭きしてチェーンメンテナンスは完了。

 家の掃除の時に発見した清掃艶出し剤のアーマオール
を使ってホイールを掃除してみた。

これでもちゃんと綺麗になって新品みたいな輝きになった。

 エンジン周辺や目立つ汚れ部分の洗車もする。

水垢落としカーシャンプーを吹いてブラシ類で擦ってから
水を噴霧器で吹いて洗い流す。

 水気を拭き取ってからワックスコーティングした。

プレクサスは耐熱温度が大変高くて車体以外にエンジンに
も使えて便利なのだ。

 プレクサスコーティングしたらピカピカになったよ。

このまま新車のフリでもしようかな?w

 最後は冬限定で使うタックロールシートカバーを被せる。

縫い目に水がしみ込み座るとしみ出すため、雨が多い季
節は使わないで乾燥した冬に使うのだ。
一回り試走してリア周辺からの異音は無くなって、ハブ
ダンパー交換の効果が確認できた。
以上、色々な作業をして今年の最後のメンテナンスを終
えた。

 それでは皆様、良いお年をお迎えください。
また来年もよろしくお願い申し上げます。


ダイソーの半田ごて台を改造した

2021年12月22日 | 雑記

 年末に向けて少しずつ掃除をしていると仕舞って行方
不明だった品々が「出土」する。
今回は半田ごて台だった。w
ところがダイソーのハンダこて台は軽くて不安定で危な
いから改造してみたよ。

重しを装着。

そして滑り止めの足も付けた。

 コテ先クリーナーを追加装着。

このクリーナーがかなり優秀なのだ。

 こんなのが材料。

すべて手持ちの部品が使えた。
重しの角座金は3種類くらいの大きさがあるので、幅が狭
い半田ごて台の場合は小さい角座金を買えば済む。

 穴径を5mmから6mmに広げる。

M6のドリルで広げた。
もしもボルト・ナット類をM5(mm)でそろえるなら
この加工は不必要だ。

 重しの固定。

裏側はこんな感じ。

 表はこんな固定方法。

組み立ては簡単だ。

 コテ先クリーナーの製作。

ツナ缶の空き缶の裏に厚みのある両面テープを貼る。
1枚だと隙間が起きるので3枚重ねでテープを貼った。
薄い両面テープなら間に何か平たい板でも挟んで貼れば
良いだろう。

 空き缶をペタリと台に固定する。
 
そして用意した金属タワシを中に入れる。

 滑り止めの足を作る。

ビニールチューブを適当に切り、縦に1本スジを切ってか
らビニール系接着剤で固定した。

 こんな感じで簡単な工作で安定した半田ごて台に変身。

200円が2000円の感覚で使いやすくなったよ。w

WEB検索するとダイソーのハンダこて台の紹介は多いが、
改造して使いやすくしている人は少ない。
以上の改造方法は居なかったので今回書いてみたのだ。


エンジンルーム内に雨どいを付けた

2021年12月18日 | 雑記

 先日台風並みの豪雨が降ったんだけど、止んだ後で軽
四号のエンジンルームをのぞき込んだら右端周辺が濡れ
ていた。

どうやらこんなルートで雨漏りするらしい。
普通の雨程度の雨量だと濡れないけれど、激しく降ると
ECU周辺やバッテリーのマイナス端子を濡らしてしまう。
これは普段気づかない雨漏りだ。
ワゴンRの弱点と言うか安かろう悪かろうの結果だと思う。
以前エンジンルーム内への雨漏り修理で対策したから、大
雨の後の様子を見るために今回確認してみたのだ。

 よし、ちょっと対策をしてみよう。

牛乳パックを切り開いて型紙にし、色々な形状や曲がり
を検討した。

 リサイクルショップで買った黒いまな板を材料にする。

型紙に合わせてハサミで切り出す。
下敷きやプラスチックのクラフトボードでも作れると思う。

 ヒートガンで温めながら曲げる。

温めて曲げて水に浸して冷ませば固定されるのだ。

 何回も試行錯誤の末に形が決まった。

車体に元々有った未使用の穴の位置に合わせて彫刻刀で
穴を開ける。

 自動車に良く使われているナイロンプラグで固定する。

軸径7~8mmの物を使った。

 固定する。

こんな感じのルートで雨水が流れてくれるのを期待する。

後は豪雨の後に確認して弱点があれば2号を作れば良い。
今回は雨どい1号なのだ。w

以上、たまには軽四号の世話でもしようと思い立って作っ
た雨漏り対策の雨どいの製作でした。


劣化したグリップを交換した

2021年12月12日 | YB125SP整備

 わが自転車号とYB号のグリップ(ハンドルを握る場所)の
劣化が進んだので交換する事にしたよ。
年末に向けて少しずつ掃除をしていて死蔵してたグリップを
発見したのだ。w

 自転車用グリップ。

OGK製のグリップシフト用である。

 見比べると一目瞭然。

もう15年ちかく握ったグリップなので腐った色になってる。w

 迷うことなくカッターで切り裂いた。


 新しいグリップの中にパーツクリーナーを吹く。

潤滑剤の代わりで後で蒸発して滑らなくなるのだ。
パークリの代わりにアルコールや水抜き剤でも構わない。

 差し込んで途中で止まったらハンマーで叩き入れる。



新品は綺麗で嬉しい。


この自転車はもう20年くらい使っている。
ちょっとした整備と掃除だけで持つもんだ。

 次はYB号のグリップ交換だ。

見てのとおりにかなり減っているのだ。

このグリップは約4年前に純正から交換した中国産の
タオバオ輸入品。 リンク→ハニトラな購入品

柔らかくて握り心地が良く、外径が少し太くなるのでひね
る力が減って長距離走行が楽なのだ。

 新品のグリップ。

これは最近新たに輸入した物だけど、昔買った物に比べて
少し固いのだ。
人気商品はあの国の中でも模造やコピー品が出回る。
まあ機能的に使えればいいよ。w

 劣化したグリップを抜くために細い六角レンチを差し込
み、パーツクリーナーを隙間へ吹く。


 少しもみながら引っ張ると抜けてくる。

カッターで切り開いても良いが、こんな方法もあるのだ。

 自転車用と同じに新品のグリップ内にパーツクリーナー
を吹いてから差し込む。

端が穴開きなので当板をしてハンマーで叩き入れる。

 左右同様な作業で交換した。

新品は気持ちが良い。
試走してきた結果、やはり材質が変わって固くなった
関係で少し握り心地は悪くなったけれど、梨地の表面の
おかげで滑り止め効果は健在だった。
「青年グリップ」だな。w

 古い「少年グリップ」よ、お疲れ様でした。

握りすぎてこんなになっちゃった・・・


近所の遅い黃葉が綺麗な一日でした。


軽四号のバッテリー保守充電

2021年12月11日 | 雑記

 特に面白い話では無いけれど、めったに乗らない我が
軽四号のバッテリーを保守充電しておいた。
冬の恒例行事である。
問題はバッテリーをいったん下ろさないとコンセントが
ある場所で充電できない事。
バッテリーを長時間下ろす=電装系のメモリーがリセット
される=その後の設定がすごくめんどくさい。

 そんなわけでメモリー保持用にバイクYB号のバッ
テリーを使う事にした。

ジャンパーケーブルが無いので手持ちの部品でこんな
物を用意した。

 接続する。

極性を合わせて+には+、-には-を接続する。
義務教育時代に習った「並列接続」である。w

 端子を外して自動車バッテリーを下ろす。

安全のためにビニール袋で+端子を覆う。
ショート防止なのだ。

これで電装系のメモリーはバイクのバッテリーで保持さ
れる。
電動ロックの開閉も可能だから防犯も機能するのだ。

 うっかり始動行為を防止するために注意書きを貼る。

バイクのバッテリーと細い配線ではセルモーターの始動は
不可能だし大電流を流すと炎上して危険なのだ。

 下ろしたバッテリーを充電器で電圧測定する。

この充電器はコンセントを刺す前だと電圧測定ができる。


12.7Vで見かけは正常値。
だがセルモーターを回すとか大電流を流すとなると劣化具
合によっては大きく電圧が下がってしまうのだ。

 保守充電を行う。

パルス性充電で劣化の原因を除去して回復させるのだ。

 補水穴から電極の様子を見る。

電極はきれいで表面は鉛色。
充電開始で細かい水素泡が発生しだした。

 24時間パルス充電した。

水素泡が激しい。
電極表面はきれいのままで、前回の保守充電が効いてい
るんだろうな。
劣化が進むと表面に硫酸鉛の結晶ができて、まるで白い
サンゴのような膜が覆って充放電ができなくなるのだ。
それを防ぐのにパルス性保守充電が効く。

 充電直後の電圧は14.1V。

毎年冬になるとこうした保守充電をしてきたのだ。
おかげなのか、このバッテリーは購入から既に6年経って
いるにもかかわらず、車検時のバッテリー検査でも合格
だった。

 車に載せる。

端子を組み付けてボルトを締める。
そしてメモリー保持用のバッテリーを外して完了。

キーオンにしてオーディオなどの設定を確認し、ちゃんと
メモリーは保持されていた。
始動すると勢いよくセルモーターが回って一発始動できた。

ガソリン価格高騰でここ一ヶ月はほとんど軽四号に乗って
いなかったから、丁度よいタイミングで保守充電したわけ
だ。


ハイマウントストップランプをLED化した

2021年12月05日 | 雑記

先日の部屋掃除で発掘された物の中にS25シングル電球色
のLEDがあった。

立派な箱に入った高品質LEDだ。
こんな物を買った覚えが無いと思ってたけれど、良く思い
出したら分かったよ。
昔、YB号のテールランプのダブル球をLED化しようとして
間違ってシングル球を注文してしまったのだ。

これを有効活用するのに軽四号のハイマウントストップラン
プのLED化を思いついた。

 ハイマウント部の裏蓋をまっすぐ下へ引っ張ると裏が
見えてくる。

最初、隠し保持機構がわからなくて少し手間取った。

 電球ホルダーを左にひねってから真っ直ぐ引っ張ると
ストップランプ球が見えてくる。

この球もいったん少し押してから左にひねって引けば外
れる。
バイクのS25球とまったく同じ機構だね。

 一応LED球の頭が入るかどうか確認する。

大丈夫なのでソケットに差し込む。

  点灯試験をしてみる。

十分に明るい。
さすが日本製の製品である。w

 組み終わって真後ろからの視認性を目視してみた。

十分に明るくてわかりやすい点灯だ。

これで我が軽四号の初めてのLED化改造となった。
間違って買った物が無駄にならなくて済んだよ。


LEDウインカー球が暗くなった

2021年12月04日 | YB125SP電装系

 先日右折しようと停車している時に、前の車に映ったYB号
の右前ウインカーがやけに暗い事に気づいた。

 そのままじゃ危ないので確認してみる。

なんだか全体的に暗い。

 レンズを外して発光させてみた。

やっぱり光り方が弱っている。

LEDは長寿命と言われているが、実際は暗くなったり切れ
たりで期待した通りにはならない。

 部屋中を掃除しながら予備のウインカー球を集めてみ
た。

一番左の平面LED球が一番YB号のウインカーに合ってて
良い光り方としてくれる。
右の純正12V/10Wフィラメント球は当然ながら良い仕事
をするのだ。
△や×は期待外れな輝度で出来れば使いたくない。
今回弱くなった球は△の物で、◎型が切れた時に臨時に
交換して使っていた物である。

 動作試験をして選び出す。

掃除ついでに押入れの奥から発掘した安定化電源で動作
試験をした結果、こんな選定になった。
優秀なはずの左端は前回切れた物でまともに光らない。w
結局この中では純正のフィラメント球が一番明るい。

 試験の結果、右前ウインカーに純正球を使う事にしたよ。

LED球は今度注文しておこう。

 交換後点灯試験。



これなら対向車からも良く見えるはず。

 あのまま暗いLED球を使い続けたら、もしも対向に白バ
イや警らのバイクやパトカーが居たら整備不良で捕まって
しまうだろうし、何より対向車にとっては迷惑である。

何気なく前の車の後ろに映った姿を見惚れて良かった。w


軽四号のオイル交換

2021年12月01日 | 雑記

 なんと!12月になってしまった。
そろそろ軽四号のオイル交換の時期に来ていてタイミングを
見計らっていたんだけど、気温が下がると億劫になるから
少し早めに交換する事にしたよ。
軽自動車のオイル交換の手順なんかネタにもならないので、
詳しい話は割愛する。

 とにかく古オイルを排出する。

買い物から戻って1時間くらい冷ましてから抜く。
オイルはまだ生暖かいから柔らかくて抜く時間が短くて
楽なのだ。

 用意したオイルはカストロールのウルトラクリーン
5W-30 3L缶。

凹んでいる「ペコ缶」が1千円で投げ売りしていたのを
確保していたのだ。
エンジンオイルは重さ861gで1L。
これを利用して1Lの空き缶に小分けし、必要量の2.7Lを
用意した。
 旧オイルを排出したらドレンボルトを既定値35Nmで
締める。

 新油を投入した。

1L2缶と0.7L1缶に小分けしたおかげで投入しやすい。
オイルゲージで確認して既定値だったので作業完了。

どんどん寒い季節になってきてバイクも車も整備作業
が辛くなる時期になってきた。
YB号も冬季前整備はほぼ完了しているから、年末の
洗車とリアのドラムブレーキ掃除だけで済みそうだ。
軽四号は室内や窓の掃除とバッテリーの冬季補充電が
残っているかな。