YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

タイロッドエンドブーツ交換

2020年09月27日 | 雑記

 今日はやっと晴れた!
予報を信じて早起きしたら雨が止んでたので念願だった
軽四号のタイロッドエンドブーツを交換したよ。
事前に色々準備はしたものの、初めての作業だから慎重に
進めた。

 ジャッキアップ。

落下が怖いので3か所で車体を支える。

 ブーツにひび割れがある。

前回の車検時に整備士さんも指摘していたひび割れだ。
まだ貫通していないけれど予防交換をしたかったのだ。

 安売りセール時に買っておいたプーラーを装着。

ナットを外してひっくり返してネジの頭を保護。
プーラーを少し固くなるまで回してからハンマーで打撃を
加えたらコンと抜けた。

 固定リングの形を崩さないように慎重に外してブーツを
抜く。
不慣れなので、これに時間がかかった。

少し乳化したみたいな色だけど、ブーツ破れ特有の汚れは
まったくない。
ウレアか有機モリブデンみたいな色のグリスだな。

 用意したのは等速ジョイントグリス。

ゴムにも優しいボールジョイント用の物だから、用途と
には合っているだろう。
色々なサイトを見ると普通の万能グリス、ウレアグリス、
リチュームグリスなど、実は繊細じゃなさそうだ。

 グリス塗付。

しっかり奥まで塗り込んだ。

 事前に用意したペットボトル利用の固定リング挿入治
具を使ってみた。

ところが参考にしたプロ整備士の要領と同じとは行かず、
リングがなかなか広がらない。
場慣れしたプロでないと上手に出来ないのかな?

 他の方法を試してみた。

細い針金をリングに通して引っ張りながら広げつつ、
ぐるりと回して装着。
この方法で成功して楽だったよ。
精密ドライバーを穴の隙間に差し込んで中の空気を抜いて
から組み立てた。

 トルクレンチで仕上げ。

MH22Sのタイロッドエンドナットの指定トルクは42Nm
だった。

 割りピンを入れて回り止めをし、確認の印を書く。

始めてにしては上出来かな?w

 次にロアアームのジョイントブーツ交換もするつもり
でボルトを抜いたけれど、ブーツを観察するとひび割れ
は起きていなくてグリス漏れも無い。

無駄に作業したくないから元通りにして今回は観察と清掃
だけにした。

 ついでにフロントブレーキパッドの残量確認。

まだまだ十分に残っているので軽くブレーキダスト掃除
をして終了。
不慣れなのと写真撮影時間もあって、ここまでで約2時間
もかかってしまった。
もう要領を掴んだからか、反対側の作業は掃除と片づけ
含めて約1時間で終えた。

タイロッドエンドブーツ交換は初めての経験だったけれど、
一番気にしていたのは車体落下防止の安全確保。
とにかく整備工場みたいにリフトアップできず、狭い空間
の中での作業は素人には厳しい。

 作業を終えて一息いれてからYB号で散歩ツーリングに出
かけたよ。
毎週のように休日が雨だと乗らない放置期間が長くなって、
キャブレター内の残量ガソリンが劣化してしまう。

とりあえず中古部品屋へ行ってみた。
特にめぼしい物は無く、100円の部品を一個買ってから
帰宅した。
一息入れてこの記事を書いている内に雨が降り出したよ。
今日の予定はうまくこなせたので満足である。


フロアジャッキのOリング交換

2020年09月26日 | 雑記

 朝から雨で予定していた軽四号のエンドブーツ交換が
出来ないから、代わりにフロアジャッキのOリングを交換
したよ。

オイル漏れが発覚してオイル補充をしておいたけれど、
根本的な解決にはならないから色々調べてみた結果、O
リング交換で直せる事が分かった。
俺が持っているフロアジャッキと同じ構造の交換作業例が
YouTubeに有ったから実行する。

 こんな順番で作業した。

分解するとポンプシャフトが見えたので、そのまま手で
引っ張ってみたら抜けた。
この型はポンプシャフトのガイドを外さずに抜けるので
数あるフロアジャッキの中では楽なモデルで助かる。

幸い先端のカップに摩耗劣化は見られないから、Oリング
だけ交換すれば良いだろう。

 代替用Oリングを見つけてきた。

外したOリングをノギスで測って近似値の規格を調べたら、
P50-8かPP50-8が使えそう。
ホームセンターのOリング売り場を探すとPP50 -8が二個
入り148円。
二回も修理できてお得だ。w

 入れ替えて元に戻す。

滑りを良くするために薄くシリコングリスを塗っておいた。
元通りに組立た後、リリースバルブを緩めて5~6回ポンピ
ングしてエア抜きする。

 動作確認。

Оリング交換後はオイル漏れは起きず、ちゃんと上まで
リフトアップしたので一安心。

休日に雨だと作業がとん挫するけれど、おかげでこんな
メンテナンスも出来た。
明日は天気が回復すると良いなぁ・・・


ジャッキアップポイント確認

2020年09月22日 | 雑記

 天候不順と各地の渋滞情報の結果、連休中は特に遠出
をせずに過ごしたよ。

 軽四号のエンドブーツ交換の準備をしていた。

ここまで揃えばなんとかなるだろう。

ところが一昨日から左下の奥歯の根元が痛み出した。w
虫歯ではないけれど体調不良で歯槽膿漏でも起きたか、
何かのきっかけに細菌でも入ったのか?
タイミング悪く、連休なので歯医者は休み。
その後、痛みは少し引いたのでどうにか連休を我慢して
過ごす事ができそうになった。
歯が痛いと集中力が欠けるから、交換作業は後回しにして
作業の予習を少しだけ行う。

 ジャッキアップポイントの確認。

どこにウマやフロアジャッキをかければ安定するかを確
認してみた。
ここでフロアジャッキの動きに違和感がした。
どうやらジャッキオイルが少し足りないらしい。
撤収後に工具屋さんまで行って指定のISO VG10 ジャッキ
オイル300ccを買ってきた。
説明書にしたがって補充したら動きが直ってしっかり上昇
するようになったよ。
この手のジャッキは定期的にメンテナンスした方がよさそう
だな。
構造は簡単なのでオイル交換やOリング交換をすれば長もちす
するだろう。

 以上、4連休は特に目新しいネタも無く、細々した作業程度
で終わってしまった。
台風が近づいてきてるらしいから、早く歯医者さんへ行か
ねばならない。
歯は自分で修理できないのだ。w


気分転換と暇つぶし

2020年09月20日 | 雑記

 世間は4連休だGoToだのとコロナ禍の中でも活発に
動き出しているけれど、どうにもこうにも天候が思わ
しくない地方では浮かれ気分になれない。w
で、昨日はあまり良い天気では無かったけれど、少し
だけ散歩ツーリングへ出かけた。

 久しぶりの宮ケ瀬・鳥居原・ふれあいの館。

午後2時ごろはこんな混み具合だった。
予想よりも少ない。

 ダム湖は減水している。

台風シーズンに備えて放水しているんだろう。
奥に減水で顔を出した廃道が見える。

 帰路に川沿いを走る。

草ボーボーだった土手道が刈られて川岸が見えるよう
になっていたよ。
次回、ここをラーツーの地にしよう。

 一夜明けて今日は悪天候の予報のはずが曇り空。
買い物へ行く途中で小雨が降ってきたから、天気予報
は当たったわけだ。
昼食後の暇つぶしに軽四号の整備のための準備をした。
入手しておいたロアアームエンドブーツやタイロッドエ
ンドブーツの交換作業用治具を作ってみたよ。

 ロアアームエンドブーツを採寸。

直径は38mm。

 タイロッドエンドブーツも採寸する。

35mmだな。
他に穴径や高さなど、何かの都合で他車部品を流用しなけ
ればならない時の貴重な資料なのだ。

 コーラのペットボトルを用意した。

エンドブーツの外径に合わせて切り取り線を書く。

 完成したのがこれ。

固定リングインサーター。
エンドブーツの固定リングをはめる時に滑らせる治具で、
動画サイトでベテラン整備士が使っているのを観て作って
みたのだ。
俺は素人でエンドブーツ交換は未経験だから、考えられる
限りの前準備をしておきたい。w
失敗しない工夫=楽をする=きっと成功する の
方程式。

こんな具合で天候不順な連休前半を有意義に過ごして居る。


イグニッションスパークテスター

2020年09月13日 | YB125SP電装系

 入手したイグニッションスパークテスターを早速
試してみたよ。
YB号の調子が良いので、今現在の様子を記録するため。

 これがイグニッションスパークテスター。

点火プラグと置き換えてCDIやイグニッションコイル、
高圧コードやプラグキャップの状態を火花で判断するのだ。
車のダイレクトイグニッションの故障診断にも使える。

使い方は簡単。
スパークギャップ距離を変える事により、点火系の要求
電圧を簡易的に測定できる。
距離が長いほど点火能力が強力だと判断できる。

 先端形状。

一般的な車用点火プラグの先端と同じ形だ。

 キャップも外せる。

オートバイ用の点火プラグの先端のような形にも対応。
この情報はWEB検索しても紹介例が見つからなかったの
で載せた。

さて、YB125SPで使ってみるけれどセルモーターを通常
使用時以上に回すから、バッテリーの負担を軽くするた
めにいったん点火プラグを外した。

これで圧縮抵抗が無くなって負担軽減。

 アース線のクリップを接続する。

丁度エンジンにボルトがあるので挟む。

 イグニッションスパークテスターをプラグキャップに
差し込む。

とりえあずギャップはSE(Small Engine)の範囲内にセット。

 メインスイッチをONにしてスターターボタンを押す。

細い火花が見えた。

オートバイのエンジンがどの位置で適正なのか不明なので、
ギャップを広げてみるよ。

 徐々に広げた結果、20kv(2万ボルト)の位置が最大
だった。

つまり俺のYB号の今現在の点火要求電圧は2万ボルトまで
の能力があるって事だ。
普段使っている点火プラグの先端ギャップ距離は0.7mm
程度だから、十分に花火が飛ぶわけだね。
もしもCDIやイグニッションコイル、高圧コードやプラグ
キャップに異常があれば、花火が安定しなかったりギャッ
プを短くしないと花火が飛ばなくなる。
また、この試験で正常な飛び方なのに実際のプラグ運用で
不安定なら点火プラグの劣化や圧縮低下、吸排気系の不調
や燃料劣化も考えられる。
こうして段階的に判断して不調の原因を調べて直すのだ。

つぎに点火プラグと併用してみる。
これは説明書に書いていない方法。

 点火プラグを装着し、アース線のクリップをプラグの
先端に挟む。

これでイグニッションスパークテスターのギャップと
プラグギャップが合わさった距離で試験できる。
プラグ付きなのでエンジン始動できるのだ。

 結果、理論通りにプラグギャップ分の0.7mmを引いた
距離で要求電圧の最大値が確認できた。

20kvの線より少しだけ短い距離まで火花が飛んだよ。
この状態をメモしておくと、点火不調になった時の判断
材料にできる。
距離がさらに短くなる場合はどこかで異常が起きている
から、切り分けて判断と修理を遂行する。

 目盛りの距離を採寸してみた。

小型エンジンで約8mm、20kvで約12.5mm、30kvで約23mm、
40kvで約28mmだった。
自作してみたい人には参考になるだろう。w

このイグニッションスパークテスターの他の使い方を
考えてみると、アーシングや点火花火増強器、ハイテン
ションプラグコード、強化イグニッションコイルなどの
能力試験に使えるだろうな。
純正と比べてギャップ距離が長くなるなら変化は起きて
いると判断できる。
変わってなければ気分的なドレスアップかな?w

とりあえず簡単で目に見える試験方法とし、このイグニッシ
ョンスパークテスターは便利だと分かった。
約890円也。


エアフィルター交換とお買い物

2020年09月13日 | 雑記

 昨日は生憎の雨模様だったので、久しぶりに軽四号で
少しドライブと買い物へ出かけたよ。
その前にエンジンのエアフィルターを交換しておいた。

 買い置きしてあったエアフィルター。



古い方と比較すると一目瞭然。
実は先日給油した時の燃費計算結果が良くなかったのだ。
猛暑でエアコンを使いまくり、信号の多い短距離ばかりの
走行条件だったからか、結果は8.8㎞/Lで良くない。
普段は10~12㎞/Lなので思い当たる箇所はエアフィルター
だろうと思った。
見た目は少し汚れている程度だけれど、三回前の車検時に
交換した記憶があるので交換時期だと判断したのだ。
交換後にドライブがてら、横浜の部品量販店などへ行く。

 戦利品。w

予定外の物まで買ってしまって、あの手の店は魔界だ。

 タイヤのバルブコア・赤。

耐高温・長寿命タイプで放置気味な軽四号にぴったり。
空気抜けも起きにくくなるらしい。

 イグニッションスパークテスター。

プロの整備士も使ってるくらい便利な道具で、点火プラグ
以前のイグニッション回路の状態を判断するために火花を
目視できる。

正常状態の車体で一度検査しておくと、調子が悪くなった
時との差で不具合を特定しやすくなる。
CDIやイグニッションコイルの健康診断に使えるのだ。

 ワンタッチ電源 ミニブレード型。

軽四号にドラレコを付けようと思ってあれこれ電源の引き
出し方を考えてたんだけど、既存の配線を切ったり繋いだ
りするのは面倒だから色々調べた結果、こんな製品を見つ
けたのだ。

車体側のヒューズボックスにあるACCやシガーライター
ソケット用のヒューズ箇所のヒューズと差し替えて外部
機器を繋げられる。
車体側と独立した経路でヒューズを経由するため、誤配
線保護や故障の判断がしやすい。
分岐配線と組み合わせてヒューズも外部機器の合計値付
近に差し替えておけば、何か不具合が生じても車体側の
保護が出来て安全だ。
出先で電気的故障は起こしたくないよね。w
これが今回店へ出向いた主な理由なんだけど、結局他に
色々散財してしまった。

一日中雨模様だったが、収穫のある日だった。


台風前の防錆祭り

2020年09月05日 | 雑記

 9月になってしまったが残暑は厳しいし新型コロナウ
イルスで気分は晴れないし困ったもんだ。
朝から晴天な神奈川県だけど、台風10号の影響が出始め
ている地域だと大雨や強風で被害が出始めているようだね。

予想進路では西日本が要警戒だが、進路が東に向けば呑
気に傍観していられない。

 朝からバイクの防錆処理をしておいたよ。

防錆剤や水置換型防錆オイルをメッキ部品やネジの頭に
吹き付けてからウエスで軽く拭いておいた。
特にフロントフォークのインナーチューブは念入りに。

 ガソリンタンクカバーをかぶせる。

台風並みの強風が吹く時は車体カバーを外しておかない
と凧みたいになって強い力でバイクが倒れるから、代わ
りに飛来物から守る目的でこんなタンクカバーを被せて
おくのだ。
小屋とか看板や倒木に勝てなくても、砂や砂利など細か
い飛来物には有効。
何もしないより何かしてもダメだった方が諦められる。

関東も本格的にな雨風が起きたらバイクを風裏へ移動さ
せて祈るのみ。

過去にバイクの台風対策の話を書いたので、以下のリン
クを流し読みすると良いと思う。

踏ん張り棒2

バイクの台風対策

台風19号対策の結果