YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

エアーフィルター交換

2022年02月23日 | YB125SP整備

 燃費悪化で少し悩んでいるYB号。
油水分離器掃除の時に少し気になってた事がある。
エアフィルターエレメントがだいぶ汚れていたのだ。
毎度開けた時は掃除機でホコリを吸っていたんだけど、考え
てみれば納車から6年も経ってるのに一度も換えた事が無い。
もしかしたら掃除機じゃ吸い取れないような微細なホコリが
詰まってて燃調が濃くなっているのかも知れないし、ちょ
っと延命しすぎている感じ。

 良い機会だからエアーフィルターを新品に交換してみた。

3番+ドライバーで5か所のボルトを外してエアーフィル
ターボックスの蓋を外す。

 スポンジフィルターをめくるとやっぱり汚れが目立つ。

大きなゴミはスポンジフィルターで濾すが、細かいホコリ
はこの蛇腹な紙フィルターで濾す機能なのだ。

 死蔵していた新品のフィルターエレメントを出してきた。

YBR125時代に買い置きしておいた物で、共通設計してく
れたのがこんな時にありがたい。

 新旧を比較すると一目瞭然。

6年分の汚れはいくら掃除機で吸っても取り切れていないね。

新品に交換してから試走してきたが、若干トルクが減った
感じがする。
空気が良く通るようになったおかげで燃調が少し薄くなった
感じがするがその分、吹け上がりは大変良い。
だけど冬季の乾燥した季節なので、これが自然なのかもしれ
ない。

YBR時代は汚れたフィルターエレメントを洗浄して再使用し
たもんだ。w
リンク  エアクリクリーニング
新品を入手するまでの延命には良いだろう。

燃費の変化は次回の燃料補給までお預けである。


燃費悪化

2022年02月20日 | YB&YBR関係雑記

 軽四号より燃費が良いYB号に良く乗るようになって、
ついにリザーブに引っかかるまでガソリンを使ってしま
った。

燃料メーターがこの位置でガス欠症状になり、燃料コック
をひねって残り約2Lのガソリンになってしまった。
距離計を見ると何だか燃費が改善されていないみたい。
ガソリン価格の高騰により我がYB号のキャブレターを
VM22に変更して燃費改善を試みているわけだが・・・

 買い物ついでに県内で安値なガソリンスタンドへ寄る。

走行距離250㎞でガソリン7.58L補給をして燃費計算をし
た結果、前回よりも悪化してしまったよ。
キャブレターPZ26の時は36.4㎞/L。
VM22に載せ替えてからは33㎞/L。
なぜだ!?
似たような街中シビアコンディション走行なので誤差に
しては大きい。
経験的にVM22の方がPZ26よりも燃費が良いはずだけど、
迷路に迷い込んだみたいだ。w

とにかく冬場の短距離信号多しの市街地走行では燃費が
簡単には伸びてくれないので、もうしばらく様子見と
なってしまったよ。
早く暖かくなって中・長距離を走りたいものだ。

 ガソリン補給ついでに近所のリサイクルショップに
寄ってみた。

10円均一コーナーをうろうろすると目の前にこんな物が
あった。
料理用ボウルの下に敷く台。
単なる輪っかだけど他にいい使い方を思いついたから購入。

 ヘルメットの下に敷いて内装を上にする敷台。

これで中が乾燥しやすいし消臭剤を吹く時も便利だ。
1個10円なので2個買って家の中2か所に設置しておいた。

 まだまだ寒い日は続くしコロナ禍は収まらないしで、
ネタに使えそうなツーリングはできないまま過ごしている。


トップボックスの取付改善

2022年02月11日 | YB125SP改造

 YBR125時代から愛用しているトップボックス(トップ
ケース)をYB125SPに乗り換えても装着して愛用している。
トップケースの取付方法リンク
固定方法を工夫して後ろへの突き出しを減らしているのだ。

矢印のようにゲタを履かしているけれど問題がある。

 シートとの隙間がほとんど無いのでメンテナンスでシ
ートを付け外しする時に苦労する。

特にメッシュシートカバーやタックロールシートカバー
を被せたら潰しながら装着しないとならず、非常に時間
がかかる。

そこで改善をしてみた。
下駄であるエコパッキンを二枚重ねにしてみよう。

 固定ボルトの長さを変更。

厚さ20㎜のエコパッキンを増やすのでM6-70㎜のボルトを
ホームセンターで買ってきた。

 前回半分に切った残りのエコパッキンを重ねて同じ穴
位置に7㎜の穴を開ける。

半分を捨てずに取っておいてよかった。w

 装着してみた。

いいんじゃないか?

 ベースプレートとシートとの距離も確保できた。

これならシートの脱着は楽になるだろう。

 シルエットも悪くない。

もう少し上に出っ張って格好悪くなるかと予想したが、
意外と違和感が起きなかった。

 少し遠くから眺めてみよう。

特に変な感じは起きていない。
実際に買い物などで中に荷物を入れて走り回ってみてい
るが重心の大きな変化は感じ取れず、前後の荷重移動でも
問題は起きていない。
改善は大正解だったよ。

 皆さんもYB125SPにトップボックス(トップケース)を
装着する予定がある場合は、この方法をお勧めしますよ。
テールランプも後続車から見やすいし後ろへの出っ張りが
少ない分、シルエットも崩れない。


低燃費VM22に換装

2022年02月06日 | YB125SP改造

 寒い中、近所の買い物は出来る限り自転車号か燃費の
良いYB号を運用している。

 久しぶりに給油したよ。

市内で安値のガソスタへ行ってみた。
給油後の燃費計算の結果は34.6㎞/Lだった。
市内の短距離ばかりのシビアコンディションだと悪い感
じで、これでも長距離信号少な目だと48㎞/Lは行く。

 だがしかし、ガソリン価格高騰につきキャブレターを
低燃費なVM22に換える(戻す)事にした。

これならシビアコンディションでも40~45㎞/Lは出せると
思う。
少しでも良くなるといいなぁ。

 換装前に軽く穴の貫通掃除。

キャブクリーナーを本体の細い経路に吹き込んで、汚れを
溶かしつつ貫通を確認するのだ。

車体に仮付けしてガソリンを流し込んだところドレンポー
トからガソリンがポタポタと漏れ出した。

 色々原因を探ったらニードルバルブホルダーにガタが
発生していた。

ニードルバルブホルダーの外周にあるOリングが劣化して
痩せていたのだ。
このせいで隙間からガソリンが止めどもなく流れてしまう。
採寸の結果Oリングの規格S6(内径5.5mm 線径1.5mm)
が流用可能みたい。
部品箱のゴム部品入れを漁ったら同寸の物が見つかったので
組付けた。
仮組しなおしてガソリンを流し込んでも漏れは収まったから
やっぱり原因はこのOリングだったよ。

 車体に組み付けて作業完了。

始動1発だけどVM22は冬季冷間時は少し暖気をしないと
不安定なのだ。
温まってから近所をグルリと回って買い物をして帰宅。
さてさてこれで燃費は改善するかな?

めちゃくちゃ寒いのでYB号を仕舞って今日のおバイク活動は
終了。


ありがたツーリング

2022年02月02日 | YB125SPツーリング

 なんと2月になってしまったではないか!
バイクなどの整備ネタばかり続いているのも飽きるから、先月
のちょっとしたツーリングの話なんか書いてみるよ。
1月も半ばごろで寒い時期の話。

 やってきたのは東京都稲城市の通称「ありがた山」。

京王よみうりランド駅の近所で小高い丘陵地帯。

 少し登ると景色が開けてきた。

夜景がきれいかもしれない。

 少し進むと突然墓石群が現れるのだ。







霊園でさえこんなに密集していない。
ここは関東大震災で倒壊して無縁になった墓石を本郷や
駒込周辺から集められてここへ安置された経緯があるらし
くて、まさにありがたい場所なのだ。




 振り返ればずいぶん高いところまで登ってきたもんだ。

この谷もいづれはバイパス道路が通るらしい。


斜面一帯が無縁墓石とお地蔵さんで埋め尽くされている。
しかしこの辺一帯は再開発で大きく掘削工事がなされて
いるから、将来ここも再度工事対象になって墓石群もまた
引っ越しされるかもしれないのだ。

実はここへ来たのは3回目。
最初は斜面を見た父親が面白がって俺を連れて来たのが
小学生の時。
その後、その記憶を頼りに大学生の時に再訪。
そして今回、初めて地名やら由来やらを知って訪れてみた
のだ。
詳しくは「ありがた山 - Wikipedia」を参照すると良い。

 本当に寒い日だったよ。

これを書いている日は少しは暖かくなり始めていて、霜柱
が立つことはなくなった。

コロナ禍はまだまだ続く。