YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

燃費向上整備

2022年10月16日 | YB125SP整備

 昨今のご時世でガソリン価格が上昇し、車やバイクの
燃費が気になるところ。
我がYB号はなぜかここ2年くらい燃費が少しずつ悪化して
いるのだ。
原因は色々あるけれど、主にキャブレターいじりで遊びす
ぎたり、CDI変更など不必要な改造のし過ぎかもしれない。
そこで過去記事を洗い出したら2018年12月30日にこんな
記録が書いてあった。

51.5㎞/Lって何ですか?これ。
かなり良いではないか。
最近と比較して10㎞くらい良い。
ってことで燃費を改善するために計画を練った。
できるだけ当時の状態を再現してみるのだ。
ところがいざ実行しようとすると天気が悪くなる。
これの繰り返しでちっとも進まない。
しかしやっと昨日、天気が回復したので朝7時から作業を
開始した。
分解作業はほとんど過去に書いたローラーロッカーアー
ム搭載の記事のまま。
リンク→ローラーロッカーアームを使ってみた

今回はエンジンヘッドを外して燃焼室や排気ポートのカー
ボンの蓄積具合やローラーロッカーアームのベアリングの
状態を確かめた。

カムシャフトを抜いてローラーロッカーアームのベアリ
ングを触ってガタや固着など摩耗の有無を確認する。
結果、まったく問題なく新品同様だった。
さすが常時オイル漬けな場所である。

色々作業が忙しいので写真撮影はしなかったよ。

燃焼室のカーボンは薄く溜まってただけで、軽く掃除で
済んだ。
排気ポートはかなり汚れていたのでカーボンを掃除をした。

せっかくヘッドを外したから吸排気バルブの気密改善の
「すり合わせ」もついでに行った。

キャブレターをPZ26からVM22に戻し、ジェットとボディの
経路をキャブクリーナーで貫通掃除する。

CDIも旧型YBR125用の5VL-11型からYB125SP純正の1JP型
戻した。

なんだかんだで7時から開始してかたずけ含めて13時30分
までかかったよ。
1時間ごとに休憩を挟んだから実質5時間の作業でした。
そしてエンジンは1発始動で軽やかに回る。

 翌日の今日、さっそく試走に出かけたよ。
なんとなく目的地はローラーロッカーアーム交換時に
訪れた真木小金沢林道方面。
 途中の川が何て美しい渓谷だこと。

紅葉を少し期待していたが、まだまだな感じだった。

 もう何十年も開かずのゲート。

ここが小金沢まで続く林道口かと思ったが、もう一箇所
がその道だと帰宅して地図を見て分かった。
一般車両が通れた当時に小金沢の新城ダムまで通り抜け
ておけば良かったと悔やまれる。

 前回来た時と同じ場所、同じ沢で記念撮影。

紅葉してればもっとよかったのに。

 山奥は曇り空だった。

今日は登山客の車が無くてポツンと我一人。w
ここで引き返した。

 帰路の途中の休憩で異変に気付いた。

いつもよりも燃料計の下がり方が遅い。
針半分で約90~110㎞になっていたのが137㎞で半分を示す。
これはもしかして・・・

 帰宅前にガソリンスタンドで給油したら・・・

結果、今日の燃費は54.36㎞/L。
過去最高の燃費をたたき出した!!!
山坂道を含めてなのですごい。
これが平地だらけの田舎道なら55㎞/L越えも起きそう。

結局今回の燃費改善のために行ったのは
・燃焼室や排気ポートのカーボン掃除
・ピストンヘッドのカーボン掃除
・吸排気バルブのすり合わせ
・キャブレターをVM22に戻して内部掃除
・ローラーロッカーアームの点検
・CDIを純正の1JP型に戻す

これだけで燃費が大きく改善した事になる。
さんざん変更したり放置していた箇所を重点的に
メンテナンスした結果である。

以上、不必要に弄った箇所を直したら燃費が改善
したお話でした。


秋の充電大会

2022年10月11日 | 雑記

 体育の日を含む3連休は結局天候が悪くて屋外行楽が
出来なかった代わりに在宅作業が捗る。
バイクと車のバッテリーを冬季前に補充電する秋の充電
大会を開催した。w
 実は連休前に新しい多機能充電器を買い足したのだ。

丁度2,199円で売られているのが目に留まり、衝動買い
してしまった。

オートバイ用の充電も専用モードがあるし、へたったバッ
テリーに対する悪あがき用のパルス充電もできる。

 取扱説明書を見ると多国言語で記載されており、日本語
は巻末近くにあった。


 機能をザっと説明してみる。

単にバッテリーとコンセントに繋いでモード切替スイッ
チをポチポチと押すと、各種バッテリーに合った方法
で自動的に判断する超簡単操作。
高級充電器のようにボタンやツマミが沢山あって取扱説
明書を理解しないと正しい充電ができないというわけで
は無い。
初心者や俺みたいな面倒くさがり屋にピッタリ。w
なお、鉛バッテリー以外のリチューム系バッテリーは
充電できないのが注意点だ。

 雨の日の夜に早速YB号のバッテリーを充電。

モード切替スイッチでオートバイ用にする。

 3時間後にFUL表示になって満充電になった。

このまま自動停止したのかと思ったけど・・・

 テスターで測ると約15V~14Vにかけて三角波のトリ
クル充電へ切り替わったのが判明した。

充電後の自然放電を補う機能だ。
何がうれしいかと言えば「放置しても自動的に安全な
方法で停止と補充電してくれる」事だね。

簡単操作に気を良くてして、軽四号36アルトの鉛バッテ
リーも充電したくなった。
納車時に新品バッテリーに交換されて約半年が経ったけど
普段は短距離なシビアコンディションなので、走行充電が
十分では無いと想像している。
実際どうなのかの確認もしたかったのだ。

 まずバッテリー電圧を測定。

完全静止状態で12.58V。
正常値の下限近くと思われる。

このままバッテリーを外すと車内の電子機器の設定メモ
リーが消えてしまって、後から全部やり直しするはめに
なる。
YB号のオートバイバッテリーを使ってちょっと工夫して
おこう。

 手持ちのクリップ配線を用意した。

接続コネクターの関係で途中から赤黒の線が入れ替わって
しまう。

 実際の配線が+極→赤+極、-極→黒-極になるようにバイク
バッテリーに接続すれば良い。

臨時配線だから確認がさらに重要なのだ。

 軽四号の鉛バッテリーに並列接続する。

赤は+極、黒は-極にしっかり挟む。

 軽四号の鉛バッテリーを外してもオートバイバッテリー
が端子に接続されたままなので、車載機器のメモリーは
保持されたままなのだ。

安全のために+極にビニール袋を被せて絶縁処理しておく
と不意なショートを防げる。

 ハンドルに表示をしておいた。

安全確保にはかなり重要。

 軽四バッテリーを屋内へ持ち込んで充電開始。

36アルトはアイドリングストップ機能車なのでバッテリ
ーは充電制御型。
モード切替スイッチで真ん中のLEDが光る充電制御モード
しておく。
約6時間後にやっと満充電になった。
どうやら想像通りに減っていたようだ。

 充電完了後、接続を外して電圧を測定。

かなり回復したようだ。

オートバイバッテリーを接続したまま車体に搭載してバ
ッテリー端子を固定した後にオートバイバッテリーの配線
クリップを外す。

 これで車バッテリーのみでメモリー保持され続ける。

車載電圧は約0.4Vほど上昇し、適正範囲内の上限値付近
に収まった。

約半年しか経っていないが短距離走行ばかりだと走行充電
時間が短くなって、十分な充電がされないからアイドリング
ストップの影響がさらに出たんだろう。
俺の軽四号は半年から1年に一回は補充電をし方が良いと感じ
たよ。

以上、雨続きな3連休に行った充電大会の様子でした。


長雨による湿気

2022年10月09日 | 雑記

 昨日、久しぶりにバイクカバーを外した時の話。

 長雨で湿気が溜まっているのは分かるが、車体に水滴が
沢山付いていたのだ。

夜中に暴風雨でも降ったのか?

 燃料タンクの上まで濡れている。

台風でもないのに水滴が溜まってた。
幸い早く気付いたのでウエスで車体全体を拭く。

これがもしも一か月や数か月、人によっては年単位で
カバーをかけっぱなしだと、かなりの期間に水浸しの
ような状態が起きて車体には良くないんだろうな。
たまに見かける「久しぶりにカバーを外して乗ろうと
したら、あっちこっち錆だらけでボロくなってしまった」
の話。

つまりカバーをかけてても放置保存は良くないのだ。
時々カバーを外して乾燥させながら掃除と防錆処理する
なり、バッテリーの補充電や始動試験をやった方が
結局長もちするし、乗らなさ過ぎて処分したい時も高値で
買い取ってもらえる。

たった数日の雨だったけど、まさか水滴が残るような
事態になるとは思わなかった。
早めに気づいて良かった~


冬用エンジンガードに付け替えた

2022年10月08日 | YB125SP改造

 急に寒さが増して雨も降り続いたね。
長袖シャツやフリース上着を出して着たよ。
さて、寒いと言えばYB号のエンジンガード。
夏用からそろそろ冬用に衣替えする時が来た。

 連日の雨がやっと止んだので、朝一番に用意した。

もう交換は慣れているからササっと実行。

交換後の雄姿。
 
この中華製汎用レッグシールドエンジンガードは本当に便利。

 裏にちょっとしたポケットがあるので色々活用できる。

夏はペットボトルの飲み物を放り込んで信号待ちの時に
補水できるし、冬は長物のダイコンやゴボウなどを気軽に
買って持ち帰りできる。
キャンプ用の折り畳みテーブルだって運べるのだ。

3日くらい雨が降り続いたので、どこかへ出かけよう。


収納能力実証試験

2022年10月03日 | YB125SPツーリング

 もう10月になってしまったね~
9月後半は毎週のように台風が来たために、ろくなツーリン
グが出来なかったよ。
で、天気がようやく回復しそうな予報になって、バイク仲
間からお誘いがあった。
「そろそろ河原焼肉でもやろう!」と。
なんと魅力的なお言葉!

 さっそく準備した。

押し入れから発掘した折り畳み椅子とテーブル、炭火焼き
セット、冷凍保存バッグなどなど。

 冗談半分でコーナンオリジナルのトップボックスに
入れてみたら、全部入ってしまった。

しかも小物の食器や用意した食材や飲み物まで。
これにテント・マット・シュラフ・ランタンを別のスタッ
フバッグに入れてタンデムシートエリアに縛り付ければ
1~2泊のキャンプツーリングにも行ける。


このトップボックスを買い増しした甲斐があった。
リンク→ボックスを買い足した

 現地に着いて炭を火起こしする。

そして持参した豚肉をクシに挿して置く。
この串焼きの形態は道の駅どうしでおなじみの道志ポーク
串焼きに似せたもの。
違うのは竹串じゃなく、BBQ用ステンレス串。
刺しやすく錆びず洗いやすく焼け焦げず、再使用可能。

 だんだん良い感じに焼けてきた。

塩コショウや中華香味塩などをかけて美味しくいただく。

 エリンギも焼いてみた。

生しいたけと悩んだけど、一袋78円に勝てなかったよ。w

 焼き上がりにしょう油を垂らす。

焼きキノコ類にこれが一番おいしい。

 結局これら焼肉セットがすべてトップボックスに収ま
った。

すごい便利になったよ。

こんな感じで買い足した35Lくらいのトップボックスの
収納能力試験は、実においしく過ごす事ができた。