YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

リューター用の紙やすり棒を作る

2019年06月30日 | 雑記

 どうにかパソコンの調子を戻したけれど秘蔵のネタ用画像に
いつアクセスできなくなるか不安だから、今のうちにアップロ
ードしておくよ。

 随分前にリューター用の紙やすり棒を作ってみたのだ。

3Φのバネ材にすり割りを入れただけの物。

 廃品から材料を手に入れた。

車用のメッシュ背もたれがボロくなったので捨てるつもりだった。
適当に細かく切って捨てるつもりが、何となく骨の線径を測って
みたら直径3mm。
研磨用リューターのコレットチャックに適合するので、直線部分
を切り取ってみたのだ。

 すり割り加工をしてみた。

以前、プロ用工具店に寄った時に買ってみた厚さ0.8mmの切断
砥石をディスクグラインダーに付けて実行してみたら成功。

ユーチューブの海外のDIYものを観てると手作業だけで細かい加
工をしてるのを見かけたから、結局道具があってこその結果だ
だと痛感したよ。w
今まで研磨用砥石ばかり使ってたが、この砥石のおかげで切断も
楽で綺麗にできるようになった。

 リューターに装着。


 紙やすりを巻く。

回転方向を意識して巻くと良い。

 これで状況に合わせて好きな粗さの紙やすりを選ぶことが可能
になるから、小物のサビ取りやシリンダーヘッドのポート研磨な
どに便利そう。
市販の交換式円筒形ヤスリは粗さを自由に選べない欠点があるので
こんな自作研磨棒の方が都合が良い。

暇つぶしで作ったリューター用の紙やすり棒のお話でした。


謎の牛筋ハブダンパー

2019年06月19日 | YB125SP改造

 変な物を入手したので紹介するよ。
バイク走行の加減速時にショックを減らすためのハブダンパーの話。

走行距離が進むうちに少しずつ劣化して行って最後はダンパー効
果が効かなくなり、ショックが増してチェーンやスプロケットに
も負担がかかるようになるため、適当な周期や時期に新品に交換
したい部品だ。

 ハブダンパーのへたり具合を確認する簡単な方法。

リアタイヤが接地した状態でギアをニュートラルにし、ドリブン
スプロケットをつまんで前
後に回してみる。
これで動かなければハブダンパーはまだまだ大丈夫なんだが、
少し動くようなら替えの新品を用意しておく時期に近づいている。
そして1~2cmくらい動くなら、もう交換時期になっている。

 なんで動くようになるのか?と言うと、ダンパーの溝が劣化で
広がるのが原因なのだ。

ゴム製ダンパ-は酷使するうちに反発力を失ってしまい、消しゴ
ムのように削れる場所も発生する。
酷い場合はダンパーが割れてバラバラに分解してしまうのだ。w
標準的なハブダンパーの材質は黒いゴムでけっこう固い。

 某日、中華市場のタオバオを閲覧していたら見慣れない色のハ
ブダンパーが目に入ってきた。
色々調べた結果、材質がポリウレタンラバーのようで、耐久性と
衝撃吸収性に優れているらしい。
でもYB/YBR系に適合する物は見つからない・・・

 寸法と形状が似ている物は見つかったよ!
「牛筋」!!!! (弾力がありそうw)

商品ID 40065040518
「JD125摩托车(1付)」1セット15元(約300円)
「JD125摩托车(2付)」2セット28元(約560円)

JD125って車種を調べてみると中国スズキ系GS125の模倣車って
事が分かった。

 実際に入手してみたよ。

「産品合格証」が眩しい。w (ラベルだけは立派)

 純正ハブダンパーと比較してみた。

穴の長さが微妙に違う程度で、外寸はほぼ同一。

 高さに違いがあった。

2mm程度、牛筋ハブダンパーの方が低い。
どうせこんな事は起きるだろうと思ってたよ。

 実装試験をしてみた。

少しきついけれど組込可能。
シリコンオイルスプレーを吹けば入れやすい。

 スプロケットホルダーを差し込もうとすると・・・

穴の内側が2~3mm邪魔をして無理やり押し込まないと入らず、
反発力で抜けてくる。

 加工すればいい。

2mm程度切り取れば良いのだ。

 彫刻刀で切る。

滑りを良くするためにシリコンオイルを少し吹き、彫刻刀を左右
に振りながら差し込んで2mm程度切れ込みを入れる。

 後はカッターナイフで両端に切れ込みを入れて分離。

多少いびつでも構わない。
どうせ柔軟性のある材料だから変形してなじむのだ。

 結果、問題は解決したよ。

素直に押し込む事が出来るようになった。
牛筋ハブダンパーの高さが低いのが影響するか心配だったけど、
仮組しても問題は起きそうにないから、このまま車体に組んで
も良さそう。
だけど、目の前に丁度良い物が転がってたので一工夫してみた。

 中敷きを作ってみたよ。

厚さ2mmの黒まな板の切れ端をハサミで切ってみた。

 こんな感じの中敷きにする。

これで牛筋ハブダンパーの薄さは解消される。

 狙い通りに純正ハブダンパーと同じ面位置になった。

実際はベアリングカラーの距離で位置決めされる関係で、あまり
この効果は出ないと思うけれど気分的に良い。

 スプロケットホルダーを組んだ時の面位置を目視。

純正ハブダンパーと同じに均一なハメ込みになったよ。

 牛筋ハブダンパーを外す方法。

何かの理由で外す時は、マイナスドライバーでこじれば抜ける。
純正ハブダンパーと比べて牛筋ハブダンパーは若干柔らかいお
かげで、スプロケットホルダーの勘合が実に素直で組みやすい印
象だったよ。

 車体に組んでからスプロケットの振れの有無を確認。

棒状の物をスプロケットに近づけながらリアタイヤを空転させて
みるとわかる。
組付けが悪いとスプロケットが振れて、棒との距離が変化する。
一定の距離で維持するなら正常な状態。

 後日、牛筋ハブダンパーの具合を確かめるために旧甲州街道を
徘徊してきた。

梅雨の合間の貴重な晴れ日。

・加減速時のショックが純正ハブダンパーと比べて柔らかい。
・おかげで街中の渋滞時の疲労が少なくなった。
・クラッチをガツンと素早く繋いでもショックが少ない。
・気になる耐久性がどうなるかは、数か月後のリアブレーキ掃除
 の時に判明するだろう。

純正ハブダンパーがへたってなければ、牛筋ハブダンパーに交換
する必要は無いと思うし、ハブダンパーを購入予定ならわざわざ
社外品の怪しい牛筋ハブダンパーにする必要も無いと思うけど、
数百円で楽しむには丁度良い改造だったと思う。

気の迷いからうっかり入手してしまった謎の牛筋ハブダンパーの
お話でした。


ワンコイン デコレーション

2019年06月08日 | YB125SP改造

 ネタ不足なので、つまらないカスタムなどを書いてみる。

YB号に後付けしていたタンクモールがそろそろ汚くなってきた。

ガソリンタンクの縁に付けたモールで、元は薄板やガラス板の保
護用のビニール製保護モール。

 SR400や旧車などには黒いゴム製モールが装備されている。
長さは前方部分を覆う程度で全長約70cmくらい。

ガソリンタンクの前方だけに付いている理由は定かでないが、
走行中の土埃や雨などからタンクの合わせ目を保護すると同時に、
装飾(デコレーション)の意味もあるんだろう。
バイク用タンクモールとして社外品も販売されいるよ。

 再度透明のビニール製モールをホームセンターで買っても良い
んだが、耳よりな情報を掴んだ。
ホームセンターの島忠・HOME'S(ホームズ) シマホでSR標準
品と似たような物があると聞いて、近所のシマホへ出向いてみた
けれど、残念ながら置いていなかった。

 後日、読者様から在庫保有店を紹介してもらい、やっとの事で
希望のモールを入手できたよ。

製品名 トリム SC07 1m 500円(税込)

ゴム製部品売り場に置いてあったよ。
篠田ゴム(株)が製造元らしい。
軽四のカプチーノのルーフモールとして使った実績も見かけて、
色々応用が利くみたいだね。

シマホの他にジョイフル本田やコメリなどでも扱ってるみたいで、
通販もあるようだ。
近所のホムセンのゴムコーナーなどを見てみると良いだろう。
値段は張るがポッシュ(POSH) タンククラシカルモールが似た
感じの物で、バイク用品店や通販で入手する方法もある。

 切断面はこんな感じ。

二重の抜け止め兼防水防塵フラップがあって、自在に曲がる金属
の骨も入っている。
切断する時は凸凹の凹の箇所(関節)をニッパーで切れば、骨の
細い渡り部分が切れて仕上がりが綺麗になる。

 YB号に実装。

1m買ってきたから後の方まで覆う感じに装着できた。
モールの中央をタンクの先端にはめ込み、両サイドを指で押しな
がらはめ込んで行けば簡単。
余った端は最後に切れば良い。

特に性能が良くなる訳では無い、地味な盆栽パーツでした。


遠足ツーリングしてきた

2019年06月01日 | YB125SPツーリング

 6月になってしまったね!
実は先週、地図で見つけた林道を散策しに出かけた結果、間違っ
た道を通ってしまって、単なる観光ツーリングになってしまった
のだ。w

富士ちゃんがきれいに見えたのでヨシとする。w

今日はリベンジを兼ねて、また出かけてみたよ。

 ここが問題の林道入り口。

ゴルフ場へつながる道の途中に有って、こりゃ分かりにくいや。

 情報によると全線舗装林道。

クネクネカーブが連続する林間林道で、小排気量にもってこい。

 静岡県道337号線に交差していた。

ここから入ってもいいね。

 道標が立ってたよ。

「愛称」!!!w
箱根やまなみ林道は正式名称ではないらしい。

 ずっとクネクネしている。

直立走行よりも傾斜走行の方が時間的に長い林道なので、なんだ
か東北・三陸の半島の生活道路を思い出す。
かなり楽しい。

 やっと出たところは国道1号線・三島市。

このまま引き返すか、国道経由で山中湖へ向かうか悩んだ結果、
お昼ご飯を小田原で食べる事に決定し、進路を箱根峠越えにする。

 芦ノ湖。

国道1号線を昼間に通った事って実は一回も無い。
かなり昔、名古屋から戻る時に夜中に通ったくらいしかない。
しかも125ccでは初めて。

 三島側から箱根峠までの上りは4速固定6000~7000回転。
登坂に丁度良いトルクとパワーはこの辺の回転域なのだ。

 お昼ご飯はいつもの食堂 黄金 小田原店。

美味しくて量もあるし、お値段手ごろなのだ。

 また唐揚げ定食。

ここの唐揚げは隠し味が効いてて、そのままでも美味しく食せる。

 今回の林道は総走行距離約30kmの全線舗装のクネクネ道。

途中から入ったので、始点から入れば50kmくらいになるんじゃ
ないかな?
安全マージンを残しつつ、タイヤの端を使ってみたいなら最適な
感じの道だったよ。
ただし途中、いっさい店も民家も無いので事故とガス欠は気を
付けよう。

以上、梅雨入り前の遠足ツーリングでした。
YB号の改造や整備サイクルがひと段落して、あまりネタが無い。