YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

三浦半島に行ってきた

2020年12月27日 | YB125SPツーリング

 走り納めというわけでは無いけれど、三浦半島に行っ
てきたよ。
夏は行楽客の渋滞でたどり着く前に日が暮れるから、三
浦半島は冬しか行かない感じ。w

 家から出発して約3時間で久里浜に着く。

今日は早く着けた。
このフェリーに乗れば対岸の千葉県の金谷港まで行ける。
一瞬乗ってしまおうかと思ったけれど、帰路の時間を
考えてやめた。

 観音崎まで行ってみた。
同じアニバーサリーカラーのSR400が居たよ。

三蜜避けの野外行楽が盛んになったおかげで、周囲は観
光客でいっぱい。
景勝地は密だねぇ・・・

 帰路はマイナーな裏道。

横道にそれて集落内を走ってみたら海沿いに出た。
浦賀の穏やかな午後の日差し。

 大楠山展望台にも行こうとしたけれど、上ってる途中で
時計を見たら帰路渋滞の可能性が高くなってきたから引き
返した。

海岸線の渋滞が少し始まってたけれど、江の島を過ぎてから
快走になった。
いっきに走って日没前に帰宅。
三浦半島は往復だけで一日かかってしまう。
こんな感じで今年の遠出ツーリングはおしまい。

 今年は新型コロナウイルス騒動で明け暮れた一年だった。
幸い軽四号もYB号も大きな故障は起きず、かと言って遠出
をするわけでもなく自粛ぎみな活動で終わったなぁ。
変異体も入国した事だし、来年はさらに激動な世界情勢に
なるだろう。

とりあえず今年一年、我がブログをお読みいただき誠にあり
がとうございました。


洗車納めした

2020年12月26日 | YB125SP整備

 山奥の仏舎利塔へ行って以来バイクの掃除や洗車を
やっていなかったから、今年最後の洗車をしたよ。

いつもの簡単洗車セット。

 今回導入したのはダイソーのペットボトル用ポンプを
使った泡洗車噴霧器。

先端のノズル内部に簡単な細工をすることで洗剤液が
泡となって噴き出す。

やり方は動画などで紹介されているので、それを観た方が
分かりやすい。
https://www.youtube.com/watch?v=5QqmdTU6UtU
「ダイソー ポンプ 泡洗車」で検索しても良い。

100均ショップの園芸用品売り場で見かけるものだが、
売れすぎて製造元が一時生産停止した話も聞く。
見つけたら買い置きするのをお勧めする。w

 山奥林道の泥汚れを洗いたい。

道中の塩カルも含んでいるため、早く「塩抜き」したい。

 メラミンスポンジを仕込んでおいたダイソーポンプで
泡々~。



狙った箇所へ泡噴霧できるため、無駄に車体全体を濡ら
す事が無いから楽に洗車可能。

 リアフェンダー裏までスッキリ。

これで気持ちよく年越しできる。

 仕上げはコーティング剤。

洗車ミトンにスプレーしてから車体のあっちこっちを
撫でてコーティングした。

 お昼は食堂で麻婆春雨ランチを食す。

軽く徘徊をしながら買い物をして帰宅した。

しかし寒い日が続くなぁ・・・これが冬なのだw


特殊工具を値引き時に買う

2020年12月20日 | 雑記

 ブログネタが無くなってきたら降ってきた。w
買い物ついでにホームセンターに寄ってみたら、思わぬ
値引きセール品を見つけてしまったよ。

輸入工具屋チェーン店がテナントとして出店していたん
だけれど、どうやら閉店するらしくて投げ売り状態だっ
たよ。
めぼしい物はすでに売れてしまってたが、このチェーン
カッターは1個売れ残ってたので買ってしまった。w
約1000円の無駄使い。

 不思議な使いかた。

こうやって握って開いてからチェーンにはめ込んで、ハ
ンドルを回してピンを押し出す構造になっている。
かなり昔からある形なので悪い物では無いはずだけど、
あまり人気が無い。
昨今のドライブチェーンは勘合が強固になっているので、
昔の方法では工具側が負けて壊れる場合が多い。
だから、使う前にチェーンのピンの頭をグラインダーで
削って平らにして抜けやすくする工夫をひと手間加えな
いとダメなので、この手の形は人気が下火なんだろうな。

俺の普段使っているチェーンカッターも昔の小型簡易式
なので、いざ作業する時に結構時間がかかっている。
今回買ったカッターで少し時間短縮と苦労が減れば良い。
一回使って元が取れる値引き後の値段なので、期待外れ
でも使えたならOKである。
とは言うものの、チェーンカッターの出番は数年に一度
のチェーン交換時だ。
実際の使い心地の報告はまだまだ先だろう。w
早ければ来年か再来年くらいかな。


オイルとOリング交換

2020年12月19日 | YB125SP整備

 そろそろ軽四号のオイル交換時期なのと厳冬期が近い
のでYB号も柔らかエンジンオイルに交換したよ。

 軽四号のオイルを抜き、オイルフィルタも交換。

用意したのはカストロールGTX ULTRACLEAN 5W-40
オイルフィルタ交換時は2.9L投入なので残りをYB号へ入
れると4L缶を一回でほぼ使い切る。

 軽四号のオイルが排出しきるまでの間、YB号のオイル
も排出。


 YB号のオイルが排出しきったのでドレンボルトをトルク
レンチで締め込む。

せっかく持ってるトルクレンチはこんな機会に使う。w

 ついでにオイルフィラーキャップのOリングを交換する。

ここのOリングが劣化してて、少しオイルにじみが起き
ていたのだ。

 用意したのは市販の汎用Oリング。

ホームセンターの水道部品売り場にあった丁度良いサイズ。

 外したOリングを見ると変形して潰れていた。

長年の熱で復元力が無くなってたんだな。

 フィラーキャップに新しいOリングを装着。

潰れて密着する分の高さもあるし外径・内径もピッタリ。
このフィラーキャップは歴代のYBR125系やYX/XTZなども
共通なのでもしもOリングが劣化しているなら、こんな
汎用品で直す事が可能なのだ。

 投入するエンジンオイルは軽四号のと同じ5W-40。
厳冬期の始動後安定性と燃費が良いのだ。

予めYB号用に1L分を別ボトルに小分けしておいたので、
投入作業はいつもと同じ。

 一応オイル量を確認する。

車体をメインスタンドで水平に立てて、1分間エンジンを
回してから2分くらい放置。
フィラーキャップを抜いて測定棒付着のオイルを拭き取り、
差し込んで締め込まずに再度抜けば、先端のオイル付着量
を正確に判断できる。
通常オイル交換の指定量が1Lなので、ちゃんと範囲内に
収まっていた。

 YB号のエンジンオイル交換が終わったところで、軽四号
の残り作業。
ドレンボルトを締め込み、新品オイルを2.9L投入。
これもエンジン始動と停止後にオイル量をオイルゲージで
確認して作業完了となった。

 オイル交換後、お昼ご飯を買いに行くついでに分水池へ
行ってみたよ。

ちょっとした情報を得て来てみたけれど、まさか散歩ツ
ーリングコースの近くにこんな立派な分水池が有ったと
は驚きだ。
周囲は住宅街だけど特に公園になっておらず。
穴場的分水池だった。w


タコメーター回路解析と改造

2020年12月16日 | YB125SP電装系

 先月タコメーターを修理した時に宿題にしていた事を
実行してみたよ。
YB125SPの実装部品の回路解析と針の動きを改善する改
造なのだ。
分解から改造まで概要を書いてみるけれど電気・電子・
機械の作業に詳しいか経験が豊富な人以外には再現性が
難しい内容だと思う。

 メーターアッシーはここまで分解する。

埃が入らないように室内で行い、指紋など油脂がつかな
いように手を洗って新品の作業手袋をはめると良いだろう。

 針を外す手順。

可動コイルを指で動かし針が1000回転を指す位置にペン
で印を書いておく事。
これをやっておかないと、針を戻す時に位置が不明にな
って表示が大きくずれてしまうのだ。

 針を抜く。

表示板を厚紙で養生してからフォークでテコの原理を使い
真っ直ぐ抜く。
運が良ければフォークを使わなくても指で抜ける。
針を外したらねじ止めされた表示板を外す。

 これがタコメーターの部品構成だ。

広角可動コイル型メーターという構想だとの事で、針の
移動速度は磁気的・物理的な制限を受けて大きく変える
事ができないのだ。
とりあえず各部品の定数を読み取る作業を進めたよ。

 陰で見えない部品は外して読み取る。

コンデンサーを外したらダイオードが見えたけれど、表
示が読めなかったのでダイオードまで外して読んだ。
7.5V 1Wのツェナーダイオードだった。

 謎の部品。

セラミックコンデンサーで無いしサーミスターでも無い。
表示の記号をWEB検索したらPTCタイプのポリスイッチ
だった。

 やっとの事でYB125SPのタコメーターの回路図が描けた。

これが分かれば電気的な故障を判断し修理するのに参考に
なるだろう。
制御ICはUTC225の他に互換ICのCP1005やBAK225が存在する。
まあ普通はメーターアッシーごと輸入して交換だろうけれ
どな~。w

 さて、せっかくここまで分解したんだから、ちょっと改
造を試みたよ。
エンジン回転の上昇に対して針の動きが遅れて追い付いて
いない現象を改善したいのだ。

 たぶんこのコンデンサーが原因だろう。

低回転時の針の振動を消すためのダンパー効果をC4の電
解コンデンサーでやってると想像した。
搭載コンデンサーの中で一番静電容量が高い。
これを470μFか330μFに交換すれば充放電特性が変わって
針の応答速度が速くなるはず。

 この1000μF10Vの電解コンデンサーを交換。

用意したのは470μFと330μFの二種類で耐圧は10Vのもの
が入手できなかったから上の16V用を買った。
物理的寸法を心配したけれど幸い純正品と変わらないの
でポン付け交換可能だ。
ハンダ作業に長けている人なら簡単に実行できるだろう。

動作の違いを確認するための実験として、最初に大きく
静電容量を下げて330μF16Vに換装してみた。
表示板をネジ止めし、最初に付けた印に合わせて可動コ
イルを動かし1000回転の位置で針を差し込み、メーター
アッシーを元通りに組み立てて車載する。

 始動直後の低いアイドリング時の針の動き。

動画でお見せできないのが残念。
予測通りに低回転時のパルス信号に合わせて針がプルプ
ルと震えていた。
イギリスのクラシックカーのタコメーターみたいに躍動
的な感じでカッコイイ。w

 十分暖気してから走り出しててみる。

予想通りに応答速度が速くなって1速2速での加速時に
チラ見するとエンジン回転音に対して追い付いてくる。
ただし下降特性は磁気回路と機械的要素で大きな改善は
起きなくて、若干早く針が落ちる程度で終わった。
これで気持ち良いタコメーターに改善できた。
改造後に仏舎利塔へツーリングに行き、針の動きとエン
ジン回転の同期を心地よく楽しめたよ。

アイドリング時の針の振動をもう少し抑えたいなら470
μFが
適当だろう。
WEB検索で見かけた色々なタコメーター回路図の中で
470μFを採用している例もあったから適正範囲内だと思
う。

 以上、かなりマニアックなタコメーター改造の例で
した。


仏舎利塔へ行った

2020年12月13日 | YB125SPツーリング

 いよいよ寒気が強くなるらしく、山の方へ行く機会は
減るだろう。
せっかく晴れているので少し遠出をしてみたよ。
ツーリング目的の他にリアブレーキシューの慣らしを進
めたいのだ。

 山梨県道18号線を走る。

ここまでは順調だったが、途中で所々融雪剤が撒かれて
いた。
夜間凍結をする場所なんだろう。
滑りやすいので慎重に走ってきた。

 普段は通り過ぎていた小菅村の案内図を見る。

実は矢印の仏舎利塔へ行きたいのだ。
特徴的な外観の仏塔らしい。

 国道139号線から脇に入る。

ここ、昔一回入った事があるなあ。
いや、出てきたのかもしれない。w

 楽勝林道。

舗装されているし途中に民家もあるので遭難しないだろう。

 また枝道に入る。

以前は無かった案内板が立っていた。

 険しい勾配を上る。

つづら折りなのだ。

 また曲がる。

斜度もキツイしつづら折りが多い道だ。

 まただよ。

しかも道が少しずつ狭くなってきた。

 ついに崖ぞいの未舗装路になってしまった。

こんなところでバイクを落としたら遭難する~。w

 謎の遺物を発見。

なぜミキサー車がここに?

 少し開けた場所もある。

落ち葉で路面が見えないので、知らずに凹みを通るとス
トンと落ちて不安定になる。
実は秋から冬の林道は落ち葉が危険を招くのだ。

 ずっと進んだらいきなり現れた。

これが仏教の仏舎利塔。

 説明書きを読む。

ここは海抜1000M越えの山の頂上なんだな。

どこかで見た形と思ったら、若い頃に滞在したネパール
のポカラという地域にある小高い丘の上に、同じ形の仏
塔があって見に行った記憶がある。
当時は建設途中で中途半端なイメージだったが、なんと
立てたのは同じ宗教法人だと分かってびっくり。

分かりにくい山頂なので他にだれも居ない。
三蜜避けに丁度良い。w

 仏塔を上ってぐるりと廻ると眼下に奥多摩湖が見えた。

煙と同じく高い所が好きな俺にピッタリな場所。

四方にお釈迦様がまつられている。
日本に居ながら印度風の仏塔を観られる不思議な空間。

 水溜めの表面が凍っていたよ。

さすが標高1000Mなので、この季節だと水も氷る気温ま
で下がる。
持参したお昼を食べたり散策したり、ゆっくり楽しんで
から下山した。
結局他の誰とも会わなかった。

 今回の行程のほとんどが山坂道のクネクネ道路だった
ので、大力牌社の青箱ブレーキシューの慣らしは完了し
たようだ。

最初は不安になるくらい効きが悪かったが、慣らせば問
題無いレベルで不快な鳴きも起きない。
黄箱シューは初心者にやさしいソフトなイメージの効き
に対して、青箱シューはソフトでコントロールしやすい
と同時に強く踏めばロック寸前まで効く感じだ。

さて、そろそろネタは無くなってきた。


冬の保守充電

2020年12月12日 | 雑記

 毎年冬になるとYB号のバッテリーを追い充電してあげ
てるのだ。
寒くなると走らせる機会や距離が少なくなって、走行充
電量よりも電力消費量の方が多くなってバッテリーが弱
り気味になる。
電解液不足の確認や補水も兼ねてるので重要なのだ。

 車体から下ろして謎の中華多機能バッテリー充電器を
繋げる。

コンセントに刺さなければ電圧測定モードになるのだ。
測定結果は12.3V。
少し放電ぎみな値だけど長時間走行充電すれば回復でき
る程度である。
だが、どんどん寒くなってるから期待できない。w

 ACコンセントに刺すと通常モードでバッテリーの状態
を判断して、充電するか待機充電するかを自動的に判断し
てくれて便利。

いきなりFUL(FULLの意)になって満充電と判断されて
待機充電モードになってしまった。

 バイク用などの小容量バッテリーではこのモードにな
りやすいので、一度リペア充電モード(回復モード)に
する必要があると説明書きされている。

って事でスイッチを押してリペアモードに切り替えた。

 一晩(約10時間)リペアモードで充電させてから、充
電器をいったん外して自己放電が落ち着くまで2時間放置。

 電圧測定をしてみる。



0.7V回復の13.0Vまで復活したよ。
リペアパルス充電で電極表面のサルファーが少し除去さ
れたんだろうか?

 こんな感じで毎年バッテリーの保守充電を冬の初めと
終わりに行ってるおかげなのか、YB号の納車時付属の純
正バッテリーは4年経っても元気にスターターモーターを
回してくれている。
みなさんも充電器があるなら、こんな保守充電をやって
みてはいかがでしょう?


別のブレーキシューを試す

2020年12月06日 | YB125SP整備

 もう今年最後の月になってしまったのだ。
残りひと月も平和に行こう!w

さて、大力牌製のYBR125用リアブレーキシューの慣らし
を終えたばかりだけど、今度は大力牌の別のブレーキシュ
ーを体験してみたよ。

青箱のヤマハ系130㎜ブレーキシューなのだ。

 青箱のライニングは黄箱YBR用と比べて長さ(面積)が
多い。

これが効きに違いが起きるかは今のところ不明なのだ。

 中国ヤマハのZY125用らしい。



スクーター系に採用された130mm用なので、違いはライ
ニングの面積くらいで組付寸法はYB/YBR/YX/YS/XTZ125と
同じという流用可能品。

 ポン付けであった。

特に工夫や苦労は無い。

 慣らし走行。

山奥の方は塩カルを撒かれたとの情報があったから、川
沿いの道を適当に走りながらブレーキシューの慣らしを
進める事にした。
交換仕立ての効きはさすがに悪いけれど、走行距離と制
動回数が増すにつれて良くなってきた。
鳴きもせず、悪い印象は起きていない。

本格的な慣らし完了は年内に終わるかどうかだなあ。