今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

100分de名著 読書の学校

2018-05-30 | 本の紹介
『別冊NHK100分de名著 読書の学校 池上彰 特別授業 『君たちはどう生きるか』 』
読了しました。

漫画化されたことで昨年から話題になっている吉野源三郎 著 『君たちはどう生きるか』
今も各方面にその世界を広げています。

この「読書の学校」シリーズ本は、
人気の著者が自ら名著を選んで中学校・高校に出向いて特別授業を行い、それを書籍化したものです。
ジャーナリストの池上彰さんが、2017年7月7日に東京の武蔵高等学校中学校をおとずれました。
この本の帯に「よい本との出会いは、人生の宝物です。」ですよね!!

第1章の最後には
「ともすると、人は自分に与えられていないもの、足りていないものにばかり注目して
不平不満を言いがちです。(中略)
自分の置かれている状況や受けている幸せにきちんと気づいて、それを生かしてほしいと思います。」
ちょっぴり耳が痛い言葉。

第2章には、今、世間を騒がせているいくつかの事件にピッタリの言葉が。
「苦しみの中でも、一番深く僕たちの心に突き入り、僕たちの眼から一番つらい涙をしぼり出すものは、
自分が取り返しのつかない過ちを犯してしまったという意識だ。
自分の行動を振り返って見て、損得からではなく、道義の心から、
「しまった」と考えるほどつらいことは、おそらくほかにはないだろうと思う。(中略)
僕たちは、自分で自分を決定する力をもっている。
だから、誤りから立ち直ることも出来るのだ。」
さっと読めるこの本でその内容が気になったら、是非原作を読んでみてくださいね。

誤りを認め、謝罪することで立ち直る、そんな若者は応援したい!
誤りを認めず、謝罪もしない、固い鎧をまとった頑なさ、そんな大人は恥ずかしいです。
TVドラマ「正義のセ」を見ながら、福山による主題歌「失敗学」を聞きながらこの記事を書きました。
今の私の癒し、綺麗な花々と可愛いチコちゃん♪