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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

吉野弘の詩 朗読コンクール

2018-01-13 | 本の紹介
今日は、趣味を同じくする友人たちと、静岡県富士市で開催された
「吉野弘のこころを詠む 第三回吉野弘の詩 朗読コンクール」へ行って来ました!
新幹線を使えば、この地から会場のある新富士駅までわずか2時間で到着です。
今朝、マイナス6℃という寒さだったので着込んでいったのですが、静岡は暖かく皆、薄着です!
富士山がすぐ目の前、スッキリと晴れた冬空に大きく綺麗な姿を見せていました。
 
このコンクールは現代日本を代表する詩人「吉野弘」さんの詩の朗読コンクールです。
晩年を富士市で過ごされ、2014年1月にご自宅で逝去され、その翌々年の1月から、
吉野弘さんの日常生活から生まれる優しい言葉を多くの方々に知っていただくため、
富士市はこのコンクールを始められたそうです。
私は以前から吉野弘さんの詩が好きでしたが、
ひょんなことから有難いことに、今、とても近しい存在となっていますので、
その朗読コンクールとあっては是非行きたいと以前から思っていました。

コンクールの予選には、北海道から九州までの110名の応募があったそうで、
一般の部15名、学生の部7名、ジュニアの部8名が決勝に進出し今日の朗読となりました。
審査員5名の他に、客席にいる私たち全員にも投票用紙が配られ、緊張感をもって聞きました。
さすがに予選を勝ち抜いた方々で、声の質や読み方、読む方の個性と選んだ詩、
甲乙つけがたく、どの方が1位をとってもおかしくない接戦でした。
ジュニアの部と学生の部は埼玉県の小学生と中学生が優勝!
一般の部は東京都の方でしたが、皆さんきっと朗読家として活躍されていらっしゃるのでしょう。
数々の素晴らしい朗読を聞いて気持ち良くなり、詩の内容は心を打ち、癒されました。

また、審査中の時間を使って、富士市を中心に活躍されている杉山直氏の新朗読を楽しみました。

新朗読は文学作品を全文暗記し、音楽・証明・映像を融合させ、表現・伝える、新感覚朗読で、
今日の演目は古事記の女神の物語「コノハナサクヤ」で、富士山に関連するものでもありました。
杉山直さんの新朗読を初めて聞きましたが、素晴らしく、他の演目も是非聞いてみたいものです。