以前にも書いた市販の虫よけ剤。
乳幼児にはあまりよくない成分が入っているらしい・・・、といった程度ではありますが、
市販の虫よけは、乳幼児にはあまり良くない・・・と認知が少しずつ広まってきたように
思います。
「ディート」という成分なのですが、この言葉も目にしたこと、耳にしたことがあるっという
保護者の方が増えているのかな・・・と。
とはいえ、ジカ熱やデング熱といった感染症が日本でも心配されるようになり、
虫よけの効果に対する期待は高まっています。
そんな中、長持ちしやすい虫よけ剤が9月にも承認されるようです。
厚生労働省が、有効成分の濃度を高めた虫よけ剤の審査手続きを迅速化することを
決定。
現在「ディート」の濃度は12%以下となっています。
これを30%まであげるようです。
ディート以外にもイカリジンという成分が虫よけ剤に使われています。
こちらはディートよりも虫よけの効果が薄いようですが、副作用が
少ないようです。
こちらも現在は5%以下、となっていますが15%まで濃度が上がるようです。
ご自身やお子さんがどういった場所に出かけるのか、といったことを考え、
虫除け剤を選ぶようにしましょう。
ディートは1日に何度も塗布することはやめたほうがいいのですが、
虫よけ剤の説明書をきちんと読んでいる方ってほとんどいないんです。
お子さんに数時間に何度もスプレーしている方もよくお見かけします。
虫よけ剤への期待が高まっている昨今、こうして濃度の高い虫よけ剤が
発売されると、どうしてもみなさんパッケージやPR文句に目がいきがちで、
手が伸びるのでは・・と思います。
どうぞ今一度、成分の効果とともに副作用の面もしっかり頭に入れて
いただき、TPOにあった虫よけ剤をお子さんに使ってあげてくださいね。
私はもちろん、精油で手作りスプレーを今後も愛用していきますよー。