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黒田日銀総裁が預金保険機構・国際預金保険協会、国際コンファレンスで行う講演についての日本語訳が日銀WEBページで公開

2017年02月16日 10時31分28秒 | 市場動向チェックメモ
黒田日銀総裁が預金保険機構・国際預金保険協会、国際コンファレンスで行う講演についての日本語訳が日銀WEBページで公開

・先般の国際金融危機は、米国のサブプライムローン問題に起因も、金融機関や投資家の損失の発生が、市場参加者間の相互不信を通じて、金融市場での著しい流動性低下を招き、リーマン・ブラザーズ破綻を経て、グローバルな金融システム全体を揺るがす危機にまで発展。

・危機を再発させないための様々な取り組みを国際的な協調のもとで進め、グローバルな金融システムの頑健性は、金融機関の自己資本や流動性保有の充実、中央銀行による流動性供給の拡充、金融破綻処理に関する法制度の整備やこれらにかかる当局間の連携強化などを通じて、大きく向上。

・多くの先進国の中央銀行は、低成長・低インフレからの脱却を図るため、極めて緩和的な金融政策を行ってきている。

・こうした政策自体は、必要不可欠なものだが、同時に、長期にわたる低金利の継続が、金融機関の低収益性の問題となり、金融システムを巡るグローバルな課題に。

・今後の課題は、規制強化が所期の効果を発揮しているか、意図せざる副作用を生じさせていないか、といった観点から、規制強化の影響を不断に検証していくこと。

・考査・モニタリングや金融システムレポートにおける各種の分析を通じて、ミクロ、マクロの両面での実態把握力をさらに強化させていく方針。

・最後の貸し手問題については関係当局との間で議論を重ねたうえで、バックストップとしての外貨流動性供給の枠組み整備を続けていく方針。


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