にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ウェザー・リポート「スポーティン・ライフ」

2024年03月25日 | ジャズ、音楽

昨日(3/25)はカレー屋五〇堂で坂本龍一特集。
オラは現代音楽~ノイズ系あたりが好きかな、お唄はあんまり・・


フェイスレコードで中古LPで購入、1000円しなかったかと。
盤質良好、音も良し!(ジャケットはヘンテコ)

ウェザー・リポートは1976年の「ブラック・マーケット」から
「へヴィ・ウェザー」「ミスター・ゴーン」「8:30」(1979年)あたりはリアルタイムで、
それ以前の作品もワクワクして聴いたけど、後半急に熱が冷めたように聴かなくなった。
この辺の冷め具合、YMOと似ているような「増殖」までで、それ以降は全くだったもんなあ。
おかげ(?)で、ウェザーやYMOの後期作品を、今とてもフレッシュな気持ちで楽しめます。

初期は、ごついメンバーが互角にやりあう肉体的要素とSFっぽい感じが絶妙、
ミロスラフ・ヴィトスが抜け、ジャコが参加しワールド方向に舵を切り、
徐々にザヴィヌルの独裁支配となり解散に至るという、ざっくりした経緯かと思います。

本作も、メンバー同士の丁々発止という場面は無く、
ショーターでさえサウンドの彩の一部になった感じ。
ザヴィヌルが仕切った、滑らかでまとまりのある作品なのに、ジャズバンドとしては解散の兆しが。
どうであれ、今となってはザヴィヌルとショーターの音が聴けるだけで、アリガタイノデス。

コメント
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