男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

春キャベツのコンビーフ炒め

2016年05月20日 | 野菜類

毎年のことですが五月に入った途端忙しくなります。それはわが家特有の要因かも知れません。
要因の一つは、4月29日から5月4日の6日の間に、一家眷属14人のうち3人が誕生日を迎える
ためのパーティがあります。二つ目は畑栽培の収穫と農作物の整理と農地の後始末に追われ
る日が続きます。あと一つの要因は「レンゲ」の刈取りとタネ採取の作業です。

田んぼ一面に咲くレンゲが珍しいと、近くの市立幼稚園の保母さんから、園児のための「レンゲ
摘み」を3年前に頼まれました。レンゲの種まき栽培管理は私がやっていても、畑は私の所有で
ないので、地主さんの了解をいただいて園児のレンゲ摘みが3年続きました。

今年も連休明けの12日の午後、3時間かけてレンゲの刈取りをしました。午前中はサイクリング
20キロ走行しました。午前中にサイクリング、午後は農作業というのが春先からの日常パターン
で、この日の行動も平常通りでしたが、そのあとに異変が起こりました。朝起きると「咽が痛い」
「鼻水が出る」・・と厄介な症状になりました。念のため体温を測ると36.5度で平熱・・気分も悪く
ない・・そのため平常通り、料理や畑仕事をこなしました。

症状が発生して二日目に耳鼻咽喉科で受診します。Dr.は「カゼを引いちゃいましたね!」と言い
薬を処方してくれました。その夜から翌日一杯は咳き込みと痰が続く・鼻水が出る・・この後二日
の間「鼻水」と「咽の痛みと痰」で「エライ目」にあいました

10年ほど前、同じような症状で近くの病院で受診したら「肺の下半分がヤラレテいる・・即入院」と
言われた経験があります。それを家人は思い出して、私の症状から休日明けには入院するもの
と決めつけ、入院の支度をしていたと言います。

家人は、私の咳き込みがヒドイので「肺炎ではないの?」と責めます。最近のこと懇意にしていた
近所のご夫人が肺炎で急逝された・・亡くなる前、咳き込みが酷く病気は肺炎であった・・だから
貴方も心配だ・・と今にも私が死にそうな症状のように・・言い募ります。

一番辛かったのは日曜日でしたが、翌日は一転し、咽の痛みと咳・鼻水がウソのように無くなり、
気分も爽快でした。いったい昨日までの症状は何だったのだろう?と自問します。それで思い当
るのがレンゲの刈り取りです。土埃や草埃のなか、マスクもせずに3時間ほど作業した報いで咽
と気管支が埃で痛めつけられたのが、今回症状の原因と思いました。

ここ10年のあいだ風邪を引いたことがない・・との自信がアダで、土埃などの予防を甘くみていた
のが間違いでした。自信過剰と自惚れは自分自身にとって一番の大敵と思い知った次第です。

お送りするのは「春キャベツのコンビーフ炒め」です。春先のキャベツはおいしい・・と昨秋50株程
種蒔きから育てたのが収穫時季を迎えました。春キャベツは軟らかいので色んな料理ができる・・
中でも炒め物がおいしい・・色んな具材で炒めものにして楽しんで欲しいと思います。

キャベツのコンビーフ炒めは、我が家の定番料理でした。今と違って牛肉の値段が高かったころ
コンビーフの缶詰は、幼い子供たちに食べさせる格好の食材でした。コンビーフは何故かキャベ
ツと相性が良い・・畑のキャベツとニラを加えて炒めました。おいしいこと請け合いの一品です。


材 料
春キャベツ 5枚 180g ・・軸を削いで3㎝大の角切り
ニラ 一握り 30g ・・1センチ巾に刻む
コンビーフ 1缶 80g ・・缶から出し指で細く千切る
ニンニク 1かけ 15g ・・みじん切り

調味料
サラダオイル 大さじ 1 10cc
味塩 一つまみ
塩胡椒 少々

作り方
フライパンにサラダオイルとみじん切りの
ニンニクを入れて中火にかける。

ニンニクの香りが立ったら、角切りしたキャ
ベツを加えてざっくりと混ぜながら炒める。
キャベツにオイルが回ったらふたをして数分
蒸焼きにする。

キャベツが焼けたらコンビーフを加えて混ぜ
合せ、ニラを加えて(味塩と塩胡椒を一振り
してできあがり。
味塩と塩胡椒はほんの一振りだけにする。
・・コンビーフの味がベースにあるので味塩
と塩胡椒は物足りないくらいがおいしい・・


コメント
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