伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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男性の更年期障害?

2018-12-25 18:07:26 | Weblog
(更年期障害)

更年期障害は50才前後に、
ホルモン・バランスが変化することで起こります。
女性に多い病気ですが、男性の発症もあります。

身体的症状:
顔の火照り、ホットフラッシュ、異常発汗、動悸、眩暈

精神的症状:
情緒不安、イライラ、不安感、抑うつ、不眠、頭重感

日本人は、
肩こり、易疲労感、頭痛、のぼせ、腰痛、発汗異常が多いようです。



(不惑のお年頃?)

ホルモン異常と関係ないかもしれませんが、
年齢的に初老を迎える年齢になりますと、
自分の老化を認めたくない方は、男女とも焦ってくるようです。

壮年の「あるある」。
 女性がいきなりジョギングを始める。
 還暦前の男性がスポーツカーを買う。
 最近は私も含めてロードレーサーも人気です。
個人の趣味ですから、悪いことではありません。

還暦が近くなると、
体の衰えを感じはじめるとともに
無限に続くと考えていた人生の時間が
有限であることに気づき、愕然とします。

残りの時間の中で自分は何ができるのか、
本当は何をやりたかったのか、
人生の後半に向けて
心の整理をつける時が来ます。

壮年期の課題として、
満足して死を迎えられるように、
後悔の無い人生をどのように送ったら良いのか、
自問自答しなくてはなりません。

もちろん、「自分勝手に生きろ」ということではありません。
むしろそれは後悔につながるでしょう。
「俺が、俺が」という我欲を超えたところに、
心の平安があると思います。



(幸せはどこにある)

「もっと生きたい」、「死にたくない」と、
『生きること』に執着しているならば、
たとえ200歳まで生きたとしても、
際限なく生きたいと望むのかもしれません。

体はミイラのように老衰し、起き上がることもできず、
苦しみや痛みとともに無限に生き続けるとしたら、
それは幸福でなく、地獄です。

不老不死の幸せは、
生きている「物理的な時間の長さ」の中にはないのです。
幸せは「こころの中」にあるのです。

どんなに長生きしても、
もっと、もっとと欲していれば、
死ぬときは残念無念の気持ちでいっぱいでしょう。

そうではなく、
自分の生き方や人生に納得し、
まわりの人に感謝してあの世に旅立てれば、
そのときの年齢が何歳であっても、
幸せな気持ちの旅立ちだと思うのです。



(「ありがとう 幸せだったよ」)

これは、私の知り合いの方が
亡くなられたときに家族におっしゃった言葉です。

自分が死ぬときに、周りの人に
この言葉を言えるでしょうか。
自分の「生き方」「人生」を問われます。

「うばい合えば足らぬ 分け合えばあまる」

相田みつをさんの言葉を思い出します。

自分のおかれた環境に不満をもつだけでは、
人生を終えるとき、「幸せだったよ」と言えないでしょう。

私も人生を終えるとき、
「ありがとう 幸せだったよ」
と言えるように、人生に取り組みたいと思います。




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