伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

行政経営、地方政治、そのほか人生にプラスの楽しいこと eメールアドレスkucctada@mail.goo.ne.jp

南海大地震 けた違いの死者数

2023-04-12 16:00:36 | 地震・災害 関係

気象庁によれば、

南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、

今後30年以内に発生する確率が70から80%。

ほぼ起きると考えるべきでしょう。

 

30年後ではありません30年以内に起こる確率です。

きょうか明日かもしれません。

その死者数の予想は最悪の場合32万人以上

これがどれほど衝撃的な数字なのか

近年の大災害・戦争の死者数と比較します。

 

 

死者数は、

大災害だった東日本大震災でさえ1万5千人。

世界に衝撃を与えているウクライナ侵攻では、

ウクライナとロシア双方あわせて多くて8万2千人。

今年2月のトルコ・シリア大地震は5万人。

 

それに対して南海トラフ大地震の予測死者数は

最悪の場合32万人以上。

世界的大災害や戦争と比べてけた違いの人が

いちどきに亡くなる可能性があるのです。

 

現状では、

行政関係者やマスコミ、議員、多くの国民が

事態の深刻さをわかっていないと思います。

 

 

発生すれば、死者の何倍ものけが人が発生します。

建物の倒壊や火災も発生するでしょう。

電気や水道、道路なども破壊されます。

 

消防や警察による救助はとても手が足りないでしょう。

被災地があまりに広範なのですぐには救援は来ないと考え、

自分や近くに人の身は自分たちで守る備えが必要です。

 

被害が予想されている地域においては、

水や食料、医薬品、ヘルメット、ライフジャケット、

懐中電灯、救助器具などを各自が備える必要があります。

身を守る訓練、救助する訓練、消火訓練、救護訓練など

できるだけ多くの住民が受ける必要があります。

 

大地震と津波の被害を受ければ、

多くの避難者が発生し、その自治体の中だけでは

とても避難生活できないと思います。

 

被災予想地以外の方は、どのような支援ができるのか

有効なのかを考えすぐにでも準備を始めましょう。

もしもの時は被災地へ人や物資を送るとともに、

各地で避難民を受け入れることが必要と思います。

 

災害対応は時間との戦いです。

起きてから対処するのでは間に合いません。

いかに事前に備えておくかが勝負なのです。

 

 

(参考)「災害時にトップがなすべきこと」

2  自然の脅威が目前に迫ったときには、勝負の大半がついている。

 大規模災害発生時の意思決定の困難さは、想像を絶する。

 平時の訓練と備えがなければ、危機への対処はほとんど失敗する。 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジャズカフェ・アニタのコレ... | トップ | アニタのコレクション 2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

地震・災害 関係」カテゴリの最新記事