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れいほくスケルトン  高知県地場産業大賞に輝く!

2009-01-30 | 農林水産物
れいほくスケルトンが、
第23回高知県地場産業大賞に輝きました。



高知県産業振興センターは、1月22日、第23回高知県地場産業大賞の審査結果を発表しました。

その中で、嶺北材ブランド化協議会(田岡秀昭会長)の木造住宅キット「れいほくスケルトン」が、22の企業・団体の製品や活動の中から、大賞に選ばれました。

また、1月22・23日、四国森林管理局で行われた「四国森林・林業研究発表会」でも"木造住宅キット「れいほくスケルトン」による嶺北産木材のブランド化の取り組み"の発表が「最優秀賞」に選ばれました。

嶺北材ブランド化協議会の田岡秀昭会長(森昭木材社長)は、

嶺北(本山町)で行われた「四国山の日」の実行委員長を務めたり、ひろめ市場内にある木造住宅の相談窓口として活躍している「木と人出会い館」の設立当時から尽力されるなど、れいほく地域だけでなく広く活躍されています。

また、早くから大阪や川下など県外の子どもを含めた住民の皆さんとの交流を、地元の人たちと協力しながら積極的に進める中で、水源地域の嶺北杉の良さをPRして来ました。

今年いただいた年賀状の写真です。




1月25日付け高知新聞「社説」に、すばらしい内容の記事がありましたので、 その一部を紹介させていただきます。

木造住宅普及に活路・・・地場産大賞
地元はもとより、全国の林業関係者を勇気づける話題だ。

2008年度の県地場産業大賞に、嶺北材ブランド化協議会の木造住宅キット「れいほくスケルトン(骨組み)」が選ばれた。

木造住宅の普及には、「高い」というイメージに加え、都市部での技術を持った大工らの慢性的な不足が大きな足かせとなっている。

これらの課題をクリアするため開発されたのが、木造住宅の基本構造体をキット化して届けるという仕組みである。

柱や梁(はり)など構造材の切る、削るといった作業を産地側で肩代わりすることで、工務店などの負担は軽減される。

現場では木材の組み立てから一日での「棟上げ」も可能になった。

香川や関西などでの販売も好調という。新たな需要を呼び起こしていることも高く評価された。受賞により商品の知名度アップへの期待も膨らむ。

・・・・・・・・・

産地が最終的に目指すのは、森を次世代へ引き継ぐことだ。

同協議会が指摘しているように、「山に暮らして、植えて、育てて、切って、使う」という循環が確立されてこそ可能になる。

「れいほくスケルトン」には「森と町をつなぐ家」としての期待がかかる。

景気の急速な冷え込みで、住宅需要を取り巻く環境は厳しい。一方で、失業者らの雇用の受け皿として、林業への関心が高まっている。

担い手を確保するまたとない好機だ。高知の山から元気な話題を発信していきたい。



HN:龍馬 

木造住宅は「街の中のもう一つの森林」とも言われます。

地球温暖化の主な原因である、大気中の二酸化炭素を吸収して大きくなった木材は、

伐採されて木造住宅として使われても、腐ったり燃やしたりしない限り、その木材は二酸化炭素を蓄え続けています。

住む人の健康に良いだけでなく、地球にも優しい木造住宅の推進役「れいほくスケルトン」に期待しています。

れいほくスケルトン

嶺北木材協同組合


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