こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

他人への期待

2015年11月27日 | 日々思うこと、考えること

他人とかかわる時、どんな気持ちでいたらいいだろう。一番いいのは相手に何も期待しないことではないか。

期待には、いい期待とわるい期待とがあるが、もちろんそのどちらもしてはいけない。すなわち、予断を持たないということ。


なにも、相手がわるいとかそういうことではない。何の根拠もなく自分にばかり都合の良いことを勝手に期待して、裏切られたときのことを考えると、始めから何も期待しなかったほうがよほどいいということだ。期待された方だって、何でもかんでもかなえることなどできないわけで、いい迷惑だ。そのうち、関わりすらもってくれなくなるだろう。

逆にわるい期待をしたらどうか。相手が自分に対してこんな嫌がらせ、あんな嫌がらせを次々に繰り出してくると勝手に思ったりしたら、関わる前から相手のことを憎んでしまうことになって、話が何も始まらない。あまり、悪い方に考えるというのもそれほどいいことではない。

では、いつも誰にも期待しないでいていいのか。ある意味無関心ということだが、これは仕方ない。相手を見る時は虚心坦懐、あれこれ考えずその場その場で対応するのが一番いい。

もちろん、準備できることがあれば、客観的な気持ちで準備する必要があるだろうが、相手が一体なにを考えているのかわからないようであれば、あきらめるしかない。

 期待されないというのはどうか

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