ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




「僕の田舎の、北海道から送ってきたんだ。よかったら食べて。」

と、先日のブルーノートのリハーサルの時に、松田さんから頂いた、じゃがいも。

 

見るからに、美味しそうな、ピカピカのじゃがいも。

松田さんのお気遣いも、嬉しくて。

 

今朝、蒸かして、頂きました。

バターと、ちょっとだけお醤油と。

めっちゃめちゃ、美味しかった…

 

そして、今日は、キーボードマガジンの年末号に掲載される「バイヤーズ・ガイド」の為の執筆をしておりました。

バイヤーズ・ガイドというのは、キーボードなどの機材を買いたい方が、その参考にするためのものなのですが、今回、僕は二つの機材のレビューを依頼されております。

そのうちの一つが、ハモンドの「ステージキーボード SK2」。

ハモンドオルガンに、さらにピアノやエレピなどの音色も使えるようになっているものなのですが、これがなかなかに面白くてですね、

原稿書かなきゃいけないのに、かなりの時間を弾いて楽しんでしまっておりました(笑)。

でも、どうにか、夕方には書き上げて、編集部に送信。

 

そして、そのあとは、やはり次号のキーボードマガジンの、こちらは僕の連載「ケン坊のシンセサイザーレストラン」の為の音源作り。

こちらも締切が今週末だったものですから、とにかく今日中に終わらせなければ、でした。

こちらも、どうにか先ほど録り終えて、編集部に送信。

ミニモーグなどを使って録ったのですが、すぐさま「それにしても、音が太いですねえ」と編集さんから返信を頂いて、

……ちょっとご満悦(笑)。

 

……なのですが、昨日、持ち出したミニレスリーの調子がいまいちになってしまって、ちょっとへこんでみたり。

講義で、ちょっと調子に乗って爆音で鳴らし過ぎたのかもしれません。ごめんよ、ミニレスリー

 

さて、ライブの告知です。

ORIENTAL BOUNDSさんの、レコ発ライブに参加させて頂きます。

2nd ALBUM 「TWO BOUND」レコ発東名阪LIVE

場 所:高円寺Show Boat
日 時:2012年11月27日(火) 19:00開場 / 19:30開演
料 金:未定
出 演:ORIENTAL BOUNDS / ノーズライディング and more
問合せ:ShowBoat 03-3337-5745

(ライブは東名阪とありますが、僕は、東京公演のみの出演となります)

まさにこの日が、僕も7曲で参加させて頂いたセカンドアルバム「TWO BOUNDS」の発売日ということ。

楽しみですー

 

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今しがた、YAHOOを見ましたら、「ものまね荒牧陽〇、休養発表」というニュースがありました。

実は彼女とは、三年(もう四年かな)ほど前のKinKiKi〇sさんのツアーで初めて会って、丸々半年、一緒だったことがありました(ツアーには、彼女はコーラスとして参加してました)。

当時、僕が毎日持ち歩いて、皆に「楽しいよお」と宣伝しまくっていたデジタル一眼カメラに、彼女もすっかりはまって、その後、今でもD40を持ち歩いて写真を撮っているという話を、マネージャーさんからも聞いていました。実はこのマネージャー氏、高橋〇典くんやPool〇itBoysのサポート時代に、本当に良く一緒に仕事をしていた方で(当時は制作をやっていました)、こちらも僕はよく知っておりまして、彼から「荒牧に『カメラ好きなんだなあ』って聞いたら、『川村ケンさんって方から教えてもらったんですよ』、って言ったからビックリしたよ」、とわざわざメールを、もらったりしておりました。

そんなこともあって、最近も、時折メールをしておりました。彼女は、KinKiさんのツアーの時も、今も、相変わらずとても「いいやつ」で、本当にこんなにも売れっ子になっても飾らなくて、謙虚な人なのです。ついこの夏明けにもメールでやり取りをして、「お互いがんばろうなー」と言っていたので、このニュースには、ちょっと固まりました。

ボーカリストが「声が出ない」という現実に直面した時の苦しみ、恐怖は、僕たち楽器のプレイヤーの想像を絶するものがあると、常々思っています。

それでも、人前に出なければならない。期待に応えないとならない。

しかし、生身の体の事ですから、無理な時は、無理なんですよね。

それを、無理やり、色々な手を使って、どうにかこなして。

……それは結果、身体をまたさらにいじめることになって、無理は何倍にもなって、また身体を痛めつける。

それでいて、気持ちをしっかり持ち続けるなんて、どんなに強靭な精神力をもった人にでも酷なことだと思います。

 

テレビで見る度に、彼女が華やかな世界で成功して生き生きとしているのが本当に嬉しくて、心から応援していました。

……が、同時に、相当なハードな歌い方をしているのを見て、

「大丈夫かな」

とも心配していました。

本当に凄いし、上手だけれど、

……本来の自分でない誰かになりきって歌う姿は……。

……そして、要求は、いつも厳しく、そして、どんどんエスカレートしますからね。

 

勿論、その道でプロになった以上、それをやるしかないのですが、

でも、僕は、あの「いいやつ」の彼女が、楽しく歌っているのを見たいし、そういう話を聞きたいです。

とにかく、(できることなら年末までと言わず……)一刻も早く休んで、また、本来の、自分のやりたかった歌を歌える身体と、いつも元気で明るく、ハツラツとした、彼女らしい心と笑顔を取り戻してほしいです。

 

一杯休んで、元気になったら、今度は、自分のこと一番に大切にして、またちょっとだけがんばろうー、まきー

 

ではー。



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