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インフルエンザ予防接種が受けられない!

2020-11-20 12:25:38 | ②一市民運動
厚労省は、65歳以上の人は10月26日までにインフルエンザ予防接種を
受けるようにとの告知を、なんどもメディアを通じてしていた。
私は持病の診療を他県の病院で受けている。
そして主治医に、できれば11月になってから予防接種を受けた方が
よい言われていた。
以前はその病院で予防接種を受けていたが、ここ数年は近くの病院で
してもらうことが多かった。
今年は心配なので近くの病院に予約を入れようとしたが、
予約は受け付けていないという。

11月を待たずに、10月28日に整形外科の診察をかねて受けに
行ったところ、ワクチンはすでに無く、
いつ入荷するかも分からないと言われた。
あわてて市内の他の病院に電話すると、どこも在庫がないとのことだった。
幾度となく電話をして、11月9日に受けられるとの情報を得た。
ところが風邪をひいてしまい、11月16日になって電話すると
すでに在庫がないとのことだった。
それからもいろいろ電話してはみたが、インフルエンザの予防接種を
受けられる病院は市内にはなかった。

埼玉県はラジオで次のようなCMを流していた。
「65歳以上の方のインフルエンザ・ワクチン接種は無料です。
 医療機関に予約して早めに行ってください」
埼玉県では、どの医療機関でも予約を受け付けていたのだろうか。

その後、いつも通院している他県の病院の主治医が便宜を図ってくれて、
ようやく11月19日に受けることができた。
私は運よく受けられたが、まだ受けられない人が多くいるようだ。
家の近くに、いつも通院している病院がある人は予約を入れることができて、
そうでない人は予約できずに苦労する。
これっておかしくないですか。

厚労省は、今年はインフルエンザ・ワクチンを増産します、と言っていた。
増産してこの状態なのですか?
私は首都圏に住んでいるが、地方の人にワクチンが行き渡って
いるのだろうか?

新型コロナ・ワクチンが出来れば、日本中の人が受けられるようになると
政府は言っているが、準備期間が十分にあったであろう
インフルエンザ・ワクチンでさえ、この有り様だ。
ましてマイナス70~80度で保管しなければならないワクチンが
全国津々浦々に行き渡るかは、はなはだ疑問だ。
また副作用が出てしまった場合に、それに対処できる専門知識を持った医師が
日本中にどれだけいるのだろう。

こんな心もとない新型コロナ・ワクチンに全面的に頼るよりも、
今は、誰もがインフルエンザ・ワクチンが受けられるような、そして
誰もがPCR検査を無料で受けられるような環境づくりに、
政府は全力を挙げて取り組んで欲しい。
そして逼迫している病院や医療従事者への支援に、
政府は何よりも一番に力を入れて欲しいです。
医療機関や医療従事者がこれまでも、そしてこれからも、
国民の命の綱なのだから。
GOTOキャンペーンやオリンピック開催よりも、
感染の拡大が止まらず、日々、感染者数を更新している
異常事態の収束に、今こそ政府は最大限の力を注ぐべきだ。


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