今日のうた

思いつくままに書いています

一度開けてしまったものは なかったことには出来ない!

2017-07-29 09:37:22 | ①核と人間は共存できない
2016年7月29日公開の『シン・ゴジラ』のDVDを観る。脚本・監督は庵野秀明。
軽い気持ちで借りたのだが、脚本も映像も素晴らしいものだった。
さまざまな捉え方があると思うが、私にとってゴジラは放射性物質を象徴していると思う。
海底に眠る不明生物が、海洋投棄された大量の放射性廃棄物に適応して進化する。
時が経ち、巨大不明生物と化した【ゴジラ】が人間社会を襲う。
人間のうろたえ、タテ割り行政のもたつき、なすすべもなく立ちすくむ様は、
福島第一原子力発電所事故の再現のようだ。

日本だけでは手に負えなくなり、アメリカに援助要請をする。ここまではあの時と一緒だ。
映画では、アメリカの対策会議への同席を拒んではいない。
米大統領特使の日系女性が派遣されてくる。
そして意見を言い合いながら共同で戦おうとする。

だがゴジラが進化を続け、米国への襲撃の確率が13%になった時、
国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決断する。
まさに日本に3度目の原爆が落されようとしていた。
(この映画が公開された時、トランプ政権は存在していなかった。
 にもかかわらず、アメリカを攻撃し得る北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)が、
 現在のレッドラインであるのとよく似ている)

3度目の核兵器使用に備えて、360万人が東京から避難しはじめる。
カウントダウンが始まる中、アメリカにただただ従属するのではなく、
日本人は独自のやり方でゴジラを壊滅させようと、もがき苦しみ、そしてそれに成功する。
だがこれで終わったわけではない。
主人公は最後に、「ゴジラとの共存」という言葉を使っていた。
「共存」……一度開けてしまったパンドラの箱は、なかったことには出来ないのだ。
ゴジラはいつ復活するかもしれない。
そして私たち日本人も、高レベル放射性廃棄物におびえながら、
10万年以上もの時を共存していく他はないのだ。
せめて私たちに出来ることは、
直ちに原発の再稼働と 使用済み核燃料の再処理を止めることだ!

『シン・ゴジラ』は、日本の過去・現在・未来を象徴している映画だと思った。

最後に安倍氏へ
ゴジラを壊滅させるために、映画では東京での核兵器の使用を許可する場面がありますが、
『特別立法』で事足りましたよ。
あなたが一番欲している【緊急事態条項】は必要ありません。
【緊急事態条項】は、独裁を加速させるだけです。


(74)「国土の3割、核のごみ処分場に『好ましい特性』 経産省 
    7月28日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASK7X0QTGK7WULBJ015.html?ref=nmail

(74-2)「核ごみマップ 適地は国土の65% 政府が公表 7月28日 毎日新聞」

https://mainichi.jp/articles/20170728/k00/00e/040/286000c

(74-3)「『最初の一歩』まで17年 核のごみ、長期戦 『適地マップ』
     7月29日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13061414.html

●下手な鉄砲も数打ちゃ当たるとでも思っているのか!
 使用済み核燃料を再処理した際に出る【高レベル放射性廃棄物】の保管場所が、
 はたして日本にあるのだろうか。
 これまでも「宇宙に持って行けばいい」とか、「モンゴルやオーストラリアなどの
 乾燥地帯に持って行けばいい」とか、「海底に保管すればいい」とか、
 極めて無責任な提言しか、私は聞いたことがない。
 こうしたことに目をつぶってきた国や電力会社、官僚たちは、
 未来の人たちにどう責任を取るのか!
 もちろん、ずっと無関心で生きて来てしまった私にも責任はある。
 記事の中の、資源エネルギー庁放射性廃棄物対策の幹部の次の言葉に、
 私は激しい憤りを覚える。

20年後、30年後、人口減少などでしんどくなった自治体が、
財政的な支援を引き換えに受け入れるかもしれない


 こうした人間を人間とも思わない人たちが、原子力政策を担って来たのか!
 また、札束で頬を叩くような次のやり方で推し進めようとすることは、
 非常に非人道的で、あさましく、えげつないやり方だと、私は思う。
 これでも原発は安い電源だと言えるのだろうか!
 わずか数十年の電源のために、十万年以上先の未来の人たちの命をおびやかしてまで
 原発政策を推し進めることは、狂気の沙汰だと、私は思う。

調査を受け入れた市町村などには、
 最初の『文献調査』は年間10億円、
 次の『概要調査』は年間20億円を上限に交付金が出る
」 

(74-4)「核のごみ、自治体警戒 取り組み加速、求める声も マップ公表
      7月29日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/article_search/detail.html?keyword=%E8%87%AA%E6%B2%BB%E4%BD%93%E8%AD%A6%E6%88%92&kijiid=A1001120170729M037-14-008&version=2017072902

(74-5)「(核リポート)10万年埋める核のごみ、候補地どこへ 
       2016年8月24日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASJ8R7VMNJ8RPTIL02Y.html?rm=811




















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ごまかしの政治は もう終わりにしよう!(3)

2017-07-23 05:40:13 | ①核と人間は共存できない
(72)「(官邸主導のゆがみ:1)『スガ案件』に霞が関恐々 
     『文句言えばクビになる』 7月19日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13042978.html

●こんなに露骨に官邸に首根っこを押さえられていたのでは、官僚たちは何も言えない。
 国会での苦し紛れの答弁を聞いていると、ある意味、気の毒になる。
 ふるさと納税での不備を指摘した局長は、次の人事で本省からいなくなったという。
 これを独裁と言わずに何というのだろう。
 内閣人事局は、百害あって一利なし。直ちに止めるべきだ!

(72-2)「内閣支持率 続落26% 『総裁3選』62%否定 7月23日 毎日新聞」

https://mainichi.jp/articles/20170723/k00/00e/010/231000c

●ついに、あの人と同じ26%まで……。

(72-3)「稲田氏への『報告』示す直筆メモを入手 7月25日 
     FNN ニュース(動画あり)」

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00365230.html




(画像はお借りしました)


(73)「ポリ容器に長期間、不適切管理と発表 放射線でガス発生 原子力機構 
     7月22日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13049170.html

●日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで作業員5人が被曝した事故で、
 本来使うべきでないポリ容器に放射性物質を
 長期間入れて不適切に管理していたという。

 放射線で容器が分解して水素ガスが発生し、事故につながった。
 ポリ容器は放射性物質と触れていると放射線で分解され、水素ガスが発生する。
 このガスが破裂の原因の一つとみられるという。
 
 今も、このポリ容器で保管しているものが2280個あるそうだ。
 原子炉格納容器でさえ、長年、放射線に曝されていると劣化する。
 それをポリ容器に入れていたとは!
 
※6月20日のクローズアップ現代『プルトニウム被ばく事故~ずさんな管理は
 なぜ~』では元職員や職員の証言などをもとに、次のような内容だった。
 一部を引用させて頂きます。

「長年、放置されたものの中には、中身について正確な情報がないものも多いという。
 原子力機構 職員
 『これは至極、迷惑な遺産であります。中身がどういうものか分からないで保存、
  貯蔵されているものがいっぱいある。ちゃんと情報があれば、計算をして予測して
  30年後に《これだけ気体があるから危ない》と言えるかもしれませんけれど、
  はじめの情報がないと、なかなか予測するのは難しい』

 なぜ、プルトニウムなどのずさんな管理は続いてきたのか。
 数年前まで原子力機構で働いていた元職員は、『研究を進めることを優先するあまり、
 厳重に管理すべき核物質の後始末が先送りされる傾向が現場にあった』という。
 原子力機構 元職員
 『いろんなものを残してきていますよね。後始末を、どうするんだというのは、
  ずっと頭にありましたけれど、その作業は非常に大変だったり、
  時間と手間がかかることが分かっているので、先延ばしにしてきたって
  いうものもあります』

 内山デスク
 『国は、プルトニウムを資源と位置づけています。ですから、実験で使ったものでも
  再利用することにしているんです。
  しかし、再利用するためには、不純物を取り除くなど、大変手間がかかるということで、
  結果として、処理されないプルトニウムがそのまま保管され続けているんです。
  現場からは、実際には再利用なんかできないとか、
  早く処分したいという声が
  あるんですが、処分する場所もありません。
  このことは、研究施設のプルトニウムに限ったことではなく、
  原発で使い終わった放射性廃棄物、いわゆる核のゴミの問題と同じような
  ことで、日本の原子力が抱える構造的な問題だと
  感じました
』 (引用ここまで)

 こちらから番組の内容を見ることができます。
 久しぶりにNHKの良心を見ることが出来ました。
          ↓
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3994/

国が理想として掲げてきた『夢の核燃料サイクル』が
破綻したにもかかわらず、
このことを認めようとしない政策の矛盾が、
こうした事故を引き起こしたと言っても過言ではない。

使用済み核燃料の再処理を直ちにやめ、核のゴミ(高レベル放射性廃棄物)を
どうするのか、今こそ真剣に考えるべきだ。
先送りは絶対に許されない!

(73)「核のごみ処分地、月内に候補地図 経産相方針 7月19日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13042989.html

●私の認識では、核のゴミには第一段階の【使用済み核燃料】と、
 これを再処理してプルトニウムなどを取り出して溶融ガラスと混ぜ合わせて固めた
 第二段階の【高レベル放射性廃棄物】があると思う。
 だが、政府やメディアの使い方は違っているようだ。
 高レベル放射性廃棄物だけを【核のゴミ】と言っている。
 【核燃料サイクル】が破綻した以上、使用済み核燃料を再処理する必要がなくなる。
 では、使用済み核燃料は核のゴミではなく、【低レベル放射性廃棄物】とでも
 いうのだろうか?
 核のゴミの定義をしっかり決めて欲しい。
 【使用済み核燃料】と【高レベル放射性廃棄物】とでは、比較にならないくらい
 放射線量が違うのだから。

 記事の一部を引用します。

「【高レベル放射性廃棄物】の最終処分地は、300メートル以上深い地下に
 6~10平方キロメートルの施設をつくり、ガラス固化体を10万年単位で埋める。
 費用は3・7兆円と見込まれ、処分場の操業から閉鎖まで50年以上かかるという。
 政府は地図を公表した後、受け入れ可能な自治体を探すことになるが、
 処分地決定までには法定の調査だけで20年程度かかる」 (引用ここまで)

 近づくと十数秒で死に至る
 【高レベル放射性廃棄物】を受け入れる
 最終処分地などあるのだろか。
 しかも10万年以上にわたって保管し続けなければならない。

 処分地決定までには、法廷調査だけで
 20年程度かかるという。

 法廷調査だけで20年とは! では実際に作るとなると100年先?
 私には、先送りと言い逃れにしか思えない。
 こんなことでは最終処分地が見つかるまで、
 一基たりとも再稼働すべきではない!!!!!

(73-2)「『原発、安定的利用が必要』 原子力委、『考え方』を決定
      7月21日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13047214.html

ふざけるな!!!!!

(73-3)「東海第二の再稼働審査、ケーブル防火了承 規制委 
     7月21日朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13047213.html

ふざけるな! 東海第二原発の再稼働など、とんでもない!!!!!
 それにしても、下の記事以降、何らかの圧力が働いたのだろうか?
            ↓
(73-4)「『40年』目前の東海第二原発、時間切れで廃炉の可能性
      6月30日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASK6Y5K41K6YULBJ00F.html

●日本は48トンのプルトニウムを保有しているが、
 国内におよそ10.8トンもの
 プルトニウムがあるという。
 原発以外にも研究施設など、全国81の事業所が
 プルトニウムを保有している。
 
 原発でさえ警備が不十分なのに、こうした事業所の警備はどうなっているのだろう。
 安倍政権は【共謀罪】でテロ対策というなら、大量のプルトニウムを
 なんとかすることの方が、よほど喫緊のテロ対策だと思う。
 
 















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ごまかしの政治は もう終わりにしよう!(2)

2017-07-19 10:29:22 | ①核と人間は共存できない
(67)「安倍政権 『永続敗戦論』の白井聡が退陣勧告『安倍首相よ、即刻辞任しなさい』
     国民は政権への隷属を拒否しよう 7月12日 サンデー毎日」

https://mainichi.jp/sunday/articles/20170710/org/00m/010/004000d

これは必読です!
 国民が安倍に「NO!」を突きつけても、上げた拳を収める場所がない!
 こんな悲劇があるだろうか。
 民主党が民進党に替わっても、何も変わらない。
 これは野党の怠慢以外の何ものでもありません!
 拳を収める場所を、早く作ってください!
 無党派層が60%を超えているのですから!

(68)「宮崎駿さん、安倍首相を批判 『歴史に名を残したいのだろうが、愚劣だ』
    7月14日 HUFFPOST」

http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/13/miyazaki-hayao-vs-abe_n_7789934.html

(69)「菅元首相、ブログで新党意欲…『原発ゼロ』公約 7月18日 読売新聞」

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12213-20170718-50072/

●原発は日本社会を根底からくつがえす!
 どんな理由があろうと、ゼロにすべきだ!

(69-2)「菅元首相、新党に意欲 『原発ゼロを公約に』 7月19日 日本経済新聞」

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS18H5P_Y7A710C1000000/

(70)「映画・日本と再生 光と風のギガワット作戦 河合弘之監督最新作
     太陽がいっぱい。風がいっぱい。世界はもう、自然エネルギーで動いている!」
                       
http://www.nihontogenpatsu.com/

「日本と原発 4年後 法廷版」と「日本と再生予告編」の2つの動画あり。
 2008年に原子力安全基盤機構が、過酷事故シュミレーションを行っていた!
 
                   ↓


(70-2)「『日本と原発 4年後』予告編  YOU TUBE (動画あり)」

https://www.youtube.com/watch?v=mh4U0GtQJY8

(70-3)「小出裕章: 小泉純一郎は嫌いだが、言っていることは正しい10/3 IWJ
      YOU TUBE (動画あり)」 

https://www.youtube.com/watch?v=twkBb5Su53g

●嫌いな人も好きな人も一丸となって、原発ゼロに踏み込もう!

(71)「“原発輸出を後押し” 日本とインドの原子力協定が発効 7月20日 NHK NEWSWEB」

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170720/k10011067021000.html

日本で原発が作れなくなったからといって、発展途上国に原発を売り込もうとする。
 NPT=核拡散防止条約に加わらずに核兵器を保有するインドとの間で
 原子力分野の協力を進めることは、国際法上、絶対に許されないことだ。
 日本がアメリカに「平和利用」という言葉で騙されたように、
 今度は日本が「平和利用」という言葉を使ってまで、インドを……。
 どれだけ多くのインドの人たちが、原発の恐ろしさを知っているのだろうか?
 あんな人口の多い国で原発事故が起きたら……考えただけでゾッとする。
 金のためなら、人道に背くことでも平気でする政権。
 こんなでたらめな政治は、今すぐ終わりにしよう!
 








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ごまかしの政治は もう終わりにしよう!(1)

2017-07-14 10:01:54 | ②一市民運動
(59)「特集ワイド 貧困が奪う、子どもの学び 安倍政権5年目の今、考えたい
    無償化に改憲必要ない 7月13日 毎日新聞」

https://mainichi.jp/articles/20170713/dde/012/040/007000c

●子どもを政治利用するな!

(60)「東電、トリチウム水は海に放出へ 川村会長が明言、漁業者ら反対 
    7月14日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017071301001632.html

世界に向かって国のトップが、
 「汚染水はアンダー・コントロール」とウソをつき、
 手に負えなくなれば海に放出―― ふざけるな!

(60-2)「玄海原発 『再稼働反対』66隻の漁船が海上デモ 
      7月15日 毎日新聞(動画あり)」 

https://mainichi.jp/articles/20170715/k00/00e/040/296000c

(61)「『残業代ゼロ』容認 『働く人守れない』過労死遺族ら反発 7月14日 毎日新聞」

https://mainichi.jp/articles/20170714/k00/00e/040/227000c

●これで連合がどっちを向いているか、分かったはずです。
 これでも連合に気を遣って、「原発再稼働はやむを得ない」ですか? 民進党さん?
 ここで決断できなければ、あとはないですよ!

(61-2)「『残業代ゼロ』 連合、突然の方針転換 調整後回し 
     7月14日 朝日新聞デジタル」

https://mainichi.jp/articles/20170714/k00/00e/040/227000c

(62)「大谷昭宏氏『バカが権力を握っている』と報ずるべきだ 7月10日 日刊ゲンダイ」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208916/1

(63)「プルトニウム増産か 北朝鮮・寧辺の核施設 7月15日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13039203.html?rm=150

「韓国政府によると、北朝鮮は兵器用プルトニウムを
 50キロ以上持っているという」
 それなら、日本が保有する48トン(48000キロ)の
 プルトニウムはどうする……?

(64)「内閣支持率29.9% 前月比15.2ポイント減 時事通信世論調査 
     7月15日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13037612.html

第二次安倍政権発足以降、初めて30%を切った!!!

(64-2)「安倍内閣支持率がついに20%台に ANN世論調査 7月17日 テレ朝ニュース」

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170717-00000009-ann-pol

●こちらでは29・2%まで下落!

(64-3)「『安倍政権を支持しない』が『93%』!
      TBSラジオ 森本毅郎 スタンバイ!」

https://www.tbsradio.jp/156827

●こちらはついに一桁!

(65)「国産初、超音速の空対艦ミサイルを来年度導入へ 7月17日 読売新聞」

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12213-20170716-50101/

●本当に必要なものなのだろうか?
 私には、日本がどんどん戦争に近づいていくように思える。

(65-2)「防衛費また過去最高へ ムダな兵器を軍事専門家がチェック 
     7月18日 日刊ゲンダイ」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209641/1

防衛費が、第二次安倍政権から6年連続の前年度比増、過去最大!
 災害に使えないオスプレイを防護する名目で、莫大な予算がつけられてゆく!

(66)「子育てしながら権力と対峙する——菅官房長官に切り込む東京新聞・望月記者に聞く
     BUSINESS INSIDER JAPAN」

https://www.businessinsider.jp/post-35032

私が初めて望月衣塑子(いそこ)さんを知ったのは、菅官房長官の会見です。
 菅氏に鋭い質問を何度もしていた時に、官房長官側から
 「同じことを何度も質問しないでください」と横やりが入った。
 その時の望月さんの言葉が素晴らしかった。

「きちんとした回答をして下さらないから、お尋ねしているんです」

 菅氏の、のらりくらり答弁にうんざりしていたので、溜飲が下がる思いだった。
 こうしたジャーナリストに大いに活躍して欲しいです。
 応援しています!

(70)「映画・日本と再生 光と風のギガワット作戦 河合弘之監督最新作
     太陽がいっぱい。風がいっぱい。世界はもう、自然エネルギーで動いている!」
                       
http://www.nihontogenpatsu.com/

「日本と原発 4年後 法廷版」と「日本と再生予告編」の2つの動画あり。 
                 ↓


(70-2)「『日本と原発 4年後』予告編  YOU TUBE (動画あり)」

https://www.youtube.com/watch?v=mh4U0GtQJY8

(70-3)「小出裕章: 小泉純一郎は嫌いだが、言っていることは正しい10/3 IWJ
      YOU TUBE (動画あり)」 

https://www.youtube.com/watch?v=twkBb5Su53g









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高速増殖炉と六ケ所再処理工場が やめられない理由 (1)

2017-07-12 13:38:34 | ①核と人間は共存できない
(53)「六ケ所再処理工場、建設費2.9兆円に 当初想定の4倍 
        7月4日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASK735KJVK73ULBJ00L.html?_requesturl=articles/ASK735KJVK73ULBJ00L.html&rm=443

●原発について書こうと思っても、政権が次から次と問題を引き起こすので、
 ついそちらを優先してしまう。
 それと原発についてどれだけ知っているのか、自信が持てないこともある。
 だが専門家でないからと黙っていたら、いいようにされてしまう。
 そんなわけで、自分の考えていることを書きます。
 
 2016年12月に【もんじゅ】の廃炉が決まり、【核燃料サイクルの破綻】が
 決定的となった。
 それなのになぜ、この期に及んでも【六ヶ所再処理工場】が必要なのか?
 建設費は当初の見込み(7600億円)の4倍近くまで膨らみ、
 2兆9000億円に!
 維持管理費を入れると、完成後40年間の総事業費は13・9兆円!
 これらは電気料金として利用者が負担することになる。

 1997年完成予定がトラブルが相次ぎ、完成は22回延期されている。
 2015年には虚偽報告が発覚し、今も完成のめどが立っていない。
 「再処理工場」についてもっと知りたいと検索したところ、次のブログにヒットした。

(54)「河野太郎氏が語る『再処理工場の秘密』」

http://www.saso.sakura.ne.jp/tank/page055.html

河野太郎さんのお話は素晴らしい!
 難しい事柄を分かりやすく丁寧に語っている。
 自民党に所属しているので言いにくいこともおありだったと思うが、
 党派に捉われることなく語っていて、全体像が少しずつ見えてきた。
 この講演は2006年に行われたようで、プルトニウムの保有量などの数値が
 現在と違っているかもしれません。
 リンクさせて頂き、その一部を引用させて頂きます。
 また、6月3日の『報道特集(核のごみはどこへ?フランス最新研究)』を
 リンクさせて頂き、その一部を引用させて頂きます。

(55)「報道特集 2017年6月3日 170603 part 1
    『行政の公平性は?加計学園問題・核のごみはどこへ?フランス最新研究』
    (動画あり)」

http://www.dailymotion.com/video/x5oy8yo
 
 分かっている範囲で書きます。
 ウランを燃やすと 第一段階のゴミである【使用済み核燃料】が出る。
 これを原発サイト内にある貯蔵プールに入れて冷やし続ける。
 ところがどの原発も貯蔵プールが一杯になってきて、置き場がなくなるのは時間の問題だ。
 
 40年くらい前に国が考えたのは、【夢の核燃料サイクル】というものだ。
 使用済み核燃料をそのまま貯蔵して冷やし続けるのではなく、
 これを再処理するというものだ。
 使用済み核燃料を再処理すると、プルトニウムが採れて、
 同時に 第二段階の核のゴミである【高レベル放射性廃棄物】が出る。
 (人が近づくと十数秒で死に至るほどの強い放射線を出す)
 このプルトニウムを【高速増殖炉】で燃やすと、投入した以上の量の
 プルトニウムが出てくる。

 つまり
 使用済み核燃料→ 再処理工場→ プルトニウムを取り出す → 
 これを高速増殖炉で燃やしてプルトニウムを増殖→ 
 このプルトニウムを使って更に発電することにより、プルトニウムを永久に供給できる。

 資源の乏しい日本にとって、ウラン燃料とプルトニウムで千年単位で発電できる、
 まさに【夢の核燃料サイクル!】
 そのためには、【高速増殖炉】と【再処理工場】が必要になる。
 日本の【高速増殖炉】は、【もんじゅ】と【常陽(茨城県)】だ。
 ではなぜ【もんじゅ】は1994年に臨界に達し、総額1兆円以上の税金が投じられた
 にもかかわらず、2016年12月に廃炉にしなければならなかったのか。
 
 普通の原発では水で冷却し続けるが、
 【高速増殖炉】はナトリウムで冷却しなくてはならない。
 ナトリウムは空気や水に触れると、激しく燃焼するため、
 取り扱いが非常に難しい。
 火事が起きても、水で消火できないのだ。

 このことが【もんじゅ】を大きくつまづかせるきっかけとなった。
 1995年、【もんじゅ】は配管からナトリウムが漏れて火災を起こしている。
 その時の事故を映したビデオを隠し、問題になった。
 その後20年、ほとんど運転されていない。
 2012年にも約1万点もの機器点検もれがあり、そのずさんさが指摘された。

 臨界から23年が経ち、稼働したのはわずか250日。
 もんじゅが動いていない今も、
 ナトリウムで冷却しつづけなければならない。
 その維持管理費は 【1日5000万円!】
 年間200億円!
 これからも30年かけて廃炉作業を続けていく。
 その廃炉にかかる費用は 【3750億円!】


 もんじゅの維持管理費一日分、5000万円があったら
 どれほど多くの人たちが救われるか!

 他の国はこの難しさゆえに、とっくに【高速増殖炉】から撤退している。
 日本はこれほど多額の金と長い年月をかけても成功しなかった。
 それなのなぜ国は、ずっとあきらめずに撤退しなかったのか?
 そこには、【核燃料サイクル】が止められない理由があった。  2につづく


「映画・日本と再生 光と風のギガワット作戦 河合弘之監督最新作
 太陽がいっぱい。風がいっぱい。世界はもう、自然エネルギーで動いている!」
                       
http://www.nihontogenpatsu.com/

※「日本と原発 4年後 法廷版」と「日本と再生予告編」の2つの動画あり。 
               ↓













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高速増殖炉と六ケ所再処理工場が やめられない理由 (2)

2017-07-12 13:38:14 | ①核と人間は共存できない
現在、日本は48トンのプルトニウムを保有している。
河野さんの講演では、北朝鮮の保有量は50キロだという。
この50キロのプルトニウムに対して、六ヵ国協議にアメリカやロシア、中国、韓国、
日本も参加して大騒ぎになった。
ではなぜ日本の48トン=48000(4万8千)キロのプルトニウムに対しては、
問題にならないのか?
そしてこの48トンのプルトニウムは、今どこにあるのか?

現在、【六ヶ所再処理工場】は未完のままで、完成のめどが立っていない。
以前からイギリスやアメリカに(多額のお金を払って)、再処理を委託している。
そのためプルトニウム約40トンは海外にあり、 【高速増殖炉】の完成まで
(多額のお金を払って)保管してもらっている。
だがいずれ、全てのプルトニウムが日本に返還されるだろう。
その際、もちろん秘密裡に行われるだろうが、万が一テロリストにプルトニウムが
狙われたとしたら、北朝鮮のミサイルどころの騒ぎではなくなる。

※再処理をすることで、プルトニウムだけでなく【高レベル放射性廃棄物】も出る。
 これをガラス固体化して、六ヶ所村で一時貯蔵している。
 【使用済み核燃料】は、原発サイト内の貯蔵プールで冷やされているが、
 将来、再生するための原料として、各地の原発から六ヶ所村の
 貯蔵施設に送られ保管されている。
 原発サイト内の貯蔵プールがいっぱいになれば、原発は稼働できなくなるはずだが、
 あくまで【使用済み核燃料】ではなく、【再処理するための原料】として
 六ヶ所村に送られ保管されているのだ。
 
河野さんのお話によると、プルトニウムは 「テロリスト・フレンドリー」だそうだ。
プルトニウムは吸い込んで肺に入ると致命的だそうだが、ウランを持ち運ぶよりは
プルトニウムを持ち運んだ方が、よっぽど安全だそうだ。
国外にあるにしろ、国内にあるにしろ48トンものプルトニウムは、テロリストにとって
垂涎(すいぜん)の的だろう。
しかも丸腰の警備員が守っているような、テロリストにとって非常に好都合な警備形態だ。
それにしてもなぜ国は、こんなリスクを自ら作り出すのか!

【六ヶ所再処理工場】が出来るめどはつかない。
そして【高速増殖炉】も撤退することが決まった。
そして、プルトニウムばかりが増え続けてゆく。
【夢の核燃料サイクル】ということで、大量のプルトニウムの保管が認められてきた。
だがこれが破綻したとなれば、国際社会から非難されるのは必至だ。
そこで思いついた窮余の一策が、プルサーマルだ。

(56)「プルサーマル ニコニコ大百科」

http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB

●一部を引用させて頂きます。

プルサーマルとは、電気事業連合会が電力会社で行おうとしている、
 安全性に不安があるプルトニウムとウラニウムを混合させた
 MOX燃料を使った発電を行う計画である
」 (引用ここまで)

 外国で再処理して出たプルトニウムとウランを混ぜてMOX燃料という新しく核燃料にし、
 普通は【高速増殖炉】で使うが、普通の原子炉でウランの代替燃料として
 使うというものだ。

しかし、安全面でMOX燃料から放射される放射線強度が強い為、
 作業員の被曝等のリスク管理上の難度が上がる。
 また、ウランとプルトニウムを混ぜているため、
 色々な弊害が出てくる(熱伝導、再処理の難度など)

 ヨーロッパでは40年以上の実績があるが、当然日本では実績が無い。
 国内で実績がなく、安全性が原発周辺の住民に理解されておらず、
 さらに2009年に関西電力にて基準を満たしていない『不合格燃料』が出てしまったために、
 住民や市民団体からの反発が大きい。
 2011年にINESレベル5の事故災害を起こした
 福島原発事故福島第一原発3号機はMOX燃料を使ったプルサーマル運転を
 2010年10月より開始していた」 (引用ここまで)

●7月6日の『NEWS23』で、このことを報道していた。

「2017年7月5日、フランス・シェルブールからMOX燃料を積んだ船が、
 フランスから日本へ出港した。
 仏原子力会社アレバ社が使用済み核燃料を再処理したMOX燃料を
 積んでいた。
 このことで、国際環境保護団体が『運搬の際、テロの標的の恐れがある』
 として強く批判した。
 この核燃料(MOX燃料)は、関西電力・高浜原発で使用される予定で
 約736キロのプルトニウムが含まれる


●【高速増殖炉】もできない。【六ヶ所村再生工場】も完成の見込みがない。
 イギリスやフランスから、再処理した際にできるプルトニウムを引き取ってくれと言われる。
 【夢の核燃料サイクル】は、まさに【悪夢の核燃料サイクル】でしかない!
 プルトニウムの使い道がないからと言って【プルサーマル】を始めても、
 プルトニウムが最大1割くらいしか混ぜられないので、
 一向にプルトニウムは減らない。
 そのうえ仮に、六ヶ所再処理工場ができてフル稼働するとどうなるか?
 年800トンの使用済み核燃料を再処理すると、
 毎年、約4トンのプルトニウムが増え続けることになる。
 さらに国は国民にウソをついてまで、【核燃料サイクル】にしがみ付こうとする。

 「MOX燃料をプルサーマルで燃やすことを 
  【核燃料サイクルという】
」、と。

 プルトニウムを使う予定だった【高速増殖炉】が不可能になった今、
 【高速増殖炉】も【六ヶ所再処理工場】も【夢の核燃料サイクル】も
 全て白紙に戻すべきだ!

 そして【使用済み核燃料】の再処理をやめるべきだ!  3につづく


「映画・日本と再生 光と風のギガワット作戦 河合弘之監督最新作
 太陽がいっぱい。風がいっぱい。世界はもう、自然エネルギーで動いている!」

※「日本と原発 4年後 法廷版」と「日本と再生予告編」の2つの動画あり。
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高速増殖炉と六ケ所再処理工場が やめられない理由 (3)

2017-07-12 13:37:49 | ①核と人間は共存できない
【使用済み核燃料】を再処理すると【高レベル放射性廃棄物】が出る。
これは、人が近づくと十数秒で死に至る強い放射線を出す。

こんな猛毒なものを、10万年にもわたって保管し続けなければならないのだ!
自然災害大国の日本で10万年もの間、安全に保管し続けることは奇跡に近い。
現在、多くの【使用済み核燃料】は各原発サイト内にある貯蔵プールに
入れて冷やされている。これを湿式というが、使用済みとはいえ、
プール内で冷やし続けないと大変なことになる。
乾式貯蔵 というやり方があるのに、なぜ国はこの方法が取らないのか!

【使用済み核燃料】は再処理をせずに、全てを乾式貯蔵にすべきだ。
そして直ちに全ての原発を廃炉にすべきだ。

【使用済み核燃料】を貯蔵プールで5年間冷却してから、乾式貯蔵にするという。
原発事故から6年が経ち、まさに乾式貯蔵に切り替える時だ!
では、なぜ国はそうしようとしないのか?

【高速増殖炉・もんじゅ】はとうに破綻し、事実上、【核燃料サイクル】は破綻した。
その結果、【六ヶ所再処理工場】の必要性がなくなったはずだ。
それなのに、政府はその継続をあきらめていない。
【高速増殖炉】の建設には、4段階ある。

実験炉→ 原型炉→ 実証炉 →実用炉

【もんじゅ】は原型炉で断念したにもかかわらず、
多額の金を払ってまで、フランスの計画性の乏しい【高速炉】計画に便乗し、
形の上だけでも【高速炉】から撤退しようとはしない。
『報道特集』から一部を引用します。

(日本は)2030年代の運転開始を目指す実証炉【ASTRID】を
 共同開発しようとしている。(いまだ実用炉ですらない)

 もんじゅをやめた日本とフランスが、どこまで本気で協力するのか心配がある」 

2017年2月の国連大学で、【使用済み核燃料】を再処理して産まれる
プルトニウムへの懸念の声が上がった。
核燃料サイクルのめどが立たないまま
日本は国内(?)に48トンのプルトニウムがあるが、その懸念とは

プルトニウムの核兵器への転用が可能だからだ

 原子力委員・阿部信泰氏は

日本はこれほど大量のプルトニウムを、
 核セキュリティ・テロへの懸念から
 保有すべきではない
」  

日本政府が【核燃料サイクル】に固執する理由はここにある。
プルトニウムは、【核燃料サイクル】を行う前提で、
アメリカが保管を認めてきたのだ。  

オバマ政権国家安全保障担当・スティーブ・フェッター教授は

プルトニウムの大量保有は密輸や
 核のテロのリスクを生む。
 何年もの間、日本の専門家たちは、
 核燃料から分離されたプルトニウムは、核兵器に
 使用できないと主張してきた。
 しかしアメリカの科学者たちは、全員反論している。
 他のプルトニウムと同様、核兵器に十分転用可能である
 日本がすべき最低限のことは、
 これ以上、プルトニウムを増やさないことです
」 (引用ここまで)

日本が【核燃料サイクル】に固執するもう一つの理由を、河野さんの講演から引用します。

「日本の原発にはサイト内に貯蔵プールがあり、【使用済み核燃料】を冷やしている。
 だがどこの原発も、貯蔵プールがいっぱいになってきている。
 これでは原発を止めざるを得ない。
 そこで将来、再処理するという理由で、青森県にある六ヶ所再処理工場に送り込んだ。
 それにより各原発の貯蔵プールは空きができて、
 当面は操業できる――と国は考えたのだ。

 青森県は、次のように釘をさしている。

【使用済み核燃料】は、あくまでも再処理するという
  条件で引き受けたのだ。
  あくまでも製品にするための【工場の材料】なのだ

  これは青森県・電力会社・経産省も絡んで、そういう約束になっている。
  そうでないものを持ち込んでは困りますよ」 (引用ここまで)

テレビだったか新聞だったか、青森県はあくまでも【工場の原料】として預かっている。
もし【再処理工場】が動かせないのなら、これまでに持ち込んだ【使用済み核燃料】を
それぞれの原子力発電所が引き取って欲しい、と語っていた。
六ヶ所村に集められた【使用済み核燃料】を、
それぞれの原子力発電所に返すとなると
貯蔵プールが満杯となって、原発を動かせなくなる。
だから国は、高速増殖炉と六ケ所再処理工場が止められないのだ。

【六ヶ所再処理工場】の完成のめどは立っていない、
だが、万が一、完成すれば、今保有しているプルトニウム48トンに、
さらに毎年8トンのプルトニウムが増え続ける。
それでも国は、高速増殖炉も六ケ所再処理工場も止めようとしないのだ!

こんな自転車操業がいつまでも続くはずがない!
【核燃料サイクル】どころか、日本の
【原子力政策】そのものが破綻している。

核のゴミをどこに保管するのか、全く決まっていない以上、
全ての原発を直ちに止めるべきだ!
これでは日本が、「トイレのないマンション」どころか、
「日本中が汚物まみれのトイレ」そのものになってしまう。

これは党派を超え、国民全体が取り組む喫緊の課題 だ。
これをウソ、言い訳、言い逃れ、誤魔化し、恫喝、無視・・・をしていけば、
日本は国際社会から孤立してしまうだろう。
どんなに時間と金がかかろうと、次の原発事故が起きる前に
国も国民も真摯に立ち向かうべきだ!

あれだけの原発事故を引き起こし、世界中に放射能をまき散らした日本が、
わずか6年で原発事故そのものが無かったことにしようとしている。
誰も事故の責任を取ろうとせず、十分な事故の解明もせず、
被害に遭われた方々への補償もあいまいなまま、再稼働しようとする。
こんな厚顔無恥な国があるだろうか!!!!!
私は絶対に、原発事故を忘れない!
それと以前、稲田氏は核兵器について言及したことがある。
         ↓
(57)「稲田防衛相、核保有検討『撤回しない』 非核堅持も強調 
    2016年10月11日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASJBC656QJBCUTFK01H.html

最近では、こんなことも……。

(58)「2プラス2突如延期 稲田大臣『普天間答弁』で密約漏洩か 7月7日 日刊ゲンダイ」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208873/1

(58-2)「普天間が返還されない? 広がる懸念 稲田防衛相『まったく想定していない』
      7月7日 沖縄タイムス+プラス」

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/109929


核兵器に転用できるプルトニウム48トンを、日本は持つべきではない!
核兵器も原発も、絶対に未来にあってはならないものだ!

※「核のゴミはどこへ?」の続きは、後日書きます。

「映画・日本と再生 光と風のギガワット作戦 河合弘之監督最新作
 太陽がいっぱい。風がいっぱい。世界はもう、自然エネルギーで動いている!」

※「日本と原発 4年後 法廷版」と「日本と再生予告編」の2つの動画あり。
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「こんな人たち」が 声を上げはじめた!

2017-07-10 10:22:59 | ②一市民運動
相変わらず私のブログには、執拗な嫌がらせが続いている。
手を替え品を替え、最近は特にひどい!これはまさにプロの仕業だ。
めげそうになる時もあるが、セキュリティ会社の方の「必ず私たちが守ります」という
言葉に救われている。
尚、このブログをご覧になっても、何ら被害を受けることはないとのことです。
こんな影響力の少ないちっぽけなブログでさえ、嫌がらせや圧力を受けるのだから、
マスメディアにはどんな圧力や嫌がらせがあるのか気になった。
この国はもう、政権批判をするには命がけ(?)でしなければならなくなったのだろうか。
明日から、【共謀罪】が施行される。

今朝早く(7月10日)、ラジオのチャンネルを替えていたら、
ある放送局で 安倍政権の内閣支持率について報じていた。
そしてゲストの次の言葉を聞いて、唖然とした。
「内閣支持率が下がったのは、偏向番組のせいだ。  加計学園も、何ら問題はない」
日本全体が、どす黒い力に覆われてしまっているようだ。

こうした力の正体は何なのだろう?
こうした力に対峙せざるを得ないジャーナリストのご苦労は、
計り知れないものがあるだろう。
遠藤周作さんの小説に、ジャーナリストの仕事の苛酷さを語った場面がある。
「ジャーナリストは脳だけでなく、頭蓋骨まで脆くなっている」
どす黒い力にめげずに、頑張ってください! くれぐれもお体には気をつけて。
デモに参加のみなさま、くれぐれもお体には気をつけて。

(53)「『安倍1強』の政治に反対、新宿で抗議デモ 8千人参加 7月9日 
    朝日新聞デジタル」

http://www.asahi.com/articles/ASK796KSSK79UTIL02D.html

(53-2)「緊急デモ 『安倍内閣は退陣を』新宿に『8000人』集 7月9日 毎日新聞」

https://mainichi.jp/articles/20170710/k00/00m/040/074000c

(53-3)「『テロ等準備罪』施行 市民グループが国会前で廃止訴え 7月11日 
     NHK NEWSWEB」

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170711/k10011054281000.html

(54)「内閣支持率急落…政府・与党に危機感広がる 7月9日 日テレNEWS23」

http://www.news24.jp/articles/2017/07/09/04366547.html

31・9%まで下落!  岸内閣の支持率は26%まで下落し、退陣表明した。  あと少し!

(54-2)「安倍内閣支持率33% 不支持47% 朝日新聞世論調査 7月9日 
     朝日新聞デジタル」

http://www.asahi.com/articles/ASK7553HSK75UZPS001.html

(55)「週刊テレビ評 首相演説へのヤジを報じぬNHK あの声はどこに行ったのか=
    金平茂紀      7月7日 毎日新聞」

https://mainichi.jp/articles/20170707/dde/018/070/029000c

(56)「abe is over  YOU TUBE(動画あり)」

https://www.youtube.com/watch?v=p1HoGVQjhbY

●う~ん、すごい! ※7月11日の『報道ステーション』で、カナタチ氏が
 安倍氏にあてた書簡のその後を報道していた。  
 カナタチ氏の書簡については、5月20日の私のブログ  
 「わたくしが必要と言ったら 必要なんですよ! (2)」の一部をを再度、載せます。           ↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー         
(3-2)「(問う「共謀罪」)『共謀罪』懸念の書簡 国連特別報告者『プライバシー制約』      5月21日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12948265.html  

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー カナタチ氏は、「共謀罪」が施行されると、
日本人のプライバシーが守られるのか?  
セーフティー・ガードはあるのか、を安倍氏に質問したのだ。  
ところが今に至っても返事がないという。  
当時の安倍氏は「追って、お答えしたい」と言い、今に至っても菅氏は「追って・・・」と  同じ回答だった。  
「追って」とは、「近いうちに」という意味だ。  
カナタチ氏は、次のように憤りを語っていた。
「黙殺している日本の態度は 普通ではない。  
他の国は数時間で回答するのが、日本はいまだに回答していない」  

これでは、国際社会から孤立してしまうのではないだろうか?
誰も忠告する人がいないのだろうか?  
私たちは、普通ではない国に暮らしているのだろうか?     

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しっかり 自分で見極めよう!

2017-07-03 08:48:56 | ②一市民運動

都議会議員選挙は、「都民ファースト」の圧勝に終わった。
私は都民ではないが、都民ファースト圧勝=自民惨敗を望んでいたので
結果には大いに満足している。
だが、決して小池氏を応援しているわけではない。
小泉純一郎氏が、「自民党をぶっ壊す」と言って選挙に圧勝した時と
同じ空気を感じているからだ。
どなたかがブログに、小池さんと自民党はどう違うのか?と書いていた。
私は小池氏をよくは知らないが、根本は同じなのではないかと思っている。
その根拠となる二つの記事を、再度、載せます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎2016年1月17日の私のブログ「選挙行こうよ!!(42)」より

http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/d0c409ca182acd1e8000c0d69361de50
                   ↓
(582)「【緊急アップ!】安倍総理とメディアの会食は『業務妨害罪』『贈収賄罪』の可能性!?
      学者の会で刑事法学者・高山佳奈子氏が指摘!元共同通信・浅野健一氏も批判
      『御用メディアと闘わないといけない』  IWJ Independent Web Journal」

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/254388

※以前、小池百合子氏が「新聞に首相の動静を載せるのを見直すように」と発言していた。
 それ以来、安倍首相の動静を読むようになったが、まあ、様々な分野の人たちと、
 いろいろな場所で食事を共にしている。こんなに頻ぱんでは、隠したくもなるだろう。
 一緒に食事をするということが、「無言の圧力」を与えていることは間違いないと思う。
 これは安倍首相の側近がセッティングしているのだろうか。
 誘ったら断らないだろうという、権力の横暴を感じる。
 ある番組のMCが、「安倍さんとゴルフをした」と自慢げに話していたことがある。
 これで公正な報道ができるのかと、その時は耳を疑った。 (引用ここまで)

●つまり少し前までは、小池氏は安倍氏の動静を新聞に載せることに
 異議を申し立てていたのだ。

◎2016年7月15日の私のブログ「思いつくままに……」

http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/509437ba39e1b991021948976670ea0e
                   ↓
(3)「小池百合子候補 改憲・タカ派の旗振り役 核武装検討 9条改憲し自主憲法
    7月16日 しんぶん赤旗」

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-07-16/2016071602_01_1.html

●小池氏が「日本会議国会議員懇談会」で副幹事長だったこと、そしてタカ派であることは
 よく知られています。記事の一部を引用させて頂きます。

「小池氏は、日本新党、新進党、自由党、保守党を経て2002年、自民党に入党しました。
 早くから教科書問題などをテーマにした政界右派の議連で熱心に活動。
 過去の侵略戦争を美化する「日本会議国会議員懇談会」で副幹事長を務めたこともある
 タカ派の政治家として知られています。
 衆院憲法調査会でも憲法9条改悪を中心にした『自主憲法制定』を一貫して主張。
 安倍首相が『閣議決定』による解釈改憲で立憲主義を踏みにじったことが
 大問題になっていますが、小池氏は10年以上前から「集団的自衛権の解釈変更は
 国会の審議の場において、時の総理が『解釈を変えました』と叫べばよい」
(『Voice』2003年4月号)などと言い放っています」 (引用ここまで)

 現在の考えが同じかどうかは分かりませんが、人気にあやかって国政もというのは、
 同じ過ちを犯してしまう危険性があるのではないかと思います。
 国の形、防衛、教育、原発、沖縄問題など、しっかりと小池氏や都民ファーストの会代表・
 野田数(かずさ)氏の考えを見極める必要があるのではないでしょうか。

 それと、都議会議員選挙当日に、双葉社から出版された若狭勝氏の『参謀力』と
 『小池百合子写真集』の新聞広告が載っていた。
 これは参院選当日に、幻冬舎から出版された山口敬之(のりゆき)著『総理』の新聞広告を


 思い出してイヤ~な気持ちになった。
 2016年7月11日の私のブログ「節度のない国」を再度、載せます。
              ↓
http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/cd3dcbfa12738c4d533055d910e5e8a6
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(45)「自民が歴史的大敗 『都民』第1党、小池知事勢力が過半数 7月3日 東京新聞」
 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201707/CK2017070302000120.html

(45-2)「小池知事の代表辞任『選挙のため露骨』『すっきりした』 7月4日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASK735R33K73UTIL03J.html?ref=nmail
 
(46)「自民 石破氏『歴史的大敗だと認めるべき』 7月2日 NHK NEWSWEB」

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170702/k10011038581000.html

(47)「内閣支持38%、不支持42%下回る 朝日新聞世論調査 7月3日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASK727TS4K72UZPS005.html

(47-2)「『こんな人たち』発言にみる安倍自民の本当の敗因 YAHOO!ニュース 江川紹子」

https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20170703-00072877/

(48)「成田市の国際医療福祉大医学部誘致 用地取得『不当に高額』 市内男性が提訴
    2016年12月7日 東京新聞」
    
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201612/CK2016120702000185.html

(49)「(時代のしるし)膨張する広告戦争、SF世界に 椎名誠さん『アド・バード』
     5月31日 朝日新聞デジタル」
     
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12965703.html

5月の入院中に新聞をずい分読んだが、この記事が一番印象に残っている。
 椎名さんの言葉の一部を引用させて頂きます。

今では大手広告会社は強い影響力を持ち、
 選挙など政治まで動かす。
 広告を操るエージェンシー(代理店)の戦略が
 世を動かす時代になると予想していましたが、
 そうなりました
」 (引用ここまで)

 椎名さんはだいぶ前から、広告代理店の政治への影響力を予想していたのだ。
 自民党の選挙運動には、多くの電通の社員が入り込んでいると聞いた。
 ツイッターなどで国民の動向を探りながら、選挙戦を繰り広げていく。
 消費者心理分析も、選挙人の心理分析も、広告代理店の社員にとっては
 お茶の子さいさいなのだろう。
 
 選挙だけでなく、安倍氏が政策に使う言葉は、はたして政治家が考え出したものなのだろうか?
 私には、政策にも広告代理店の社員が関わっているように思えてならない。
 さすが!消費者心理、ではなく選挙人心理を研究し尽くした言葉だと感心する。
 だが、こうしたキャッチコピーのような言葉ばかりで政策を訴えても、
 国民はもう騙されないだろう。
 それともう一つ、状況が不利になったり選挙が近づいた時の切り札、「経済」「経済」と
 問題点を逸らすために使うのはやめてもらいたい。
 国民はもう騙されません。

私は、国政はあくまでも「野党共闘」で戦って欲しいと思っています。
 だがそれを妨害する議員のなんと多いことか。
 民主党が民進党になっても、何も変わらない。
 
 「原発反対!」
 「集団的自衛権の行使反対!」
 「憲法改悪反対!」
 「辺野古基地建設反対!」
 「共産党との共闘賛成!」


 この5点で、なぜ民進党はまとまることができないのか?
 国会中継を観ても、優秀な若手議員が大勢いる。
 連合や頭のかたい人たちとはおさらばして、
 国民が投票したくなる政党を、なぜ作ることができないのだろう?
 「原発の再稼働反対!」――これすら決断できない民進党では、
 国民がますます離れていってしまうことだろう。

7月13日の朝日新聞の社説が、私の思いを代弁しています。
 一気に巻き返せるチャンスを潰しているのは、誰だ?
 
「(社説)民進党 勘違いしていませんか 7月13日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13033443.html

 それと老婆心ながら、野党も少しは広告代理店のしたたかさを見習ってはいかがですか。

(50)「政府広報費は民主党政権の2倍、メディア押さえ込む効果 7月5日 NEWS ポストセブン」

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12180-575592/

(51)「佐川理財局長『栄転』に波紋 与党からも『あしき前例』 7月4日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASK744SLHK74UTIL01D.html?_requesturl=articles%2FASK744SLHK74UTIL01D.html&rm=556

こちらも、官僚の首根っこ押さえ込む効果か。
 自分では何も考えずに、何でも言われた通りにするのですよ。
 このおじちゃんみたいに、言われた通りにウソをつき通せば、
 日本一のお役人様になれるんですからね。

 




(52)「集合:17:00 出発:17:30
    場所:新宿中央公園 水の広場」
        ↓













(画像はお借りしました)

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