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憲法の危機

2018-05-02 05:47:03 | ②一市民運動
安倍氏を単独で批判するよりも、日本会議がらみだと俄然、サイバー攻撃が激しくなる。
4月29日には久々に多くの攻撃がありました。
安倍政権になってからというもの、当たり前のように他国との共同訓練が
行われるようになった。
英国とはこれまでしたことがなかったのに、なぜ今、この大切な時期に
英海軍と初の共同訓練をしなければならないのか!
あくまでも私感だが、まるで主役になりそこねた腹いせに、
南北首脳会談に難癖をつけているとしか、私には思えない。
静かに見守ることは出来ないものか。
        ↓
①「海自と英海軍、初の共同訓練 北朝鮮への圧力狙いか 4月30日 朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13474638.html?_requesturl=articles%2FDA3S13474638.html&rm=150

②「蓮池透さん『司令塔?この期に及んで』 首相発言を批判 4月23日 朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/ASL4R7D5RL4RUTIL04H.html?ref=lettermail_0430_arti_pickup

記事の一部を引用させて頂きます。

「安倍首相は22日、拉致被害者家族会や支援団体「救う会」が開いた
 『国民大集会』に出席し、
 『南北、米朝首脳会談の際に拉致問題が前進するよう、
  私が司令塔となって全力で取り組む』と語った。
 この発言に対して蓮池さんは23日、ツイッターで
 『司令塔? この期に及んで。どうやって?』と書き込んだ。

 蓮池さんは2002年に帰国した拉致被害者・薫さん(60)の兄。
 21日にTBSが放送した『報道特集』では、首相が訪米し日米首脳会談に
 臨んだことについて
 『わざわざアメリカまで行ってトランプ大統領にお願いするというのは、
  自分たちがお手上げということの裏返しなわけですよね。
  それじゃまずいと思うし、トランプさんが拉致問題を取り上げてどういうふうに
  するのか、全くわからない』と発言している」 (引用ここまで)

③「政策の優先度、『憲法改正は最下位』 朝日世論調査
  5月1日 朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/ASL4R4HT4L4RUZPS006.html?_requesturl=articles%2FASL4R4HT4L4RUZPS006.html&rm=399

上の記事からも分かるように、国民は憲法改正を望んでいません。
 「衆院解散・総選挙を勝手に何度もできないよう規則を設ける」、
 「臨時国会の開催を求められたら、速やかに開催するよう期日を設ける」
 こういったことを私は求めますが、これは憲法改正(改悪)とは言わない、
 追記で充分です。記事の一部を引用させて頂きます。

「安倍首相に優先的に取り組んでほしい政治課題をいくつでも挙げてもらうと、
 最も多かったのは『景気・雇用』60%、次いで『高齢者向けの社会保障』56%、
 『教育・子育て支援』50%。
 『憲法改正』を選んだ人は11%で、
 九つの選択肢の中で最も少なかった。

 一方、『反対』という理由の最多は『自衛隊の海外活動が拡大するおそれが
 あるから』で59%。
 続いて『政府はこれまでも自衛隊は合憲としており、変える必要がないから』30%、
 『戦力の不保持をうたった2項を削除するべきだから』7%だった」 (引用ここまで)

④「赤川次郎さんが語る憲法 若者よ、もっと想像力を 守る努力しなければ、
  暮らし脅かされる 5月2日 毎日新聞」

https://mainichi.jp/articles/20180502/dde/012/040/005000c

これは必読です!
 現行憲法も、民主主義も、奪われてから気づいたのでは遅すぎるのです!

⑤「(終わりと始まり)米国への『異様なる隷属』 
  主体的な思想なき政府 池澤夏樹 5月2日 朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13477998.html?_requesturl=articles%2FDA3S13477998.html&rm=150

※記事の一部を引用させて頂きます。

「沖縄における米軍の専横の根拠は日米地位協定である。その背後には日米安保条約がある。
 事実上これが日本国憲法より上位にあるのは、戦争に負けた以上しかたがないのだろうか。
 同じように第二次世界大戦の敗戦国であり、同じように米軍基地を抱えた
 ドイツとイタリアではどうか。

 沖縄県はこの二月、三人の職員をドイツとイタリアに派遣して地位協定の運用を調査した。
 あちらでは事態はまるで違った。

 日本の米軍は日本の航空法の埒外(らちがい)にある。いつでもどこでも飛び放題。
 しかしドイツでは自国の航空法が適用され、周辺自治体や市民代表と米軍司令官からなる
 『騒音軽減委員会』がある。基地内にはドイツの警察官二名が常駐しており、
 警察権が行使される。米軍の訓練・演習についてはドイツに許可・承認の権限がある。

 イタリアでは米軍基地はイタリア軍が管理し、イタリア軍の司令官が常駐している。
 自治体の要望で飛行ルートが変更されることもあるという。

 初めからこうだったわけではない。何度かの交渉を通じて地位協定は改定された。
 ドイツの場合は米軍基地がドイツの主権のもとにあることが確定した。
 イタリアも同じ。米軍機の事故の調査権も自国の側にある。

 日本では、二〇〇四年の沖縄国際大学ヘリ墜落事件の際、消防や警察でさえ
 現場に入れなかった。なぜこうまで違うのだろう?
 歴代の日本政府はアメリカという言葉が出ただけで直立不動になり、
 頭が真っ白、判断停止状態になる。

 白井聡の『国体論 菊と星条旗』(集英社新書)がこの問いに対して
 最も根源的な答えを提出している。

 歴史は過去をなぞり、我々は一九四〇年代と同じ間違いを犯している。
 冷戦後、衰退するアメリカにまだ日本がしがみついてきたのは、
 主体的に国を運営する思想基盤がないからだ。

 この日米関係を本書は『異様なる隷属』と呼ぶ。
 
 第三者から見れば不可解な事態なのに本人たちは気づかない。
 嬉々(きき)として滅私奉公に走る。
 この先、日本が相手にすべきはアジア諸国なのに、そちらとの仲は悪化するばかり。

 白井は言う――『本物の奴隷とは、奴隷である状態をこの上なく素晴らしいものと考え、
 自らが奴隷であることを否認する奴隷である。
 さらにこの奴隷が完璧な奴隷である所以(ゆえん)は、どれほど否認しようが、
 奴隷は奴隷にすぎないという不愉快な事実を思い起こさせる
 自由人を非難し誹謗(ひぼう)中傷する点にある。』」(引用ここまで)

⑥「憲法の危機に、私たちは声を上げ、行動します:
  9条改憲NO!平和といのちと人権を!
  5・3憲法集会案内
  http://kenpou2018.jp/info/ 
  5月3日(木・休)@有明防災公園
  主催:5・3憲法集会実行委員会
  共催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
  /安倍9条改憲NO!全国市民アクション」
          ↓



























⑦「森友学園疑惑徹底追及!安倍内閣は総辞職を!#国会前連続行動 への総結集を!

  http://www.anti-war.info/information/1803121/

  5月3日11時〜憲法集会@有明防災公園
  8日18時30分〜街頭宣伝@新宿西口
  10日18時30分〜@議員会館前
  17日18時30分〜@議員会館前
  19日14時〜@議員会館前
  26日14時〜美ら海壊すな@国会周辺」

         ↓




⑧「若者憲法集会‏
  若者憲法集会開催決定📢📢📢
  民主主義を破壊し、憲法9条まで壊すなんて許せない。
  6月3日、若者の巨大な声を示そう!
  【安倍9条改憲NO!民主主義まもれ!若者憲法集会2018】
  #9条いいね #若者憲法集会」
       ↓


(画像はお借りしました)


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2 コメント

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日米地位協定 (斉藤政夫)
2018-05-06 10:45:25
米軍基地は日本の法治外にある。日米地位協定は憲法より上位にある。メディアはこのことを報道しない。だから、私達がことあるごとに、日本の主権が踏みにじられていることに声をあげなければならない。
コメントをありがとうございます (梅田 啓子)
2018-05-07 05:41:48
斉藤 政夫様

コメントをありがとうございます。
同じコメントなので、1つにしました。

私も斉藤さんと同じ考えです。
同じ敗戦国であるドイツやイタリアでは、日本ほど屈辱的な扱いを受けておりません。
それはなぜなのだ、とずっと考えてきました。

池澤夏樹さんが、5月2日の朝日新聞「終わりと始まり」にこのことを取り上げています。
二つの国はアメリカと何度か交渉し、勝ち取ってきたのだそうです。
では日本はなぜそうしてこなかったのか、
アメリカにこれほどまでに従属せざるを得ない何かが歴史の底にあったのか、私には解かりません。

憲法改正に声を上げる前に、沖縄の人たちを苦しめている「日米地位協定」の改定に声を上げるべきです。
メディアはこのことをもっと取り上げるべきです。
あとで池澤さんの批評をリンクします。

貴重なご意見をありがとうございました。

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