今日のうた

思いつくままに書いています

地球上に【高レベル放射性廃棄物】の保管場所はない! ①

2016-01-29 14:09:17 | ②一市民運動
(663)「高レベル放射性廃棄物、海底下を処分場候補に検討 
      1月26日 TBS NEWSi」 (削除されました)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2688442.html

●「高レベル放射性廃棄物」の処分場が見つからず、困りに困ってついには海底とは――
 ふざけるな!と言いたい。
 そもそも「処分」など出来るものではないので、「保管」なのでは?
 気の遠くなるような10万年もの間、毒性が薄れていくのをひたすら保管し
 続けるしかないのだ。
 これまでも宇宙に持って行くとか、モンゴルやオーストラリアの砂漠にとか、
 無責任極まりない話を聞いたことがある。

以前、「報道ステーション」が特集した「高レベル放射性廃棄物」の問題を、
2015年3月12日の私のブログに載せています。その一部を引用します。

>2015年3月11日「報道ステーション」で、核のゴミの最終処分について特集していた。
 世界で唯一の高レベル放射性廃棄物の最終処分場であるフィンランドのオンカロ。
 地震や火山の心配がなく、地層の良さから最適地といわれてきた。
 そのオンカロでさえ、地層に亀裂が入り、地下水に悩まされている。
 岩塩の地層に処分したドイツでも、岩塩層に地下水が入り、想定外の汚染が始まっている。
(引用ここまで)

つまり、どんなに最適地と思われている場所でも、水が大敵なのだ。
1年、2年保管するのとは訳がちがう。10万年にわたって保管し続けなければならない。
科学的知識に乏しい私にだって、海底に保管することの異常さは理解できる。
一部の政治家や官僚、そして科学者は【今】しか考えていないようで、
「行き当たりばったり」に対処している印象を受ける。
未来の人たちにこんなツケを払わせてまで、電気料金が年間1万円前後安いという理由で、
電力会社を選びますか?それで未来の人たちに顔向けができますか?――と言いたいです。
電力会社を選ぶ目安として、何によって発電した電気であるのかを明記するよう求めます。

今、読んでいる山本義隆著「私の1960年代」でも、「高レベル放射性廃棄物」を取り上げて
います。山本さんは物理学を専攻された科学史家で、元東大全共闘代表だった方です。
私は60年代の学生運動が知りたくて読み始めたのですが、この書は東大闘争に留まらず、
学問がいかに政治や軍事や産業界に利用されて来たのかを、様々な資料を使って明らかにして
います。まさに後世に遺すべき歴史書だと思います。その中から、
「高レベル放射性廃棄物」と「軍学協同・産学協同・官学協同」の一部を、
引用させて頂きます。

(1)実際問題として岸(信介)は、安保改定をふまえて比較的早期の憲法改正による再軍備と
   軍事力の強化を目指していたのであり、そればかりか、すでに1957年に
   現行憲法下でも核武装は可能であると発言しています。
   1958年の正月、総理大臣になってから初めての正月に岸は、伊勢神宮などへの
   参拝ではなく、東海村の原子炉を視察しています。
   そして、原子力発電は「平和利用」と言っても「軍事利用」と紙一重であり、
   「平和利用」という形で原子力開発を進め、産業規模で核技術を習得し
   核分裂物質を備蓄していけば、おのずと核兵器保有の能力は
   ついてくるという、そういう〈潜在的核武装〉路線をはじめて
   明らかにしているわけです。
   ・・・将来的に核武装する可能性をオプションとして保有し、
   それを外交カードとして使うと言っていたわけです。

(原子力発電にこだわるのは電気のためだけではなく、〈潜在的核武装〉の可能性を
 残して置きたいというのが本音なのだろう)

(2)金儲けという点では、日本の高度成長は1954年末に始まる神武景気から74年の
   石油ショックまで実に20年近く続き、それは世界史的に見ても稀有な出来事
   なのですが、その高度成長の始まりを支えたのが朝鮮特需、
   そしてその後半を支えたのがベトナム特需なのです。
   66年から71年までの間にベトナム特需で日本の企業には
   毎年10億ドルの金が入っていました。ベトナム特需がなければ、
   「奇跡」と言われた日本の高度成長はあんなに長いあいだ続かなかったのです。
   ようするに、戦後の日本の「平和と繁栄」は朝鮮とベトナムの人たちの流した血で
   贖(あがな)われていたのであり、沖縄を米軍政下に委ねたことでありえていたのです。

(戦争になると金が儲かる――こうした意識を持ち続けている人たちが、今もいるのだろう)

(3)しかし、ほとんど唯一の原子力工学としての原子力発電では、扱っている対象としての
   原子核は、いくつもの陽子と中性子が化学反応のエネルギーでは
   とても壊すことのできない
   強い力で結合しているものであり、その分裂や崩壊により生じるエネルギーも、
   化学反応のエネルギーの100万倍の大きさを有しています。したがって、
   正常の運転でもかならず生じる廃棄物、つまり原子炉内での核分裂反応後に残る
   「死の灰」をふくむ「使用済み核燃料」はもとより、核分裂に使用される濃縮ウランを
   取り出した後に残される劣化ウラン、定期点検のさいに生じる汚染水、そして使用後の
   廃炉それ自体(とくに汚染の烈しい炉心部分)も、すべて人体に危険な放射性であり、
   しかも人為的に、つまり物理的ないし化学的処理で、無害化するすべは
   事実上ありません。
   特に重要な、2万数千年という長い半減期で高エネルギーのα粒子を放出し続ける猛毒性
   プルトニウムを含む使用済み核燃料のような高レベルの放射性廃棄物は、
   自然に無害化するまで10万年のオーダーで人類に影響のない形で
   保管しなければならないわけです。
   しかし、そのような超長期にわたる安全な保管法は確立されていないし、したがって
   保管場所のあてもありません。このひとことで、原子力発電が未熟な技術だと
   いうことができます。
   
   ガラスが長い期間安定であるという理由で、高レベルの放射性廃棄物を
   ガラス固体化にし、地下に埋設するという方法が考えられていますが、
   本当のところそれがどれだけ安定で安全であるのかは、誰にもわかっていません。
   構造地質学者の書によれば「日本は地殻変動の激しい国」なのです。地形学や地質学の
   立場からは、陸地は安定大陸と変動帯に二分され、前者の「安定大陸」は地殻変動も
   少ないのですが、「日本をはじめとして、現在も活発な地殻変動のある変動帯では、
   火山爆発や地震が頻発し、土地の隆起や沈降で地形は急峻になっており、
   勾配が大きいので水の浸食力も強く」とあり、この点から見ても、
   放射性廃棄物の長期にわたる保管に日本が適していないことがわかります。

   とくに、年平均の降水量はヨーロッパが約800ミリメートルであるのにたいして
   日本は1800ミリメートルで、このこともあり日本は地下水系が豊富で、・・・
   そのことは同時に、日本の深度地下が放射性廃棄物の保管にきわめて不適で
   あることを意味します。実際、福島の事故現場でも地下水に悩まされていることは、
   すでによく知られています。
   北海道幌延には、高レベル放射性廃棄物の埋設処分技術を研究する深地層研究センターが
   あり、実験段階の現在すでに地下350メートルで湧き出る多量の水に
   悩まされています。
   地下水系がどこでどのようにつながっているのかは不明ですから、
   もしもどこか一点で放射線に汚染されたならば、その影響がどのように伝播し
   拡大してゆくのか、まったく見当がつかないことになり、悲惨な状態になりかねません。

(北海道幌延に高レベル放射性廃棄物の埋設処分技術を研究する深地層研究センターがあること
 さえ知りませんでした。マスコミは是非、特集を組んで実態を報道して欲しいと思います)
 ②につづく


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地球上に【高レベル放射性廃棄物】の保管場所はない! ②

2016-01-29 14:08:48 | ②一市民運動
山本義隆著『私の1960年代』より「産学協同・官学協同をめぐって」の
   一部を引用させて頂きます。

(4)産学協同・官学協同は、工学部や薬学部においては、すでに東大闘争の時点で
   広く進められていたのですが、一般的に言ってそのことはそもそも大学の
   研究の独立性を損なうもので、重大な問題と考えるべきものです。
   とりわけ原子力工学では、福島の事故のあと、電力会社や原子炉メーカー等から
   多額の金がいくつもの大学の関連講座に流入していることが明らかに
   なりましたが、それはきわめて由々しい問題と見なさなければなりません。

   2012年1月22日の『毎日新聞』は、2006年度から10年度までの間に
   11の国立大学の原子力関係の研究室に国や原子力関係の企業から
   合計104億円の研究資金が流入し、そのうち東大は断トツで
   約25億6000万円を得ていることを、そして2013年1月4日の
   『毎日新聞』と『東京新聞』はそのおなじ期間に、電力業界が
   8大学の原子力関連の講座に合計17億円、とくに東大には
   5億6000万円の寄付をしていること、そして2014年
   6月8日の『東京新聞』は、東大の核燃料サイクルを研究する講座が
   2011年までの4年間に東京電力から毎年3000万円の寄付を受け取って
   いたことを、報道しています。
   もちろんこれらは氷山の一角です。
   アメリカの経済学者で、ケネディ大統領の顧問を務めたこともあるハーバード大学の
   ジョン・ガルブレイスは、東大闘争の前年の1967年に書いています。

   「もしも大学における個々の学問分野が直接国家ないし企業の補助をうけ、
    こうした資金源との契約関係を持ったり拡大したりすれば、
    その結果がどのようなことになるかはほぼ明らかです。
    こうして大企業体制に気に入られた題目が大企業体制の必要に反応しつつ偏った
    成長をするだけではなく、それに関係する人びとは、契約相手の政府機関や
    企業の目標にますます共鳴するようになるだろう」

   まさにそのとおりのことが、日本の大学における原子力研究において
   おこなわれていたのです。
   とりわけ深刻なことは、ただたんに原子力関係の講座に寄付金が投入されている
   だけではなく、原子力発電所の安全性や建設の許認可等を審査する委員を
   務める教授たちが、電力会社や原子炉メーカーから多額の報酬や寄付金を
   受け取っているという事実です。
   箇条書き的に語ります。

  ①原子力安全委員会の斑目(まだらめ)春樹委員長は東大教授であった2009年までに
   原発メーカーの三菱重工から400万円の寄付を受け、代谷(しろや)誠治委員は、
   京大教授時代に電力会社の関連団体から310万円の寄付を受けていた。
   (①という記号は本書にはありません。また出典の新聞名と掲載された
    年月日は省きます)

  ②ストレス・テストを扱う東大教授・岡本孝司が原発メーカーから200万円、
   阪大教授・山口彰が3385万円の寄付を受けていた。

  ③関西電力の関連団体が37人の教授たちに計6000万円を寄付、
   そのうち原発の安全性を審査する福井県原子力安全専門委員会12人のうち
   福井大・阪大・元京大・名大の5人の教授たちに2006年度ー10年度に
   合計1490万円が渡されていた。

  ④中部電力が建設している浜岡原発の防潮堤の安全性を審査する第三者機関の委員を務めた
   名大教授・中村光に、中部電力の関連会社と団体が1140万円を寄付。

  ⑤もんじゅの安全性を審査する専門家委員のうちの3名、京大・阪大・福井大の教授に
   原発業界が5年間で計1610万円寄付。

  ⑥原子力規制委員会から原発の新しい安全基準を検討する委員に選ばれた6人中4人が、
   三菱重工などの原発メーカーから寄付や報酬を受け取っていた。金額は、最も多い人で
   名大教授・山本章夫の少なくても2714万円、少ない人でも299万円。

  ⑦原子炉や核燃料の安全性について原子力規制委員会に助言する2つの審査会の委員6人が
   原発メーカーや電力会社の関連団体からそれぞれ3277万円ー60万円の研究費などを
   過去数年間に受け取っていた。もっとも多かったのは
   東大教授・関村直人で3277万円。

  ⑧原子力関連の2社から50万円超の報酬、そして150万の寄付を受け取っていた
   東大教授・田中知(さとる)が原子力規制委員に選ばれた。

  以上は、たまたま目についた新聞記事から拾ったもので、
  これらも全体のごく一部でしょう。

(こういう人たちが「原発は安全だ」と、その時も、そして今も言っているのだろう。
 私たちは何を信じたらよいのだろう?
 政治家も学者も、ここまで堕落してしまっているとは……)

(5)この基準によるならば、国策大学として形成された東京大学、とりわけ工学部は、端から
   「学問の自由」を「みずから明け渡していた」と言わなければならないでしょう。
   『週刊金曜日』の2015年5月29日号には、「三菱と東大のただならぬ関係」と
   題する記事に書かれています。

   「原発メーカーであり兵器産業でもある三菱重工業を筆頭として三菱グループから
    東京大学(五神真(ごのがみまこと)総長に対して、2013年度1年間で
    約3億6700万円もの寄付がなされていることが、
    情報公開請求で開示された資料で明らかになった。
    同大学に設置された『総長選考会議』」と『経営協議会』という組織の委員には
    三菱重工相談役が就いている。国立大学法人・東京大学の大学運営に私企業である
    『三菱』が深くかかわっている実態が浮き彫りとなった」

(特定秘密保護法の施行で、これからはこうした資料が開示されなくなる
 ことはないのだろうか。
 また安倍政権の大学への介入をかんがみると、文系学部が減らされ、
 工学部などに多額の予算がつくことが考えられる。
 その結果、大学がますます軍需産業の一環を担うことになるのではないだろうか。
 学問の自由が脅かされ、産学協同・官学協同が進んでいくことになるのではないだろうか)
③につづく
     
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地球上に【高レベル放射性廃棄物】の保管場所はない! ③

2016-01-29 14:08:07 | ②一市民運動
山本義隆著『私の1960年代』より補注5・1967年砂川闘争についての
   一部を引用させて頂きます。

(6)今我々の課題は何か。まず砂川を陣地にして戦いの拡大が必要である。
   ベトナム反戦における砂川の重要性は現実に侵略加担を妨害することにある。
   立川・横田基地の機能は基地だけに止まらない。先日新宿駅の貨物爆破事件で
   露呈した様に、基地へのジェット燃料、爆薬等軍事物資の輸送に全東京の
   交通網が使われている。
   何んとかしてこの機能を少しでも弱めることが今は現実の課題になりつつある。
   全東京が、全日本が侵略の基地となっている。
   我々の日常が侵略者のために供せられている。

   佐藤南ベトナム訪問を期に日本政府の侵略加担は益々積極的に大っぴらになりつつある。
   事実、原子力空母エンタープライズ号の寄港が再び持ち上がった。
   今砂川に結集した反戦のエネルギーは、砂川を陣地に戦線の多面化が要求される。
   その中に於て我々のごとき小集団は、積極的な陽動作戦でもって状況にかかわり得、
   現実の打開に寄与しうるであろう。
   (『ベトナム反戦会議ニュース』第7号 1967年9月より)

補注7・王子野戦病院開設阻止闘争をめぐっての一部を引用させて頂きます。

(7)今(ベトナムでは)都市部での闘かいが華々しく伝えられている。
   だがこの事実は農村部があらかた解放戦線の手に落ちたことを意味する。
   かつては都市部が後方基地であり郊外農村部が戦場であったが、
   今や都市そのものが戦場になった、とするならば後方基地は何処か。
   それが沖縄であり日本であることは明らかだ。
   B52沖縄常駐が明白に物語っている。この事実にこそ日本に於る
   米軍基地の彼等にとっての重要性があり、我々にとっての基地闘争の重要性がある。
   基地を使わせない、作らせない、機能を麻痺させること。
   これをやることなく解放戦線との連帯などあり得ない。
   (『ベトナム反戦会議ニュース』第10号 1968年3月10日より)

(8)米軍のベトナムへの本格介入から1968年の東大闘争直前まで、
   物理学科の大学院生であった私にとっての反戦運動は、ひとつには街頭での
   デモであり、いまひとつは物理学会内部での米軍資金をめぐる闘争であった。
   後者は、66年の物理学会主催の半導体物理国際会議に米陸軍極東研究開発局から資金が
   提供されていたことが判明し、その責任追及と、物理学会は今後軍と関係を
   もたないことを決議する運動である。
   それは67年9月の物理学会総会で「日本物理学会は今後内外を問わず、
   一切の軍隊からの援助、その他一切の協力関係をもたない」という「決議」を
   賛成1927、反対777、保留639で可決することでもって一応の幕を閉じた。

   私と言えば、北区の下町の住宅地帯での夜の闇のなかに湧き出した群衆の
   パワーに圧倒されたのであった。いままでは忘れられた闘争になっているが、
   私には、当時の街頭闘争のなかでこの王子の闘争の何波にもわたるデモは
   もっとも強烈な印象を残している。
   そして、その体験と物理学会での米軍資金をめぐる議論の問題意識をもって、
   6月に全学化する東大闘争に向かうことになった。

   サンダルばきのベトナムの兵士が最新鋭の装備を備えた圧倒的な米軍の軍事力と
   互角以上に戦っているという事実が、世界の反戦闘争と1968年の
   世界的な学生叛乱に与えた影響はやはりきわめて大きかったと思う。
   (『市民の意見30の会・東京ニュース』No.89・2005年4月1日より)


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選挙行こうよ!! (52)

2016-01-28 15:17:07 | ②一市民運動
(655)「日本全国デモ情報 | マガジン9 1月27日~」

http://www.magazine9.jp/demoinfo/

(656)「核のごみ 行き場見えず 9府県の知事、中間貯蔵施設受け入れ『拒否』
       1月28日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201601/CK2016012802000137.html

(657)「高浜原発3号機あす再稼働へ 新規制基準で2か所目 
      1月28日NHK NEWSWEB(動画あり)」(削除されました)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160128/k10010388451000.html

(658)「【重要】国が発表した本当の「放射能汚染図」 (線量図ではない本物)
       地図作成には世界版SPEEDIを使用! 2013年6月10日 真実を探すブログ」

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-359.html

●貴重な資料です。これでも原発再稼働に賛成しますか?

(659)「甘利経済再生相辞任/疑惑全容解明の責任は残る 1月29日 河北新報・社説」

http://www.kahoku.co.jp/editorial/20160129_01.html

(660)「甘利氏『釈明会見』でしつこく質問した元朝日記者『
      ジャーナリズムの力が落ちている 1月28日 弁護士ドットコム NEWS」

https://www.bengo4.com/internet/n_4223/

(661)「森永卓郎氏が首相の政策批判 相次ぐ『利益最優先』主義 
      森永卓郎『ターニングポイントはライブドア事件』 週刊朝日 2月5日号」

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20160128-2016012700053/1.htm

(662)「高校生のデモや集会、学校への届け出制認める 文科省 
      1月30日 朝日新聞デジタル」

http://www.asahi.com/articles/ASJ1Y55J0J1YUTIL03P.html

●これは明らかに高校生のデモや集会への規制である。
 校内だけでなく、校外でも生徒を管理しようとする。
 これを認めたら、せっかく芽吹いてきた民主主義の芽を摘み取ることになりかねない、
 と私は考えます。



(画像はお借りしました)


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選挙行こうよ!! (51)

2016-01-26 14:45:07 | ②一市民運動
(645)「市民連合シンポ詳報 安倍政権への“過激”な批判相次ぐ 
      『ナチスの手口をまっしぐらに進んでいる』
      『戦争法が着々と具体化されている』 1月24日 産経ニュース」

http://www.sankei.com/politics/news/160123/plt1601230029-n1.html

※19ページにわたり読み応えがあります。削除されることもあるので、
 お早めにお読みください。

(646)「甘利大臣ワイロ疑惑『陰謀論』にのっかるメディアの醜悪 
      1月26日 日刊ゲンダイ」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/174090

(647)「安保関連法これからどうなるの? 解釈で憲法9条を壊すな実行委員
       街宣チームが製作した紙芝居『安保関連法、これからどうなるの?』」

https://www.youtube.com/watch?v=Jh6NhkmbTh0   You Tube」

※下からも観ることができますが、上のYou Tubeの方が大きくて見やすいです。
 小学生にも理解できるように作られていると思います。
 たった12分で、現政権が目指しているものの正体が理解できます!
         ↓
 「【拡散希望】紙芝居『安保関連法、これからどうなるの?』をUPしました!
  (解釈で憲法9条を壊すな!街宣チーム製作)動画もあります!街宣や集会でご使用を!
  ツイートボタンで拡散を!詳細は→ http://sogakari.com/?p=1192 」

(648)「慰安婦問題 来日の元慰安婦、日韓合意に反対 1月26日 毎日新聞夕刊」

http://mainichi.jp/articles/20160126/dde/041/010/042000c

(649)「甘利大臣ワイロ疑惑で新証言 “口利き”で補償金2億円増か 
      1月27日 日刊ゲンダイ」(削除されました)

http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/gendai-20160127-298856/1.htm

(650)「辺野古 海上保安官の拘束で頸椎骨折 1月21日 沖縄タイムス+プラス」

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=150684

(651)「含み損10兆円突破か GPIF「年金消失40兆円」の現実味 
      1月27日 日刊ゲンダイ」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/174167/2

※父が生前にいった言葉です。
 「お神輿をみんなで担いでいるうちは良かったが、急に重くなり肩に食い込むように
  なったと後ろを見たら、担いでいる人はまばらだった。
  頭のいい人はとうに神輿を離していた。
  株なんてそんなもんだ」

(652)「甘利大臣、続投方針も『文春』が第二弾でトドメの詳細証言!
      告発者は安倍首相の『桜を見る会』に参加していた 1月27日 LITERA」

http://lite-ra.com/2016/01/post-1925.html  

(653)「日時:2016年1月29日(金)18:30〜20:00 予定
     場所:首相官邸前、国会正門前(国会議事堂前駅、霞ヶ関駅、永田町駅、
     桜田門駅をご利用ください。 呼びかけ:首都圏反原発連合」

http://coalitionagainstnukes.jp/?p=4142
                    ↓



(654)「『さぁ、安倍政治を終らせよう』2.19院内集会
      日時:2月19日(金)17時~
      講師:白井聡さん(京都精華大学専任講師)
      場所:参議院議員会館1階・講堂
      主催:戦争をさせない1000人委員会・立憲フォーラム  ※入場は無料です。
      ※18時30分からは戦争法廃止!安倍内閣退陣!
      2.19総がかり行動が開催されます」

http://www.anti-war.info/schedule/1601241/
                    


(画像はお借りしました)
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選挙行こうよ!! (50)

2016-01-25 08:58:51 | ②一市民運動
(636)「男性にも読んで欲しい、女性自身の記事(血が通ってない安部政権)から
      命を守る、私の闘い。 1月5日・12日合併号 女性自身」

http://blogs.yahoo.co.jp/honjyofag/65947146.html

(637)「誰がマスコミを『マスゴミ』にしたのか―SMAP解散危機、ベッキー騒動は
      『ニュース』なのか? 1月18日 志葉玲」

http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20160118-00053528/

●(636)と(637)を読み比べてください。
  女性週刊誌やワイドショーには、芸能人のゴシップをあてがっておけばいい――
  そう思っている
  マスコミ関係者が多いのでは……。
  それこそ視聴者蔑視・女性蔑視です。
  日本がすっかり変わってしまうかもしれないこの時期に、
  危機意識のない報道人はいないと信じています。
  葛藤があるとは思いますが、「社会の楯」になる覚悟でご自分を貫いてください。
  エールを送ります!

(638)「★お知らせ。1月26日(火)の午後3時から(再放送は午後9時から)、
      CSのTBSニュースバード「ニュースの視点」で、
      『アベノミクスの"生みの親”に聞く日本経済の行方』として、
      浜田宏一イェール大学名誉教授へのロングインタビュー」

(639)「放射性廃棄物、海底下も処分場候補に…経産省  1月25日 
      YOMIURI ONLINE」(削除されました)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160125-OYT1T50002.html

(640)「高浜原発3号機、29日にも再稼働 関西電力が発表 1月25日 
      朝日新聞デジタル」

http://www.asahi.com/articles/ASJ1T412GJ1TPLFA001.html

(641)「自然エネルギー世界白書 2011」

http://www.isep.or.jp/info/8997

(642)「民主・前原氏と生活・小沢氏が会談 “野党結集”で一致 1月25日 FNN」
     (削除されました)

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00314488.html

※よい流れになって来ました。ここはアレルギー反応を鎮めて、
共産党も一緒に――と望んでいます。

(643)「時代の正体〈249〉改憲(下) 木村草太さん 1月25日 
      神奈川新聞(カナロコ)」

http://www.kanaloco.jp/article/148158

(644)「【怒涛の大参集希望】『高浜原発再稼働を許さない!関西電力包囲全国行動』
      1月27日(水)16~20時、関西電力本店前。※高浜原発再稼働を許さない!
      関電包囲全国行動実行委員会」
                    ↓


(画像はお借りしました)


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選挙行こうよ!! (49)

2016-01-23 10:30:30 | ②一市民運動
(629)「ティーンズソウル 来月全国高校生デモ 安保法制廃止求め 
     1月21日 毎日新聞」

http://mainichi.jp/articles/20160122/k00/00m/040/070000c

(630)「民主との統一会派解消も=解党応じなければ-維新幹部 1月22日 時事通信」
     (削除されました)

http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/jiji-2016012200816/1.htm

(631)「市民勝手連がリードする野党共闘 民主党議員に激しい怒号  
      1月22日 BLOGOS」

http://blogos.com/article/156441/

●一致団結して事に当たろうとしている時に、民主党の決断力のなさ・狷介(けんかい=
 固く自分の意志を守って人と妥協しないこと)さには呆れるばかりだ。
 民主党の中には、「安保法制賛成、原発再稼働賛成、カジノ建設賛成」の人がいる。
 こういう人たちとこそ、袂を分かつべきだと、私は考えます。
 高校生や大学生、ママたちや様々な分野の人たちとの運動のうねりに、
 水をさすようなことは絶対に止めて欲しい。
 いつまで国民に歯痒い思いをさせるのですか!
 
(632)「『正気とは思えない』 自民改憲草案に元最高裁判事 1月21日 
      カナロコ(神奈川新聞)」(削除されました)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160121-00006603-kana-l14

(633)「52兆5400億円!たった四ヶ月で安倍政権が海外にばらまいた税金 You Tube」

https://www.youtube.com/watch?v=t0IUOPqUL6A

(634)「市民連合、東京でシンポ 『参院選へ声上げ続ける』 1月23日 共同通信」
     (削除されました)

http://blogos.com/article/156545/                    ↓


(635)「《安保法制に反対する京都高校生デモ》 【日時】 1月30日(土) 円山公園
      全世代の方の参加をお待ちしています   13時30分 集合 14時 デモ出発」
                    ↓      
     




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選挙行こうよ!! (48)

2016-01-22 09:12:51 | ②一市民運動
(624)「日本全国デモ情報 | マガジン9 1月20日~」

http://www.magazine9.jp/demoinfo/

(625)「【小杉から平和をつなぐ会】フラワーデモ 1月23日11時30分 
      武蔵小杉コアパーク集合お花を配りながら、平和をつなぐメッセージを
      お届け お花は限定100本です!
      一緒に楽しく歩きましょう 」
                    ↓
 
(画像と文はお借りしました)

(626)「0123 市民連合シンポジウム 「2016年をどう戦い抜くか」
      日時:2016年1月23日 14:00-16:30
      場所:北とぴあ さくらホール(地下鉄南北線王子駅5番出口直結)
      14:00- 開会の挨拶
      14:05- 各政党から挨拶(民主・社民・共産・生活・維新)
      14:25- 連帯の言葉 金子兜太(俳人)
      14:35- 基調講演 柄谷行人(哲学者)『憲法9条の今日的意義』
      15:25- パネルディスカッション『イヤな時代をどう押し返すか』」

http://shiminrengo.strikingly.com/
                    ↓

(画像と文はお借りしました)

(627)「日銀買い支えは効果なし 日本株は底なしの“地獄相場”入り 
      1月21日 日刊ゲンダイ」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/173765/1

(628)「(インタビュー)時流に抗う 作家・辺見庸さん 1月21日 朝日新聞デジタル」

http://www.asahi.com/articles/DA3S12169379.html

※最近の日本の風潮を見ていると、あることへの流れというか、集中度が怖いと思う時がある。
 たとえば、北陸新幹線が出来ると、わあ~っと押し寄せる。「五郎丸フィーバー」わあ~、
 「スマップの解散騒動」わあ~、「ベッキー」わあ~・・・。
 私はスマップの報道を見ていないので詳しいことは分らないが、アラフォーの彼らが
 解散する・しないは、彼らの意志でよいのではないかと思う。
 何も一国の首相がコメントをするようなことにも思えない。
 こういうことを書くのでさえ、世の中の流れに乗らないと、何を言われるか分らない怖さが、
 今の日本にはある。
 将来、ここに権力からの監視や恐怖が加わったとしたら、
 日本はある方向に一気に行ってしまいそうな気がする。

 辺見庸さんのインタビュー「時流に抗う」を、面白く読みました。
 いつから日本人は「怒りの芯」を失くしてしまったのだろう?
 いつから日本人は「KY(空気を読む)」という見えない圧力を受け続け、
 「場」を大事にするあまり、 物言わぬ(物言えぬ)国民になってしまったのだろう?

 辺見さんの次の言葉に、これからの日本へのヒントがあるように思いました。
 要約させて頂きます。
 「場違いなことを言うことで、たとえ周りから『困ったちゃん』みたいに扱われても、
  場違いなことを試みるってことこそ大事なんじゃないかな。
  衆議に従って、ではなく緊急動議的に発言していく勇気って言うんでしょうか。
  勇気なんて、あんまり好きな言葉じゃないけどね。おずおずとした発言でいい。
  かっこ悪く、ぶつぶつでいい。自分がそういうことに直面したときに、果たしてどれだけ
  誠実でいられるかという問題だと思うんです」
 

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株価下落とアベノミクスの行方

2016-01-19 11:25:53 | ②一市民運動
2016年1月16日のTBS「報道特集」は、「株価下落とアベノミクスの行方」を特集していた。
政権が行わないアベノミクスの検証や、現在の株価の問題点など、とても解りやすかった。
この番組は現場主義をとっていて、世界中、どこにでも取材に出かける。
(この日は、台湾総督選を取材していたが、日下部キャスターの絶妙な
 インタビューは必見です)
これまで報道されてこなかったことにも光を当て、まさに報道を身近に感じることができる。
私はこの番組に、全幅の信頼を置いている。

動画を探していたら、1月17日、「健康になるためのブログ」に見つけました。
とても解りやすいので、引用させて頂きます。
「≪アベノリスク≫『アベノミクスと株価下落と年金消失の関係について』
 報道特集の動画(20分)(わかりやすい)  (動画あり)」

http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/775.html

番組を観て、気になったことを書きます。

(1)外国での株式運用は、企業年金や所得に比例する年金に限られる。
   日本のように、基礎年金まで株の運用に充てる国はない。

(2)株の下落で年金が目減りすると、現在の年金受給者には影響はないが、
   将来の世代に影響が出る。つまりツケを回すことになる。

(3)「アベノミクス」の生みの親である浜田宏一氏は、公的年金への株への
   運用比率を増すことは「ハイリスク・ハイリターン」であること、
   つまり巨額の損失が出ることもあり得ることを
   国民に知らせるべきだ、と安倍政権に提案した。
   だが、「怖くて国民には言えない」とはねのけられた。

(4)日本総研上席研究員の西沢氏は、「公的年金の株運用と現在の状況について、
   積立金のオーナーである国民への説明責任が不十分である」と語った。

次にアベノミクスの成果を、みずほ証券の上野氏は次のように指摘している。

(5)1本目の金融緩和については、最初は円安を促す効果があった。
   だが、1ドル125円を超えると、円安はかえって景気を冷やすことが分かって
   金融政策によるテコ入れの限界が見えた。

(6)2本目の財政出動については、健全化計画・財政の均衡を図るも、これも限界。
   期待外れ。

(7)3本目の成長戦略は、外国から観光客を呼び込むことには成功した。

(これも中国経済が冷え込めば、どうなるかは分らないと思う)

(8)新3本の矢は、望ましい状態を描写しているに過ぎない。
   名目成長率3%以上。名目GDP600兆円。希望出生率1・8%――
   これらの実現は難しい。

また安倍首相は、雇用が100万人以上増えたと言っているが、増えたのは
非正規(4割を占める)で、正規社員はむしろ減っている。
こちらも手詰まり感がある。

(数字に惑わされてはいけない、と強く思った)

最後に金平キャスターの、次の言葉に共感した。

「株価が上がっても、幸福感が伴わない政策は間違いだと思います」

16日に投開票された台湾総統・立法院選の取材で、若者が次のような言っている。

「台湾に新たな政権が誕生したあと、どんな野党が必要か」

(台湾では「ひまわり学生運動」があったり、また今回の選挙でも、
 ますます民主化が加速している印象を受ける。
 時代を逆行している感のある日本との差は増すばかりだ。
 それは政治に対する一人一人の意識の違いから来ているのではないだろうか)

(623)「株暴落でGPIF運用損 「消えた年金」は2週間で7兆円突破 1月20日 
      日刊ゲンダイ」(削除されました)

http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/gendai-20160120-297589/1.htm


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選挙行こうよ!! (47)

2016-01-19 11:10:57 | ②一市民運動
(618)「貧困問題、データで応酬 首相『日本は裕福な国』 1月19日 
      東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201601/CK2016011902000121.html

※「私は総理大臣なんですから。私が『裕福な国』と言えば『裕福な国』になるんです!」

※2016年2月3日の「報道ステーション」で、首相の国会答弁を放送していた。
 『ないと言ったらないんです』――あまりにも乱暴な答弁が続き、あきれてしまった。
 「丁寧にご説明する」と言ったのでは……?

(619)「原発巡り住民投票条例制定請求 1月18日 NHK NEWS WEB (動画あり)」
     (削除されました)

http://www.nhk.or.jp/matsuyama-news/20160118/4979771.html

(620)ある方のツイッターに次の言葉が書かれていました。引用させて頂きます。
     「人間の行為の中で何がもっとも卑劣で恥知らずか。
     それは権力を持った人間が安全な場所に隠れて戦争を賛美し、
     他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです
     (ヤン・ウェンリー「銀河英雄伝説」より)」

●昨日、福島瑞穂さんの国会での質疑の模様(動画あり)とコメントをを投稿しました。
 ところが今朝になって、ネットが繋がらなくなりました。
 やっとの思いで繋がっても、最新のページ(このページ以降に投稿したもの)以外は
 全て見ることができなくなりました。もちろん投稿もできません。
 今は回復しましたので、再度、(621)を下に載せます。
 もしこれが攻撃であったとしたなら、とても卑劣だと思います。
 ケータイからは普通に見ることができましたので、私のパソコンのみの攻撃だと思います。
 もしこのことでご迷惑をおかけした方がいらっしゃいましたら、
 本当に申し訳ありませんでした。

 参考までに、私のパソコンのセキュリティーは有効期間中です。にもかかわらず、
 期限切れの表示が出ました。セキュリティー会社に問い合わせたところ、
 一時的にセキュリティーが不安定になり、無効になっていたそうです。
 そこを攻撃されたら、いくらウィルスチェックや更新を頻繁にしても、
 防ぎようがありません。
 セキュリティ会社は是非、対策をお願いします。

※昨日から権限のないアクセスの遮断が、やたらと多いです。
 セキュリティ会社がセキュリティを強化してくださったそうで、ありがとうございます。
 これからもどうぞよろしくお願いします。

※今日も権限のないアクセスの遮断が、1分間に30件以上ありました。
 これは機械が操作しているのでしょうか?
 私はこれまで政治団体に所属したことはなく、個人でこのブログに思いつくままに
 書いています。
 読んでくださる方も、それほど多いわけではありません。
 こんなささやかなブログを攻撃しなければならないほど、切羽詰っているのでしょうか?
 それとも政権に反対するものには全て、そうするのでしょうか?
 怖い世の中になったものだと痛感します。これ以上、進まないことを祈るのみです。
 (2016年1月22日 記)
 
(621)「福島みずほ議員「自民党の緊急事態条項はナチスドイツの『国家授権法』と
      全く一緒だ」
      安倍総理「限度を超えた批判だ 1月19日 健康になるためのブログ 
      (動画あり)」

http://健康法.jp/archives/11627
                    


(参考までに、画像をお借りしました)

   
(622)「【拡散希望】総がかり行動の行動予定を更新しました!
      3月19日は日比谷野音~銀座デモになり、戦争法施行日には
      抗議集会を行います!
      最新情報はWEBでご確認を!ツイートボタンで拡散を! 
      戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」

http://sogakari.com/?page_id=67
                    ↓


(画像はお借りしました)
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時代の正体  権力はかくも暴走する

2016-01-18 13:08:10 | ②一市民運動
『時代の正体  権力はかくも暴走する』 神奈川新聞「時代の正体」取材班編を
読んでいて背筋が寒くなる記事があったので、引用させて頂きます。

(神奈川新聞の記者は、)日本記者クラブの沖縄取材団(2015年6月9日から13日)の
一員として漁船に乗り込み、沖へ出た。・・・
ここは新基地建設の埋め立て工事に向けた準備が進む沖縄県名護市辺野古。
立ち入り禁止の境界を示す浮具を挟み、巡視船から向けられたデジタルカメラのレンズが
こちらを執拗に追い掛けていた。・・・

翌日、日本記者クラブの主催で沖縄防衛局長の会見が行われた。私は聞いた。
「辺野古の警戒監視活動で、ビデオカメラで撮影をしているのはなぜか」
職員は答えに窮した。・・・井上一徳局長は「もう一度、確認する」と答えた。

最終日・・・(昼食をとっている記者の前に座った)全国紙の論説委員の男性は
ゆっくりと、それでいて威圧的な口調で言った。
「先日あなたがビデオ撮影について沖縄防衛局長にした質問は、防衛省の記録に
残るだろう。むちゃなことはしないほうがいい。安倍政権を甘く見ないほうがいい」
この物言いなのだ。沖縄の側に立ったとみなされた途端に向けられる、見下ろすまなざし。
そして、かくも権力と一体化できる本土メディアの暴力性に、そこに属する一人として
私は身震いを覚えた。 (引用ここまで)

(どこの全国紙か知らないが、まるで公安関係者のような口ぶりである。
 いやむしろ、「安倍政権を甘く見ない方がいい」という言い方は、脅しの常套句だ。
 これが全国紙の論説委員なのだろうか?
 ここまで政権に忖度しなければならないほど、日本のマスコミは劣化して
 しまったのだろうか?
 それとも政権が、ここまで強権なのだろうか。
 こういうことの積み重ねが、ますます日本を【物言えぬ国】にしてしまう)

※「時代の正体」のバックナンバーは、神奈川新聞電子版「カナロコ」で
 読むことができるそうです。


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選挙行こうよ!! (46)

2016-01-18 09:37:11 | ②一市民運動
(613)「公的年金再び大きな運用損?~「ウソ」なのか「無能」なのか 
      1月16日 BLOGOS」

http://blogos.com/article/155202/

※国民は泣き寝入り? 冗談じゃない!

(614)「『年金突っ込め!』総理とGPIFの素人賭博で年金消滅確定! 
      1月15日 カレイドスコープ」

http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-4046.html

(615)「宜野湾市長選で現職苦戦 安倍官邸のディズニー誘致が裏目 1月18日 
      日刊ゲンダイ」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/173563/1

※あまりにも露骨すぎる。国民を舐めているとしか思えない。

(616)「『慰安婦は職業』 日韓合意ブチ壊す桜田議員は舌禍の常習 1月16日 
      日刊ゲンダイ」

http://news.livedoor.com/article/detail/11070634/

※いまだにこんな無知な政治家がいるとは、ただ呆れる。
 「誤解を招くなら取り消す」と言うが、誤解のしようのない言葉だ。
 安倍政権下では、何でも取り消せばリセットできると思っているようだが、大間違いだ!

(617)「T-nsSOWL ‏@teensSOWL 【拡散希望】T-nsSOWLは高校生をはじめとする
      10代が憲法違反の安全保障関連法制に反対して立ち上がったグループです。
      私たちは行動し続け、立憲主義、民主主義に反する安倍政権の
      退陣を求めます」
                    ↓ 



●普通に おかしいこと を おかしい と言えないのは、絶対におかしい
 今、声を上げなかったら、 おかしいこと を おかしい とも
 思わない日本になってしまう!
 50歳のひらきはあるけど、一緒にがんばろう

     

(画像はお借りしました)


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選挙行こうよ!! (45)

2016-01-14 17:26:48 | ②一市民運動
(605)「首相、国会でも『地方にアベノミクス』強調 でも実情は…高知ルポ 
      1月14日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201601/CK2016011402000128.html

※これほど自画自賛する人は珍しい。しかもポイントがずれまくっている。

(606)「田原総一朗『今年夏の選挙が日本の 命運 を
      決める闘いになる』 1月22日号 週刊朝日」(削除されました)

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20160114-2016011300077/1.htm

(607)「『安倍政権の独裁、暴走許さない』民主県連、元TBS杉尾氏擁立を決定
      参院選の新人目玉候補に 長野 1月12日 産経ニュース」

http://www.sankei.com/politics/news/160112/plt1601120042-n1.html

※やっと政治家になって欲しい方が現われました。応援します!
 もっともっと出てきて欲しいです。
 そして野党は、これまでの事に固執することなく、柔軟にお願いします。

(608)「日本全国デモ情報 | マガジン9 1月15日~」

http://www.magazine9.jp/demoinfo/

(609)「古賀茂明『日本再生に挑む』安倍政権のシャレにならない『アメとムチ』
      7月の選挙後には悪夢のような「現実」が待っている! FORUM4
      『週刊現代』2016年1月16・23日号より」

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47375

※参院選後に、「まさか、こうなるとは思わなかった」とか、「こんなはずじゃなかった!」
 とは言わせない。現時点でも、こうなることは火を見るよりも明らかなんです。
 そうならないためには今、何をすべきか、一人一人が問われていると思います。

(610)「森永卓郎に聞いた TPP発効後は『日本全体がブラック企業
      みたいになる社会』1月26日 週刊女性」     ●必見です!

http://www.jprime.jp/tv_net/nippon/22843

※まさに「金持ちの、金持ちによる、金持ちとアメリカのための政治」が加速します!
 

(611)「『さぁ、安倍政治を終らせよう』1.19集会 日時:1月19日(火)17時~
      講師:小林節さん(慶應大名誉教授) 場所:憲政記念館・講堂
       主催:戦争をさせない1000人委員会・立憲フォーラム
       ※入場は無料です。
       ※18時30分からは戦争法廃止!安倍内閣退陣!1.19総がかり行動が
      開催されます」

http://www.anti-war.info/schedule/1512221/
                    ↓



(612)「【拡散希望】市民連合シンポジウム「2016年をどう戦い抜くか」23日14時~
      北とぴあ さくらホール 登壇者:金子兜太/柄谷行人/山口二郎/青井美帆/
      三浦まり/森達也/諏訪原健 戦争させない・9条壊すな!
      総がかり行動実行委員会」

http://sogakari.com/?p=1489
                    ↓

(画像はお借りしました)


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選挙行こうよ!! (44)

2016-01-12 11:57:35 | ②一市民運動
(598)「成人の日 東京ディズニーランドで成人式 1月11日 
       NHK NEWS WEB (動画あり)」(削除されました)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160111/k10010367481000.html

●どうしてこうも、人の痛みに鈍感な政治家が多いのだろう!人間を数値でしか判断しない。
 松崎秀樹浦安市長の出産適齢期発言(18歳から26歳)に、耳を疑った。
 プロフィールによると、健康優良児ー初代児童会長ー生徒会長ー政治の王道……
 政治家になる前に、世の中のことを勉強してと言いたい!
 世の中は、あなたのような王道を行く人ばかりではないのです。
 様々な事情で、産みたくても産めない、結婚したくてもできない、
 進学したくてもできない・・・
 そういった人が大勢いるんです。
 雇用が不安定で、社会が不安定で、先が見えない日本では、若者が気の毒です。
 若者が安心して暮らせるよう、政治家はそのことに集中して欲しいです。
 この発言に、私は戦時中の国策、「産めや増やせ」を連想して、ぞっとしました。
 デリケートな問題に、土足でズカズカと踏み込まないで欲しい、と私は思います。

松崎氏が2017年の千葉県知事選への立候補を検討しているという。
 森田県知事の、県民の生活よりも国のご機嫌を取る態度が気になっていたので、
 他の方に立候補して欲しいと思っている。
 だが、出産というデリケートな問題にずけずけと入り込み、自分の価値観を押し付ける
 松崎氏の発言(2016年の東京ディズニーランドでの成人式の挨拶)に、
 私は大いに危うさを覚える。
 (2016年11月18日 記)

(598-2)「浦安市長の『出産適齢期』発言が炎上 『公的発言としては軽率』
        『決めつけられたくない』 1月12日 BIGLOBEニュース」

http://news.livedoor.com/article/detail/11054581/

 
(599)「駅での投票、子ども同伴 選挙当日もOK 政府、公選法改正へ 
      1月12日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201601/CK2016011202000133.html

※投票所は比較的不便な所にある場合が多い。しかも駐車場がなかったりする。
 選挙当日、急に行けなくなることもあるので、私は期日前投票を利用しています。
 この取り組みは大いに賛成です。とにかく投票率を上げないと、大変なことになります。

(600)「絶望の国 日本は世界一『若者自殺者』を量産している 1月12日 BLOGOS」

http://blogos.com/article/154283/

※少子化対策を言う前に、政治家はこの現実を直視してください。
 安心して暮らせるようになれば、そして将来に希望が持てるようになれば、
 家庭を持ちたい、子どもが欲しいという人が出てくるかもしれません。
 それはあくまでも個人の自由です。
 政治家はこうした環境作りをすることこそが、自分たちの仕事だと
 自覚して欲しいと思います。

(601)「日経平均一時1万7000円割れ…中国経済懸念 1月14日 讀賣新聞」
     (削除されました)

http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/yomiuri-20160114-50094/1.htm

●何度も書くが、こんなリスキーなものに私たちの年金資金の半分を投資しないで欲しい。
 しないで欲しいというよりもすべきでないし、これ以上、安倍政権に
 勝手にされてはたまらない!
 原油安でオイルマネーが引き上げられてゆき、これからますます日本株安が進むだろう。
 それにしても、日本株は売買代金の7割を海外資産家が占めているという。
 海外資産家は儲けるだけ儲けて、おさらばできる。割を食うのは、いつも私たち国民だ。
 株価を支えるために、これ以上、国民のお金を使わんといて!

 1月13日の「報道ステーション」を観て思ったのだが、安倍首相の経済観念の無さには驚く。
 実質賃金が下がった理由をこう述べている。
 景気が良くなって奥さんがパートに出るようになる。
 それまでは夫の月収50万円だったのが、奥さんのパート代25万円が増えたことで
 1人あたりの実質賃金は37・5万円と低くなってしまう。
 おいおい、景気が悪くなって仕方がなくパートに出る人が増えたのでは?
 それに夫の月収50万円取れる人が、どれだけいるだろうか。
 25万円くらいという人が、多いのではないだろうか。
 ましてや、パートで25万とは!!!!!
 せいぜい5万取れればよい方なのでは?

 更に待機児童が増えた理由を、景気が良くなって働くお母さんが増えた。
 これは喜ばしいことです……だって?????
 むしろ子育て世代の女性の就業者数は減っている。(25歳から34歳までは20万人減)
 そして65歳以上の女性の就業者数がダントツに増えている。これには驚いた。
 女性就業者数94万人増のうち、65歳以上は54万人増なのだ。
 
 株の取引で年金が目減りすれば、ますます生活が苦しくなって、
 高齢者が働かざるを得なくなるのでは?
 こんなお金の苦労も、生活の苦労もせずに育った人には、
 国民の生活の苦しさなど解らないのではないだろうか。
 私にとっての100万円の価値が、彼にとっては千円くらいの感覚なのだろうか?
 これでもアベノミクスで景気が良くなったと信じている人が多い。
 私には不思議でならない。
 安倍首相は税収が増えたことを頻りに言っていますが、この中には消費税が5%から8%に
 引き上げられた増収分を含みます。

(602)「ルモンドの記事から 1月12日 内田樹研究室」

http://blog.tatsuru.com/

※海外メディアは安倍首相の発言をシビアに見ている。 
 「銀のスプーン」発言には納得です。

(603)「【許せます?】年金運用のGPIF、2015年から最高投資責任者(CIO)
      の報酬1894万円⇒3100万円になってたことが判明!
      1月12日 健康になるためのブログ」

http://健康法.jp/archives/11274  
(画像・動画あり)

(604)「蓮池透氏がさらに安倍首相の詐術を徹底批判! 『安倍さんはきっと
      北の核実験を利用し、逃げ道にする』 1月14日 LITERA 」

http://lite-ra.com/2016/01/post-1891.html



(画像はお借りしました)


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(選べない国で)不惑を前に僕たちは 寄稿、作家・中村文則

2016-01-10 10:35:43 | ②一市民運動
2016年1月8日の朝日新聞・オピニオンに、中村文則氏の寄稿が載っている。

http://www.asahi.com/articles/DA3S12148912.html

彼は1977年生まれ。ちょうど私の子どもの世代である。
大学を卒業する2000年からの日本の変化を、体験を踏まえ、またフロイトを引用する
など多面的に分析している。読み応えがあり、納得させられることが多かった。
彼のような「冷静に怒れる若者」の存在を、私はとても頼もしく思う。
将来、海外派兵させられるのも、国の多額の借金を払い続けるのも、置き場のなくなった
核のゴミの処分に苦慮するのも、他ならぬ、彼らの世代なのだから。

その一部を引用させて頂きます。
「2000年は『超氷河期』と呼ばれていた。『普通』の就職はそれほど恰好いいと
 思われていなかったのに、正社員・公務員は『憧れの職業』となった」

(この頃から派遣労働が当たり前のようになっていった実感がある。派遣が増えれば、
 正社員の労働環境は厳しくなる。その当時のことをこう書いている)

「コンビニで働く正社員の男性が、客として家電量販店におり、そこの店員を相手に
 怒鳴り散らしているのを見たことがあった。コンビニで客から怒鳴られた後、
 彼は別の店で怒鳴っていたのである。不景気であるほど客は王に近づき、
 働く者は奴隷に近づいていく」

(2004年、「イラク人質事件」が起きた。そのことを……)

「3人の日本人がイラクで誘拐され、犯行グループが自衛隊の撤退を要求。あの時、
 世論は彼らの救出をまず考えると思った。なぜなら、それが従来の日本人の姿
 だったから。自衛隊が撤退するかどうかは難しい問題だが、まずは彼らの命の
 有無を心配し、その家族達に同情し、何とか救出する手段はないものか憂うだろう
 と思った。だがバッシングの嵐だった。
 『国の邪魔をするな』。国が持つ自国民保護の原則も考えず、およそ先進国では
 考えられない無残な状態を目の当たりにし……」

(バッシングの嵐は凄まじいものがあった。今思うと、このバッシングこそが
 「集団的自衛権の行使」への布石だったのだろう)

(国は国内の不平・不満を外に向けるために、  を作り出す場合がある。そのことを……)

「そして格差を広げる政策で自身の生活が苦しめられているのに、その人々がなぜか
 『強い政府』を肯定しようとする場合がある。これは日本だけでなく歴史・世界的に
 見られる大きな現象で、フロイトは、経済的に『弱い立場』の人々が、その原因を
 つくった政府を攻撃するのではなく、『強い政府』と自己同一化を図ることで
 自己の自信を回復しようとする心理が働く流れを指摘している。

 経済的に大丈夫でも『自信を持ち、強くなりたい』時、人は自己を肯定するため
 誰かを差別し、さらに『強い政府』を求めやすい。当然現在の右傾化の流れは
 それだけでないが、多くの理由の一つにこれもあるということだ。
 今の日本の状態は、あまりにも歴史学的な典型の一つにある。
 いつの間にか息苦しい国になっていた。

 イラク人質事件は、日本の根底でずっと動いていたものが表に出た瞬間だった。
 政府側から『自己責任』という凄(すご)い言葉が流れたのもあの頃。
 政策で格差がさらに広がっていく中、落ちた人々を切り捨てられる便利な言葉と
 してもその後機能していくことになる。時代はブレーキを失っていく」

(「自己責任」という言葉もそうだが、次の「両論併記」というのも、
 かなり(悪)知恵が働く人が考えたのであろう。最近の朝日新聞は、政権を批判する
 場合に必ずと言ってよいほど、肯定する意見も載せる。読者はこれを歯がゆく
 思っていることをご存知だろうか?)

「昨年急に目立つようになったのはメディアでの『両論併記』というものだ。
 政府のやることに厳しい目を向けるのがマスコミとして当然なのに、
 『多様な意見を紹介しろ』という『善的』な理由で『政府への批判』が巧妙に
 弱められる仕組み。

 否定意見に肯定意見を加えれば、政府への批判は『印象として』プラマイゼロとなり、
 批判がムーブメントを起こすほどの過熱に結びつかなくなる。実に上手(うま)い
 戦略である。それに甘んじているマスコミの態度は驚愕(きょうがく)に値する」

(18歳から選挙権が与えられ、授業で政治が取り上げられるようになると、
 この『両論併記』が幅を利かせるのではないかと危惧する)

(最後に中村氏の考えを引用させて頂きます)

「この格差や息苦しさ、ブレーキのなさの果てに何があるだろうか。
 僕は憲法改正と戦争と思っている。
 こう書けば、自分の考えを述べねばならないから少し書く。

 僕は9条は守らなければならないと考える。日本人による憲法研究会の草案が
 土台として使われているのは言うまでもなく、現憲法は単純な押し付け憲法でない。
 そもそもどんな憲法も他国の憲法に影響されたりして作られる。

 自衛隊は、国際社会における軍隊が持つ意味での戦力ではない。違憲ではない。
 こじつけ感があるが、現実の中で平和の理想を守るのは容易でなく、
 自衛隊は存在しなければならない。
 平和論は困難だ。だが現実に翻弄(ほんろう)されながらも、何とかギリギリの
 ところで踏み止(とど)まってきたのがこれまでの日本の姿でなかったか。
 それもこの流れの中、昨年の安保関連法でとうとう一線を越えた。

 9条を失えば、僕達日本人はいよいよ決定的なアイデンティティを失う。
 あの悲惨を経験した直後、世界も平和を希求したあの空気の中で生まれた
 あの文言は大変貴重なものだ。
 全てを忘れ、裏で様々な利権が絡み合う戦争という醜さに、距離を取ることなく
 突っ込む『普通の国』。現代の悪は善の殻を被る。その奥の正体を見極め
 なければならない。日本はあの戦争の加害者であるが、原爆・空襲などの
 民間人大量虐殺の被害者でもある。
 そんな特殊な経験をした日本人のオリジナリティを失っていいのだろうか。
 これは遠い未来をも含む人類史全体の問題だ。

 僕達は今、世界史の中で、一つの国が格差などの果てに平和の理想を着々と放棄し、
 いずれ有無を言わせない形で戦争に巻き込まれ暴発する過程を目の当たりにしている。
 政府への批判は弱いが他国との対立だけは喜々として煽(あお)る危険なメディア、
 格差を生む今の経済、この巨大な流れの中で、
 僕達は個々として本来の自分を保つことができるだろうか。
 大きな出来事が起きた時、その表面だけを見て感情的になるのではなく、あらゆる
 方向からその事柄を見つめ、裏には何があり、誰が得をするかまで見極める必要がある。
 歴史の流れは全て自然発生的に動くのではなく、意図的に誘導されることが多々ある。
 いずれにしろ、今年は決定的な一年になるだろう。

 最後に一つ。現与党が危機感から良くなるためにも、今最も必要なのは確かな
 中道左派政党だと考える。
 民主党内の保守派は現与党の改憲保守派を利すること以外何をしたいのかわからない
 ので、党から出て参院選に臨めばいかがだろうか。その方がわかりやすい」 
 (引用ここまで)

(2015年2月8日の私のブログ「日本語のあいまいさ」に憲法第9条のことを
 書きましたが、再度、載せます。

 第9条では
★現行憲法
第二章 戦争の放棄
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる
戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。

※つまり、国際紛争を解決する手段としては永久に放棄すると言っているのであり、
 日本が攻撃された時の「個別的自衛権」は認めているのだ!

② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
   国の交戦権は、これを認めない。

※戦力を保持しない、交戦権を認めないとしているのは、前項の目的を達するためなのだ。
 つまり、国際紛争を解決する手段としてはNO!と言っている。
 日本が攻撃される場合を想定しての戦力保持は認めているのだ。
 国防のための自衛隊、つまり個別的自衛権のための自衛隊は認めると、誰にも
 解るように明記すればよいのではないだろうか。個別的自衛権のためにはYES!
 目から鱗だ。(引用ここまで)

 中村氏がお書きのように、私も自衛隊は違憲ではないと思う。
 ややっこしくしているのは、「個別的自衛権」と「集団的自衛権」のネーミングの
 狡猾さだ。かなり(悪)知恵が働く人が考えたのではないだろうか?

 個別的自衛権=日本が攻められた時に、日本一国で戦う。
 集団的自衛権=日本が攻められた時に、アメリカと一緒になって戦う。
 このように勘違いしている人が意外と多い。

 個別的自衛権=国連憲章第51条で加盟国に認められている自衛権の一。
        自国に対する他国からの武力攻撃に対して、自国を防衛するために
        必要な武力を行使する、国際法上の権利。

 集団的自衛権=日本と密接な関係にある国(たとえばアメリカ)が攻撃を受けた場合に
        (たとえアメリカが先に攻撃しても)、日本への攻撃とみなして、
        日本が武力行使すること。

 つまり集団的自衛権は日本が攻撃されていなくとも、外国に派兵して武力行使をする
 ことです。そうなると日本人がテロに巻き込まれる危険性が俄然、増します。
 「集団的自衛権」は他国を守るためのものであり、「集団的他衛権」と呼ぶのが
 適切なのではないだろうか。
 もっとも、巡り巡って自国を守ることになるのだ――という人が出てくるとも
 限らないが……。


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