母という字

娘に付き合って、BOOK・OFFのコミックコーナーに行った。
漫画が壁のように並んでいる。
装幀がきれいな 『愛すべき娘たち』 よしながふみ作を、105円で買った。

本の後ろのキャッチコピーがすごい。

　　　娘と母、娘と祖母、母と祖母
　　男女の愛、肉親の愛、学友の愛
　双方向の愛、一方向の愛、全方向の愛

　　
　　　女という不思議な存在の
　　　さまざまな愛のカタチを
　　　静かに深く鮮やかに描く


双方向も一方向もわかるが、全方向の愛とは博愛のことのようだ。
漫画もなかなか深いなぁ。
気に入った言葉を見つけた。

　　母というものは
　　要するに
　　一人の不完全な
　　女の事なんだ


そう！そう！と相づちを打ってしまった。
今も不完全には違いないが、子育ての頃はもっともっと不完全だったはずだ。
不完全な人間が、母という名のもとに子供を育てる。
間違いだっていっぱいあったはずだ。
子供には申し訳ないが、自分で軌道修正して欲しいと思う。

それにしても、「父」という字はがっしりと安定しているのに、
「母」と言う字は重たそうで今にも倒れそうに見える。

おことわり

歌をお読みくださりありがとうございます。

思うところがあり、しばらく短歌はお休みさせて頂きます。

感じたままを詠む

2014年1月13日の朝日歌壇に、次の歌が載っていた。

髭のないヒトラー顔に見えてきてわれ等は多分ナチス党員　　（杉森日出夫　高野公彦選）


最近の私は、親衛隊（？）の目がチラホラ気になることがある。
だがここでビビッてしまっては、特定秘密保護法の思う壺にはまってしまうだろう。

杉森さんは、感じたままをそのまま詠んでらっしゃると思う。

ちなみに私には、ヒトラーというよりサイボーグに見える。
笑顔を作り、録音した言葉を話し、滑舌の悪さは早送りで修正する。
指令はあの世のおじい様からかも・・・？

こうしたことが書ける世の中が、これからもずっと続いて欲しい。

朝日川柳 ③

重箱にごまめの歯ぎしり残りけり　（2014年1月9日　朝日川柳　初めての☆）

外憂のなき国ばかり外遊す　（これはボツ　今日から中東・アフリカだそうです）


　＊前回と言い、ついでに作った句の方が選ばれる。
　　力を抜けってことか。

参加します（梅田啓子）

今年も参加します。
八回目の参加なので、運よく八番目にエントリーします。
どうぞよろしくお願いいたします。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

昨年は私のブログにお越しいただき、歌をお読みくださりありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

大分前のことですが、90歳をとうに越えた方が、次のように話されていました。

「短歌はアウトプットばかりではだめ。インプットもしないと」

失礼ながら、アウトプット、インプットという言葉を使われたことに驚きました。
この言葉を時々思い出します。

昨年はアウトプットばかりで、もぬけの殻状態になっている身体に、
今年は何を入れていこうか、ゆっくり考えていきたいと思います。


今年一番の願いは・・・

今年も日本が戦争を起こさない国でありますように！