今日のうた

思いつくままに書いています

国が一色に染まる 薄気味わるさ

2019-04-02 09:35:54 | ②一市民運動
パソコンが壊れました。
これまで何度も攻撃を受けてきて、その都度なんとか立ち直って来ましたが、
今回は修復できませんでした。
執拗な攻撃をしていた、そこのあなた! これで満足ですか。
安倍政権と違う意見を発信することが、そんなに脅威ですか!
もうすでにこの国では、政権と異なる意見を言うことが許されないのですか!
今日もどれほど多くの国民が被害に遭っていることでしょう。

一人の独裁者が、これほどまでに国を歪めてしまうということを、
このブログで孫たちに残したいと思います。
これからはブログという形ではなく、別の形で発信していこうと思います。
これまでお読みくださりありがとうございました。
またいつか、どこかで。
(2019年4月15日 記)


私が新しい元号に望むことは2つだ。
1つは、新元号の発表を官房長官が行うこと。
この時の画像は未来永劫に残る。教科書にも載る。
安倍氏が発表したがっているという噂があったが、これだけはどうしても嫌だった。
2つめは、【安】の字を使わないこと。
安倍氏がこの字を使いたがっているという噂があったが、これはどうしても嫌だ。

そして昨日(4月1日)、新元号が「令和」に決まった。
この漢字を見ての感想は、寒々として温かみがないということだ。
「新漢語林」によると、

①命ずる。いいつける。法令などを発布する。
②みことのり。君主の命令。
③のり。おきて。法令。教訓。
④いましめ。おしえ。教訓。
⑤おさ。長官。
⑥よい。りっぱな。すぐれた。
⑦他人の親族に対する敬称。
⑧文体の名。皇后・太子・諸侯などの命。などなど

支配者としての上から目線で、どこにも【民】への目配りがない。
ご立派すぎて親しみが湧かない。
「令」に、偏のにすいを付ければ「冷」になる。
「令」に、偏のりっしんべんをつければ「怜」の字になり、
「怜悧」(かしこい、りこう)などの熟語が思い浮かぶ。

他にも、命令、訓令、発令、軍令、閣令、箝口令、教令、鎖国令、辞令、
などが浮かんでくる。
上から目線で、言葉が上滑り(うわすべり)する安倍政権にふさわしい言葉選びなのだろう。

「荻上チキ・セッション22」のゲストが興味深いことを話していた。
「『令和』は『昭和』と『明治』を受け継いでいるように思う。
『和』は昭和を意識しているし、
音が『 MEIJI 』『 REIWA 』と語感が似ている」、と。
安倍政権は多様性や自由な気風よりも、明治や昭和のような統制のとれた国家を
目指しているのではないだろうか。

「NEWS23」で星浩さんが次のように話していた。
「『令和』は安倍さんと菅さんの間で最初から決まっていた」、と。
それではこれまでの経緯は、民主的に選ばれたことを演出するための
アリバイ作りに過ぎなかったのか。
携帯まで取り上げられて、部屋に缶詰めにされた有識者の皆さんは
お気の毒としか言いようがない。

①「平成から令和へ 退位改元:4)【令和】一色ではなかった
   4月5日 朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13965303.html?_requesturl=articles%2FDA3S13965303.html&rm=150

いろいろな文化が融合して一つの文化を形作る。
 【国書】【国書】と異常なこだわりを見せる安倍氏の態度が、私には理解できない。
 国のトップが特定の隣国に異常な敵意を見せることが、はたして国益になるのだろうか。
 【悠久の歴史や薫り高き文化】を謳う前に、乱れ切った国政を
 少しでも正常に近づける努力をして欲しい。
 

それにしても昨日の狂騒はなんなのだ。
テレビをつければ「令和」一色で、NHKの「ニュース7」などはその殆んどを
新元号に費やしていた。

4月1日は、外国人労働者の受け入れを拡大する
改正入管難民法が施行される日ではなかったのか!
議論が全く深まらずに、地方自治体や企業に丸投げで、
それでいいと思っているのか!
働き改革関連法も施行される。
これで過労死がなくなるのだろうか?


日本銀行の全国企業短期経済観測調査(短観)では、
大企業・製造業の落ち込みがはっきりした。
アベノミクスの終焉だ。



人々の生活に向き合おうとはせずに、悠久の歴史や薫り高き文化、美しい四季折々の自然、
を並べられても、疎外感しかない。
まるで次から次へとイベントを用意することで、国の現実から国民の眼を
覆い隠そうとしているようだ。
メデイアをあげて、国のイベントに酔いしれている映像を観ていると、
あの時もこうした高揚感から戦争に突き進んでいったのでは、と薄気味わるくなった。

②「新元号の決定 国民の存在はどこにある 4月3日 信毎web」

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190402/KP190401ETI090006000.php?fbclid=IwAR2f_2un1ZKJxHP00ATpKXytBYNOKuOVEEQG-0mRKjs9HVfIg3q4-I1oQDY


安倍政権に質問があります。
 元号は強制ではないと言いながら、
 国・県や市区町村に提出する書類に西暦を書くと
 必ず元号に書き直すように命令される。
 これっておかしくないですか?
 全て西暦ですむようにすべきだ。

 私は元号に特別の思い入れはない。
 使いたい人が使えばいいと思っている。
 そして、西暦を使いたい人の権利も認めるべきではないですか。
 外国人労働者が増えている現状を考えると、
 公の書類は全て西暦にして欲しい。
 その方が間違いが少なくて済む。
 政権が元号にこだわるのは国民のためではなく、
 支持母体への配慮以外の何物でもない。
 それっておかしくないですか?


コメント
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