決めた一ヶ月前から馬券を控えることを義務付けられた。
2強は人気通り強く、鞍上も文句ない。
ただ強いて重箱の隅をつつけばサンライズプリンスは前走も強過ぎかつ
もっさり感があり、ダノンシャンティは彼にとっては周囲は未勝利馬のような
集まりだが、臨戦過程を考えると勝ち切るにはロスが生じてもおかしくない。
割って入れば東京のイカサマ馬場と、このレースで毎年好走する短距離質の馬、
ガルボ、ダイワバーバリアン、エイシンアポロンとなるが、頼りない上に
人気があるだけに少し魅力が湧かない。
ならば人気でも注目はリルダヴァル。
若駒に疎い自分だが、クラシックシーズンに向けてレース集計を始めた頃最初に
目が付いたのが野路菊S。
この世代、既にレベル高いと認定出来るレースは10を超えたが、最初がその
レースだった。レースの性質も今回に大体マッチしている。
あのマルカシェンクのように、若い内の故障で能力減退が感じられるのが
寂しいところだが、ここ2戦は明らかに苦手の変化球。
だが、ここは待ちに待ったストレートだから強く打ち返したい。
調教もこれまでに一か八かの負荷を掛け、早いがこの馬にとってはここが最大の勝負だろう。
前走は中距離でハイゾーンに位置している観点からも、内枠の福永Jで
強気に直線早く先頭に立ちたい。母父サンダーガルチも結構効いている馬だけに、
あまり溜めても良くないのは明らかだ。
ダノンシャンティとの馬間距離は2馬身は開いておきたい。
◎ リルダヴァル
○ サンライズプリンス
▲ ダノンシャンティ ※松国
注 エーシンダックマン