という題ではなかったと思うが、今日の朝日新聞にAIが未来を拓くとは言えないという趣旨(?)の記事が載っていた。
これはAIは過去のデータを多量に読み込むが、それはあくまでも過去のデータであって、未来を拓くのはあくまでも人間だという趣旨である。もちろんこの私の要約が本当にこの記事の正しい要約かどうかはわからない。
だが、一面ではそれは正しいという気がする。もっとも将棋のような特定のAIにおいては人間のあまり考えなかったような新しい手が考えられるということはありうるであろう。
AIが40歳代の独身の男女の数と将来との関係があるとかいう、NHKの討論番組があった。これなど話題によってはその結果をなかなか人間が理解または解釈できないというようなところもあった。
もっともAIが人の気がつかなかったガンの療法を考えついて、人を救った例があるという。これは新しいことではないのかもしれないが、人間なら見逃すような療法の一つを忘れずに提起したということであろう。
いずれにしてもAIが人間の未来のすべてを決めるなどということはありえないが、それにしてもまったくAIの助言を聞かない人間というのもありえないことであろうか。