物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

6666回目のブログ

2023-07-31 12:26:15 | 本と雑誌
先週の土曜日は忙しかったのでブログを書けず、7月31日の今日が記念すべき6666回目のブログとなった。

6666回目のブログとはいえ、特別な感慨があるわけではない。一日一日の積み重ねが今回の6666回目のブログとなった。前にも言ったと思うが、日曜日は仕事を休みにしており、基本的にはブログは書かない。それで1年に350回くらいブログを書くのが普通である。

6666を350で割って19.045となるから、2005年のブログ開始と現在の2023年とを考えるとほぼあっている。このことはこのブログで何回も書いたから熱心なこのブログの読者なら、もう見飽きたということだろう。

それにしても自分でもこういう事態は想像をしていなかった。二人の子どもも私と時を同じくしてブログを始めたが、今も続いているのは私だけである。

もっとも子どもたちは仕事があり忙しいので、ブログなどは続かないのが当然であったろう。

書くことは無限にあるはずだが、

2023-07-28 09:25:03 | 外国語
書くことは無限にあるはずだが、今何を書いたらいいかわからない。

6666回目のブログはたぶん次のブログであろう。世の中には根気のいい人はたくさんいて私一人が根気強いわけではない。それに私自身は自分が根気強いとは思っていない。

むしろ根気が続かない方だと思っている。いつだったかもこのブログで書いたように50年以上昔にNHKのラジオドイツ語講座を担当しておられた藤田五郎先生は外国語の学習は「根気、年期、暗記」と言われておられた。

ドイツ語の学習にも年期だけは私も積んだが、暗記はいまもつらい。

昨日だったか、朝日新聞に英語の習得法についてのアドバイスが出ていた。これはアメリカとかカナダに留学したい人が英語の学習をする方法であった。

3,000の単語を覚えようとすると一日100の単語を発音し、読み書きすると1か月で3,000の単語をクリアできる。それを「何回も繰り返せ」というものであった。そうしないと単語は定着しないという。

私に関して言えば、ドイツ語検定試験の準1級を目指している(すでに2級には何年も前に合格しているので)。しかし、単語の数がなかなか目標の5,000に届かないのである。だが、これはまったく私の努力がされていないのだと知らされた。


こういうことでは準1級の検定に通ることなど夢のまた夢ということになる。


4.arcsin x+arccos x=π/2を理解する

2023-07-27 11:58:48 | 数学
これは『物理数学散歩』の一つのエッセイの紹介である。

「arcsin x+arccos  x=π/2を理解する」の発端は

 \int \frac{1}{\sqrt{1-x^{2}}} =\arcsin x+C     (C: 積分定数)
                                             =-\arccos x+K (K: 積分定数)

と表されるということから始まっている。

逆に考えると
 (\arcsin x)'=1 / \sqrt{1-x^{2}}
であり、かつまた
 (\arccos x)'=-1 / \sqrt{1-x^{2}}
であるから
 (\arcsin x)'+(\arccos x)'=0
となる。

だから

 arcsin x+arccos  x=一定

の数となる。この一定の数をx=0のときのarcsin x+arccos  xの値から決めてやればよい。そういう話を理解していなかったころに考えたということだ。

ちなみにx=0のときにはarcsin x=0であり、arccos x=π/2 であるから、

  arcsin x+arccos  x=π/2

である。たったこれだけ話だが、いろいろな方法でこの関係を確かめているところがおもしろいのではないか。ちなみに私はこういう関係を他であまり見かけたことがなかった。

「数学・物理通信」のいずれかの号にこのエッセイの改訂版を書いている。




メールが通じなかったのだが、

2023-07-27 11:26:19 | 本と雑誌
メールが通じなかったのだが、いまウィンドウズのシステムを更新したら、使えるようになっているらしい。

そのうちにまた使えなくなるかもしれないが、一応ほっとしている。素人にはなかなかインターネットもパソコンも使いづらい。しかし、そうは言ってもインターネットやスマホなしの生活とか社会はあり得ないのだろうから、痛し、痒しである。

このブログを書く回数も6666に次第に近づいている。少なくとも6660を超えていると思う。あと数回で記念すべき6666に到達するであろうと思う。

いま6660を350で割り算して見たら、19.・・・となった。このブログの開始は2005.4月末であるから、ちょうど19年であっている。1年は365日なのに350で割っているのは、日曜日とかを除いているからである。

このブログは6663回目のブログであることがわかった。後3回で記念すべき6666回目に到達する。別に偉業だなどと思ってもいない。健康で書くことが好きでさえあれば、だれでもできると思う。



インターネットのトラブル

2023-07-26 14:12:48 | 本と雑誌
メールのソフトであるoutlookで自分のメールを開けられない。

自分のメールアドレスのパスワードを漏らしてしまったのが、失策であったと思われる。誰かに悪さされてしまった。パスワードを変更したいと思うのだが、どうやって変更できるのかがなかなか素人の私にはわからない。

それにパソコン自身のメモリーが少なくなっているのかワープロ入力でもしばしばトラブルが起こる。それで作業能率がぐっと落ちている。

私は老人だから作業能率がよいはずはないのだが、それでもブラインドタッチメソッドは使えないまでもそれに近いところまではきているのだが。

昨日、帰宅前に少し文書ファイルを削除して不要の文書等を削ってみた。入力中のトラブルができるだけ少なくなることを祈って。

将来使うかどうかわからない文書ファイルがずいぶんとたまっているらしい。一方で将来のために残しておきたい文書ファイルもずいぶんある。



旧版の文章を改訂している

2023-07-25 12:49:04 | 数学
『数学散歩』(国土社,2005)は自費出版本で約100万円くらいかかったが、この文章をいま修正または改訂している。

この本の発行部数は500部であり、150部くらいは友人や知人にさしあげたが、それ以外に出版社も月間雑誌「数学教室」の裏表紙に広告を何か月か掲げてくれたこともあり、結構売れた。その後、国土社は倒産したのでいまは国土社から「数学教室」は発行されていない。

それで私の手元には『数学散歩』の残部は4部であるが、そのうちの1冊は近日中に知人にさし上げるので、残りは3部である。

そのうちの2部は私の持ち物ということで私の赤ペンで修正文が書かれており、売り物にはならない。それで先日から修正版とか改訂版を書いてきたのだ。

全体のエッセイ数は38編である。いま修正を終えたエッセイの数は16であり、残りは12編である。数日の時間があれば、修正ができると思われるエッセイがほとんどであるが、どうやったら修正ができそうか見当がつかないエッセイもある。

この中で二つのエッセイで改訂が難しいと思っているが、一つは「テンソル解析の学習における問題点」というタイトルのエッセイであり、もう一つは「特殊相対性理論入門」である。こちらは図がたくさんあるのでそれが難点であり、内容について難しいところはない。

「テンソル解析」の方は上付きの添字(反変成分)と下付きの添字(共変成分)で表す量を区別して記述をしているのだが、Levi-Civitaの記号のところでその区別をしなくしているところが問題である。

直交座標系を取っている限りはその区別はしなくてもいいので、その区別はしなくてもいいので楽なのだが、斜交座標ととるとこの区別が必要になる。

一般相対性理論に入らないで、フラットな空間で話をしている限りは上付き添字と下付き添字の量を区別する必要がないのだが。いつまでもそういう具合にいかないからだ。

(2023.8.5付記) 書いてある内容はあまりきちんとテンソル解析の本には書かれていないことだと思う。この「テンソル解析の学習における問題点」というエッセイは私のお気に入りのエッセイなのだが、その改訂は難しい。

『さんすうだいすき』(日本図書センター版)の発行日

2023-07-25 12:34:42 | 本と雑誌
この第2巻だけ間違えて発行日を2012.3.30としていた件でこのシリーズの他の巻が3.10であることから著作目録も3.10とした。

この措置が正しかったのかどうかは県立図書館に行って確かめるしかなかったのだが、今朝久しぶりに行って確認した。私のとった措置が正しく発行日はやはり2012.3.10であった。

武谷三男と学術会議

2023-07-22 16:34:22 | 物理学
「武谷三男と学術会議」というタイトルのオンライン会議が先ほど終わった。

もうみんな若手とはいえないが、日本で武谷研究の先頭に立っている人が参加していた。Yさん、Nさんとかである。私もその一人であろうか。スピーカーは旧知のKさんである。

なかなかよく調べたレポートである。ただ、学術会議の初期のころの資料がもう酸化して使えなくなるらしいが、それらを電子化することもできないらしい。

羽仁五郎の学術会議の活躍とかはすばらしいとのレポートであったが、関心を持ったが残念ながら研究にかかわることはできないだろう。ただそういうことの関心を持った人に旧知のKさんがいたことは記憶しておきたい。Kさんは私よりも7,8歳は年上の方である。


古い原稿「0のイメージ」に手を入れた

2023-07-21 13:13:40 | 数学
「0のイメージ」という古い原稿の改訂版をつくった。まだどこにも掲載するつもりはないが、そのうちに掲載するかもしれない。

昔の原稿はwordの原稿だったが、今度はlatexの原稿である。図もtikzで描き替えた。それと少し追加の箇所を昨日書いた。

昼の間はもっぱらtikzで図を描くことに費やした。それを今朝午前中に原稿を再検討してみた。こういうテーマは数十はあるだろうが、同じテーマでいくつかのエッセイを書いているので、トータルでは100くらいになるだろうか。きちんと数えたことはないのだが。

眼科の診察

2023-07-20 12:53:40 | 本と雑誌
眼科の診察に行った。これは目の眼圧を下げる目薬をもらうための診察である。

最近は4週間のはずの目薬が4週間ももたないのである。結局実質的な値上げの一種であろうか。どうやって4週間はもつはずだった目薬を4週間も来ないうちに切れるようにしたのか。

粘性を少し下げたらいいのではないか。要するに使用に必要な以上に目薬が流れるようにすればよいのである。

実際にそういうことがなされているかどうかは知らないが、ありそうに思える。というのは以前には4週間は十分にあった目薬がすぐに切れるのであるから。

昔、妻から聞いたこの種のエピソードでは、味の素の会社で調味料の味の素が出てくるハチの巣状の出口の円形の半径をほんの僅か拡げるというアイディアを出した女性社員がおられて、販売促進に役立ったのだという。

これはなかなか頭のいい方法であり、感心してしまう。昨日もハーゲンダッツのアイスクリームをおやつに食べたが、妻がだんだん容器が小さくなっていると嘆いていた。しかし、このアイスは食べてうまいので、しかたがないであろう。

ささいなことが気になる

2023-07-19 10:22:41 | 数学
「遠山啓博士の著作目録」(改訂版)にこのところ取りつかれたようにとりついている。

彼のシリ-ズ本である、算数数学シリ-ズに一つに「さんすうだいすき」がある。これの日本図書センター版ではこれは前のほるぷ出版の再版であるので出版日がすべて同一の日になっている。

ところが私のリストでは2巻の「なかまあつめ」だけが発行日が2012.3.30と書かれている。本当だろうか。他の本はすべて2012.3.10である。それでこの本の現物をおいてある、県立図書館に行けばそれが本当だったか私の記録ちがいかわかるのだが、なかなか出不精な私は行く気が起きない。

それで一応2012.3.10にすることにした。もちろんこれを県立図書館に行って確かめる必要はある。世の中が便利になってなんでもインターネットで用が足りる世の中となっているはずだのに、用が足らないのである。これは国会図書館のOPACでも同様である。

入力するときに日にちまで入力すると面倒である。それにその入力のまちがいがあるかもしれない。そういうことであろう。

別に国会図書館を貶めるつもりではないので、関係者の方お気を悪くなさらないでください。


遠山啓博士の著作目録(改訂版)

2023-07-18 11:49:01 | 数学
昨日「遠山啓博士の著作目録(改訂版)」を昼間の作業で完成したと思ったが、就寝前に見ていたら、やはり追加した方がいい箇所が見つかった。なかなか仕事は終わらない。

これはすでに出ている書籍の新版とか改訂版とか増補版とかが出ているときには前の著書の番号を入れていたのだが、その原則を前の方の著書には適用していなかったことに気がついた。

このことはカッコ内の注記として書いてあるのが普通なのだが、晩年の著書にはそのことの注記を意識して入れたが、前の方の著書にその注記を入れてなかったことに気がついた。

もう一度やり直しである。

7月の子規の俳句

2023-07-17 17:11:27 | 本と雑誌
今日は連休最後の日であるから、少しリラックスして子規の今月の俳句を書いておこう。

 学校の昼静かなり百日紅     子規
  how silent 
    school  in the early afternoon
     crape myrties                                  Shiki 1894

crape myrtiesが百日紅の英語らしい。ちなみに百日紅は「さるすべり」と読む。
いつも通っていたE大学の裏門通の写真がカレンダーには載っている。もちろん百日紅も写っている。
    

パスワードの大切さ

2023-07-17 14:19:39 | 本と雑誌
騙されてパスワードを漏らしてしまった。そのためにうまくこのブログにアクセスできなくなってしまった。

それでしかたなくパスワードを設定し直したところである。どうしたらいいのかわからなかったのである。

そのわからなさにつけ込んで金品をゆすろうとする人がいるのは許せないのではないか。そう思ったりするが人はそれぞれいろいろであるからそういう人も許容される社会なのかもしれない。もっともそういう社会はまっぴらごめんだが。

もし、IT関係の情報に少しでも詳しいのなら、そういう不正なことで利益を得ようとするのではなくて、普通に社会に貢献して生活の糧を得てほしい。そういうことを願っている。

もちろん、そういことに耳を貸すようなら、はじめから人の弱みに付け込むよなことはしないであろうか。

人間は有限の時間しか生きられない。だからできるだけ積極的なことに貢献してほしい。たとえマイナスのことでいくらか一時的に利益を得ることがあってもそういうことには目がくらんでしまうようなことはないように生きてほしい。

だれもそういう苦言は聞きたくはないだろうが、80数年を生きてきた老人の忠言である。