物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

一歩進んだ段階へ

2008-02-08 11:42:44 | 健康・病気

昨夜もドイツ語のコースがあったが、ここ数回はディスカションが続いている。なかなかディスカッションに十分な学力がないのだが、それでも一歩進んだ段階に至ったように思える。

確かに私たち日本人の発想をドイツ語にしようとするとおかしなドイツ語になるのかもしれない。しかし、最終的な私たちの目標が思想の交流だとすれば、言葉はそれに付随したものにしかすぎない。

昨夜もはじめはお決まりのことから始まったのだが、そのうちになかなか本質的なことに入っていった。それは国が行おうとしている保険医療制度についてであった。口火は私が切ったが、そのうちに夫が医学部に勤めるKさんの独壇場になった。これはたとえそのことを日本語でまたは私たちのつたないドイツ語で言おうといずれにしても本質を衝いたことになっているところが素晴らしい。このことがいままで欠けていたことだが、一番大切なことではなかったのだろうか。

もちろん、先生としてまたディスカッションのリーダーを勤めるRさんの寄与はとても大きい。また、このコースの世話人のOさんや私たちの中で一番高いレベルにあるYさん等の寄与はある。また、ドイツ生活30年のTさんやドイツに深い関心を持つもう一人のTさんの寄与も見逃せない。

しかし、いわゆる語学力を超えて一歩進んだ段階に私たちのドイツ語コースも入った考えるのは早すぎるであろうか。これからどう進化できるか楽しみである。地道に言い回しや表現法を覚えること等を繰り返しながら、本質的な思想の交流へと向かえたらいい。