月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

大人の空気

2014-02-17 | 想い
サントリーウイスキー角ハイボールCM、3代目・井川遥さんバージョンにハマっている。

加瀬亮さんが「あの、一杯付き合ってください」と言った後の空気感。

ゴクッと唾を飲み込む。
井川さんの戸惑う表情。
大人の間・・・。

うーん、たまらない。
ほんま、サントリーの広告好きやわ。レベルが高い!

井川遥 サントリーウイスキー角瓶『いらっしゃいませ』篇 30秒 角ハイボールCM

紅茶の時間

2014-02-17 | 想い
食後に紅茶をいれる時だけは、今でも真剣になる。

決して手を抜かない。
多めにお湯を沸かし、ポットとティーカップを温める。
お湯を注いだ後には砂時計を返し、ティコジーをかぶせて待つ。

仕事に追われているときこそ、最高のティーセットを出してくる。
見ているだけでため息が出るほど美しいポット。
たくさん素敵な器があるけれど、その中でもこれは私の宝物。



数年前、柴田雅章氏の展示会で、会場に入った瞬間に目が合った。
値段を見る前に、誰にも渡さないよう確保した。
それから値段を見て飛び上がったけれど、手放す気にはなれなかった。
これが他の誰かのものになるなんて考えられない。

器との出会いは、一期一会。
逃したらもう終わり。二度と出会えない。
お金はまた稼げばいいと、貧しい財布を空けた。

私はどんなに良い器も普段使いにしているけれど、
これはあえて「特別」なときに使用する。
落ち込んでいるとき、気分がいいとき、仕事がいそがしいとき、自分を慰めたいとき。
飴釉の艶やかな肌を長めているだけで幸せな気持ちになるからだ。

今日の紅茶はTWGのイングリッシュ・ブレックファースト。
単独の葉ならインド系のダージリンやアッサムが好きだけど、
ブレック・ファーストティーは、各メーカーのこだわりのブレンドが楽しくて、よく選ぶ。
TWGのは、華やかでややスパイシー。ミントのような爽やかさもある。
仕事の合間の気分転換にはちょうどいい。

実家に帰ると、今でも食後の紅茶をいれるのは、私の役目だ。
「かおりちゃんがいれると、なぜか同じ紅茶なのにおいしいのよね」と母が言う。
それで気を良くして、いつも率先していれている。

こんなに酒飲みになる前は、紅茶マニアだったんだよな、と思い出す。
珈琲を飲めない体質だったこともある。
(今では良い豆を使えば胃に悪くないと知り、毎日2、3杯は飲むが)

珈琲の豆を挽いたり、紅茶をいれたり。
そういうゆったりした時間って、毎日の生活の中で大切な気がする。

なんて。
余裕かましてる場合じゃないんだけど。

仕事は山を越えたと思いきや、さらに連なっていて、なかなか平地には辿り着かない。
土曜日はリフレッシュして、昨日からまたひたすら原稿を書いている。
今週も取材5本。毎日が締め切り。
ただ、酒蔵の原稿が終わったので、ちょっと気持ちはラクになった。
書けば書くほど自分の才能の無さに気づかされ、課題だらけになっていくけれど。

でも、チャレンジし続けられるというのはいいことだ。

あと10日、しっかり走り続けよう!