今年も買ったけど、なかなか読む時間がない。
「dancyu」の日本酒特集。
酒蔵レポート記事を読む時は、一読者というよりもライター目線で「何か参考になる切り口はないか」とか「こういう文章を書くためにはどんな質問をしたらいいんだろう」とか、そういうことばかり考えてしまう。
日本酒の業界誌で書かせていただくようになって6年目に入り、気づけば取材した酒蔵はもう70蔵に・・・!
でも、どれだけ蔵へ行っても、いつも帰りは自分の頭の悪さと引っ込み思案に落ち込んで。
真っ白なWordの画面を前にすれば、今度こそ私は何も書けないんじゃないかと不安になるのはいつものこと。
四半世紀近く、「取材」と「書くこと」の繰り返しでご飯を食べているのに、まだ取材ではモゴモゴするし、書く時はドキドキするなんて。
自分はライターには向いていないんじゃないかと鬱々して。
その反面、書き上がるとそれだけで嬉しくて、「まだ書いていていいんだ」と何かに許された気分になるのもいつものこと。
もっとキレのある取材がしたいし、文章も上手くなりたい。今更どうにもならないとはわかっていても、まだそんなことを思う。
才能が欲しい、才能が欲しいと、呪文のように唱える日もある。
「dancyu」では、日本酒ライター山同敦子さんの記事を真っ先に探して読む。
私のあこがれの人。いつかお会いしたい。本も何冊か持っている。サインしてほしい。そんなミーハーになるほどあこがれる。
軽快で明快な文章。
豊富な日本酒知識。
蔵元からの信頼感。
飾ることのない、誠実な文体。
大好きだ。自分もこんなふうに書きたいと思う。
まだ地酒が今のようにいろんな場所で飲まれるようになるずっと前から、全国の蔵を訪れ、蔵元たちの熱い想いを書き続けてこられた。
いつかこんな仕事をしてみたいと思いながら読んだ「愛と情熱の日本酒」は、藤田千恵子さんの「美酒の設計」と並んで、私の日本酒バイブル的書籍。
今回嬉しかったのは、山同さんの記事が「磯自慢」だったこと。
私も数年前に取材した蔵だ。
同じ蔵の記事を書けるようになったんだと思うと、ぞくぞくした。まだまだ足元にも及ばないけれど。(及ばないどころか永久に追いつけない)
さあ、現実を見よう。
「dancyu」など読んでいる場合ではない。
また原稿の追い込みに入っている。長い長い追い込み。
蔵の原稿を書くときは、最初から自分を追い込んでいかないと、全然書けないのだ。もう楽しいのか苦しいのかわからない。
集中したいのだけど、ちょこちょこ取材が入ってきたり、今日も新しい仕事の相談があったりで、見積もり出したり資料を見たりしていたら、あっという間に午前中が過ぎ。
買い物に行ってお昼ご飯作って食べて、コーヒー飲んでたらもう3時。(追われているのに優雅だ・・・)
また慌てて仕事始めて、2時間経ったら集中切れて、dancyuをパラパラと・・・。
さらにこんなブログまで。
逃避してもごまかしても、結局自分一人で間に合わせなければならないのだが。
才能も欲しいけど、集中力も欲しい。
「dancyu」の日本酒特集。
酒蔵レポート記事を読む時は、一読者というよりもライター目線で「何か参考になる切り口はないか」とか「こういう文章を書くためにはどんな質問をしたらいいんだろう」とか、そういうことばかり考えてしまう。
日本酒の業界誌で書かせていただくようになって6年目に入り、気づけば取材した酒蔵はもう70蔵に・・・!
でも、どれだけ蔵へ行っても、いつも帰りは自分の頭の悪さと引っ込み思案に落ち込んで。
真っ白なWordの画面を前にすれば、今度こそ私は何も書けないんじゃないかと不安になるのはいつものこと。
四半世紀近く、「取材」と「書くこと」の繰り返しでご飯を食べているのに、まだ取材ではモゴモゴするし、書く時はドキドキするなんて。
自分はライターには向いていないんじゃないかと鬱々して。
その反面、書き上がるとそれだけで嬉しくて、「まだ書いていていいんだ」と何かに許された気分になるのもいつものこと。
もっとキレのある取材がしたいし、文章も上手くなりたい。今更どうにもならないとはわかっていても、まだそんなことを思う。
才能が欲しい、才能が欲しいと、呪文のように唱える日もある。
「dancyu」では、日本酒ライター山同敦子さんの記事を真っ先に探して読む。
私のあこがれの人。いつかお会いしたい。本も何冊か持っている。サインしてほしい。そんなミーハーになるほどあこがれる。
軽快で明快な文章。
豊富な日本酒知識。
蔵元からの信頼感。
飾ることのない、誠実な文体。
大好きだ。自分もこんなふうに書きたいと思う。
まだ地酒が今のようにいろんな場所で飲まれるようになるずっと前から、全国の蔵を訪れ、蔵元たちの熱い想いを書き続けてこられた。
いつかこんな仕事をしてみたいと思いながら読んだ「愛と情熱の日本酒」は、藤田千恵子さんの「美酒の設計」と並んで、私の日本酒バイブル的書籍。
今回嬉しかったのは、山同さんの記事が「磯自慢」だったこと。
私も数年前に取材した蔵だ。
同じ蔵の記事を書けるようになったんだと思うと、ぞくぞくした。まだまだ足元にも及ばないけれど。(及ばないどころか永久に追いつけない)
さあ、現実を見よう。
「dancyu」など読んでいる場合ではない。
また原稿の追い込みに入っている。長い長い追い込み。
蔵の原稿を書くときは、最初から自分を追い込んでいかないと、全然書けないのだ。もう楽しいのか苦しいのかわからない。
集中したいのだけど、ちょこちょこ取材が入ってきたり、今日も新しい仕事の相談があったりで、見積もり出したり資料を見たりしていたら、あっという間に午前中が過ぎ。
買い物に行ってお昼ご飯作って食べて、コーヒー飲んでたらもう3時。(追われているのに優雅だ・・・)
また慌てて仕事始めて、2時間経ったら集中切れて、dancyuをパラパラと・・・。
さらにこんなブログまで。
逃避してもごまかしても、結局自分一人で間に合わせなければならないのだが。
才能も欲しいけど、集中力も欲しい。