乗鞍・天空の真婚式２０１５

11月22日
いい夫婦の日です。

私たち夫婦は、お互いに記念日を意識することなく過ごしてきました。
なので、いい夫婦の日も「自分には関係ないな…」と正直思っていました。

「乗鞍・天空の真婚式」というイベントがあります。
結婚生活を重ねた夫婦が、これまでの支えに感謝し合い、改めて“添い遂げの契り”を交わすというもので、臥龍先生の呼びかけに、信州・乗鞍高原のペンションや旅館のおかみさんたちが実行委員会を結成して、昨年から始まったイベントです。（臥龍先生ＨＰより）

先月、私たちは結婚25周年。銀婚式を迎えました。
一応食事には行きましたが、それで“私たちのイベント”は、終了の予定でした。

今月の初め、「乗鞍・天空の真婚式」のご案内をいただいたのですが、どうしようか……と、ずいぶん迷いました。
ちょうどその頃、妻とはつまらないことで言い争いをしていましたし、仕事でも難しい問題を抱えて、気持ちはかなり凹んでいたのです。

「この状況をなんとかしなければいかん…」
という想いが、私の背中を後押しして、妻の承諾を得ることなく、参加の返事を出しました。
妻に話をしたのは先週の初め。
だまし討ちのような提案でしたが、妻は意外にあっさり「いいよ」と承諾してくれました。

午前中は、仕事があったので、乗鞍へは遅れての会場入り。
出迎えていただいたのは、演出を担当された松本大学観光ホスピタリティ学科の学生さんたち。
とても親切に、温かく私たち夫婦を迎え入れてくれました。

イベントは、「記念写真の撮影」に始まり、
松本市からの歓迎の言葉
臥龍先生の講話「真婚式の意義を見つめて」　
真婚の誓い～愛と感謝のお手紙交換～
「真婚証明書」の発行
「真婚式」の先輩ご夫婦からの祝辞
ケーキカット（手作りモンブランケーキ！！）
ミニコンサート（乗鞍高原出身の高橋あず美さん）
キャンドルサービス　・・・
和やかで温かさにあふれた会が進みました。

私は今まで、「妻は人前に出ることは苦手でイベントもあまり好きではない」と思っていました。
そんな妻が、このイベントを楽しんでいる様子を見て、「来て良かった！」と心から思いました。

昨年の今頃、気づかされたこと。
リーダーや職員の自己犠牲では、利用者さんを幸せにすることは出来ない…
ということ。
辛い顔をしている人の横では、人は幸せになれません。

夫婦も一緒。
「お互いに幸せだな…」と思える人生にしよう！
つくづく思いました。

素晴らしい機会を与えていただいた、乗鞍高原の皆さま、松本市役所の皆さま、松本大学の皆さま、そして臥龍先生、司会を担当していただいた酒井商會の酒井社長…
関わってくださったすべての皆さまに感謝、感謝です。

25年間で最幸のいい夫婦の日でした！