神泉小学校ブログ

学校の様子を伝えます。

令和2年度修了式

2021-03-30 10:09:08 | 神泉の自慢の授業

 本校のゆるキャラは「カタリン」です。その由来は、カタクリの花からきています。すぐ近くに「カタクリの里」と呼ばれる名所もあり、本校でも数年来栽培を続けています。その花が今、生命の息吹を感じさせてくれています。

  

 3月26日(金)は令和2年度の修了式でした。前々日に6年生が卒業したので、15名の児童と教職員で行われました。今年度最後の学校行事でした。緊張感漂う中で締まった式になりました。

 

各学年の代表が今年度がんばったこと、できるようになったことについて発表しました。

 

その後、終了証を代表者が校長先生からいただきました。

 

校長先生のお話がありました。「修了式」「終業式」の違い、修了式の意味についてのお話がありました。そして、進級する児童へエールを贈られました。

 

 6月から通常登校になった後も、地域の皆様や保護者の方々に見守られたおかげで、児童の欠席がほとんどない状態で修了式を迎えられました。本当にありがとうございました。私も、この1年間、地域や保護者の皆様と関わる中で、本校が地域唯一の学校として様々な方から愛され、目をかけていただいていることがよくわかりました。「子供は地域の宝」神泉村前村長の貫井様の言葉を本校校長も卒業式式辞で引用しているように、これからも地域唯一の学校として家庭・地域と連携した教育活動を行っていきますので御指導をよろしくお願いいたします。1年間大変お世話になりました。


令和2年度 卒業証書授与式

2021-03-25 16:50:50 | 神泉の自慢の授業

 3月24日(水)に令和2年度の卒業証書授与式が行われました。今年度も昨年度同様、「短い時間」「人数の制限」「常時換気」を念頭において実施しました。そのため、賞味時間は40分、来賓・在校生の参加はなし、体育館の西と東の入り口を開ける卒業証書授与式でした。

最後の学活で担任のY先生からお話がありました。

 

力強く練習通りに入場してきました。

 

 開式の言葉、国歌・校歌斉唱が終わり、いよいよ卒業証書授与です。はっきりした声で返事をし、証書授与も練習の成果を十分発揮できました。

 

 この後、校長先生から式辞がありました。、勇気をもって飛び込む「ファーストペンギンスピリッツ」の内容でした。何かに取り組むときは「やる気、決意」が大切で、自信は成し遂げた後に自然についてくるもの。まず何事にも挑戦する気概を持ってほしいというお話でした。

 

この後、記念品授与、祝電の披露が終わり、卒業生の別れの言葉でした。

挿入歌の「花が咲く」を教職員も卒業生を送り出す気持ちを込めて歌いました。

 

退場です。4月からは中学生らしく、力強い足取りでした。

 

最後の記念写真です。よく働き、よく在校生の面倒を見てくれた素晴らしい6年生でした。

 

門出式です。笑顔で小学校を旅立っていきました。

 

 何度も書きますが、今年度はコロナ禍のため、様々な制限がありました。その面では本年度の卒業生は気の毒でした。しかし、それにもめげず、前向きに笑顔を絶やさず、学校の中心として活躍した6人でした。登下校では在校生を安全に学校に連れてきてくれました。10月の体験活動では、1年生の速さに合わせ、歩いてくれたり、重い荷物を持ってあげたりした場面も見ました。クラブ活動ではわからないことや難しいことを優しく教えてくれたお兄さん、お姉さんでした。4月からはいよいよ中学生です。生活がガラッと変わると思いますが、中学生になっても「わかった。できた。みんなで伸びよう。」の中の「みんなで伸びよう」の神泉小のスピリッツを忘れずに頑張ってほしいと思います。卒業生に幸あれ!

 

 


卒業式予行練習

2021-03-22 17:13:06 | 神泉の自慢の授業

 3月22日(月)の2時間目に卒業式の予行練習を行いました。卒業生の入場から退場まで、本番と同じように流しました。さすがにいつもの練習とは違い、緊張感が漂っていました。そのせいか、卒業生の声がいつもの練習時より小さくなってしまったような気がします。40分後、終わった後に反省をして、課題点を修正する練習を3時間目も行いました。

改めて、6年生担任のY先生からアドバイスがありました。

 

その後は体育館の玄関に集合して入場の練習です。視線をしっかりあげ、間隔を上手にとって上手に入場しています。

 

国歌・校歌

 

次は卒業証書授与です。大きな声の返事、壇上の動き、一つ一つの動きが丁寧でしっかり練習していることがよくわかりました。

 

この後、校長先生の式辞、祝電披露、卒業記念品授与がありました。

 

そして、いよいよ卒業生の見せ場の「別れの言葉」です。本校は今年度、卒業生6名の卒業式です。マスクをつけながらの呼びかけは難しいですが頑張っています。当日は素晴らしい卒業式になることでしょう。

 

最後は退場です。Y先生の動きをよく見ながらタイミングを合わせ、上手に退場していきました。

 

 卒業生の小学校生活もいよいよ残すところ2日になりました。24日(水)の卒業式では今まで行ってきた練習の成果を思う存分発揮してほしいと思います。コロナ禍の中で、様々な制限がありますが、私たちが子供たちの卒業を祝う気持ちは例年と変わりません。子供たちが輝かしい未来に、胸を張って踏み出せるように、気持ちの良い卒業式にしていきたいと思います。


ICTによる全校朝会

2021-03-19 11:42:56 | 神泉の自慢の授業

 3月17日(水)にICT(情報通信技術)を使って全校朝会を実施しました。題して「神泉小Zoom(ズーム)でクイズ大会!」文科省はICT教育の推進のためにGIGAスクール構想を打ち出しています。GIGAスクール構想とは、児童生徒1人1台の学習者用端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する構想のことで「個別最適な学び」を目指し、子どもたちの未来を見据え、創造性を育むICT教育環境の実現に向けた政策です。神川町内の学校のICT環境も整備され、2月に各クラスに電子黒板が設置されました。先日は端末も納入され、新学期に向けて活用する準備をしています。今回は、電子黒板のZoom(ズーム)を使って、ホストの校長先生、各学級、職員室の先生と、5カ所をつないで、全校朝会が行われたのです。

 8時15分、それぞれのモニターに5カ所の子供たちの顔が映し出された時には歓声があがりました。一方向だけではなく相互のやりとも行いました。挙手をしたり、拍手をしたりも、全員でやってみました。

(パソコン室のホスト 校長先生)

 

(1・2年教室)

 

(3・4年教室)

 

(5・6年教室)

 

(職員室からも飛び入り)

 

そして、お待ちかね、Zoomでクイズ大会!!神泉小学校に関する問題に挑戦です。わかったら✊(挙手)。正解したらみんなで👏(拍手)。結果は、中学年、高学年チームが同点で優勝でした。

 

 インターネットをはじめ、モバイル端末の普及、ビッグデータやAI(人工知能)の活用など、社会のデジタル化やグローバル化が進み、5年後、10年後の予測が付かないほど、社会は急速に変化を続けています。私たちは子供たちにこの社会で生きていくために必要な資質や能力を身につけさせていかなければなりません。同時に教職員も急速な社会の変化についていくために変わらなければなりません。今回は教師も児童も興味を持って使ってみようということで校長先生が中心となってICTを使った「神泉小Zoomでクイズ大会!」を開催しました。前日にアングルを考えたり、音声を確認したりして準備をしましたが、その準備も楽しく当日も教職員や子供たちには好評でした。これからの学校教育は「個別最適な学び」が求められ、一人一人に合わせた学びを進めていかなければなりません。そのための一つの手立てとして、ICTの活用が求められているのです。

 

 

 


最後のクラブ活動

2021-03-15 12:41:03 | 神泉の自慢の授業

  3月10日(水)に最後のクラブ活動がありました。本校では以前お話ししたようにスポーツクラブ、ハロークラブ、芸術クラブの3つに1~6学年全員が参加しています。学年が違うので、能力差がありますがそれを本校の長所である「縦割りの力」で補っています。

スポーツクラブはドッジボールを体育館で行っていました。6年生がキャッチしたボールを低学年に回したり、投げる力をセーブしたりして全員が楽しめるようにしていました。

 

ハロークラブはALTの先生が持ってきたゲーム「Twister」を行っていました。いろいろな条件を英語で出し、それを皆でクリアしようとしていました。わからない言葉は高学年が優しく教えていました。

 

芸術クラブはヤジロベーとびっくり箱を作っていました。どんぐりに穴をあける作業が難しかったようです。作り方が分からない所は教師や高学年が手伝ってあげていました。

 

 私たちの子供の頃はガキ大将がいて、そのガキ大将を中心に様々な年齢層がいる一つのコミュニティが形成され、いろいろな遊び等を行っていました。そのコミュニティの中で自然と下の年齢の者は上の者へのあこがれや強さを学び、上の年齢の者は弱者へのいたわりや責任感を学んだものでした。それが世代交代を重ね、受け継がれていました。しかし、そのコミュニティが失われたことが、現代社会の子供たちの心が貧しくなった1つの原因と考えているのは私だけでしょうか。神泉小学校はいい意味で昔からの良い伝統が残っています。ずっとずっと失わないように指導を続けていきたいと思います。