散文的で抒情的な、わたくしの意見

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ようやく…、あ、NASA♪ の為の変奏曲(柴田淳さんのブログとの架空対話)

2017年03月04日 | 日記

柴田淳さんのブログ「ようやく…、あ、NASA♪」。2017年2月28日。が面白かったので「架空対話」をしてみます。自分でもうっすら「気持ちわる」と思っているので、そこは責めないでください。自覚はあります。

変な題名(ほめています)。なんだろ、「ようやく、あ、朝」の「もじり」だろうか。

最後は「もう40なのに(笑)」で終わっています。40であの文章をかける精神を僕は素晴らしいと思います。私はお世辞は言いません。

さて、柴田さんのブログからの引用。

あまりに広い宇宙なのに、
生命体は地球人だけで、
そんでもって、自分の星の海底にすら行けてない地球人が最先端技術を持っているなんて考えの方が、無理がある。
視野や思考が狭すぎる傲慢さすら感じる。

宇宙人はいない、とするのは「人間の傲慢さ」なんじゃないか。宇宙人といっても物質形態とは限らない。エネルギー体である場合もあるなんて話が載っています。

人間中心主義への批判の仕方は色々あるけど、宇宙論から持ってくるのは珍しい。小松左京さんの作品「人類裁判」だったかな、を思い出しました。

私なぞは何故「知的生命体」にこだわるのかと思います。人間が「知的」なのは「知的」じゃないと生きられないから。他の動物は別に知性なぞなくとも生きていけます。

その一方で「人間は万物の霊長である」、つまり人間が一番ってのは「よい面もある」と思います。「しっかりしないといけない」わけです。生物の王様だとしたら。王様としてしっかりしないといけない。

人間が聖なる生き物であるとしたら、それに見合った言動をしなくていけない。それを捨てて、全ての動物と一緒、ということになると、「動物並みの本能のままの行動でも仕方ない」となります。

この文章は既にこの数行で矛盾してますが、そういう矛盾した考えを私は同時に持っています。

宇宙を勉強すると、本当に面白い。 
宇宙の大半が物質的存在では無い、という時点でお手上げだからだ。 
理解できない世界であっても、それは確かに存在していると立証されているから、 
安心してそれを受け入れ、感動することが出来る。 

ダークマター、ダークエネルギーのお話。といっても僕もわかりません。完全にわかっている人間は地球にいません。観測不能だから。
ダークマターがないと、銀河の運動が説明できない。ダークエネルギーがないと、宇宙の加速度的膨張が説明できない。
だから「あるはず」なんです。でも全く観測できない。むろん今座っているベッドの周辺にもあります。「ある」けど誰も観測に成功していません。
感動的であるのは僕も同じです。だっって人間のゲノム分析までできている時代になって、宇宙の8割か9割は観測できないってことが分かったのです。
ダークエネルギーは真空のエネルギーって説明はあるけど、あれも仮説ですね。
ヒッグス粒子が見つかった時、これで最後の謎が解けたという人がいました。えっ、と思いました。全然解けてないのです。

知能指数の低い私には、全く未知の世界でしかなく、 
ただ、幽霊も宇宙人もいない、とは、100%言えなくなってしまったことだけは確か。 
宇宙は宗教やスピリチュアルが可愛く思えてしまうほど、理解の域を超えてしまってる変な世界。 
人間の確信なんぞ、太刀打ちできないほどの相手。 
そして訳わかめで寝落ちするのが今の私の生活習慣。 

訳わかめ?の意味を調べました。世の中には僕のしらない造語が沢山ある。「わけわかんねえ」のことのよう。
これダークマター、ダークエネルギーのことだけでなく、量子論にも言及しながら彼女は書いています。
不確定性原理のことだろうけど、彼女は観察者効果と少しだけ混同している。混同するのは当然で、わたしにだってその区別は分かりません。
「分からないことがあるから面白い」っていうのは単純すぎる(私が)かもしれません。
たしかに宇宙論を突き詰めようとした物理学者の中には宗教、特に仏教の「無」とか「空」に行く人もいるし、霊性、つまりスピリチュアルに行く人もいます。
量子論って、僕も何回か挑戦しましたが、ちっともわかりません。
僕は数学、科学が好きでしたが、究極のところでは、自分が「文系だな」といつも思います。
万物の働きを示す「神の数式」。NHKは難しくないというけれど、NHKスペシャル「神の数式」を30回観てもまだ分かりません。

量子力学、相対性理論、、、
1ミリくらいしか理解できてないけれど、
たった1ミリでこんなに面白いんだから、
もっともっと勉強したら、もっともっと楽しいんだろうなと思う。

超弦理論によると、この世は10次元なんでそうです。
相対性理論のウラシマ効果は既に実証されているそうです。
「そうです」の世界なんですよね。自分ではわかってないから「そうです」と引用するしかない。
でも、そういう科学的知見の「かけら」みたいなものを聞いただけでも、なんとも楽しい。


柴田さんは、自分のブログに「どん引き」する人がいるかもと書いています。
そうかもしれません。
でも「どん引き」せずに、こうして「とても面白い」と思っている人間もいます。
伝わらないけど、伝わったらいいと思います。では。


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