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緒方監督が辞任

2019年10月01日 20時54分07秒 | オフシーズン
 球団は、緒方監督の辞任を発表しました。今日の午前中に松田オーナーにシーズン終了の報告に訪れ、辞任を了承された後、記者会見を行いました。
 鈴木球団本部長によると、緒方監督から退任意思を9月中旬までに伝えられたとのことで、球団は慰留をしていたものの、辞任の意思が固かったことから、今日の了承に至ったようです。
 
 今季最終戦後のあいさつでは、来季の巻き返しを誓っており、来季も続投かと思われましたが、その後の取材では来季については明言を避けていたことから、Aクラス入りを逃した場合には辞任する意向かと思っていましたが、9月中旬には球団に辞任を申し入れていたことから、優勝の可能性が消滅した時点で辞意を固めていたのでしょう。
 4位が確定した時点で辞任する可能性が高いと思いまいたが、まさか翌日に発表されるとは思っていなかったので驚きました。

 今季は4連覇を目指したスタートしたものの、開幕から低迷して最下位に沈み、5月に20勝を挙げて首位に立ちながら、その後の交流戦では最下位になるなどまたも低迷し、その後も乱高下を繰り返すも、勝負どころの8月後半から9月にかけて失速して、最後は阪神に追い抜かれて4位に転落してしまいました。
 今季は新井と丸が抜けて戦力ダウンは否めない状況で、田中、松山、長野の打撃不振にバティスタのドーピングによる離脱、岡田、中崎、一岡の不調も重なり、緒方監督にとってもかなり苦しいシーズンとなりましたが、戦力面の問題だけでなく、シーズン中の選手起用や采配面についても疑問を感じる試合が多く、特にシーズン終盤の失速は緒方監督の采配が敗戦に繋がった印象を際立たせてしまいました。
 もともと緒方監督は、ラミレス監督のように奇抜な選手起用や奇策を繰り出す采配はできないタイプであったことから、チーム状態が悪い時に打開する采配ができないのは仕方ないかもしれません。
 これまでも采配面では疑問を持ったことが何度もありましたが、監督を5年目務めて球団初の3連覇を成し遂げた功績は凄いことであり、もっと評価されても良いと思います。

 また、選手、コーチ、監督と33年間もカープのユニフォームを着続けていたことも凄いことであると共に、これほどまでカープに尽力して頂いて、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。これからはしっかりと休み、リフレッシュして、またカープの力になってほしいですね。

 次期監督については、白紙とのことで、これから人選を進めるとのことですが、緒方監督の辞任を了承したということは、ある程度次期監督に目星がついたと思います。個人的には、ヤクルトの打撃コーチを解任された石井琢が就任してほしいですね。

 
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